いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼夏季集中講義「市民運動論」
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▼夏季集中講義「市民運動論」(今季限定)
[日時] 2016年8月18日-21日(4日間/22時間30分)
[場所] 徳島・徳島大学総合科学部1号館305教室
[講師] 小田マサノリ/イルコモンズ

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「世界を変えようと決意を固め、思慮深い市民たちからなる小さなグループの力を決して否定してはいけません。 実際、その力だけがこれまで世界を変えてきたのです。」(マーガレット・ミード)

「何も行動しなかった人たちくらい大きな過ちを犯した人はいないだろう。なぜなら、どんな小さなことでも、何かができてたかもしれないからだ。」(エドムンド・バーク)

「あなたのおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをしなければなりません。それは世界を変えるためではなく、あなたが世界によって変えられないようにするためにです。」(マハトマ・ガンジー)

[授業の目的]
 この授業では、同時代の世界のさまざまな市民・社会運動について学びます。1989年から始まったといわれるグローバリゼーションに対する最初の抗議運動が起きたのは1995年で、それ以後、それまでになかった新しいスタイルの社会運動が世界各地で次々と生まれ、その方法やアイデアがシェアされてきました。1999年のシアトル占拠をはじめ、2011年の15M運動とウォール街占拠、2013年の太陽花運動や2014年の雨傘革命、そして、2013年からはじまったSASPLE/SEALDsのムーヴメントなどがそうです。この授業では、ガンジーからキングへ、そしてジーン・シャープからジャミラ・ラキーブへと受け継がれ、現代の市民運動のスタンダードとなっている「非暴力直接行動」を中心に、いま沖縄で起きている座りこみ運動など、「同時代の市民・社会運動のいま」をレヴューします。

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[授業の概要]
映画やTVのドキュメント番組、YouTubeやTEDの動画を参考に、あたらしい社会運動のスタイルやツール、その背後にある考え方を学びます。
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[教材映画・TVドキュメントほか]
●ルアリド・アロー監督「非暴力革命のすすめ/ジーン・シャープの提言」(2011年 英国)
●ユリア・レーザ+クラリッサ・ザイデル監督「レディオ・アクティヴィストたち」(2011年 日本)
●リュック・グエル・フレック+ジョルディ・オリオラ・フォルク制作「目覚めゆく広場 15M運動の一年」(2012年 スペイン)
●ルミナント・メディア制作「アノニマス/ハッカーたちの生態」(2012年 英国)
●バンクシー監修「アンタイクス・ロードショー」(2013年 英国)
●三上智恵監督「標的の村」(2012年 日本)
●小熊英二監督「首相官邸の前で」(2016年 日本)
●西原孝至監督「私の自由について」(2016年 日本)
●マシュー・ウォーチャス監督「パレードへようこそ」(2014年 イギリス)
●スチュアート・タウンゼント監督「バトル・イン・シアトル」(2008年)
●ホーヴァルド・ブスネス監督「シャーリー&ヒンダ/ウォール街を出禁になった二人」(2013年 米国)
●ガス・ヴァン・サント監督「ミルク」2009年
●ヤニス・ユロンタ監督「奴隷のように生きるのはやめる!」(2013年 ギリシャ)
●マイケル・ムーア監督「キャピタリズム/マネーは踊る」(2009年 米国)
●ダン・オールマン「イエスメン/大資本と戦うお笑いテロリスト」(2003年 米国)
●周世倫監督「太陽、不遠」(2014年 台湾)
●ジェームズ・マクティーグ「Vフォーヴェンデッタ」(2006年 米・英・独)
●エイヴァ・デュヴァーネイ「グローリー/明日への行進」(2014年 米国)
●ラージクマール・ヒラーニ「いいぞそのまま、ムンナー兄貴」(2006年 インド)
●リード・インディア「樹」(インド 2007年)


「あなたがこの世界で見たいと思う変化に、あなたがなりなさい。」(ガンジー)
"Be the change you want to see in the world." (Gandhi)

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[TEDトーク]
●ジャミラ・ラキーブ「実効性のある非暴力抵抗運動の秘訣」
●ジーナップ・トゥフェックチー「インターネットで社会運動が容易になっても、目的達成は難しいのはなぜか?」
●ピア・マンチーニ「インターネット時代に合った民主主義へ」
●JR「アートを通して世界をひっくり返す」
●デレク・シヴァーズ「社会運動はどうやって起こすか」
●チャーリー・トッド「バカバカしさの共有体験」

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[到達目標]
この20年のあいだにグローバルに拡散し、共有されてきた、同時代の市民・社会運動のスタンダードとなっているスタイルやメソッドを身につけます。

[市民運動のためのガイド、マニュアル]
●ジーン・シャープ「非暴力行動の198の方法」(1973年- アメリカ)
●アクティヴィスト・トラウマ・サポート編「息の長い運動のために/運動によるバーンアウトを回避するためのヒント集」 (2004年 イギリス)
●作者不詳「アクティヴィスト・アクションプラン」(2011年 エジプト)
●アノニマス編「スターターキット」(2011年)
●ニューヨーク州立大学編「アクティヴィスト人類学者のツールキット」(2009年 アメリカ)
●ヴィクトリア&アルバート美術館編「服従せざるモノ」(2013年 イギリス)
●ヘリパッドいらない住民の会編「TAKAE座り込みガイドライン2016」(2006年 日本)

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[キーワード]
●非暴力直接行動
●市民的不服従
●シット・イン
●チャント
●ワシントン大行進
●リクレイム・ザ・ストリート
●グローバル・ジャスティス・ムーヴメント
●予示的政治
●モバイル・クラビング
●カルチャージャミング
●フラッシュ・モブ
●アフィニティ・グループ
●クラウンアーミー
●ジャイアント・パペット
●ディス・イズ・ワット・デモクラシー・ルックス・ライク
●トライデント・プロウシェアズ
●コンセンサス
●スポーク・カウンシル
●チュニジア革命
●エジプト革命
●アラブの春
●15Mスペイン革命
●オキュパイ・ウォール・ストリート
●ゲジ公園占拠運動
●雨傘革命
●太陽花運動
●高江座り込み運

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[人名・グループ名]
●マハトマ・ガンジー
●ローザ・パークス
●マーティン・ルーサー・キング
●チャールズ・チャップリン
●マーガレット・ミード
●ノーム・チョムスキー
●ネルソン・マンデラ
●ジーン・シャープ
●ジョゼ・ポヴェ
●ナオミ・クライン
●マイケル・ムーア
●ヴァンダナ・シヴァ
●ジョセフ・スティグリッツ
●スターホーク
●レヴェッカ・ソルニット
●デヴィッド・グレーバー
●カレ・ラスン
●アノニマス
●SEALDs
●PODEMOS
●ジャミラ・ラキーブ

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# by illcommonz | 2016-08-16 16:51
▼APU夏セッション「多文化社会論」
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▼APU夏セッション「多文化社会論」
[日時] 2016年7月31日(日)-8月4日(木)
[場所] 大分県別府市 アジア太平洋大学 F201大教室
[講師] 小田マサノリ/イルコモンズ

▼「シラバス」(改訂版)

【履修の目安】
 この授業では、「多文化社会」について、文化人類学をはじめ、メディア論、異文化コミュニケーション論、文化研究など、社会科学のさまざまなジャンルを横断した、多様で幅広い事柄について学びますが、そうしたジャンルについての知識は特に必要ありません。受講者に求めるのは、多様なものに対する幅広い好奇心とそれを受け容れる心構え、そして、授業で知ったことを手がかりにして、自分でもっと調べ、自分でもっと考え、それを誰かとシェアしようとする、アクティヴな姿勢です。

【授業のねらい】
 「グローバル人材」について書かれた本をみると、「異文化理解」は、グローバル人材に必要不可欠な「グローバル・マインドセット」や「ビジネススキル」といわれ、その重要性が指摘されています。なぜなら21世紀の現在でもなお、多くの社会では異文化に対するさまざまな偏見や差別があり、そうした文化の摩擦や衝突が、しばしば紛争やテロリズム、ヘイトスピーチを生み出し、それが大きな社会問題になっているからです。とりわけ複数の異文化が混在する「多文化社会」ではそれが顕著にみられますが、それはなにも外国だけの話ではありません。多文化社会化が進んでいる日本も決して例外ではなく、いまや異文化理解は、誰にとっても必要なマインドセットであり、現代を生きるための大切なスキルであり、教養です。そうしたマインドセットやスキルを多くの学生に身につけてもらうことが、この授業のねらいです。

【誤】スキルです。
【正】スキルであり、教養です。

【到達目標】
 この授業では「異文化理解」だけでなく、多文化社会で生きてゆく上で知っておきたい知識として「ステレオタイプ」「ヘイトスピーチ」「ヘイトクライム」「文化表象」「レイシズム」「オリエンタリズム」「文化相対主義」「多文化共生」といったことばの意味とその実例を、さまざまな映画や映像を通して学び、それを通して多文化コミュニケーションのできる能力とリテラシーを身につけることを到達目標としています。

【授業方法】

 この授業は4つのパートに分かれています。

【A:異文化誤解のメディア史~ニッポン篇】

 この最初のパートでは「異文化理解」のむずかしさを、それとは逆の「異文化誤解」の実例をみることで学びます。具体的には、みなさんにとってなじみのある日本文化が、二〇世紀から現在までの映画や、様々なメディアの中でどのように表象されてきたかを見てゆき、文化がいかに誤解されやすいものであるかを学びます。

【B:さまざまな視点からみた日本の文化】

 このパートでは、日本の作家や表現者たちをはじめ、インバウンドや日本在住の外国人など、さまざまな視点からの日本文化の表象のされ方、語られ方を学びます。また近年、日本政府が海外にむけて展開している「国策としてのクールジャパン」についても考えます。

【C:レイシズムの過去と現在】
 異文化に対する偏見や差別の多くは、レイシズムやエスノセントリズム、ステレオタイプや排外意識などから生まれます。このパートでは、多文化社会アメリカにおけるレイシズムの過去と現在、そして、日本におけるヘイトスピーチを通して、それらにどのように向かいあえばよいのかを学びます。

【D:「文化相対主義」と「多文化共生」~多文化社会のいまと未来】
 多文化社会のリテラシーとして最も重要なものに、「文化相対主義」と「多文化共生」という概念があります。高校の教科書では「文化相対主義」は「文化の多様性や異質性、価値観の相対性を前提とすること」と説明され、「多文化共生」は「たがいをあるがままに受け入れを、違いを認め、人間として尊重しあいながらともに生きてゆくこと」と説明されています(第一学習社「高等学校 倫理」)。これを記号学者のツヴェタン・トドロフは「平等のもとで差異を生きること」ということばで表現し、また、詩人の金子みすずの「みんなちがって、みんないい。」にもその考えをみてとることができます。このパートでは、文化相対主義を概念ではなく、現実として生きている人たちの存在を知るとともに、すでにさまざまなメディアやジャンルではじまっている多文化共生の具体的なとりくみと未来のヴィジョンを学びます。

【毎回の授業の概要】

1. ガイダンス:多文化リテラシーチェックとアクティヴラーニング

・スターバックス「人種問題キャンペーン」(2014年)
・全日空「羽田国際線大増便CM」(2014年)
・浦和レッズサポーター・ヘイトスピーチ横断幕事件(2014年)
・在特会ヘイトスピーチ・デモ(2013-6年)

2. A-1:異文化誤解のメディア史~ニッポン篇1 

映画のなかのニッポン文化

・映画「チート」(1917年)
・映画「ティファニーで朝食を」(1961年)
・映画「007は二度死ぬ」(1961年)
・映画「東京画」(1985年)
・映画「ブラックレイン」(1989年)
・映画「ミスターベースボール」(1992年)
・映画「ロストイントランスレーション」(2003年)
・映画「キルビル」(2003年)

3. A-2:異文化誤解のメディア史~ニッポン篇2

海外のTVCMやMVに見るニッポン文化

サムライ、ニンジャ、ゲイシャ、キモノ、ヤクザ、寿司、蕎麦、相撲、ネオン、カワイイ、カタカナ

4. A-3:異文化誤解のメディア史~ニッポン篇3 

プロパガンダアニメとSF映画に見るニッポン文化

・ダン・ゴードン「ポパイ~ばかなジャップ」(1942年)」
・レオン・シュレジンガー「ルーニー・チューンズ~トキオ、ジョキオ」(1943年)
・NHK「憎しみはこうして激化した~戦争とプロパガンダ」(2015年)
・エレクトリック・アーツ社「コマンド&コンカー レッドアラート3」(2008年)
・ジェームズ・マンゴールド「ウルヴァリン SAMURAI」(2013年)

5. B-1:日本人が海外に向けて語る日本文化の形と謎とその精神

・マシオカ「HEROES」(2006年)
・小島淳二「日本の形」(2006年)
・田中健一「ジャパン ストレンジな国」(2010年)
・村上春樹「カタルーニャ文学賞受賞記念スピーチ」(2011年)
・ジョージ・タケイ「GAMAN」(2011年)

6. B-2:「クールジャパン」と「セルフ・オリエンタリズム」

・国土交通省「ビジット・ジャパン・キャンペーン」(2003年)
・日本オリンピック委員会「IOC総会プレゼンテーション」(2013年)
・きゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」(2013年)
・日清食品「SAMURAI」(2014年)

7. B-3:インバウンドの視点から見た日本の文化

・地味「外国人が日本に来て撮ったwktk動画集」(2008年)
・sknb「スーベニアオブジャパン」(2012年)
・マカロン・チャンネル「外国人の視点で捉えた日本映像が秀逸すぎる」(2014年)
・アダム・マイヤー「ステンレス」(2013年)

8. B-4:日本で暮らす「ガイジン」の視点から見た日本の文化

・ペトリ・ストロペリ「ア・ライフ・イン・ジャパン」(2010年)
・ロコハマ「在日黒人男性から日本人へのオープンレター」(2015年)

9. C-1:多文化社会アメリカにおける人種差別とヘイトクライム

・カメル・アメット「ゴッド・イン・ニューヨーク」(2007年)
・マイケル・ブラウン射殺事件(2014年)
・チャールストン米黒人教会銃乱射事件(2015年)
・オーランドのテロ事件(2016年)
・大統領候補ドナルド・トランプ問題発言(2015-2016年)
・ISによるテロ事件(2015-2016年)

10. C-2:人種差別の起源とその歴史

・ユネスコ「人種の本質と人種の違いに関する声明」(1951年)
・山口敏「『人種』は虚構か」
・ベルトラン・ジョルダン『人種は存在しない』(2013年)
・世界人権宣言ポルトガル事務局「世界人権宣言50周年記念CM」
・アンジェリカ・ダス「ヒューマン」(2008年)
・映画「アミスタッド」(1997年)
・映画「ホテル・ルワンダ」(2004年)
・映画「リンカーン」(2012年)
・映画「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年)
・映画「マンデラ 自由への長い道」(2013年)
・映画「グローリー 明日への行進」(2014年)

11. C-3:いま・そこにあるレイシズムと向かいあう

・日本テレビ「21世紀への伝言 キング牧師」(2000年)
・PBS制作「分断されたクラス」(1985年)
・ABC制作「あなたならどうする~人種差別の実験」(2003年-)

12. C-4:日本のヘイトスピーチ

・NHK「在日韓国人に対するヘイトスピーチ」(2013年)
・TBS「ヘイトスピーチはいま」(2015年)
・NHK「ヘイトスピーチを問う~戦後70年 いま何が」(2015年)
・安田浩一『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(2012年)
・安田浩一『ヘイトスピーチ 愛国者たちの憎悪と暴力』(2015年)
・秋山理央『アンティファ ヘイト・スピーチとの闘い 路上の記録』(2015年)

13. D-1:同時代のメディア表現にみる日本のリアルと多文化状況

・映画「スワロウテイル」(1996年)
・映画「サウダーヂ」(2011年)
・ブラッド・ブラッドフォード「ハーフじゃないんだ」(2012年)
・kanadajin3「WHITE JAPANESE PEOPLE - 白人系日本人」(2013年)
・リンダⅢ世「愛犬アンソニー」(2013年)
・ポンジュノ「シェイキング東京」(2008年)

14. D-2:「HAFU」の視点から見た日本の多文化状況とその未来

・映画「HAFU」(2013年)

15. D-3:平等のなかで差異を生きること、多文化社会と民主主義の精神

・ヒリス&ブル研究所「生命の樹」(2005年)
・マテル社「バービー」
・アップル社「フェイスアイコン」
・ティボール・カルマン「COLORS」
・アシュラ・K・ルグイン「ゲド戦記を観て」
・マクルモア&ライアン・ルイス「セイムラヴ」(2013年)
・ラブ・ハズ・ノー・ラベル(2015年)
・文部省「民主主義」(1947年)

※この授業では、教材として、たくさんの映画や映像作品を紹介しますが、授業時間の制約があるため、作品を全編通して見ることがあまりできません。したがって、授業で紹介した映像のなかで興味を持った作品があれば、図書館やレンタルショップ、YouYubeなどを積極的に活用して、各自で全編を通して見るように心がけてください。また授業で映像を見ているときは、映画館と同じく、まわりの人たちの学習のさまたげにならないよう、私語や携帯電話、スマートフォンなどの使用はひかえてください。ただし、授業中に今すぐネットで検索したいことや、メモしておきたいことがあるときだけは、使用してもかまいません。
# by illcommonz | 2016-07-30 18:30
▼本当は怖い「太陽の塔」
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 1937年、ドイツでナチスが台頭していた時代、フランスに留学中だった岡本太郎は、思想家ジョルジュ・バタイユらと共に「アセファル」を名乗るカルト・グループに属していた。画家アンドレ・マソンが描いた「頭のない人間(アセファル)」の姿は、「頭」が象徴する「権力者」や「指導者」「独裁者」を拒否する、グループの思想信条を表現したもので、同グループの機関紙の創刊号には、キルケゴールの次の文が記されていた。

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 「政治の顔をしていたもの、あるいは、政治的なものだと思われていたものは、いつの日か、その仮面をぬいで、それが宗教的運動であったことを露呈するだろう」(アセファル「聖なる陰謀」1937年より)

 この文が示唆するように、「アセファル」は、ナチスのファシズム政治に潜む「宗教的熱狂性」に対して、別の宗教運動で対抗しようとするものであった。岡本太郎はこう書いている。

 「犯罪の意思によって結ばれたエリートの神聖なコミュニティー。新しい神は、夜の暗い混沌の中で死に直面することによって現出する。新しい宗教的体験が、われわれの情熱だった。当然、儀式が絶対の要件である。それによって共同の目的を確立し、犯罪者として、既成の権威に対決し、世界を変えてゆくのだ。」

 バタイユは、人間の「いけにえ」を捧げる儀式の必要性を熱心に説いていたとされるが、最後まで他のメンバーたちの同意が得られず、第二次世界大戦直前にアセファルは活動を停止する。

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 今日、岡本太郎の「太陽の塔」については、ピカソの「キュビズム」を経由した、いゆわる「未開芸術」からの造形的な影響などが指摘されるが、それよりもはるかに重要なのは、「太陽の塔」が「アセファル」をよみがえらせるものだったということである。「太陽の塔」には、人の目をくらませる黄金の「顔」こそあるが、それは後からとってつけたようなもので(実際、岡本太郎は「太陽の塔」のマケット(模型)では、どこにでもあるような「なべのふた」を顔にしていた)、その原型となっているのは、アンドレ・マソンが描いた「無頭人」である。万博という国策イベントの中心にすえられた「太陽の塔」は、実のところ、国家主義的な政治体制を呪う巨大な呪物であった、と、かねてから、そう思っているので、うちの「太陽の塔」には頭がない。呪術的な装飾をしているのも、そのためである。

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 ちなみに、断首した頭は、ここにある。胴体はガチャポンのダビデ像。となりのクマは、旭川産の「くまぼっこ」である。

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 頭のない太陽の塔で、2016年のいま、なにを呪っているかは、もちろん、秘密である。
# by illcommonz | 2016-07-18 22:57
▼心のなかのルサンチマン(うらみ)を消す方法(アート&デザイン篇)
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具体的なかたちにして、可視化したルサンチマンを、写真などに写して公開する。

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これはなんだか変だ。どこまで本気なのか分からない、これって、

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つまり、あれか。

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なるほど、あ

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きえた。

「本来、アートというものは、個人のかなり過激で、どちらかというと、危険な感情を体験するための安全な場所を提供するもので、そうした精神状態を簡単に「オフ」にできるからこそ、アートは人びとにとって刺激となってきたのである。」(ブライアン・イーノ BBC講演 2015年)

【昇華】(しょうか Sublimation)
「社会的に達成困難な問題から生じる不全感や欲求不満を、社会的に容認された別の行為や表現に変えて、葛藤や精神的危機をのりこえようとすること」


[参考]
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モダンアートの枠のなかに回収されたルサンチマンのきれっぱし。
# by illcommonz | 2016-07-17 15:36
▼【戦争法案 賛成議員 全員落選 破邪顕正 天罰覿面 因果応報】
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 戦争法案 賛成議員 全員落選
 破邪顕正 天罰覿面 因果応報
 自民滅亡 公明仏罰 政権崩壊
 平成弐十八年文月急急如律令

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「かつて、私の父の父の父が、困難な務めを果たす時は、森の中のある場所へ行って、火を起こし、一心に祈りを捧げると、その願いは叶いました。後に、私の父の父が、同じ務めに直面した時、彼は同じ場所で、こう祈りました。「もう火は起こせませんが、祈りなら唱えられます」。すると願いは叶いました。後に父も、森へ行き、こう云いました。火の起こし方も、祈りの成句も知りませんが、願いが叶うという、この場所なら知っています。それで十分でしょう。すると、その願いは叶ったそうです。」(ジャン=リュック・ゴダール)

「嗚呼、ゆるすまじ、自公の「争点隠し」を。」(イルコモンズ)

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【投票式外法箱】

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【投票証書】

[問い合わせ先]
▼「安倍政権を呪う、現代美術家イルコモンズの呪術」
http://illcomm.exblog.jp/23181039/
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[追記]
 このくにの、ひょうげんのじゆうは、よわくて、あーとは、きらわれるので、しんこうのじゆうのわくで、いつか、こういうほんに、「にっぽんのふしぎ」なものとして、のってみたい。

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# by illcommonz | 2016-07-04 22:59