いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼APU講義「メディアと芸術」(2015年度)

▼「人類の発明品 タイムライン」(講義「メディアと芸術」e-ラーニング用動画教材)

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▼講義「メディアと芸術」
[日時] 2016年2月7日(日)-11日(紀) 90分×15回
[場所] 大分・立命館アジア太平洋大学
[講師] 小田マサノリ(イルコモンズ)

 この講義では「岩波文庫」におさめられるような古典的なメディア論(H・ソロー、C・チャップリン、M・ガンジー、K・チャペック)をはじめ、最近の「新書」におさめられるような比較的あたらしいテクノロジー・メディア論(M・マクルーハン、M・ミンスキー、C・アンダーソン、M・リドレー、R・カーツワイル)までとりあげ、人類最古のメディアである石器から、2045年には人間の能力を超えるとされるAI(人工知能)まで、メディアが「強化するもの」「衰退させるもの」「反転するもの」「復活するもの」という4つの視点から考えます。

[講師プロフィールとシラバス]
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[受講者のみなさんへ]
 いま世の中で一般に使われている意味での「メディア」という言葉を世界に広めるきっかけとなった人物は、マーシャル・マクルーハンという人です。マクルーハンは、それまであまり意識されてこなかったメディアというものの存在が、人間にとってとても重要なものだということに気づき、それについて広く調べあげ、点検してみることを最初にはじめた人で、それはいまから半世紀近く前のことです。では「メディア」とは何でしょう。ウィキペディアは「メディアとは、情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置のことである」とせまく定義していますが、マクルーハンは、人間がつくりだしたさまざまな道具や機械をはじめとするテクノロジーのほとんどをメディアだと考え、メディアは人間の身体と能力を「拡張」するものだと考えました。その後、マクルーハンは、この考えをヴァージョンアップして、メディアには「強化する」「衰退させる」「回復させる」「反転する」という4つの働きがあることを明らかにし、その働きを検査する方法を「テトラッド」と名づけました。それだけでなく、マクルーハンは、ある重要な変化にも気づきました。それは現代の社会では、メディアはもはや単なる道具ではなく、人間が生きる見えない「環境」になりはじめていて、いずれ人類はメディアがつくる「グローバル・ヴィレッジの住民」になるだろうということでした。どういうことでしょう。マクルーハンに影響を受けた映画作家のゴドフリー・レジオは、ある映画のなかで「私たちはテクノロジーの中に住んでいる」と言っていますが、これをもじって言えば、現代社会に生きる私たちは、メディアがつくる環境の中で暮らしているということになります。マクルーハンがそれに気づいたのは、インターネットが普及するよりも前のことで、当時はまだ「グローバル化」という言葉さえほとんど知られていない時代でしたので、残念ながらマクルーハンのこの考えはほとんど理解されませんでしたが、それから半世紀が経ち、パソコンとインターネットが普及し、携帯電話やスマートフォンが世界中にあふれ、メディアが生活必需品となり、もはやメディアなしでは生きられない生活、言いかえれば、メディアが「ライフライン(生存するために欠かせないもの)」となった現代社会をみると、マクルーハンの予言は的中したといわざるを得ません。メディアのなかに住みはじめた私たちの生活は、それまでとは大きく変化しました。その変化はいまも続いていますし、これからも続くでしょう。「メディア社会」と呼ばれる環境のなかで日々営まれる私たちの生活は、ますます便利で快適でスマートになってゆく反面、それまで人類が経験しななかった事故や犯罪、思わぬトラブルやストレスを経験しています。「ネットウィルス」「テクノストレス」「ノモフォビア」「スマホ依存」「デジタルデトックス」など新しい言葉やが次々に生まれては変化てゆきます。そんななかで、ネット社会と化した現代社会を生きる私たちはメディアとどのようにつきあって生きてゆけばよいでしょう。メディア社会を予言したマクルーハンは「考える人」であると同時に「検査する人」でした。マクルーハンがメディアの働きを検査するために発明した「テトラッド」は、現代の私たちにマクルーハンが遺してくれた遺産といえるかもしれません。この授業のねらいは、マクルーハンのテトラッドを使って冷静にメディアを検査する方法を学び、メディア社会でいきのびてゆくためのメディアリテラシーとスキル、そしてモラルを身につけることを到達目的とします。

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追記:近い将来、人工知能やロボットが人間の仕事を奪ってしまうという話もありますが、あまり不安がらず、「KEEP CALM AND PROVE IT」(落ち着いて点検しましょう)。

[講義の内容]
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 講義をよりインタラクティヴなものにするため、講義ごとの具体的な内容は、下記の「メディア・リテラシーチェック」の結果をみて、考えます。

▼「メディア・リテラシーチェック」
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①下記のリストをみて、自分が知っているものに、黒のペンか鉛筆などで○をつけてださい。

[単語] 
技術的特異点/ネチケット/インセカム/TEDトーク/ウブントゥ/AR/ムーアの法則/ランサムウェア/ディープドリーム/グローバル・ヴィレッジ/信州大学学長入学式挨拶/パブリック・ドメイン/紛争鉱物/リヴァース・エンジニアリング/タイムラプス/デジタルデトックス/テクノストレス/Tor/クリエイティヴコモンズ/スノーノイズ/VR/ワトソン/スペクタクル社会/アウラ/ビッグデータ/ROM/グーグルグラス/テルミン/SMS/ビットコイン/リキッドモダン社会/E-Waste/2045年問題/スニペット/EVP/ダイアルアップ/iesys.exe/レッドハット/サッドマック/GUI/iFixit/ダンバー定数/ENIAC/ウェイバックマシン/Arduino/ノモフォビア/3Dプリンター/文化庁メディア芸術祭/WIRED/ノリウッド/フラッシュモブ/Pepper/フライングトースター/LTO/アクティヴラーニング/2016年ダボス会議レポート

[人名] 
マーシャル・マクルーハン/トーマス・アルヴァ・エディソン/リヴィタル・コーエン/ポール・ヴィリリオ/チャールズ・チャップリン/ヨゼフ・ボイス/0100101110101101.ORG/オノ・ヨーコ/クリスチャン・マークレー/池田亮司/マルセル・デュシャン/ゴドフリー・レジオ/宮崎駿/ジャン=リュック・ゴダール/クリス・アンダーソン/飴屋法水/ナム・ジュン・パイク/アルビン・トフラー/ミヒャエル・エンデ/マーク・ザッカーバーグ/ラリー・ペイジ/セルゲイ・ブリン/ジグムント・バウマン/イルコモンズ/ニコ・メレ/津田大介/ジミー・ウェールズ/ジャレド・ダイアモンド/マーヴィン・ミンスキー/スティーヴ・ジョブス/マーク・シャトルワース/エーリッヒ・フロム/岡本太郎/レイ・カーツワイル/マット・リドレー

②下記の動画をみて、自分がきいたことやみたことのあるものに、黒のペンか鉛筆などで○をつけ、知っていることを書いてください。





③下記の画像をみて、自分が知っているものに、黒のペンか鉛筆などで○をつけ、知っていることを書いてください。

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④下記のリストをみて、自分が見たことのある映画や動画、番組に、黒のペンか鉛筆などで○をつけてください。

「ラ・シオタ駅への列車の到着」/「月世界旅行」/「モダンタイムズ」/「ファンタジア」/「パワー・オブ・テン」/「コヤニスカッティ」/「グレイ・ヴィデオ」/「サイド・バイ・サイド」/「2001年宇宙の旅」/「地球爆破作戦」/「ブレードランナー」/「A.I.」/「事故の博物館」/「アイロボット」/「バッドデイ」/「HER 世界でひとつの彼女」/「マイノリティ・レポート」/「AKG」/「LIFE IN A DAY」/「スティーヴ・ジョブズ 1995」/「ソーシャルネットワーク」/「ディス/コネクト」/「サバイビング・プログレス」/「ガタカ」/「映像の世紀」/「レヴォリューションOS」/「マネー資本主義」/「サロゲート」/「ネクストワールド」/「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」/「トランセンデンス」/「新映像の世紀」/「ロボット」/「ベイマックス」/「エクス・マキナ」/「オートマタ」

▼[自由記述]「どのような工夫があればこの授業がさらによくなると考えますか?」

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・「初日に教室に入った際、黒板や机に大量に並べられた物品が目に入り、さらにはBGMが流れていたりと、博物館にいるような授業で面白かった」

・「本物にふれるというこの授業独特の世界観は、授業というより体験型博物館のようでした」

・「インタラクティヴな講義に新しい講義スタイルを感じました。」

・「授業を受けることで心の底からハッとすることが多くあった。」

・「重要なことだけでいいので黒板を使ってほしいです。」

・「メディアの授業なので先生のブログの指定記事にコメントするというのもよいかもしれません。」

・「APUには「文化・社会・メディアクラスタ」という専門分野があるので、現代美術に関する授業をとりたい学生はいるはずです。」

・「たいへんよい経験となった。」

・「先生の現代美術作品をもっと紹介していただきたかったです。」

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▼イルコモンズ作図「原子力資本主義」(2013年改訂版)

[教科書・参考書]

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「みんなでシェアする価値のあるアイデア」を共有するためのサイト「TEDトーク」では、さまざまなジャンルの専門家たちの講演やプレゼンテーションを無料で視聴することができます。メディアに関するものもありますので、教科書や参考書のかわりに、視聴してみてください。

・ジョン・ロンソン「ネット炎上が起きるとき」
・アブハ・デウェザール「デジタルの今」を生きる
・イーライ・パリザー「危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」
・フアン・エンリケス「タトゥーのように残るあなたのオンラインライフ」
・アンドリュー・マカフィー「未来の仕事は、どうなって行くだろうか?」
・アンドリュー・マカフィー「アンドロイドに仕事を奪われるのか」
・ロドニー・ブルックス「ロボットは我々の生活を侵略する」
・レイ・カーツワイル 「加速するテクノロジーの力」
・クレイ・シャーキー「インターネットが (いつの日か) 政治を変える」
・アンバー・ケイス「誰もがすでにサイボーグ」
・クリス・アンダーソン「ウェブ上の動画が後押しする世界のイノベーション」
・ジョージ・ダイソン「ジョージ・ダイソンが語るコンピューター誕生の物語」
・ダニエル・スアレース「人殺しの決定をロボットに任せてはいけない」
・ティム・バーナーズリー「ウェブのための大憲章」
・セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ「Googleについて」
・ケン・ジェニングス「ワトソンとジェパティと私/雑学博士はもう古い?」
・ジーナップ・トゥフェックチー「インターネットで社会運動が容易になっても、目的達成は難しいのはなぜか?」

 それ以外に、WEBサイト「WIRED」にはメディアに関するさまざまな記事が掲載されていますので、自分の関心や興味にあわせて、読んでみてください。

・ダニエラ・マンギーニ「人工知能やロボットには奪われない「8つの職業」」
http://wired.jp/2015/03/25/2030-works/

▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト1
http://illcomm.exblog.jp/20335352/
▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト2
http://illcomm.exblog.jp/20335388/
▼「メディアと芸術」講義用オンライン・テキスト3
http://illcomm.exblog.jp/20335398/

■その他(注意事項等)

 「メディアリテラシー(=メディアのメリットやデメリットを見分ける力」を身につける最良の方法は、いろんな時代の、いろんなタイプのメディアと、その歴史を知ることです。そのため、この授業では、過去・現在・未来のメディアに関する映像を見ますが、映像を見ているときは、映画館と同じく、まわりの人の学習のさまたげにならないよう、私語や携帯電話、スマートフォンなど使用はひかえてください。ただし授業中に今すぐネットで検索したいことやメモしておきたいことがあるときは、使用してもかまいません。この授業は、メディアに関する授業なので、メディアをどんどん活用してください。

■講義用ツイッター 
講義中に質問や意見があるときは下記のツイッターアカウントへ
https://twitter.com/illcommonos

#メディアと芸術

[練習問題]

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[テスト問題]

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▼追加資料
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# by illcommonz | 2016-02-04 21:00
▼中央大学「文化人類学B~経済のグローバル化で下げられる若者の賃金と自己評価」

▼中央大学「文化人類学B:教科書がやらない現代史~
経済のグローバル化でとことん下げられる若者の賃金と自己評価」(音声教材 9分)
講師=イルコモンズ キーワード=グローバル人材のグローバル人生

(参考) 内田樹「街場の憂国論」(2013年)

(関連動画)

▼吉田まほ「就活狂想曲」(2013年)


▼「夢も仕事も恋愛も手が届かない 韓国「七放世代」の絶望」(2015年)

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エキタス
「AEQUITAS (エキタス) は、ラテン語で「正義」や「公正」を意味する言葉。私たちは、格差と貧困が拡大し、不公正がまかり通るこの国に対して「社会的正義」の実現を求めます。#経済にデモクラシーを #最低賃金を1500円に #中小企業に税金まわせ」
# by illcommonz | 2016-01-19 23:15
▼大妻女子大学「映像・演劇の世界 アクティヴラーニング方式による期末テスト」
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テストをカラフルで、ポップで、クリエイティヴなものにするアクティヴ・ラーニング方式による期末テスト

【テストパターン】
テストパターンとは、テレビ放送の休止時間帯に流れる試験電波放送のことをいう。テレビ放送では深夜から未明にかけての休止時間帯にカラーバー映像、モノスコと呼ばれるカメラ調整やテレビの画質調整用のテストパターン(蛇の目模様の同心円を中心に、上下左右に放射状に出ている線を撮影した映像)が使用される。


▼アンディ・ウォホール「TDKビデオテープ」
# by illcommonz | 2016-01-18 21:43
▼大妻女子大学「映像・演劇の世界 映画の原理」
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 「映画の原理とは、光に向かい、その光でわたしたちの闇を照らすこと」
 ジャン=リュック・ゴダール「アワーミュージック」



 いったい人は、何をはじめようとして、
 夢からさめようとするのだろう?
 そして、ひとつの夢からさめた後、
 次はどんな夢を光に託そうとするのだろう?

 光のなかと、そのまわりで、
 人は誰も見ることのできない
 自分の夢をみる。

 音楽は私たちを光の高みまで、
 ひきあげてくれる。

 スクリーンの下から
 光があふれだしてくる。

 相手を夢からさめさせぬよう、
 また再び、闇にまいもどせぬよう、
 夜でもなく昼でもないこの場所。

 私たちの愛の、
 なんと素晴らしいことか。

 (ジャン=リュック・ゴダール「映画史4B:あらゆる場所にしるし」がより)

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▼杉本博司「劇場」

 「光は、いましばらく、あなたがたの間にある。
 暗闇に追いつかれないように、光のあるうちに歩きなさい。
 暗闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのか分からない。
 光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」

 (ヨハネ福音書 12章 35~36節より)
# by illcommonz | 2016-01-18 21:31
▼ふゆのこども
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おとこのこ:わぁあ。
おんなのこ:わぁあ
ぼく(も):わぁあ。
# by illcommonz | 2015-12-28 02:39
▼ヴゥードゥークリスマス

▼リノ・ステファノ「メリークリスマス」(2014年)

 亡びろ、東京電力、九州電力、四国電力、関西電力。
 亡びろ、原子力の亡者たち。
# by illcommonz | 2015-12-24 23:06
▼クリスマス外伝

▼ウィリアム・バロウズ作・朗読「ジャンキーたちのクリスマス」(1989/1993年)


▼ザ・ポーグス&カースティー・マッコール「ニューヨークの夢」(1987年)
# by illcommonz | 2015-12-24 22:38
▼マイケル・ジャクソンという名のサンタクロース

▼マイケル・ジャクソン「クリスマスの日には、愛を」

 テロとヘイトがはびこった今年はさすがにクリスマスの再定義ということを考えざるを得ない。クリスマスの「ムード」や「気分」ではなく、本来、この日になすべきことは何だったかということを。

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▼「貧困の現場から 母と子3人、所持金200円 無料食堂に響く「おかわり」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00010001-nishinp-soci
(西日本新聞 2015年12月22日)

▼「安倍首相の肝いり“子供の貧困対策” 寄付わずか300万円」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171203
(日刊ゲンダイ 2015年12月7日)
# by illcommonz | 2015-12-24 22:24
▼「トム・ヨークからサンタクロースへの手紙」
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 サンタクロースさんへ

 久々にあなたに手紙を書きます。お元気でお過ごしのことと思います。そしてラップランドでは、雪が降り続いていることでしょう。ここでは、たいてい雨が降っています。ジャンパーが必要な季節にさえなっていません!でもお店では既にクリスマスのアルバムが流れています。あなたにとって、それはとても気恥ずかしいことでしょう。

 今年はあなたにとって特別に忙しい年なのを知っています。僕たちみんなは、あなたに少し多く求めすぎている気がします。そして、テレビにはあなたになりすました人がたくさんいます。通りにさえもいます。

 あなたに最後に手紙を書いた9歳の時からいい人でいようと努力しましたが、時々見事に失敗しました。また、言われたことをやろうと努力しましたが、たびたび正反対のことをすることに喜びを感じていました。でも、僕はいつも愛を与えようと努力し、苦しみをもたらすようなことはしないように努力しました。

 だから、サンタクロースさん、僕が言いたいのはつまり……

 47歳になった今、もし僕に最後に少しでも権利が残っているならば、少しばかりのお願いがあります。僕の子供たちが、愛と理解と平和とともに楽しいクリスマスを過ごせますように。あるいは、少しばかりの大雪とか? そうしたら最高だね。あとは、彼らにとってとても意味のある何か貴重なものをプレゼントしてくれるかな?あとは、将来への希望も贈ってほしい。これはとても重要だな。

 人類の問題を解決してとは頼まない。それは、僕たちの問題だからね。でも、出来たら今年は石油会社の幹部たちと、彼らに買わせるように仕向けている政治家にはプレゼントをあげないことを検討してくれないかな?

 あと、僕に? 老眼鏡があったら嬉しいな。青いやつで。

 トム


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 追伸:僕が11歳の時にZX81をプレゼントしてくれてありがとう。あれは本当に最高だったよ。

「トム・ヨーク、サンタクロースへの手紙で老眼鏡をお願いしていることが明らかに」より 
# by illcommonz | 2015-12-24 22:04
▼大妻女子大学「映像・演劇の世界 三十四丁目の奇蹟は、なぜカラー化され、リメイクされるのか?」
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 「三十四丁目の奇蹟」は、ヴァレンタイン・デイヴィスの原作をジョージ・シートンが脚本化し監督した1947年のアメリカ映画。1994年にはジョン・ヒューズの監督でリメイクされ、2006年には、オリジナルのモノクロ版をもとにカラー・ヴァージョンも製作された。そのほか、アメリカでは過去3回TV版がつくられ、ミュージカルとしても上演された。

(あらすじ)
 ニューヨークの34丁目にあるデパート「メイシーズ」でサンタ役を務めることになったクリスは、たちまち子どもたちの人気者になる、しかし自分は本当にサンタクロースなんだというクリスには妄想癖があるとみなされ、前代未聞の「サンタクロースは実在するか」を問う裁判が行われることになる。裁判ではクリスが精神的に正常かどうかが争われ、クリスに不利な方向へ進んでゆく。そして奇蹟でも起こらないかぎり、クリスは助からないだろうといわれるなか、ついに判決の日を迎えたニューヨークでは...

「おそらく私たちは、サンタクロースの物語を完全に共有することはできないだろう。それにも関わらず、私たちはこの物語を守ろうとする努力をやめない。いったい何のためにだろうか? おそらくそれは、この物語が他の人びとの心の中で守られ、それが子どもたちの幼い魂に火をともし、そして、その炎によって私たちの身体まで温められる、そんなチャンスを失いたくないからだろう。子どもたちがサンタクロースの存在を信じてくれるなら、私たちもまた、生の意味を信じられるようになるという期待が、そこにこめられているのである。」(レヴィ=ストロース「火あぶりにされたサンタクロース」
# by illcommonz | 2015-12-23 23:58