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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼コレハ警告デアル
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「「怒」「怒」「怒」…辺野古表明、沖縄県民が抗議の波」
「怒りと失望の声が、沖縄を覆った。23日、2度目の沖縄訪問で、米軍普天間飛行場の名護市移設を明言した鳩山由紀夫首相。政権交代以来、迷走する政権に一喜一憂しながらも、かすかな期待をつないできた人たちは、首相の行く先々で抗議の声をあげた。県庁前では約千人が鳩山首相の到着を2時間前から待ち構えた。首相の車列が近づくと、一斉に「怒」と書かれた黄色い紙を掲げ、「政府の裏切りを許さないぞ」「県民のワジワジー(憤り)を聞け」と声を上げた。大学4年生の山内真美さん(21)は、県内移設反対のシンボルカラーである黄色のTシャツ姿で参加した。「もし辺野古に基地を造ったら、また何十年も沖縄は苦しみ続ける。どうしてまた沖縄なんですか」。自宅は普天間飛行場がある宜野湾市の隣の西原町。大学の講義が騒音で中断することもある。だが、絶望はまだしていない。「今しかチャンスはない。希望は捨てたくない」。「人をバカにしているとしか思えない」と憤慨していたのは、米軍嘉手納基地の近くに住む沖縄市の主婦小島久子さん(62)。政権交代で名護市での基地建設が止められると期待したが、1年たらずであっさり裏切られた。「民主党への信頼は失われたが、自民党にも戻りたくない。もう選挙には期待できない」」(朝日新聞 2010年5月24日)

 おそらく鳩山は、この「怒」のボードを、いつもの見慣れた沖縄の風景くらいにしか見てなかっただろが、この黄色いボードは、こういう「警告のサイン」のようにみえる。

d0017381_1320064.jpg※クリックで画像拡大
▼「警告:前方騒乱あり」

「沖縄の終わらない戦後」
「大宜味村出身の金城健一さん(65)は1962年、全国高校弁論大会に参加し、最優秀賞を受賞した。米国統治下の沖縄の現実をほとんど知らない本土の人たちの前で、切々と復帰を訴えたのである。10年後の72年5月15日。復帰が実現したその日に、那覇市の八汐荘で結婚式を挙げた。「子どもや孫に語り継ぎたいという思いがありましたから。結婚式は復帰の日に、と決めていたんです」。金城さんは結婚記念日でもある5月15日を毎年、格別な思いで迎えているが、今年は特に「歯がゆくてしようがない」と言う。普天間問題をめぐる鳩山政権の大迷走に、いらだちは募るばかりだ。でも、と金城さんは言う。「歴代の総理の中で県外移設を言ったのは鳩山首相が初めてでしょ。鳩山をつぶしたくないんですよ」。 大きな失望と、かすかな期待。そのかすかな期待さえ消えかかろうとしているときに、それでもなお、歯がゆい思いをしながら、わずかな希望を未来につなごうとしているのである。県民がこの期に及んでもなお、鳩山由紀夫首相にいちるの望みを抱くのは、過去の政治が基地維持政策に終始し、負担軽減に真剣に取り組んでこなかったからだ。戦争と戦後占領によって生じたいびつな状態を解消しなければ、歴史の歯車を前に進めることはできない。いつまでも「終わりのない戦後」を沖縄県民に負わせてはいけない。」(「沖縄タイムズ」2010年5月15日)

d0017381_2423490.jpg「普天間移設:政府案28日発表で調整 辺野古埋め立ても」
「政府は19日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関する対処方針を28日に発表する調整に入った。米側はキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)を埋め立てる現行案の環境影響評価(アセスメント)の範囲内で可能な移設案の提示を求めており、政府は鳩山由紀夫首相が「自然への冒涜(ぼうとく)」と否定してきた埋め立て方式も容認する方向で検討。現行案に回帰する姿勢が鮮明となった。20日から東京で開く日米実務者協議で、沖縄から全国への訓練分散など総合的な負担軽減策とともに合意し、28日に首相が記者会見して発表することを検討している。しかし、県内移設に反対してきた地元や社民党は現行案への回帰に一層、反発を強めている。社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は19日の記者会見で「よもやこの内閣が自然への冒涜はしないと確信している」とけん制。政府方針の決め方についても「きちんと閣議決定、閣議了解をすべきだ」と述べ、閣僚の署名がいらない「首相発言」による発表に改めて反対を表明した。同党の山内徳信参院議員は同日の党参院議員総会で「沖縄県民を中心とした戦後最大のレジスタンス(抵抗運動)に遭う」と警告した。」(「毎日新聞」2010年5月19日)

 明らかに水かさが増しているのに、鳩山は政権運営に気をとられ、「これまでとは何かがちがう」ということを見落としている。ピート・シーガーの「腰まで泥まみれ」で歌われている、あの愚かな隊長と同じである。

▼岡林信康「腰まで泥まみれ」

 それにくらべると、アメリカ政府の方がよほど事態の変化を察知しているようだ。


▼シーラ・スミス「辺野古案は無理」

 事と次第によっては「戦後最大のレジスタンス」が起きてもちっとも変ではないし、むしろ起きた方がよいとさえ思う。「いちるの望み」を裏切るということがどういうことなのか、自分がどんなに殺生なことをしているかということを思い知らせてやった方がよい。そして何か起きたときには、すべて鳩山とその不愉快な仲間たちのせいにしてよいはずだ。そうしないと、これからも「裏切り」がまかりとおるようになる。乱暴な考えかもしれないが、そう思う。一方、これほど乱暴ではない考えとして、たとえば、こういう考えもある。

「社民党は連立を離脱せよ - 普天間争点の参院選で劇的に勝利せよ」
「選挙は間もなくある。今の状態では、三党連立で波風を立てずに選挙を行うのは難しいし、国民もそのような欺瞞的な選挙を望んではいない。鳥越俊太郎は、参院選で普天間を争点にして、日米同盟が本当に日本にとって必要かどうか論議すればいいと発言した。私も同感で、参院選でこの問題を論争し、民意を問えばよい。主権者である国民が、普天間問題の決着について意思を示す場が与えられるべきだ。昨年、民主党の公約を信じて投票した国民の意思は踏みにじられている。そのことを覆い隠したまま、別のテーマで選挙が行われるのは問題で、昨年の公約を裏切った鳩山由紀夫と民主党政権に審判が下されなければならない。下野した社民党が選挙で比例票を大きく伸ばし、社民党が歴史的躍進の勝利を得れば、国民は社民党の訴える国外移設を支持したことになる。その民意が劇的に示されたとき、民主党は民意に従って再び方向転換し、元の「沖縄ビジョン」の軌道に戻り、普天間移設を「国外、最低でも県外」の線へと政策回帰させるだろう。社民党の使命はそこにあるし、選挙で勝てないことはない。本来、社民党はもっと票を得てもよいのである。政策だけを見れば、社民党に入るべき票が民主党に入っている。下野し、選挙で争い、民意を得て勝利するドラマを想像せよ。勝利者として凱旋し、民主党から連立入りを懇請される立場になれ。「普天間は福島党首の言うとおりにしますから、お願いですから連立政権に入って下さい」と、民主党の代表に頭を下げさせてみろ。」(「世に倦む日日」2010年5月26日)

 「普天間を争点とした参院選を」というのは決してわるくないとは思うが、「劇的に勝利」してほしいのは、あくまで沖縄であって、社民党ではない。したがって「普天間争点の参院選で与党も野党も第三極も全滅せよ、鳩山は最低でも閣外移設」というのが、直接民主主義者の率直な意見、もとい、発言デアル。

[参考]
▼「首相、県民歓迎と認識か」
「鳩山由紀夫首相は4日の初来県後、周囲に「自分はそんなに反対されたとは思わない」との感触を漏らしている。周辺によると「首相はむしろ歓迎されたと思っている」という。4日は県庁前広場をはじめ、首相が立ち寄る各地で抗議行動が起きていた。しかし首相は「どこでも、同じ人が集まっている印象がある」と感じ、「車で走っているときは(沿道で)みんな手を振ってくれている。ほかの県を訪ねたときと比べてそれほど嫌われているとは思えない」と話しているという。このエピソードを聞いた与党議員は「宇宙人にもほどがある。本当に石を投げないと分からないのか」と吐き捨てるように話した。」(「沖縄タイムズ」2010年5月23日)
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by illcommonz | 2010-05-27 02:53
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