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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「文化人類学解放講座」最終講義/「幸福」の政治人類学
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▼「幸福の政治人類学/ブータン・日本・カラハリ・ラバウル」
 (「文化人類学解放講座」最終講義プリント)

▼「国民総幸福量」
 「国民総幸福量(Gross National Happiness GNH)」または「国民総幸福感」とは、1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す尺度である。「国民総生産(Gross National Product GNP)」で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。 2007年に初めて行われたブータン政府による国政調査では「あなたは、いま、幸せか?」という問いに対し9割が「幸福」と回答した。」(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

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[教材映像] CBS TV 「国民総幸福量」(2000年 12分短縮版) ★

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▼「国民総幸福達成量」
 「ブータンには、国の発展についての特別なものの考え方があります。それは「国民総幸福達成量」というものです。それは、人はだれしも、幸福を求めるものだ、という考えにもとづいており、幸福の達成こそが、人生におけるゴールであると私たちは考えています。ですので、ブータン人と、人類の幸福に役立つことが政府の責任なのです。スポーツにはふたつの側面があります。まずひとつはスポーツを通じ、様々な国や地域や共同体の人びとと文化的な交流のチャンスをもつことです。特にグローバリゼーションが進む世界においては、その重要性が増しています。もうひとつの側面は競争であり、そこにはつねに勝利と敗北があります。残念ながら、いまのスポーツの世界では勝つか負けるかということばかりが重要になっています。しかし、私にとって競争や戦いよりずっと大切に思えるのは、スポーツを通じてうまれる相互理解なのです。」ジグミ・シンレイ(総理大臣/元・外務大臣) (J・クレイマー監督 「アザーファイナル」(2003年)より)

▼「最小不幸社会」
 「私は、政治の目標は「最小不幸社会の実現」と考えています。国民の中には、「不幸」に遭遇している人がいます。その原因を政治の力、つまり「権力」で取り除けるものはできるだけ取り除き、不幸を最小化すること、それが政治の目標だと思います。「最小不幸社会」というと何か弱々しいイメージを与えるかもしれません。しかし、私が皆さんにお伝えしたい考えはそういうものではありません。むしろ、多くの人々の不幸を最小化するためには、政治権力を使うことを辞さない決意です治安と防衛もその一つです。「最小不幸社会」の実現のためには、国民のみなさんを犯罪、侵略、テロから守ることは当然です。最低限の政府の責務といえます。国民の生命と財産を守るためには、国家にとって適切な警察力と防衛力は欠かせません。また「最小不幸社会」というと「福祉国家」的な大きな政府を連想する人がいるかもしれません。しかしそれも正確ではありません。自立した個人には、規制の緩和された自由な経済市場や社会の中で、その力を存分に発揮していただきたいと思います。」菅直人(総理大臣/元・厚生大臣) (民主党「政権公約の提案」(2005年)より)

d0017381_22413333.jpg▼「地球幸福度指数、中国は143か国中の20位、
日本は75位 英シンクタンク」
「2009年8月30日、英国のシンクタンク、ニュー・エコノミックス財団(NEF)が発表した地球幸福度指数(HPI=ハッピー・プラネット・インデックス)によると、中国は世界143か国中、20位にランクインした。新華網が伝えた。HPIは生活の満足度、平均寿命、健康期待度、環境負荷度から各国の幸福度を算出したもの。世界143か国を対象に調査した結果、中国は世界で20番目にHPIが高い国であることが分かった。香港は84位。米国はイラクやイランよりも低い114位だった。環境汚染が激しい国ほどランキングが低かった。上位10か国中、8か国がラテン・アメリカの国だった。首位は太平洋とカリブ海に面した国、コスタリカで、幸福度数は10点満点中8.5点だった。ドミニカが2位、グアテマラが4位、6位から10位にコロンビア、キューバ、エルサルバドル、ブラジル、ホンジュラスがランクインした。日本は75位だった。」(「Record China」2009年9月1日)

d0017381_22415970.jpg▼「ブッシュマン宣言」
「陽が昇るから、目を覚ます。目を覚ますから、
腹が減る。腹が減るから、狩りをする。
狩りをするから、メシ食える。メシ食えるから、
金いらない。金いらないから、仕事しない。
仕事しないから、時間がある。時間があるから、
遊んでる。遊んでるから、不満がない。
不満がないから、ケンカがない。
ケンカがないから、気分がいい。
気分がいいから、眠くなる。眠くなるから、
陽が沈む。陽が沈んだら、あと知らない。
だから、アフリカ平和です。
だから、僕らはブッシュマン。」

[教材映像]
・J・ユイス 「ブッシュマン」(1981年 32分短縮版)
・D・リーゼンフェルド 「ナイナイへの旅」(1990-2003年 25分)
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▼「人生を、いじくり回してはいけない」
 「入隊して問もなく、私は南方の島、ニューブリテン島のラバウルヘと送られることになりました。腕を失って前線から後退した私は、島で暮らす人たちと仲良くなった。彼らは朝起きると、主食であるバナナを採りにいく。そして昼問は涼しい家のなかでのんびりしている。客人が来れば心からもてなす。祭りの日にはみんなで歌い踊る。ただそれだけの生活です。彼らには義務のような仕事などありません。もしかしたら人生の目標なんていうものもないのかもしれない。それでも彼らは、とても満ち足りた表情をしていました。彼らのなかには「幸せ」という言葉はありません。それでも彼らの村には「幸せ」の空気が充満しています。それは彼らの日常生活の中に、幸せが自然に組み込まれているからです。あえてこれが幸せですと取り出して確かめなくても、ほのぼのとした幸福感に包まれているんです。「幸せ」なんていう言葉がないほうがいいと私は思います。そんな言葉があるから、人は「幸せ」を叫ぶのです。もっと幸せになりたいと叫ぶのです。本当の幸せとは、叫んだからといって手に入るものでもない。私は彼らの村に流れる幸せの空気を、日本に帰国してからも思い出しながら、暮らしてきました。やりたくないことは無理にやることはない。自分にできないことは他人に任せておけばいい。小さい頃から私はそう考えていました。自分の好きなことをやる。そのために人は生まれてきたのだと私は思っています。やりがいだとか、充実感といった言葉をよく耳にしますが、結局は自分が好きなことにしか、そういうものは見つからないような気がします。やりたいことが見つからないと言う人がいますが、まずは自分が好きなことは何かを考えること。小さい頃に熱中したものを思い出すんです。ただし、好きだからといって成功するわけじゃない。いくら情熱を傾けて努力をしても報われない人はたくさんいます。努力は人を裏切るということも知っておくことです。それでも、好きなことに情熱を傾けている問は、きっと幸せの空気が漂っているものです。私は自分が幸福だと思っています。好きなことに情熱を注いで、人生を生き切ること。うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。そんな時に、あたふたと騒がないほうがいい。幸福だの不幸だのといちいち口に出さないほうがいい。人生にはいろんなことが起こって当たり前。それらに一喜一憂するのではなく、放っておくことです。人生をへたにいじくりまわしたところで、何の解決にもなりません。起きてしまった不幸はもうどうしようなもない。ならば自然の流れに身を委ねてしまったほうがいい。しょせん人問の力ではどうしようもないこともあるものです。ラバウルの人たちは実にわかりやすい人生を送っています。神様から与えられた人生を決していじくり回したりしません。だから、幸せの空気に包まれているのでしょう。」(水木しげる「人生を、いじくり回してはいけない」2005年)



[教材] イルコモンズ「文化人類学解放講座最終回」

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▼「人生の意味はただ単に・・・」
(しかし、わたしたちはそれがみえなくなっている。)
.......................................................................
[追記]
「幸福、幸福というが、政府がなくても(ない方が)、仕合せな人生は送れる。」
(無政府主義人類学解放講座)


▼人類学者になりそこねた「岡本太郎の「芸術と人生」(抜粋)」
「私はしあわせって言葉が嫌いなんですよ。」(岡本太郎)
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by illcommonz | 2010-07-13 23:03
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