▼大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター主催市民アカデミア2010
連続講座「生存・連帯・抵抗―ポスト新自由主義時代の新たな社会運動」
第3回「〈ストリートの思想〉以後」の政治文化運動
[日時] 2010年12月10日(金) 19:00-21:00
[場所]
東京・麻布台セミナーハウス(港区麻布台1-11-5)
[講師] 小田マサノリ/イルコモンズ
[受講料] (一般) 2,000円 (学生) 1,500円
[申し込み]
http://www.keiho-u.ac.jp/academia10/entry.html
[内容] 社会学者・毛利嘉孝は、ゼロ年代の日本の新しい政治文化運動について、こう述べている。「イラク反戦運動において、中心的な役割をはたした知識人はいない。その代わりに登場したのが、ミュージシャンやDJ、作家やアーティスト、あるいは匿名性の高い無数の運動を組織するオーガナイザーである。こうした新しいタイプのオーガナイザーを「伝統的な知識人」に対して「ストリートの思想家」とでも呼んでおこう」。本講義では、ゼロ年代に現れた「ストリートの思想」とその多様な実践を、映像資料を使って回顧しつつ、「〈ストリートの思想〉以後」の政治文化運動を展望する。
[プロフィール] 小田マサノリ/イルコモンズ 元・現代美術家、メディア・アクティヴィスト。現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員、中央大学兼任講師。1989年から 1996年にかけアフリカでフィールドワークを行う。帰国後「日本ゼロ年」「横浜トリエンナーレ」に出品。2002年「去年、トリエンナーレで」展最終日に「現代美術家廃業宣言」。 2003年イラク戦争に抗議し、「殺す・な」に参加。以後、イルコモンズ名義でさまざまな社会運動にコミットしながら表現活動を行う。
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あした、講義をします。内容は、この一年間いろんな場所で話してきたことをギュッと圧縮し、少し先にすすめたものです。
▼A3展シンポジウム「〈ストリートの思想〉以降」(2009年11月22日)
http://illcomm.exblog.jp/10474097/
▼世田谷市民大学「豊かさ」をうたがい「貧しさ」をたのしむ若者たちの反乱 (2010年5月18日)
http://illcomm.exblog.jp/11134210/
▼白川昌生×イルコモンズ公開対談「〈帝国〉の時代のアート」(2010年7月31日)
http://illcomm.exblog.jp/11653608/
明日の講義のために新たに改訂したプリント(10部セット)を公開します。東京以外にお住まいの方、講義にお越しになれない方、お金に余裕のない方は、下記のURLからプリントのPDFをダウンロードできるようにしましたので、どうぞご利用ください(今日から3日間有効です)。
http://firestorage.jp/download/b0857e73e38a592af7c64f2767b4da30ed7619e6