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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼[エジプト革命] 共生の輪
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 「明日、キリスト教徒の人たちがタハリールでミサをするので、
 ぼくたちが輪になって彼/女たちをまもろうと思う。彼/女たちが
 ぼくたちをまもってくれたように。」(warlkhairy88 2011年2月5日)
 
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 「昨日、イスラム教徒のひとたちが礼拝をしているあいだ、
 それを守っていたキリスト教徒のひとたちの写真を撮りました。」
 (Nevine Zaki 2011年2月3日)

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 「今日、イスラム教徒のデモ参加者の人たちが礼拝をしてるあいだ、
 キリスト教徒の人たちが「人間の鎖」をつくって守ってくれました。
 連帯と団結力、そして共生」(Sana Saleem 2011年1月29日)

 今日、キリスト教徒がなげかけた「人間の鎖」がイスラム教徒の手で「人間の輪」につなぎあわされる。それ以前の常識や現実をひっくり返すものである革命のさなかには、それまでとうてい解決できないと思われていた問題が魔法のように解けるのかもしれない。もちろん、これは出発点にすぎないかもしれないが、こうしたことを通じて、革命の直前まであったキリスト教徒とイスラム教徒の対立がすこしづつ解消され、解放広場を中心に「共生」の輪がひろがることを期待したい。

「エジプト コプト教会前で爆発 イスラム教徒との対立激化」
「エジプト北部アレクサンドリアのアルクッデスィーン(聖人)・コプト教会前で1月1日午前0時半ごろ、車が爆発、会堂内でも火災が発生、21人が死亡、79人が負傷した。教会には約1千人が集まり、新年ミサを終えて退出するところだった。爆薬はエジプト製で、治安当局は自爆テロの可能性が高いとみている。事件前、イラクのアルカイダ系組織「イラク・イスラム国」(ISI)がコプト教会を「イスラム教に改宗した女性を拘束している」と主張、解放しなければ攻撃すると警告していた。事件後、怒ったコプト教徒らが街頭で抗議し、一部で警官と小競り合いになり、近くのモスクでイスラム教徒と衝突した。ホスニ・ムバラク大統領は、コプト教徒とイスラム教徒に対し「協力して国家の安全と安定を脅かす攻撃に対処しよう」と呼びかけた。エジプト政府は、「アルカーイダ」の仕業と判断、入国検査を強化している。教皇ベネディクト16世は、アルクッデスィーン教会前で発生した爆破事件について、新年のミサでテロ行為を非難した。国連の潘基文(バンキムン)事務総長も2日、爆破を強く非難、責任者を追及する当局の姿勢を支持する声明を発表した。2日、日曜ミサは、公安警察の装甲車などが取り囲む中で行われた。会堂内部も、キリストや処女マリアの像が倒れ、椅子などが散乱、爆発のすさまじさを示していた。治安当局は、襲撃の容疑者17人を逮捕した、と発表した。エジプトは人口の約1割がコプト教徒。多数派のイスラム教徒との衝突が続発している。昨年1月7日には乱射事件でコプト教徒7人が死亡、首都カイロでも11月に教会の建設をめぐり暴動騒ぎが起きている。」(2011年1月22日 キリスト新聞社)

 「いまこそ、アラブの新しい世俗(非宗教)の政治を世界に知らせなければならない。わたしたちの武器は軍事的なものでなく、道義的なものなのだ。」(エドワード・サイード)

▼(参考)タハリール広場の検問で押収された「武器」
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 よいニュースはつづく。

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 「今日一日のなかで一番すてきなニュース。それは明日、わたしの友だちが結婚式をひらくこと、解放広場で!」 (etharkamal 2011年2月5日)

 それはこのカップルかな?

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 生まれてくるこどもはまさに革命の子。名前はタハリールと名づけられるのだろうか。

 こうした「共生」のはじまりの一方で、この革命の途上で、生命を奪われた多くの人びとたちのことも想起しなければならない。

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 これはまだほんの一部にすぎないが、この遺影をみると、若者たちが多いことに改めて気づかされる。もし生きていれば、これからはじまる共生の輪に加わったり、同世代の結婚を祝ったりできたはずの若者たちで、とりわけその死因の多くが、警官に頭や胸を撃ちぬかれた「射殺」によるものだということ想うと、胸が痛む。

▼「EGYPT REMEMBER」より
http://1000memories.com/egypt
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by illcommonz | 2011-02-06 10:42
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