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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「十万年の呪い」と「未来の搾取」


▼「100,000年後の安全 (Into Eternity)」(2009年)
[監督] マイケル・マドセン
[撮影] ヘイキ・ファーム
[編集] ダニエル・デンシック

▼「放射性廃棄物の危険を訴えるドキュメンタリーが緊急公開」
 「原子力発電所から生まれる放射性廃棄物の問題と地球の安全を問うドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」が当初予定していた今秋公開を変更し、4月2日(土)から緊急公開されることが発表された。「100,000年後の安全」は、原発から生まれる高レベルの放射性廃棄物を処分するためにフィンランドに建設中の処理場"オンカロ(隠された場所)"にカメラが潜入したドキュメンタリー。安全になるまで10万年を要するという高レベル放射性廃棄物を、人間は安全に管理することが可能なのか? 10万年もの間、人間は地球の安全のために廃棄物を封鎖し続けることができるのか? その危険性を10万年後の人々に警告することは可能なのか? など未来の地球の安全を問いかける作品だ。
 本作は当初今秋の公開を予定していたが福島原発事故を受け、配給を担当するアップリンクは「原発に関する知識を得る事を必要としている人が多いと思い」(マスコミに配布されたリリース資料より)、4月2日(土)から渋谷アップリンクで本作を緊急公開することを決定した。アップリンクの代表を務める浅井隆氏は同資料で「僕の個人的意見としては、自分は科学を信じているので、原発を人間が完全にコントロールでき、放射性廃棄物を安全に処理する方法を確立しているならばという条件付きで原発はあってもいいと思います」としながらも「それが不可能ならば、要するに現状ではそうですが、新たに原発は作るべきではないし、今ある原発は停止していき、節電と代替エネルギーの技術的方法を考えるべきだと思います」とコメントしている。なお、本作の入場料のうち200円が東日本大震災の義援金として寄付されることも発表された。」(アメーバニュース 2011年3月30日)



▼映画「100,000年後の安全」緊急公開
[日時] 2011年4月2日(土)より
[場所] 東京・渋谷アップリンク
[公式サイト] http://www.uplink.co.jp/100000/
※日本語字幕つき予告篇あり
.............................................

 試写版をもらって、一足先にみせてもらったのだが、見終わって思ったのは、100,000年という、人間(とその文明)のタイム・スケールをはるかに超えた、途方もない返済期間(簡単に云えば「100,000万払いのツケ」)を要する、その意味で、あまりにハイ・コストすぎる原子力発電が、なぜ、いま、現実に存在し、そして、なにがそれを可能にしているのかだろうという問いだ。それは、いま、原子力発電を推進してきたばかものたち、そして、それを容認してきたばかものたち(自分たちもそのばかものたちだ)は、せいぜい生きて数十年なので、はなからそのツケを払うつもりがなく、このおそるべき怪物の始末を未来におしつけ、勝手に先に死んでゆく魂胆だからだと思う。後世の人類に対する、この途方もなくクソ迷惑なゴミのおしつけと10万年の呪い、それをなんというか?それは「未来の搾取」であり、それを可能にしているのは、なにかを犠牲にして、自分たちだけが栄えようとする資本主義的なものの考え方である。10万年先の未来の人類にとって、自分たちはみな共犯者であるが、その呪いをかけるのも、その呪いを解くのも、自分たち次第だ。この映画がみせてくれる「ばかものたちの狂った栄華の記念碑」をみながらそう思った。
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by illcommonz | 2011-03-31 12:36
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