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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼イルコモンズ+中沢新一「レヴェル7のもとでの芸術の発生学/原子力資本主義と黒い太陽」多摩美講義
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▼イルコモンズ 「原子力資本主義」(2011年 素描)

 「現代資本主義と原子力発電は、深いレヴェルでの類似性と同型性をしめしている。福島原発での事故では、たんに原子力発電所が機能不全に陥ったのではなく、資本主義システムに組み込まれた原子の「炉」が、破綻したのである。資本主義は市場の原理が、社会の全域に拡大されたシステムである。市場の原理には人間の結びつきでできた社会を、解体に導いていくような力が潜んでいる。社会というのはどこでも、具体的な人間の心のつながりでできている。社会のなかの個人は、程度の違いはあっても、決して孤立して存在していない。さまざまな回路をとおして、人間同士のつながりを維持しようという方向に社会は働きをおこなおうとする。つまり、人間同士を分離するのではなく、結びつける作用が、社会には内在しているのである。

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▼「20mSv撤廃を求めて文部科学省を包囲するひとびと」 2011年5月23日 撮影=イルコモンズ

 ところが市場はそれとはまったく異なる原理で働くシステムである。経済合理性で動くこのシステムにとっては、キアスムの構造で人間同士のつながりをつくりだそうとする社会は、ゲームの進行に妨害を加える雑音のようなものである。原子力とコンピュータによる「第七次エネルギー革命」をへた資本主義は、かつてないほど大きな規模に成長をとげたけれど、ますます生態系との連絡を絶たれた自閉系へと変貌を遂げていったように思われる。いったいなにが、私たちの世界で破壊されているのか。社会が破壊されている。生態圏が破壊されている。そして社会と生態圏が結びついたところに形成されてきた「文明」が破壊されているのである。がんばればなんとかなるというレベルは、とうに越えてしまった。危機の本質を知り抜くことによって、文明の大転換を試みない限り、日本文明は衰退への道へと踏み込んでしまう。」(中沢新一「日本の大転換」2011年)

 「スペインの首都マドリードなどで21日、若者らが政治や経済の問題をめぐりデモを展開した。同国では22日の地方選挙投票日を前に、7日間連続でデモが続いている。同広場には連日のデモに対応する形で一大テント街が形成され、調理場やプラカード製作コーナー、広報コーナー、さらには子どもの保育施設まで登場した。デモ隊は選挙終了後も抗議行動を続ける構えを示している。」(CNN 2011年5月22日)

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 「太陽は物理学であり、質の問題である。今日は、太陽自体のエネルギーを明らかに分析し、実験的に太陽をつくりだした時代だ。太陽の神格化、人格化の神秘はもちろんご破算だが、われわれの心の中には別の太陽が輝いている。それは暗い、やきつく光をもった、黒い太陽。私は幻想的に太陽を神秘化する。私にとっては詩的な情熱であり、失われた神秘の奪回なのである。分断され、散文化され、われわれの根源的な生命のよろこびと断ち切られて、無感動になってしまった太陽を、ふたたび全人間的に、芸術的に生き返らせようとする欲求なのだ。黒い太陽に、矢を放とう。価値観念を根底的に逆転させなければならない。芸術の課題である。」(岡本太郎「黒い太陽」1956年)


▼ヨゼフ・ボイス「レーガンのかわりに太陽を」(1982年)

 われわれには仲間がいる
 出て失せろ
 レーガンの核戦略
 レーガンの放射能の雨

 おあいにくさま
 レーガンより太陽を! 
 汚れた人生なんてお断り
 西側でも東側でも
 冷戦なんてものは疫病さ

 おあいにくさま
 レーガンより太陽を! 

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[参考]
▼「M9とレヴェル7のもとでの「社会彫刻=芸術」の発生」多摩美講義
http://illcomm.exblog.jp/13456905/
▼「明日の神話について/レヴェル7のもとでの芸術の発生学」
http://illcomm.exblog.jp/13551365/
▼「「LEVEL7 feat.明日の神話」について/レヴェル7のもとでの芸術の発生学」
http://illcomm.exblog.jp/13626070/

[関連]
▼イルコモンズ監修 「アトミックラウンジ」展 2011年5月22日~29日
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by illcommonz | 2011-05-24 12:10
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