この本は最後に「ぶすん、ぷぅ」でおわる。
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「訃報:元永定正さん死去、88歳…前衛芸術の先駆者・画家」
「戦後の前衛芸術で先駆的な役割を果たした「具体美術協会」(1954~72年)の中心メンバーで、半世紀にわたり現代美術の第一線で活躍した画家の元永定正(もとなが・さだまさ)さんが3日、前立腺がんのため自宅で死去した。88歳。三重県上野町(現伊賀市)生まれ。地元の商業学校を卒業後、郵便局員など職を転々とした。53年、兵庫県芦屋市展に入選した洋画が前衛画家の吉原治良(故人)の目に留まり、55年に吉原が率いる「具体美術協会」に入った。煙を使ったパフォーマンス、着色した水を入れたビニール袋による空間造形、画面に絵の具を流した抽象画など、独創的な作品で世界的に注目された。」(毎日新聞 2011年10月6日)