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「石原都知事「ナンセンス」原発稼働の住民投票」
「東京電力の原発を稼働させるかどうかを問う住民投票条例案、32万人以上の署名をつけて、今月10日に市民団体が東京都に条例制定を直接請求していた。これに対して東京都は29日、この条例案に知事の反対意見をつけて都議会に提出することを発表した。石原慎太郎東京都知事:「一地方自治体の一部の人が反対を唱えて左右できる問題じゃない。あくまで国が判断することです」石原知事は、「電力供給を受けている都民が、
原発の是非を感情で左右するのはナンセンス」などと条例案に反対の考えを示した。一方、市民団体は、「再稼働の是非は、私たち一人ひとりの都民が関わっていく責任と権利がある」とコメントしている。」(テレビ朝日 2012年5月29日)
「Q:原発の都民投票には否定的な考えか。
「ものを決めて修正したりするのは議会の責任。それが議会制民主主義のメカニズムだ。一部の人間がわーといって、その数が何十万集まったかしらんけど、いちいち斟酌しなきゃいけない義理はないし、そんな形で行政は行われるもんじゃないですよ。住民投票は結構です。しかし、あくまで物事の最終決定は議会ですよ。議会はみんなに選ばれて構成されている。
是非を決めるのは君らでないよ。君らに選ばれた議会だよ。行政の首長でもある私でもあるよ。」(東京新聞
「石原知事 会見ファイル」2012年5月26日)
これは議会制民主主義の名を騙った、議会制独裁主義でしかない。こういうとき、福岡の人間は、こう云って怒る。「なにさまのつもりだ、のぼせあがるな」。
みてろ。