野田が首相だったときは、国会のまわりでよく
「メルトダウン・ブルース」を演奏して、さんざんからかったが、安倍にはどんな曲がお似合いだろうと、いま考えているところで、もうそろそろお腹が痛くなるころだろうと思うので、いよいよこのマーチの出番かなと思っている。進軍ラッパなら安倍の趣味にもあうだろうし、音を遠くまで届かせるには、遠達性にすぐれたトランペットやホルンが一番である。原曲よりも5度くらい音をさげて、マイナー調で、荘厳かつおごそかに吹くといいかもしれない(ホルンのゲシュトップ奏法で、こわれたおなかの鳴る音を入れるとなおよい)。編成は3管のユニゾンでもいいし、調子はずれの3声の和音でもいいかもしれない(なにが、いいのか、よくわからないが)。さしあたりイメージとしては、サティの「いつも片目を開けて眠るよく肥った猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ」のような感じだろうか。タイトルは、「おばけがこわくて宮殿で眠れない、うつくしい国のそうりだいじんを、おっぱらうためのファンファーレ」