・Keith Jarrett
"(Somewhere) Over the Rainbow"
・Unknown
"War on Lebanon, July 16, 2006"
*ふたつ一緒にみてください。何度もくりかえし、見てください。
いつか、「虹の彼方」でも、「海のむこう」でもなく、東京の自分の家の窓ごしに、
こういう光景を目にすることになるのかもしれない。CNNのレポートでもなく、
ABCのニュースでもなく、アルジャジーラのヴィデオですらない、数キロ先の
出来事として。キース・ジャレットの繊細なピアノのタッチも芸術的な法悦も、
なにもかもすべてかき消すような爆音とともに(それにしても、空爆の静寂の
なかできこえる、あの蟲の音は何なのだろう。。。)。この不気味さを表現する
ことばがみつからないので、ふたつのヴィデオをならべてみることにしました。
死者を弔うヴィデオの祭壇として。