約半年ぶりに東京大学で開講したイルコモンズ・
アカデミーは「今回がはじめて」という人が多く、
ちょうど好いので、また、もういっぺん、はじめ
からやりなおすことにしました。今後は、春の
アカデミーで上映した映画やビデオをもう一度、
組み合せや順番をかえて上映してゆきますので、
春に見逃した方は、この機会にぜひどうぞ。
次回は映画「ジャマイカ 楽園の真実」をはじめ、
「WTOの何が悪いのか」「キロメートル・ゼロ」など、
WTO関連のビデオクリップをみてゆくことにします。
あと、今回出席できなかった方のために「通信公開
講座版」をこしらえましたので、予習・復習・自習・
独学に役立ててください。
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[通信公開講座版]
「イルコモンズ・アカデミー・セカンド・シーズン」
【一時間目】
THE YEAR OF SWEATSHOP(1995-1996年)
▼マイケル・ムーア
「ザ・ビッグワン」(98年)
▼チャールズ・カーナハン
「ミッキーマウス、ハイチへ行く」(96年)
【二時間目】
YouTubeで学ぶ世界のスウェットショップの実態と現状
▼ナイキ社
「ナイキCM」
▼クレジットなし
「ナイキAD」
▼クレジットなし
「搾取工場労働」
▼カリン・マック
「中国のディズニー」(05年)
▼H&Cフィルム
「スウェットショップとは?」
▼スウェットショップ・ユニオン
「THE THING ABOUT IT」(03年)
▼デイヴィッド・ウィリアムズ
「ユニオンバスターズ」(05年)
▼JTH feat.レベッカ・ワースレイ
「消費されるもの」(06年)
▼クレジットなし
「バークレー大学の裸の抗議デモ」
【三時間目】
コーポレーションという名のサイコパス
▼マーク・アクバー&ジェニファー・アボット
「ザ・コーポレーション」(04年)
【四時間目】
大学がサイコパスになった時は...
▼スチュワート・ハグマン
「いちご白書」(71年)
▼ニューズリール
「コロンビア暴動」(68年)
▼ジル・フライドバーグ
「花崗岩の大地」(05年)
(給食)
【五時間目】 映画は予告する
▼イルコモンズ
「HUM BOMB?」(06年)
▼ブルックリン・ビッグマン
「スターバックスに告ぐ」
▼リチャード・リンクレーター
「ファーストフード・ネーション・予告編」(06年)
▼ロバート・グリーンウォルド
「ウォールマート・予告篇」(05年)
▼フーベルト・ザウパー
「ダーウィンの悪夢・予告編」(05年)
▼アタリ・ティーンエイジ・ライオット
「レイジ・アゲインスト・WTO」
▼ジェフ「ケミカルコップス・シアトル1999」
▼ビッグノイズ・フィルム
「キロメートル・ゼロ・予告篇」(03年)
▼ステファニー・ブラック
「ジャマイカ 楽園の真実・予告編」
【六時間目】 こどもは警告する
▼セヴァン・カリス=スズキ
「1992年リオの地球環境サミットでのスピーチ」(92年)
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[推薦図書]
▽マイケル・ムーア
「アホの壁 in USA」柏書房
▽ナオミ・クライン
「ブランドなんかいらない」はまの出版
▽ジョエル・ベイカン
「ザ・コーポレーション」ハヤカワ書房
▽エリック・シュローサー
「ファーストフードが世界を食いつくす」草思社
[関連サイト]
▽
NLC
▽
クリーンクロス・キャンペーン
▽
レイバー・ビハインド・ザ・レーベル
[参照資料]
▽
スウェットショップ(Wikipedia)
▽
東京都最低賃金(06年度)
▽
ハイチのディズニー地獄
[キーワード]
グローバリゼーション、スウェットショップ、
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