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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼トルコには行ってみたいけど、国際展はもういいかも
d0017381_2342115.jpgこないだ、現代美術家の小沢(剛)くんから
メールがきて、こんなやりとりがありました。

>>>> この間、ホウハンルーと話していたら、来年の
>>>> イスタンブールビエンナーレのための作家を
>>>> リサーチ中とのことで、小田君のことを気にして
>>>> いたが、メルアドなど教えてしまっていいかな?
>>>> 小田くん自信(原文ママ)は現代美術は辞めた
>>>> ということになっているようだが、僕から見れば
>>>> ちっとも辞めたかのようには見えはしないし、
>>>> どうしたものか?

d0017381_022613.jpg>>> 一度、言い出したら聞かないので、本当に辞めたよ。
>>> しかもそのあと、もう一回辞めてる。だから、いまの
>>> 肩書きは、元・元・現代美術家(笑)。たぶんこれからも
>>> ずっと辞めつづけて、死ぬまで、辞めないと思う。
d0017381_051321.jpg
>>はは、yesでnoなわけだな。

>はは、そうそう、同時に答えるYesとNo!
>マイナスとマイナスでプラス現代美術家。
>
>で、本題のイスタンブールビエンナーレだけど・・・(以下省略)
................................................................
小沢くんとは、「横浜トリエンナーレ」のときに、彼が企画した座談会とか、
「光州ビエンナーレ」の共同作品「オールジャパン・アートボール・チーム」
とかで親交があって、ときどき忘れた頃にこうやって、展覧会出品の話を
もちかけてきてくれます。前にも一度、ホウ・ハンルーが企画した別の
展覧会の話をもってきてくれたことがあり、それが、たしかちょうど美術家を
廃業したばかりの頃で、「EXPOSE2002」展の展示作業がかたづいて、
しばらく何にもしないつもりだった時に来た話だったので、「せいぜい出せる
ものがあるとしたら、こういうポスターくらいしかありませんよ」と「美学連」の

d0017381_082569.jpgこのポリティカルな臭いのするポスターを
あげた記憶があるので、たぶん、それで
リサーチ・リストに名前が残ってたのだと
思います。


ポスターをみる
[注]イルコモンズの「狂えば
狂うほど調子がよくなる」の
初出はこれです)

ちなみに「イスタンブール・ビエンナーレ」というのは、今年で10回目の、
現代美術の国際展で、2001年の第7回展のとき、長谷川祐子さんが
ディレクターをつとめ、その後、日本でも巡回展がひらかれて、結構、
話題になった展覧会です(クリス・カニンハムが撮ったエイフェックス・
ツインのPVとか、小谷(元彦)くんの映像彫刻とかが出品されてた
オペラシティの展覧会です)

d0017381_23584182.jpg
ちょうど同じ年に開催された横浜トリエンナーレのテーマが「メガウェイブ・
新たな総合にむけて」という、あってもなくてもどっちでもいいようなテーマ
だったのに対し、イスタンブール・ビエンナーレのテーマは「エゴフーガル=
拡散する自己」という造語をつかったユニークなもので、また、なにより、
"総合"よりも"分裂"の方が好きな、四人称複数のイルコモンズ好みの
テーマだったので、「横浜もこういうのにしてくれたらよかったのに...」と
いう記事を「図書新聞」に書いた覚えがあります。そういうこともあって、
出るか出ないはさておき、「来年のテーマは何なのだろう?」と思って、
公式サイトをみたら、残念ながら、来年は、これまでのように明確な
テーマを設定せず、「集合的知性にもとづく芸術的営為と現場との
生きた交渉のやりとり」にフォーカスするのだそうです。ふぅん、、、、
「集合的知性」は興味あるけど、なにかテーマがあった方が脱構築
しやすくて良いのになぁ、と思いました。というのも、もとも作家でない
イルコモンズは、自分から内発的に表現したい自前のモチーフや
主題を何にももちあわせてないので、こういうリベラルなのはどうも
苦手なわけです。というわけで、「これはあまり向いてないかもなぁ」
と思いながら、とりあえず、3つの意向を伝えました。

(1) 国際展は、若い無名の作家が世界に出てゆくための登竜門なので、
アーティストをめざしている不世出の若い作家を選んだほうがよいと思う。

(2) せいぜい出せるものがあるとしたら、こういうヴィデオ・クリップしか
ありません。(また、ポリティカルだ。。。)

▼「SOMEDAY OVER THE WINDOW」
▼「HUM BOMB」
▼「イルコモンズのYouTubeデモグラフィー」
 (*めんどくさいのでリンクは省略)

(3) これまでイスタンブール・ビエンナーレは、シリン・ネシャットとか、
ウィリアム・ケントリッジのような、ポリティカル・コンシャスな作家を擁し
てきたし、またトルコの地政学的なポジションと今の世界情勢を考ると、
ベイルート在住のこの作家がよいのではないか。
 ↓
http://mazenkerblog.blogspot.com/
d0017381_0531448.jpg
(参考)▼ベイルート音響派の抵抗のドローイング、ウェブティファーダよ、進め

d0017381_191365.jpgまとめると、だいたい上のようなことを、
小沢くんを通じて、ホウ・ハンルーに
伝えてもらったので、あとはよろしく、
>ホウ・ハンルー、そして健闘を祈る
>マザン・カバジュ、それと、この
国際展の公式サイトでは、出品を
希望する人の募集もしてるので、
アーティストをめざす若い作家の
人たちは応募してみるといいかも。

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d0017381_1242454.jpg[追記1] もしまちがって、(2)の案が
採用されたときは、資金と技術の両面で、
←ここにスポンサーになってもらおう。
なにしろ、ここはいま一番儲かってるし、
そろそろ税金対策で文化事業にお金を
使いたがってるはずなので、のってくる
と思う。イスタンブールに限らず、どの
国際展もたいてい予算が非常に少ないので、いまココは狙い目だと思う。
今のところYouTubeは音楽の方にしか目が向いてないみたいなので、
YouTubeと連携した現代美術の企画展を今すぐ持ちかけたら、案外、
予算とれるかも。実現すれば話題にもなるだろうから、美術館関係者は、
急いだほうがいいと思う。

[追記2] 公式サイトをもう一度みたら、案の定、まだスポンサーが
決まってないようだった。
[PR]
by illcommonz | 2006-10-26 01:15
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