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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼追悼ポール・モーリア、音の剛金術師
d0017381_4541748.jpg【訃報】 ポール・モーリアさん81歳=指揮者
日本でも多くのヒット曲を手がけたフランスの指揮者
ポール・モーリアさんが3日、死去した。81歳だった。
モーリアさんはフランス・マルセイユ出身。1965年、
ポール・モーリア・グランド・オーケストラを結成。68年
「恋はみずいろ」を世界的に大ヒットさせ、ムード音楽の
巨匠として知られるようになった。指揮者、ピアニスト、
作曲家、編曲家として活躍。軽快なビートとクリアな
ストリングス・サウンドが特徴で、日本では「イージー
リスニング界の大御所」と言われる。「蒼いノクターン」
「エーゲ海の真珠」「涙のトッカータ」「オリーブの首飾り」
「そよ風のメヌエット」など、数多くのヒット曲がある。(毎日新聞11月4日)
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その昔、ブルックリンで、DJ・クール・ハークが家から持ってきた母親の懐メロの
レコード(たしか「ベイブルース」)を、クラブのスピーカーがミシミシ鳴るくらいの、
とんでもなくバカでかい音量でかけたら、それまで誰もきいたことのないような、
ものすごいブレイクビートとベースラインがそこからとびだしてきて、アフリカ・
バンバータが腰をぬかしたという伝説がありますが、ポール・モーリア楽団の
レコードにもそういうところがあって、爆音で聞くポール・モーリアはかなりキます。
とりわけ高音域・低音域をおもいっきりブーストさせると、よこなぐり&たてなぐりの、
ストリングスの嵐がまきおこり、チェンバロの轟音が脳天直下につきささります。
それもそのはず、なにせポール・モーリアは、楽団の華であるチェンバロの鳴りを
どうにかしてもっと重厚にしたいと考え、いろいろ試行錯誤した末に、重たい鉄の
鎖をチェンバロのなかにいれると重たい音がする(ほんとか?)ことを発見し、以来、
楽団のチェンバロの中には鉄の鎖がはいってるという伝説があるくらいなので、
音の強度へのこだわりは尋常ではありません。そもそも鉄の鎖をいれると音が
重たくなるという発想は実にブゥードゥー的です。あと、こないだの飴屋さんの
独身パーティーにいらした方ならお分かりいただけると思いますが、ポール・
モーリアの電気オルガンの使い方は、ほとんどプログレで、フード・ブレイン
みたいにブイブイいわせます。なかでも、あの時かけた「愛の歓び」は絶品だと
思っています。ただ残念ながら、あのヴァージョンが収録されたアルバムはCD化
されてないので、もし追悼盤が出るのなら、故人の知られざるサウンドエンジニア
リングの遺業を後世に伝える作品として、ぜひ収録してもらいたいものです。
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[追記] YouTubeにはあまりよい音源がなかったので、かわりをこれを。
Vicky Leandros L'amor Est Bleu (Love Is Blue)
[PR]
by illcommonz | 2006-11-17 04:59
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