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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「前衛詩としての憲法第9条」と「新憲法第9条草案・第二版」
d0017381_6571035.jpg「月刊オルタ」で連載中の
「もうひとつの世界はいつでも
とっくに可能だ」の原稿を書き、
いつものように自分でページ
レイアウトをする。以下、その
原稿の一部をイルコモンズに
無断で転載。

「先日、首相を辞任した安倍晋三に云わせると「いまの憲法は占領軍が作ったものだからNGで、憲法は日本人自身の手でつくるべきだ」という。何という了見の狭い考え方だろう。「Think Global」と云われるこの時代にあってなお、「Think National」な貧しい発想しかできないらしい。かつて花森安治は「誰が草案をつくったって、よければそれでいいではないか。単なる理想なら、全力あげてこれを現実にしようではないか」と書いた。僕らもそう思うし、本来、リベラルというのは、こういうものの考え方のことではなかったか。とまれ、安倍政権は消えたが、「国民投票法」が残った。「おしつけられた」という意味では、この法律のほうが、よっぽど「おしつけられた」気がする。これから改憲にむけた政策が強引におし進められるのだろうが、こっちだって負けてはいない。いずれそうなるだろうという気がしてたので、草案のひとつやふたつ、もうとっくに用意してる。上の作文がそうで、これは第二版である。

(中略)

憲法九条を「世界遺産」にして保護しようというアイデアもあるようだが、僕らの考えはそれとはちがう。戦争の親玉であるはずの国家が戦争の放棄を宣言した憲法九条を、僕らは「アヴァンギャルドな憲法」だと思う。あるいは、こう云ってよければ、現実に囚われずに人類の理想を貫いた「政治的シュールレアリズムの詩」だと思う。そういうものは大切に保護するよりも、もっとラディカルに前進させるべきだと思うので、そうした。「こんな憲法は現実ばなれしてる」という意見もあるだろうが、憲法と法律は違う。憲法は現実にとらわれずに人類の理想と社会の夢を、思う存分、これでもかというくらい高らかに表現したメルヘンであり、ファンタジーであり、ポエムである。詩を現実にあわせて書きかえるなんてばかげてるし、理想を放棄するなんてもってのほかだ。それは人類の普遍的な夢と理想の追求に対する冒涜である。かくして、アヴァンギャルドでラディカルな改憲派である僕らの考えを一言で云うと、こうなる。「憲法よ、一歩前に、現実は後からついてこい」。

「(中略)」部分は、以前、ここに発表したものの改訂版で、これについては、来月発売の
「月刊オルタ」8・9月合併号をご覧ください。

d0017381_7204962.jpgなお今回の草案改訂を機に、
2004年の夏に制作し、
「ユーガーデーン」で
公開した実験映画
「前衛詩としての第9条」
をノーカットでGoogle
Videoにアップしましたので、
そちらもあわせてご覧下さい。

Article No.9 as Avant-garde Lyric

イルコモンズ編
「前衛詩としての第9条:
実験的ポリティカル・ポエ
トリー・リーディングの記録
(10分50秒 カラー)
[PR]
by illcommonz | 2007-09-14 07:23
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