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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼アナザー・アザー・ミュージック
d0017381_615845.jpgゴダールの映画「アワーミュージック」について「アザーミュージック講義」という講演をやった時、声楽家のさかいれいしうさんに朗読してもらうためにイルコモンズが訳したマフムード・ダルウィーシュの詩に、エレクトロニカ系ユニットのLiquid Weeldさんたちが新たに別のサウンドトラックをつけて、もうひとつ別のポエトリーリーディングのトラックに仕立て直してくれました。先日それが「Olive」というタイトルで「flra」というアルバムに収録されてリリースされました。マスタリングは英国の電子音楽レーベル「touch」のマスタリングを手がけているDenis Blackham。

d0017381_6181918.jpgLiquid weeld 「flra」
Produced,composed,performed,engineered,
mixed by Liquid weeld.
Art direction & design by Emi Aida.
[参加アーティスト]
Poetry by Mahmoud Darwish [track 8].
Translation of track 8 by Masanori Oda [track 8].
Guitar by Satoshi Shimada [track 11].
Audio mastering by Denis Blackham

イスラエル軍がレバノンを空爆した時、それに抗議するためにイルコモンズが再編集してYouTubeにアップしたヴァージョンとは、かなり印象の異なるものになってます。「闇と夢の妄想家」であるイルコモンズは、ベートーヴェンの弦楽曲に託して空爆後のレバノン復興とその未来を映像化しましたが、Liquid Weeld ヴァージョンは、それとはまったく異なる解釈になっています。つい最近、レバノンから帰国した職場の同僚から聞いた話によると、激しい空爆を受けて瓦礫の山となったベイルートの中心部は、いま更地になっていて、これからようやく本格的な復興工事がはじまるようです。そういう意味では Luquid Weeld のヴァージョンの方が、いまのレバノンの実情により即しているのかもしれません。というのも、いくら街が復興したところで、あの空爆で命を奪われ、重たい瓦礫と暗い土のなかに葬られた人たちやこどもたちの命はもう二度ともどってこないのだから、今はまだ鎮魂の時なのかもしれないと思いました。重たいノイズの向こうから途切れ途切れに聞こえてくる、そのか細い声は、土の下から響いてくる、死んだこどもたちの声のような感じがします。そしてそれは、映像化できないものだと思いました。
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by illcommonz | 2007-12-07 06:25
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