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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼クリスマスの乱
▼クリスマスの乱_d0017381_3183348.jpg「こんにちは、イルコモンズさん。今日は福岡と京都と札幌でこんなクリスマス・イベントがありますよ。何だかどれもワクワクしてしまいますね。もし運良くその場に居合わせたら、笑えること間違いなしの、いつもとは違う、素敵なクリスマスが過ごせそうですね。いえ、もしかしたら、昨日までとは世界がすっかり違って見えてくるかもしれません。なんたって、クリスマスなのですから、クリスマスに奇跡はつきもの。反乱とはそういうもの。世界が違って見えるのが、本当の奇跡。そして本当の奇跡は、資本のイルミネーションの光が届かぬ冬空の下で起きるもの。「もうひとつの世界のクリスマス」を迎える用意はしましたか?」(「Yapoo!ショッキング」より)

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▼クリスマスの乱_d0017381_5474044.jpg「どぶろく祭」
屋外上映会+貧乏人デモ大行進
2007年12月24日(月・祝)17:00-
今泉公園 (福岡市中央区今泉1-8)

「モ テ る 者 と 持 て な い 者 の 格 差 戦 争」
クリスマス!? 優しい気持ちで過ごすには、あまりにもニセモノ臭い季節。尖った気持ちでいるには、あまりにもまどろんだ空気…。もう「勝ち組」だとか「正社員」だとか、趣味の悪い競争ゲームなんかに加担するのはゴメンです。そんなくだらない「自由競争」から抜け出て、自分の「生きづらさ」に耳をすませてみる時、「自己責任」なんていう残酷な言葉とは全く違う何かが聞こえない?学校や職場や家庭や性や恋愛を多種多様に生きている私たちが、この場所から、自分たちの内側から、生きることや働くことの意味を問い続けたいんです。

イメージして欲しいこと───問い続ける中で最後まで残るのは、労働や生をめぐる「生きづらさ」の感覚…その感覚は、労働や生の意味を勝手に押しつけてくる政治や社会に対する「闘い」とじかに繋がっているってこと。映画『素人の乱』は、今の社会に対する違和感を「騒動」にしている人々の衝撃のドキュメンタリー。この映画を野外上映会で観た後は、そのまま路上になだれ込んでデモ行進へ!路上で叫び、黒く汚れた12月24日に「抵抗」という名の酒を一緒に密造しよう!

★晴天時
上映会 17:00- 衝撃の映画「素人の乱」
デモ行進19:00- デモ大行進
★雨天時(上映会)
新光ビル2階会議室(福岡市中央区天神4丁目4-24)
上映会 17:00-衝撃の映画「素人の乱」
主催 :フリーター/非正規雇用労働者ユニオンふくおか
090-2088-5380(オノ)

★ どぶろくを勝手に作るのは違法です。しかし米から酒を作ることが違法行為となるとは一体どういう社会なのか? 酒造法…それは私たちの自由を奪うくだらない法律の象徴。職場の上司、地主、経団連、そして酒造法…それら一切の自由の敵に抵抗し続けて私たちが勝利の祝杯を交わすまで、どぶろく祭は終らない!
★今回のデモでは、打楽器を鳴らして行進することが裏テーマ。あなたの打楽器を熱望! 日没後なのでヒカリモノ(サンマ・サバなどの青魚類は不可)、ダンサー、コスプレ、カンパ、米、味噌等も熱烈大歓迎しています!

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▼クリスマスの乱_d0017381_619210.jpg「ライジング・プア 2008」(デモ)
"Poor is beautiful"

2007/12/24に京都市内でデモをします。2時半、市役所前集合、雨天決行。こたつを台車に載せて運ぶ、七輪あり(予定)、音はラジカセ、トラメガを用意。

コース(予定) 市役所前~四条河原町~少し下がって(グリーンプラザ河原町店前)Uターンー四条河原町~ルイ・ヴィトン前~四条烏丸でUターンー四条河原町~市役所前

山下信子はいう。ゆっくり寝させよ、ちゃんと食べさせよ、あたたかいところに居させよ、ちゃんと人間らしく生きさせよ、これ以上我慢できないので、たちあがりたい。その呼びかけに応じた4,5人とでデモを企画しました。

お金あるのがそんなにええんか、なクリスマス、みなさん、あばれませんか?みなさん、いいたいことをアピールしませんか?

(たとえばこんなことをいいたい、と企画者たちで言いあったことリスト)
グリーンプラザの闘うマッサージ師さんたちを応援したい!/教育に格差の前教育長、門川大作を落選させよう!/時給を2000円に!/京セラ、任天堂、儲かっているなら、金をよこせ!/ゆっくり寝させろ!/生活保護費、下げるな、上げろ!/銭湯を愛している(銭湯を保護し、安くしてください)/すべての人に生活費(ベーシックインカム)を支給せよ。/学費をタダに!/御所をテント村に!クリスマスプレゼントには、no momey life を楽しくするキョートットの本を!/サンタ GO HOME! (サンタはアメリカに帰れ!)

# みなさん、いろいろ(音・プラカード・食べ物)持ってきて下さいね。カセットやipod持ってきて下さったら、好きな音楽も流せます。

主催:山下信子とUnion Extasy/京都プアピープル/ライジングプア実行委員会
賛同:ベーシック・インカム要求者組合キョートット出版

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▼クリスマスの乱_d0017381_6204334.jpgメリークリスマス
☆灯油下げろ!デモ

2007年12月24日 15:00~ 
札幌市大通公園4丁目出発

主催:(新自由主義に反対する)
サンタとオイルショッカーズ

空の灯油タンク、一斗缶、灯油ちゅるちゅるの持込やサンタのコスプレ、飛び入り大歓迎です

★大企業・世界中の金持ちのみなさんへ
貧乏人の暖房代をケチらせる前に、エネルギーを節約できないかい?世界中の戦争を紛争がなくなれば、原油は今みたいに急激に減らなくなるんじゃないかあ。どうしてもムダ使いをしたいなら、われわれに太陽発電や風力など自然エネルギーで生きていける場所をくれ。薪になる木を森に残してくれ。穀物を育てる田畑を、農家を守ってくれ。魚が住める川や海を、鳥が飛べる空を、動物が生きる星を残してくれ。

★過激な新自由主義経済グローバリゼーションを推し進めるG8サミット軍団へ
1970年代のオイルショックを一つの契機として自称世界のリーダーのG7・G8の首脳達は
世界の諸問題などを解決しようと会合を持ち始めたようですが、まるでダメじゃない。G8軍団、立つ瀬なし!エネルギー問題にしろ、環境問題にしろ、貧困問題にしろ、戦争にしろ、問題を作り出しているのがG8軍団ではあるまいか。

茶番は、もうやめて~ 問題を作り出しておいて解決をほのめかすパフォーマンス。ムダ使い、もうやめて~ サミット関連で319億円 警備費など155億円計上。テロの原因作るの、もうやめて~ サミットに参加することは、グローバルな資本主義のもたらす戦争と貧困に加担することだ。暮らしを破壊するの、もうやめて~ G8が推し進める過激な新自由主義によって生活がめちゃめちゃ。G8サミット、もうやめて~

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「はて、いつからクリスマスは、反乱の日になったのだろう?」と誰が思わざる。なんにせよ、日本の南のはずれと、北のはずれと、かつての都で、反撃がはじまった。偶然だけど、福岡と札幌と京都ってインフォツアーでまわったところばかりだ。というか、そういうところだから、ツアーに呼ばれたのかもしれない。ともあれ、どれもこれも「ヤプー族」のお祭りみたいでおもしろそうだ。しかも、よくみると、みんな、その地方の言葉で、自分の言葉で、語りはじめている。「返事じゃない言葉をしゃべりだしている」。そして誰も「生きることをあきらめてない」。これが素敵じゃなかったら他に何がある。

ところで、「こんなときに東京の人たちは何をしているのだろう?」と誰が思わざる。消費のメガロポリス・トーキョー・シティに暮らす人たちは、やはり、六本木ヒルズや表参道ヒルズに棲みつく資本の悪霊たちに呪縛され、クリスマス・イルミネーションの魔力で身動きがとれなくなっているのだろうか?たぶんテレビのニュースはそんなふうにいつもと変わらぬ東京の光景を描いてみせることだろう。何が起きようとテレビのニュースはそんなふうにプログラミングされている。輝くイルミネーションとライトアップされたクリスマスツリーのまばゆいばかりの映像が目にうかぶようだ。「もしも毎日がクリスマスだったら」ではなく、毎日がクリスマスのような街。「諸人こぞりて、買え、払え、さらに使え」と24時間365日ジングルベルの号令の鳴りやまむ街。「灰色」の帝都トーキョー、グローバル資本のコロニアルシティ東京で暮らすのは本当にヘヴィだと思う。

▼クリスマスの乱_d0017381_7172693.jpgでも、そんな東京にも「生きることをあきらめてない」人たちは、もちろん、いる。あの伝説の「クリスマス粉砕集会」をやった、高円寺の「ろくでなし、大馬鹿者、ひま人、そして貧乏人」たちは「今年はいったい何をしでかすのだろう?」と誰が思わざる。い・ま・の・と・こ・ろ・ネットに情報は・な・い。しかしネットは万能ではない。情報がないからといって、何もないとは思わないほうがいい。もし何があるのか知りたければ、自分の足で高円寺まで行って、自分で確かめてみるのがよい。もし何もなければ、自分で何かやればよい。ものごとはそうやってはじまる。本当の意味での「イベント=出来事、事件」というのは、そういうものだ。それは思いもかけないところで、思いがけなくはじまる。何が起きるかは、はじまってみるまでわからない。それが本当のイベントだと思う。

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[追記] そういえば教会の牧師があるクリスマスのミサでこう云っていた。
「神はいつも思いもよらぬところに、そのしるしを見せます。そして、
神はつねに人の手助けを必要とする子どもの姿であらわれます」。
by illcommonz | 2007-12-24 07:38
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