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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼京都(大学)の異文化財と異跡めぐり
前略、母上さま、お元気ですか、私たちは、いま、京都にきております。
ついに念願かなって、京都大学のディープ・ノースの文化に、
じかにふれることができました。

風の便りによると、NYパンクの発祥の地C.B.G.B.は、
折からのジェントリフィケーションのあおりをうけて、
いま、立ち退きを迫られているようですが、
日本のアンダーグラウンド・カルチャーの
カーネギーホール「西部講堂」は
いまなお健在でした。

あ、、、

d0017381_404354.jpg←これは、もしや、
1969年の第一回・京都大学「バリケード祭」、
略称「バリ祭」の時のものでしょうか?
この第一回目のバリ祭に
「ゼロ次元」や「裸のラリーズ」と
共に招待された若松孝二の、
この年に封切られたばかりの
映画の題名が西部講堂脇の
建物の壁に記されていました。

この落書を横目にしながら、
ペヨトルな香り立つ講堂の中にはいり、
軋む床を歩めば、夢かうつつか幻か、
「今日は死人が出ても知りません」
という無情なアナウンスが流されたと
今に語り伝えられる「ザ・スターリン」と
「非常階段」の奇蹟の競演、
つわものどもの夢のあと、
諸行無情のエコーあり...

d0017381_4102454.jpg

そうそう、京大のアニマルハウス
「吉田寮」も健在でした。
ちょうどこちらも「寮祭」前夜で、
歓びにあふれた祭のアンセムと
パレードの招待状が配られていました。

おや、、、、
d0017381_413271.jpg



吉田寮祭2005実行委員会編
「吉田寮祭パンフ」より
(作者不詳)

これはまた、面妖な.... しかし、
まさにこれなどは、今を去ること20余年前
「京都モダーン」として世間を騒がせた
佐藤薫率いるエレクトロ・ファンク楽団EP-4の
幻の逸品「かい人21面相のテーマ」の
ポエジーを想わせるもので、

d0017381_4223161.jpg
EP-4
「かい人21面相のテーマ」
(自主制作・自主配布ソノシート盤)
*Amazon.com での取り扱いなし

それがいまなお、このようなかたちで
伝承されているというところに、
伝統と格式を、愛(め)で遊ぶことを
やめない、京人の粋で風流好みなマインドと
病めるヒューモアのセンス(sick sense of humor)
を感じざるを得ませんでした。

そうそう、伝統と格式を愛で遊ぶといえば、

d0017381_4342961.jpg
(左)ゼロ次元主催
「万博破壊派共闘会議」
反博キャラバン

(右)初代・折田先生
作者不詳


かつて「ゼロ次元」がファーサードを占拠し、
全裸のパフォーマンス/儀式を敢行した
旧・A学館前の折田先生もご健在でした。
残念ながら、ご本尊はお隠れになられましたが、
それ以来、先生は実体をもたない変幻自在の
シュミラクルな記号となられ、いまでも春になると、
先生を京大の自由闊達な気風を守る道祖神として奉る
再建立祭がとりおこなわれているようです。

*詳しくはコチラ→「折田先生を讃える会」

まさしく「あなかしこ」なるは、これらが、
京大の異なる文化財と異跡かな。

(京大にて、イルコモンズしるす)
[PR]
by illcommonz | 2005-05-22 00:00
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