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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「パレスチナの子どもたちのための詩」(+情報更新中)
d0017381_18183367.jpg
たとえ、人種やことばがちがっていても、同じ人間なら、この子どもの表情が
なにを物語っているか、感知できるはずだ。この表情からよみとれるのは、
たくさんの疑問符だ。「どうして、わたしがこんな目にあわなければならないの?」 
「なぜ、わたしが?」「どうして、わたしが?」「わたしがどんなわるいことをしたの?」

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断言してよいが、この子どもたちは、誰ひとりとして、イスラエル軍に空から
爆弾を落とされなければならないようなことは、な・に・も・し・て・い・な・い。

いったい、この赤ん坊に、なにができるというのか?

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[BBCニュース]▼Israel set for prolonged Gaza op
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7801662.stm

どんな戦争も、ほとんど例外なく、こういう、何の罪もなければ、何の責任もない子どもたちを巻きぞえにし、犠牲を強いる。どんな戦争にも、ほとんど例外なく反対する理由はそこにある。それが国家がおこなう戦争の本質である。その点からすれば、国家がおこなう戦争に「いい戦争」も「悪い戦争」もなく、国家の戦争はかならずまちがう。大義があろうとなかろうと、このような犠牲を強いる戦争はすべてまちがいである。どうしても戦いたければ、国同士ではなく、戦いたい者同士だけで戦えばいいのだ。子どもたちのいないところで、好きなだけ、気がすむまで戦えばいいのだ。とにかく、子どもたちをまきこむな。戦いたくない者たちをまきこむな、と、そう思う。

そうやって、ばかものたちが勝手に戦っているあいだ、子どもたちがおびえたり、こわがったりしないように、詩人や音楽家たちを呼んで、美しい詩や音楽をきかせてやるのがよいだろう。できれば、戦いが終わった後の世界に希望を与えるような詩や音楽がよいだろう。やさしく、ゆっくりと、おだやかに、そして最後に力強いリトルネロがあるようなものがいいだろう。「この世界は生きる価値があるものだ」と、子どもたちが納得するような、うつくしいものがいいだろう。そう思って、この映像をつくった。というか、つくりなおした。2年前のレバノン空爆のときにつくったものを、つくりなおした。急いでつくりなおしたので、写真を一枚いれそこねた。スペルの綴りもひとつまちがえた。でも、ひとまず今はこれでいいだろう。詩は今年亡くなったパレスチナの抵抗詩人、マフムード・ダルウィーシュが書いたもの、映像はゴダールがパレスチナで撮ったもの。音楽はベートヴェン。よい詩とよい映像、そしてよい音楽があれば、あとはなにもしなくても、なにかできる。



▼「パレスチナの子どもたちのための詩 (2008年12月)」
 (THE OTHER MUSIC FOR PALESTIAN CHILDREN Dec 2008)
 http://www.youtube.com/watch?v=sjTwI3tcAx4

  [詩] マフムード・ダルウィーシュ
 [映像] ジャン=リュック・ゴダール
 [音楽] ベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番第3楽章
 [編集] イルコモンズ
 2008年 6分9秒 カラー(英語字幕つき)
 *「アザーミュージック for レバノン」(2006年)の改訂版
........................................................

 「世界がだんだんとじてゆく (The Earth is Closing on US)」
 (詩:マフムード・ダルウィーシュ 訳:イルコモンズ)

 世界がすみっこの方からだんだんとじてきて
 ぼくらをいよいよ最後の小道へ追いつめてゆく
 ぼくらはなんとかそこを通りぬけようとして
 自分の手足までもぎとったというのに
 それでも大地はぼくらを押しつぶそうとする

 いっそのことぼくらが麦だったらよかったのに
 そしたら死んでもまた生きかえることができるから
 でなければ、大地がぼくらの母さんだったらよかったのに
 そしたらきっとやさしくしてくれるだろうから
 あるいは、ぼくらが岩に描かれた絵だったら
 鏡に映して夢のなかへ運んでゆけるのに

 ぼくらは泣いた
 子どもたちの祭りの日のことを思い出して

 ぼくらは見た
 最後に残された土地のひらいた窓から
 子どもたちを外にほうりなげた者たちの顔を
 ぼくらの星はその顔に鏡をつきつけるだろう

 ぼくらが世界の果てにたどりついたとき
 その先ぼくらはどこへ行けばよいのだろう?
 そして最後の空がつきはてたとき
 鳥たちはどこを飛べばよいのだろう?
 草木が最後の息を吐ききったとき
 どこで眠りにつけばよいのだろう?

 僕らはそのわずかな血で
 僕らの名前を記すだろう
 僕らはその翼をもぎとり
 僕らの肉がさえずる歌をききながら
 その命を終えるだろう

 最後に残されたこの小道の上で
 そう ここで この土地で
 僕らが流した血のうえに
 ここからもそこからも
 オリーブの樹がなるだろう

 弟が生まれたよ!


 「こどもの誕生はそれでもうひとつの抵抗である」
 (ジャン=リュック・ゴダール)

.........................................................
[参考]▼イルコモンズ編「アザーミュージック」の制作について
http://www.prenomh.com/prev/godard/ourmusic/ourmusicbakuretsutalkshow8.htm


最後に、パレスチナの女の子たちに、ひとつ夢のある話を。

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▼「ラーニア (ヨルダン王妃)」
「ラーニア・アル・アブドゥッラー(1970年8月31日-)は現ヨルダン国王・アブドゥッラー2世の王妃。クウェートでパレスチナ人医師の娘として生まれ、カイロ・アメリカン大学で学び、湾岸戦争後にヨルダンに移住。大学を卒業後に1991年からシティバンクに勤務。ある日、知人のパーティで知り合ったアブドゥッラーと半年間の交際を経て1993年6月10日に結婚。現在4人の子供がいる。」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

「世界に精神的影響与えた指導者、08年首位はヨルダン王妃」
「世界中から好感を寄せられ、写真写りが良く、動画投稿サイト「ユーチューブ」に専用のチャンネルを持つ王妃。CNNがこのほど実施した視聴者アンケートで、「今年、世界に最も大きな精神的影響を与えた指導者」に、ヨルダンのラニア王妃(38)が選ばれた。ラニア王妃は93年、アブドラ皇太子(当時)と結婚してヨルダン王室に入った。99年にアブドラ国王の即位とともに28歳で王妃となり、現在4児の母。「国民はわが子同然」と語り、中東地域の教育改革や「知識格差」の解消、男女平等社会の実現といった課題に取り組んできた。今年4月には、ヨルダン国内の学校設備の向上を目指す新たなプロジェクトをスタートさせている。王妃はまた、イスラム教やアラブ世界への固定観念を打ち砕こうと、ユーチューブにチャンネルを開設。若者らから募った質問を基に、イスラム文化のあらゆる側面を説明し、話し合いと理解を呼び掛けてきた。ユーチューブからは11月、先見的な業績をあげた人物に贈られる「ビジョナリー賞」を受賞。式典で公開されたビデオメッセージでは、チャンネル開設の動機として「フェース・ブックではあまり友だちがいなかったから」「英エリザベス女王がなさることは何でも、私のほうが私のほうがうまくできるから」など10項目を挙げ、会場を沸かせた。」



▼「ラニア王妃 YouTube Visionary Award 受賞スピーチ」
「Queen Rania spoofs Letterman's Top 10 while
accepting award at YouTube Live」
http://www.youtube.com/watch?v=JPcw3fLeBHM

これがYouTube の賞を受賞したときのビデオ・スピーチ。米国のニュース・ショー仕立てになっていて、YouTubeチャンネルを開設することにした「10の理由」を自らレポートし、米国人ウケしそうなアメリカン・ジョークを連発。なかなかユーモアがあって、のびのびしてる。

パレスチナの女の子たちが、自分たちと同じパレスチナの血をひく、この王妃の活躍をみたら、きっとみんな彼女のようになりたいと憧れることだろう。子どもたちにはそういう夢が必要だ。それを与えるのが大人たちの本来の役目ではないのか。

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[追記1]
▼12月28日 ロンドンのイスラエル大使館前でのデモ
Demonstration in London infront of the Israeli embassy- 28th Dec 2008


あした、東京にいて、できること。
今日、東京にいて、できたこと。

▼「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動の呼びかけ」
「イスラエルがガザに空爆を行い、27日と28日の2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しました。イスラエルはさらに予備役兵6500人の招集を閣議決定し、地上戦を行う準備をしていると報道されています。イスラエルは40年あまりに渡ってガザ占領を続けた挙げ句、ハマース政権の成立以後は封鎖を強化して人の出入りを禁じ、ガザ住民が衛生な水も電気もない劣悪な環境下で生きることを強い、その生殺与奪を握ってきました。150万人がひしめき、どこにも出口がないたった360平方キロの土地で、寒さと飢えに苦しみ、窮乏してゆく生活に疲れ切った人々の上に、いま爆弾が落とされ続けています。イスラエルは、ハマースによる100発あまりのロケット弾に対する報復を口実としています。しかし、その多くは空き地などに落下し負傷者もほとんど出ないものであり、2月の総選挙を前にした政治的パフォーマンスであるのは明らかです。米国の政権移行期のタイミングを狙い、周到に準備を尽くした確信犯的攻撃は、いかなる意味においても認められるものではありません。しかし米国もイギリスも、ハマース政権の存在を理由に、イスラエルの行動に対し一定の「理解」を示しています。国連安保理も、米国の抵抗のために公式の非難声明を出せていません。パレスチナのアッバース大統領でさえ、イスラエルに抗議をしつつ、今回の事態をハマース政権非難のために利用しています。もはや「対テロ戦争」の言辞を都合良く利用し、民衆の生命よりも自らの権力維持に心を砕く政治指導者たちには何の期待も出来ません。

私たちがすぐに事態を変えられるわけではありません。しかし抗議行動を呼びかけ、広め、より多くの人々の関心を喚起し、イスラエルの暴挙を黙って見逃すことはしないのだ、ということを示しましょう。中東各地で抗議行動が起きています。ロンドンなど欧州の都市や、イスラエル国内でも抗議のデモが始まっています。29日現在、大阪ではイスラエル領事館に対する申し入れ行動が行われています。規模は小さくとも、各地で抗議のうねりを作り出すことが必要です。参加される方は、出来るだけ自分でプラカードなどを用意してきてください。大使館への申し入れ書は呼びかけ人が用意しますが、他に用意されたものがあれば、一緒に提出する予定です。

▼「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動」(東京)
[日時] 2008年12月30日(火)14:00~
[場所] 地下鉄有楽町線 麹町駅 日本テレビ方面改札待ち合わせ
(ある程度人数が集まったら、イスラエル大使館の方へ移動します)
呼びかけ:「ガザ空爆に抗議する12・30緊急行動有志」

▼12月28日 マンチェスターでの抗議デモ
Gaza Demo infron BBC manchester 28-12-2008 Part 2


(コール/チャント) "FREE! FREE! PALESTINE!" "OCCUPATION NO MORE!"

▼「12/30 緊急NGO共同・イスラエル大使館前行動
-パレスチナ・ガザ地区への空爆に抗議する申し入れ-」

「12月27日からイスラエルがガザ地区への大規模な空爆を行い、2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しています。今後もイスラエルは、大規模な軍事攻撃を予定していると報道されています。150万人のガザ地区の人々は、これまでもイスラエルの封鎖によって、医療や食料、燃料の不足に苦しめられていました。今度はその人々の上に爆弾が落とされています。この人道的危機を前に、これまでパレスチナ問題に様々な形で関わってきたNGOが共同で、この軍事行動への抗議の意志を示す申し入れの行動を行います。皆さんもぜひこのアピールに加わってください。

■イスラエル大使館前で、死者のための追悼と軍事行動の即時中止を求めます。
■ガザ地区封鎖による人道危機に抗議し、物資の搬入と人道支援団体・ジャーナリストの自由な出入りを求めます。

[日時] 2008年12月30日(火) 16:00-
[場所] イスラエル大使館前
[内容] 軍事攻撃による市民の犠牲者のためのキャンドル・ライトなどによるサイレント抗議/呼びかけ団体からのアピール/要請文の読み上げと提出

[呼びかけ団体] アムネスティ・インターナショナル日本/アーユス仏教国際協力ネットワーク/日本国際ボランティアセンター/パレスチナ子どものキャンペーン/ピースボート

▼12月27日 コペンハーゲンでの追悼デモ
Demonstration in Copenhagen - Town Hall - 27th Dec 2008 - free Gaza


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[追記2]
▼「アブデル・ワーヘド(アル=アズハル大学教授)からのメール」

「イスラエルがハマースの攻撃に対する報復としてハマースの拠点を攻撃しているという日本の報道は偽りです。これは、非戦闘員、民間人に対する大量虐殺です。重慶・ゲルニカ・ドレスデン・東京大空襲、そして、ヒロシマ・ナガサキ、同じことが2008年12月の今、起きています。」(12月27日)

「自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから 50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。」(12月27日)

「今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中だった!」(12月27日)

「今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。」(12月28日)

「今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。インターネットで世界に発信するためだ。」(12月28日)

「(メール未着)」 (12月29日)

▼12月28日 マドリッドでの抗議デモ
Demonstration in Madrid - 28th Dec 2008 - free Gaza


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[追記3]
d0017381_2016132.jpg「狙いは米政権移行期…
ガザ空爆、イスラエルが周到に準備」

「イスラエル政府は今回の作戦を、停戦と並行して着々と練り上げていたフシがある。同国紙ハアレツによると、バラク国防相は半年前、国軍に、ハマスの訓練所など標的を定めるよう指示していた。2月に総選挙を控えた政府は、強硬姿勢を示す必要に迫られていた上、オバマ米次期政権がブッシュ政権の「ハマス排除政策」を転換することを阻止したい思惑もあった。ハマスが今月19日に停戦終了を宣言した後、政府は「停戦は維持すべきだ」と表明したが、作戦実施に向け、ガザの過激派によるロケット弾攻撃再開を待ちかまえていた可能性が濃厚だ。」(読売新聞 12月29日)

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[追記4]
「イスラエル 3日連続ガザ空爆」
「イスラエル軍は、29日、パレスチナのガザ地区に3日連続で空爆を続け、これに対し、イスラム原理主義組織ハマスもロケット弾攻撃による報復を続けるなど、暴力の応酬が続いています。」(12月29日 NHKニュース)

[比較図] ハマスの「ロケット弾」とイスラエル軍の「F16Iジェット戦闘機」(米国製)
d0017381_2171739.jpg
「空爆後の写真や映像をいくつか見てまわったが、ほんとうにとんでもないことをイスラエル軍はした。マスメディアはいい加減、「暴力の応酬」だとか「暴力の連鎖」だとか、そういうインチキな表現はやめるべきだ。」(成田圭祐)
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[追記5]
▼「空爆のガザから」

「日本の皆さんが私たちの状況に関心を持ってくれていることに感謝します。

今日起こったことは、ハマスがイスラエルの反応を見誤ったことのツケを、関係のない市民が払わされたことに他ならないのです。包囲され、物資の不足に悩まされながらも、私たちは停戦のおかげで、イスラエル軍の攻撃だけは心配しないで済んできましたが、ハマスなどのグループは、半年の停戦の結果に満足していなかったのです。そして、停戦の失効を宣言してロケット攻撃を再開し、イスラエルがこうした過剰な攻撃を始めたのです。

呆然とした一日でした。11時30分イスラエル軍はガザの警察本部を攻撃しました。そこでは、ちょうど警察士官の卒業式が開かれていました。一瞬にして大勢の警官と警察トップのタウフィーク・ジャビール将軍が殺されました。いま、治安部隊と警察はハマスのメンバーで占められていますから、ガザ中で行われた攻撃の格好の標的とされたのです。10分間に100発のミサイルが使われたそうです。

私自身も他の多くの人と同じように、やり場のない感情を抱えています。ハマスは市民を守ることもできないし、イスラエルとの闘争に対する知恵ももちあわせていないのです。一方、アッバス大統領も市民をハマスやイスラエルから守ることはできないし、エジプトもアラブ諸国も同じです。だから、ガザの一般人が犠牲になっているのです。私たちは、自分たちが孤立し、イスラエルによる犠牲者の列に加わっていると感じています。イスラエルは今日の爆撃をまだ端緒にすぎないといっているのですから。

ガザでは数時間電気が来たと思うと、その後数日は停電が続き、燃料代わりのケロシン油を探すのにみな血眼です。何時間もパン屋の前に並び、銀行から預金を引き出すこともできない状態が続いています。暗闇でどう過ごすか? 必要な薬をどうやったら入手できるのか? 私たちは生き延びるためにだけ頭を使っています。日々の生活そのものが悪夢のようです。

私は、今晩、家でじっとしていることができませんでした。暗闇のなか、赤ん坊は泣き続け、母が停電のなかで、明日のパンをどうしようと叫んでいます。それに耐えられず街のインターネットカフェに来てしまいました。ニュースを見続け、何か希望の糧になるものはないか?と探しています。

また、連絡します。」

「パレスチナ子どものキャンペーン」
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-entry-72.htmlより

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(つづく)
[PR]
by illcommonz | 2008-12-28 18:45
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