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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼【緊告】 ザ・フラッシュ・モブ!!!
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「イルコモンズ・アカデミー」(2006-08年)および「文化人類学解放講座」(2005-08年)で、リクレイム・ザ・ストリート以後の、ゼロ年代における世界の「新しい都市文化」として紹介してきた「フラッシュ・モブ」が、「世界ピローファイト・デイ」の3月22日に東京で計画されてます。「フラッシュ・モブ」を体験できる絶好のチャンスですので、ぜひ参加して、たのしみましょう。

▼[INFO] Flashmob - 22.March.2009 11:00-12:00 at Shinjuku Alta Square
[Time] 22 March 2009 11:00-12:00
[Venue] Shinjuku Alta Square Tokyo JAPAN


[Trailer] YouTube: http://www.youtube.com/user/tokyomob

With this event we want to criticize the surveillance society which takes away our ability to trust in others.

[Rule 1] Bring a book of your choice, and read it out. It doesn't matter whether you whisper or shout, whatever way you prefer. The flash mob will dissolve at 12.
[Rule 2] Help us create Japan's biggest flashmob ever! Let all your friends know: mail, facebook, blog, phone or smoke signals.

This event will take place regardless of weather conditions.

*A flash mob is a large group of people who assemble suddenly in a public place, perform an unusual action for a brief time, then quickly disperse.

【日本語訳】

▼「フラッシュモブ」
[日時] 2009年3月22日(日) 11:00-12:00
[場所] 東京新宿アルタ前広場 

この「お遊び」は人が人を信頼する能力を奪う監視社会への批評のジェスチャーとなります。

[ルール1] 自分の好きな本(小説、思想書、機関誌、マンガなど)を1冊、小さな声、大きな声、自分に合った方法で11時から読み始め12時に解散。
[ルール2] 国内最大規模のフラッシュモブにするために、知人全員にメール、SNS、ブログなどで告知する。

*雨天決行

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▼「フラッシュモブとは?」
"A flash mob (or flashmob) is a large group of people who assemble suddenly in a public place, perform an unusual action for a brief time, then quickly disperse. The term flash mob is generally applied only to gatherings organized via social media or viral emails, rather than those organized by public relations firms or for a publicity stunt. " (Flash mob From Wikipedia, the free encyclopedia)

▼「フラッシュモブの歴史」
「2003年初夏のある蒸し暑い晩、200人あまりのニューヨーカーが百貨店の『メーシーズ』に入ってきて、あっけにとられる客たちと慇懃な店員に向かい、自分たちは郊外で共同生活を送っており、みんなで上に載って遊べるような「ラブ・ラグ」が欲しいと告げた これこそが「モブ・プロジェクト」の始まりだった。そして19日には、32ヵ国の76都市で、それぞれの現地時間の午後2時頃に『グローバル・フラッシュ・モブ』が行なわれ、今や世界的な現象となったモブの1周年を祝う。メーシーズで2003年6月19日に初のモブが行なわれて以来(その数週間前にマンハッタンで小さなモブ・プロジェクトがあったが、警察の介入により失敗に終わった)、フラッシュ・モブは世界中で企画されてきた。電子メールやウェブログ、インターネットで連絡を取り合った人々が突然、公共の場所に出現し、全く無意味な行動をとり、いきなり解散するというモブのアイディアは、明らかに人気を得ているようだ。クリスマス・キャロルを歌うために集まるモブもあれば、民主党のハワード・ディーン大統領候補(当時)への支持を表明するというモブもあった。ほかにも、持ち寄ったノートパソコンを集めてスーパーコンピューターを作るモブ、ロンドンのテームズ川の上につり下げた箱の中で過ごしていた米国の奇術師、デビッド・ブレイン氏のパフォーマンスをからかおうというモブ、政治的なテーマを持つモブも実行された。モブでは、何をしてもいい。ボスもいないし、すべてを牛耳るトニー・ソプラノ[米国のテレビドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の主人公であるマフィアのボス]もいない。しかし、フラッシュ・モブはそもそも無意味でばかげた、完全に的外れな行動をとるものとして生まれたことを忘れてはならないと、最初にモブ・プロジェクトのアイディアを思いついた『ビル』とだけ名乗る匿名の人物は話している。ビルは、2003年9月10日にマンハッタンで行なったモブ・プロジェクトでも、「これはただのモブ(群衆)であって、何の意図もない。それが一番、大事なことだ」と語っている。現在、世界のあちこちで政情が不安定になっていることから、1周年を記念して世界中で開催される今回のモブを、はっきりとした意図はないがほのぼのとした国際的な集会として紹介したいという声が出ている。しかし、ビルの構想によれば、モブの原理は思いつくままに行動することにあり、今回のモブの主催者たちもビルの意を受けて、この集会には政治的あるいは社会的な意味は全くないと言明している。「東洋が西洋を、西洋が東洋を歓迎し、さまざまな文化を持つ人々が交流するなどという考え方は、本来のフラッシュ・モブの筋書きとは何の関係もない。モブはばかばかしいものであるべきだ」と、ビルにならって『デイブ』とだけ名乗った、今回のモブ・プロジェクトの主催者の1人は語った。デイブは自らを「アルメニア生まれ、モスクワ出身の36歳の通信技術者、中国系で3年前からニューヨークとシカゴで暮らしている」と紹介しており、こうしたグローバルなイベントの主催者としてはうってつけの人物のようだ。世界中でモブを開催するというアイディアは、当初、デイブが協力者の『カプリコーン』と共に運営するウェブサイト『フラッシュ・モブ・アソシエーション』に、5月21日付で投稿された。すぐに6ヵ国から25人が計画に加わった。モブでは、お互いに面識のない多くの参加者が同じ時間に同じことをするため、あらかじめ組み立てられた筋書きに従う。マンハッタンのモブ・プロジェクトでは、指定された集合場所に集まった参加者に対し、イベントの直前に筋書きが印刷された紙が配られた。その後、多くの場合、モブの筋書きは電子メールや携帯電話のテキストメッセージを使って送信されるようになった。今回のグローバル・フラッシュ・モブでは、参加者はイベントの直前に電子メールで筋書きを受け取る。自分の地域でモブを組織したい人は、サイトで登録すればいい。登録すると、モブの筋書きが書かれた電子メールが送られ、さらにモブを計画する非公開のフォーラムへのアクセス権を与えられる。主催者たちは、どの地域でも実行可能な筋書きを準備するのが難しかったと話している。各地のモブは、できるだけ筋書き通りに行動するのが原則だが、主催者側は、必要があればそれぞれの文化に合わせて参加者が筋書きを自由に変更してかまわないと話している。シドニー在住の主催者の1人、『テンペスト』は「計画を立てるのはとても楽しかった。かなり面白い筋書きになっていると思う。みんな驚くはずだ」と話している。」(「フラッシュ・モブ一周年を記念し、世界各国で一斉にモブを実施」(「WIREDニュース」2004年6月22日)より)

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▼「世界のフラッシュモブをみる」(「文化人類学解放講座」より)

A:ピローファイト(クラブ)

▼「ピローファイト (2006年3月26日 バンクーバー)」★★★★


▼「ピローファイトの終わり方(2006年4月15日 フィラデルフィア)」★★★


▼「ピローファイトの後(2008年3月22日 バンクーバー)」★★★★


▼「ヴァレンタインデーのピローファイト(2009年2月14日 サンフランシスコ)」★★★


[参考]
▼第一次世界枕戦争~巴里の空の下のピローファイト・クラブ
http://illcomm.exblog.jp/3070083/
「イルコモンズのふた」(2006年5月9日)

B:東欧のフラッシュ・モブ

▼「ショッピングセンター・モブ (2006年10月31日 リトアニア)」★★★★


▼「ハエ・モブ (2006年10月22日 ポーランド)」★★★


▼「清掃・モブ (2005年10月19日 ポーランド)」★★★★


▼「アンテナ・モブ (2006年3月5日 ポーランド)」★★★


▼「横断モブ (2006年5月17日 ブタペスト)」★★★


▼「モック・ファイティング・モブ (2007年12月5日 ポーランド)」★★


C:モバイルクラビング] (*CJA法案に対抗するサイレント・レイヴ)

▼「モバイルクラビング (2006年10月11日 リヴァプール駅)★★★★


[参考]
▼サウンドレス・レイバーズ・パーティー・イン・UK
http://illcomm.exblog.jp/4255954/
「イルコモンズのふた」(2006年11月28日)

▼世界の駅舎から
http://illcomm.exblog.jp/5179218/
「イルコモンズのふた」(2007年4月17日)

▼「モバイルクラビング (2006年11月30日 パディントン駅)★★★


▼「モバイルクラビング (2007年4月4日 ヴィクトリア駅)」★★★


D:フリーズ・モブ

▼「フローズン・グランド・セントラル」★★★★★


[参考]
▼「紐育の寛容」
http://illcomm.exblog.jp/7184303/
「イルコモンズのふた」(2008年2月6日)

▼「フリーズ・モブ」★★★


E:番外

▼「T-モバイル CM」(2009年1月15日 リヴァプール駅)★

(モバクラをCMにしたもの)

▼「イエローカード・モブ (2005年9月9日 ポーランド)」★★★★★
(*社会に対して路上から無言の「警告カード」を出す傑作フラッシュモブ。
著作権の関係で音声を削除されたため、このモブのよさが伝わらない。
以前DLした動画の音声をmp3化してどこかにアップしようと思う)


F:インプローヴ・エヴリホエア

▼「モバイル・デスクトップ」★★★


▼「食堂街ミュージカル」★★★★
http://www.youtube.com/watch?v=dkYZ6rbPU2M


▼「救命」★★★★★


「もともと都市とは、こんなふうに「何かが起きる場所」である。好くも悪しくも「何が起きるかわからない」ところが都市の魅力であって、都市に多くの人びとが集まるのは都市で起きるその「何か」を求めてである。都市で事故や犯罪が多いのは事実だが、都市で起きるのは決して事故や犯罪だけではない。都市ではしばしば人に夢と希望そして解放感を与えるようなハプニングも起きる。奇跡のようなアクシデントだって起きる。フラッシュモブは、いま私たちが忘れかけてしまっている、そのことを、もう一度思い出させてくれるものだ。911以後、世界の都市には「ゼロ・トレランス=絶対的不寛容」と呼ばれる事態が蔓延している。「テロ対策」という名のもとに、私たちはこう命じられ続けてきた。「おかしな人間を見たらテロリストと思え、不審なモノは爆弾と思え、突飛な行動は犯罪と思え」と。これはテロに対する人々の潜在的恐怖と不安を利用した、一種の「恐怖政治」であり、都市にはソフトな戒厳令が敷かれている。そのなかで私たちは、奇異なものに対する寛容性や、未知のものに対する柔軟性を次第に失っていってしまった。私たちは「考えるまえにに怪しむ」という貧しい心を植えつけられ、都市は他者への信頼や共感ではなく、「恐怖のエコロジー」が支配する「報復都市」となった。いまや都市は「監視と防犯のテーマパーク」のようである。フラッシュモブは、この他者への不信と疑惑にみちた閉塞空間に風穴を開けるものである。安心と安全を至上のものとする「セキュリティ教」や「安全カルト」の拘束から私たちを解放し、正気をとりもどさせてくれる、ゼロ年代のカルチャージャミングである。フラッシュモブでは、見知らぬもの同士がたがいに協力しあって何かを起こす。たとえそれが、どんなにばかばかしいことであっても、そこで私たちは「何かが起きる」のをただ恐れている側から、「何もおそれることのないこと」を自分たちで起こす側に身を移すことができる。そこでほっと息をつくことができる。フラッシュモブは、こわばった社会の筋肉をもみほぐし、ざらついたら社会の皮膚をなめらかにする「瞬間の社会彫刻」だ。フラッシュモブでは、その日・その場限りの小さな達成を共に喜びあい、笑い合うことができる。そこから、ほんのすこし世界を見なおすことができる。他者への信頼を回復することができる。「世界は愉快で、人間はおもしろい!」。フラッシュモブはそういうものだ。」(「イルコモンズ・アカデミー・メモ」より)

[TIPS] 「フラッシュモブ要項」
・はじまりと終わりの合図(笛やラッパによる)
・奇をてらわない服装
・さりげない仕草
・無意味をたのしむ余裕
・個人ではなく群集のひとりになりきる態度
・映像による記録

[おまけ]
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イルコモンズ逮捕で未遂に終わった「ピローファイト・ブロック in 洞爺湖」の
フライヤー(2008年7月)
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by illcommonz | 2009-03-21 09:37
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