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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼ゴダールの「社・会・主・義・映・画」

▼ANNONCE FILM SOCIALISME GODARD

ゴダールの新作「社・会・主・義・映・画」(2009年)の予告篇。

「ものごと、黄金、ろくでなし、歴史、エジプト、パレスチナ、オデッサ階段、ナポリ、バルセロナ、ことば、動物たち、子どもたち、伝説」、、、パティ・スミスとロバとCCCP(=ソビエト社会主義共和国)のTシャツを着た子どもが気になる。「社会主義」「女たち」「動物たち」、そして「子どもたち」ときたら、あれだ。ゴダールがゴーモン映画社からつきかえされたという未完のシナリオ「動物たち」。映画「アワーミュージック」のトークでもふれた、そのシナリオは次のとおり。

「アイディアは次のとおり、それはまず、社会主義者が権力をにぎった時代に展開される、次に、社会主義者たちが女たちによって、ドレスに熱湯がこぼされるようにこぼされ、かわって女たちが、国家で、ベッドで、台所で、そのほかのあれこれのところで権力をにぎるときに展開される。その次の時代、今度は子供たちが女たちを、病人が看護婦を打破するように打倒し、女たちの悪魔的な権力を奪取するような次代に展開される。それは最後に、こどもたちがもはや権力をもてあそぶのをやめ、ひどく不安になるときに展開される。暗がりや家畜小屋、衰弱した森、地下鉄、打ち捨てられた工場などで動物たちが動きまわっているのだ。飼いならされている動物たちの攻撃は次第に、連携がとれていて、しかも野生的なものになってゆくが、こどもたちは、それをはねかえすために、かつての敵である社会主義たちや女たちと同盟をむすぶことには躊躇する。」(ジャン=リュック・ゴダール「動物たち」より)

もしこのシナリオに沿ったストーリーなら(もっともゴダールの映画ではストーリーはおまけのようなものである)、これは転覆の映画である。ただし「社会主義」はあくまで転覆されるための舞台にすぎず、そこでは「女たち」「こどもたち」、そして「動物たち」(ドゥルーズとガタリが歓びそうな組み合わせだ)という、この地球上で、いつでもどこでも、つねに後まわしにされてきたものたちが叛乱を起こすのかもしれない。もしそうなら、いや、もしそうでなくても、おもしろそうだ。はやくみてみたい。

ちなみに、ゴダールは次の作品にとりかかっているらしく、ニュースによればそれは次のとおり。

d0017381_18505583.jpg▼「仏ヌーベルバーグの鬼才、
ゴダール監督がホロコースト映画に挑戦!」
「フランスのヌーベルバーグの映画作家ジャン=リュック・ゴダール(78)が、次回作としてホロコースト映画を検討中であることが分かった。その原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーにもなった「The Lost: A Search for Six of Six Million」というノンフィクションノベルで、ユダヤ系ウクライナ人の祖先を持つ同紙記者ダニエル・メンデルスソーンが、ポーランドの強制収容所生活をはじめとする家族の歴史を描いた実話小説だ。歌手パティ・スミスらが出演する新作「Socialisme」の撮影を終え次第、ゴダール監督はすぐにでもクランクインする構えだ。たびたび政治的発言を繰り返しているゴダール監督は、「アワーミュージック」(04)でも煉獄編・地獄編・天国編の3部構成で、9・11同時多発テロ以後の世界観を描き出してみせた。過去の作品でも、「カラビニエ」(63)でも“戦争ごっこ”をシニカルを描いて反戦を謳い、「アルファヴィル」(65)でも近未来を舞台に、巨大コンピュータによって個人の自由が奪われる世界を描いている。このゴダール監督作品、スティーブン・スピルバーグ監督作「シンドラーのリスト」のアンチテーゼになるのか注目される。」(2009年6月8日)

一方で、こんな事件も起きてるので、公開されたら、また一騒動起きそうだ。

▼「ホロコースト博物館で発砲、警備員死亡」
「米首都ワシントン中心部のホロコースト博物館で10日午後1時(日本時間11日午前2時)ごろ、ライフル銃を持った男が乱入し警備員に発砲した。警備員は病院に運ばれたが間もなく死亡した。男は他の警備員に撃たれ重体。事件当時、大勢の入館者がいたが、けが人はなかった。米メディアの報道によると、男はメリーランド州在住の白人至上主義運動家でネオナチのジェームズ・フォンブラン容疑者(88)。同容疑者は自身のウェブサイトで、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を「でっち上げだ」と主張していた。オバマ大統領は今月5日、外遊先のドイツでユダヤ人強制収容所跡を訪れ、「ホロコーストを否定する者は無知で忌まわしい」と語った。この発言に反発した犯行の可能性もあり、警察当局は背後関係などを調べている。同容疑者は81年に米連邦準備制度理事会ビルに銃を持って侵入、役員を拉致しようとして逮捕され、83~89年に服役した。ホロコースト博物館は93年に開館し、第二次大戦中のユダヤ人迫害の歴史を展示。ホワイトハウスやワシントン記念塔に近く、年間170万人が入館している。」(毎日新聞 2009年6月11日)
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by illcommonz | 2009-06-16 18:52
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