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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼博多ゾンターク系二〇加モブの想像
d0017381_2402368.jpgd0017381_2412364.jpgd0017381_2415482.jpg
イルコモンズ・トラベリング・アカデミー、ご来場ありがとうございました。

今回のアカデミーは「憲法記念日」の翌日で、会場は「博多どんたく」でにぎわう
須崎町でしたので、日柄方位にちなんで、「前衛詩としての第9条」と「リクレイム・
ザ・ストリート」のふたつだけは、あらかじめ上映するつもりでしたが、それ以外は、
いつもどおり何も決めずに会場にむかいました。そしたら、待ち合わせの場所で、
今回の主催者の小野さんが、博多名物「東雲堂の二〇加(にわか)せんぺい」と、
「傑作まんじゅう・名月堂の博多通りもん」をくださったので、「今日は、やっぱり、
これだな」と思って、それでレクチャーの内容が決まりました。

「通りもん」というのは、「どんたく」の時に、路上で太鼓をたたいて踊ったり、
山車のまわりで三味線をひいたりして、行列を盛り上げるお囃子の人たちのことで、
ニューオリンズの葬式の帰り道で行列をもりあげる「セカンドライン」のようなものです。

もともと「どんたく」というのは、人力のサウンドシステムによる「路上解放」の
デモンストレーションみたいなところもあるので、それにちなんで、まず03年の
渋谷の「サウンドデモ」と「T.C.D.C.」のヴィデオクリップを上映し、そのあとに
バーミンガムの「R.T.S.」やシアトルの「I.N.B.」のヴィデオクリップをみて、
文化人類学的に比較検討してみる、ということをやってみました。

一方「東雲堂の二〇加(にわか)せんぺい」は、「博多にわか」をやるときにかぶる
半面の「目かずら」(アイマスク)をかたどった煎餅です。「博多にわか」というのは、
博多の方言をつかったアドリブのショートコント・コメディで、即興で一瞬で終わる
ことから「博多にわか」("にわかじこみ"とかいうときのあの"にわか"です)と呼ば
れます。上の画像が、そのときにかぶる「にわか面」で、眉毛こそ下がってますが、
目は決して笑ってません。この目つきからも分かるように、もともと「博多にわか」は、
そのときどきの世情や世の中の風潮を題材にとり、ナンセンスとユーモアにくるめて
社会を辛辣に風刺し、マスクの匿名性とアクトの瞬間性にまもられて権力と政治を
批判するというタイプの民衆のコメディです。そこで、それにちなんで後半では、
いわゆる「テロ対策」を口実に都市の管理が強化され、R.T.S.やクリティカルマスの
ようなタイプのレジスタンスやアクトアップが封じ込まれてゆくなか、それに対応する
かたちで同時多発的に現れてきた世界のさまざまな「フラッシュ・モブ」をとりあげ、
ナンセンスとユーモアの奥にかくされた社会風刺と政治批判のメッセージを解読
するということをやってみました。参考上映したのはバンクーバーやモントルーの
「ピローファイト・クラブ」とポーランドのフラッシュモブ・イベントです。

d0017381_5465633.jpg
「フラッシュモブ」については、夏のイルコモンズ・アカデミーであらためてとりあげる
つもりですが、今回のトラベリング・アカデミーをきっかけに、「どんたく」と「博多にわか」
の風土と土地柄を活かした、福岡発の「フラッシュモブ」がはじまったりしたら、さぞや、
おもしろいだろうなぁ、と思いながら帰ってきました。
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by illcommonz | 2006-05-05 06:31
▼今週の「文化人類学開講講座」は、
d0017381_7543983.jpgイルコモンズがQ州
里がえりするので、
「自習」です。
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by illcommonz | 2006-05-01 07:55
▼世界の終わりとガールフレンド・ワンダーランド
d0017381_5124564.jpg昔むかし、あるところに、PFMとマジカル・
パワー・オブ・マコと電子音楽が好きな
子どもがおりました。やがて、その子どもが
大きくなると、今度はECMとイルビエントと
音響系が好きになり、気がつくといつのまにか
イルコモンズになっていました。というわけで、
そんなイルコモンズがここ数年ずっとフォローし
てるのが「ワールズ・エンド・ガールフレンド」で、
このWEGの近作「The Lie Lay Land」(05)に
収録されてた「We are the massacre」の
PVがYouTubeにアップされてるみたいですが、
音質と画質があまりよくないようので、レーベル
のサイトにアップされているものを紹介します。

d0017381_5244748.jpg
we are the massacre (2005年)
音楽:world's end girlfriend
映像:rokapenis

音楽のみ (5分45秒 7.9MB mp3)
映像つき (5分46秒 B/W 31.2MB mov)

どちらもダイレクト・リンクになってますので、まずは、なにも聞かずだまって、
音だけきいてみてください。そのあとで今度は、映像と一緒にみると、たぶん、
ことばを失くします。映像はストック・フッテージのモンタージュでできていて、
ゴダールの「アワーミュージック」の「地獄篇」のようなものだといえば、映画を
観た方なら察しがつくと思います(つまり結構キツイ映像がカットアップして
あります)。映像は、関西在住のVJユニット「ロカペニス」が手がけていて、
WEGらしい叙情的なメロディのうえに高周波のヒス・ノイズとブレイクビートが
かぶさり、そのうえで暴力的な映像が展開してゆくというこのモンタージュは
まるで悪夢のようにうつくしく、そして、童話のようにおぞましいです。特に、
麦畑の彼方に今はなきWTCが現われるカットを目にすると、いったい何が
こうした音楽や映像をつくらせているかがだんだんわかってきて、いろんな
殺戮のシーンがにわかに意味をもって見えてくると思います。

------------------------------------------------
[追記1] WEGの他のトラックも聴いてみたいという方は、ノーブル・レーベルの
サイトにアップしてある、こちらをどうぞ。これもなかなかいいですが、個人的には、
WEGが「ワンダーランド・フォーリング・イエスタディ」という別名義でリリースした
「enchanted landscape escape」というアルバムをオススメします。

[追記2] ロカペニスの別のビデオクリップを見てみたいという方は、公式サイトに
「業務用PV」がアップしてありますので、そちらをどうぞ。こちらも「死ね死ね団」
とかその手の映像が、高速BPMでモンタージュしてあって、かなりイイですよ。

[追記3] スピルバーグの映画「ミュンヘン」でも、WTCの遠景が使われてましたが、
あれより断然、こちらのほうが薄気味わるいですね。
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by illcommonz | 2006-05-01 06:36
▼講演:ゴダールの〈一〉に抗する〈二〉の愛について
d0017381_22443447.gifGWにプレノン・アッシュさんのサイト
公開予定だったゴダールの『愛の世紀』
についてのイルコモンズの講演ですが、
ご覧のとおり、参考画像が多いせいか、
アップが遅れているようです。いつでも、
校正作業ができるように時間をあけて
待機していたのですが、校正が遅れた
おかげで、たまってたブログをまとめて
書くことができて、スッキリしました。
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by illcommonz | 2006-05-01 05:37
▼イルコモンズ・トラベリング・アカデミー
d0017381_3262969.gif突然ですが、来たる5月4日(祝)の日に、福岡の博多にある
インディペンデント・スペース 「art space tetra」 で、
「イルコモンズ・トラベリング・アカデミー」をやることに
なりました。「イルコモンズのふた」で紹介はしたものの、
データが重すぎたり、諸般の事情で、ネットでは公開
できなかった選りすぐりのムービーを上映します。

「K.R.S.N.」や「T.C.D.C.」のドキュメント・ムービーをはじめ、「前衛詩としての第9条」や
「スペクタクル社会」などを上映します。なかでも特に今回のおすすめは、海外の最新
フラッシュ・モブ事情です。福岡近郊にお住まいの方はこの機会にぜひ一度お越し下さい。
入場は無料です。

「イルコモンズ・トラベリング・アカデミー」
とき:2006年5月4日(祝) 15:00~
ところ:art space tetra 福岡市博多区須崎町2-15
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by illcommonz | 2006-05-01 03:47
▼ベラルーシのサウンドレス・デモ
d0017381_7231446.jpg反政府運動への弾圧が強まるベラルーシの首都
ミンスクで28日、若者ら約400人が無言の抗議
デモを行った。デモはインターネットを通じて呼び
かけられた。短時間の集団路上パフォーマンスで、
市中心部でデモが禁止されていることに対抗する
苦肉の策だ。若者たちは「十月広場」に集合。
当局により、事実上廃刊に追い込まれた独立系
週刊紙「ナーシャニーワ」を読みながら約20分、
市中心部を歩いた。参加者は無言のまま解散
したが、私服の公安職員が次々と路上で尋問し、タス通信によると数人が逮捕された。
「毎日新聞」(06年4月30日)

サウンドもなければ声すらない、このパフォーマンスでさえ、逮捕者がでたというニュースにも
驚きましたが、かやた日本でも、昨日どこかで行われたサウンドデモで逮捕者が出たらしいと
いう話を耳にして気になってます。また土曜は、南青山に眼鏡を買いにいく途中の道で、右翼
の街宣車が警察にとめられ、いわゆる「転び公妨」(映画「A」にでてくるアレ)で、二人が拘束
される現場にでくわしました。なんだかもう、右も左も関係なく、声をあげる者は容赦なくおさえ
こむということのようです。
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by illcommonz | 2006-05-01 01:13
▼エマおばさん
d0017381_15133064.jpgこないだ吉祥寺のバン屋でおひるを食べてたら、
となりのおばさんが独り言をいいながら、熱心に
絵馬(えま)に、なにか願いごとを書いてました。
まるで作家が本にサインするみたいに、次から
次に絵馬に何かを書いてました。みるみるうちに、
10枚くらいの絵馬ができあがり、「はぁぁ」っと、
嘆息をもらしながら、エマおばさんが云うことには、
「全人類がラ・ラ・ラ・ラ・ラだったら、こんなたくさん
絵馬もいらないのにねぇ、馬だってタイヘンだよ、これじゃ...」 ふむ、たしかに。。。
そう、ここは武蔵の国、吉祥寺。古来より吉祥天女、降りたちて、宝珠をかざすところ。
ひとは、この地を、吉祥寺と名づける。吉祥とは、人の世の幸(さきわい)のことなり、
人類のラ・ラ・ラ・ラ・ラのことなり。カタルニアの鳥たちはピースピースと啼くというが、
吉祥寺の馬はいかに。ラブ・アンド・ホース。
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by illcommonz | 2006-05-01 00:03