Top

いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
以前の記事
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
記事ランキング
<   2007年 07月 ( 67 )   > この月の画像一覧
▼イランカラプテ、アイヌモシリ
d0017381_4541254.jpgイルコモンズ・トラベリング・
トランクの荷造りができたので、
今日のお昼の飛行機にのって、
いってきます。

イランカラプテ、
アイヌモシリ。

2日目のアカデミーのあと、
湖畔でキャンプをする
予定なので、今回は、
自前のゴザ持参です。
あと、ちびこもんずも
一緒に行きます。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-21 04:59
▼フューチャー・アカデミー・ジン?
d0017381_3593797.jpg

以前、このブログで紹介したジンがフランスから届きました。

▼デリスのD.I.Y.ジンとフューチャーアカデミー
http://illcomm.exblog.jp/5525920

ロンドン大学のSOASで文化人類学を修めたあと、現代美術家
兼キュレーターになったクレメンティーヌ・デリスが、いまドイツで
開催中の「ドクメンタ12」のために制作したもので、彼女が継続的
にやっている「フューチャー・アカデミー」のドキュメントです。

体裁は、そのものずばり、アクティヴィストたちのD.I.Y.ジンのような
つくりになっていて、これから未来にむけて、つねに移動しながら
インディペンデントに生きのびてゆくための知恵と工夫とアイデアが
世界各地から紹介されてます。その版型といい、サイズといい、
タイプ打ちの文字や手書きのカットといい、明らかにアクティヴィスト
たちのジンがモデルになってるようです。D.I.Y.とジンに注目したのは
いいとしても、実際に現物を手にとって、みてみると、んんん、ちょっと
こざっぱりしすぎてるなぁ、という感じが否めません。それはともかくも、
アクティヴィストたちのジンとの決定的な違いは、これがフリー(無料)
ではないということと、作家のコピーライトがついているということで、
それが、未来の生きぬくための方法と知恵を共有するためのD.I.Y.
ジンにふさわしいものといえるのだろうか、、、と疑問に思いました。
もしかするとドクメンタの会場では無料配布されているのかもしれま
せんが、いずれにせよ、アクティヴィストたちのつくるジンのほうが
ずっと刺激的だし、共感できるというのが、とりあえずの感想です。
こないだ、北米のインフォ・ショップについてのドキュメント映画
「リビングルーム」に字幕をつけて紹介しましたが、ジンについても
「100ドルとTシャツ一枚」というドキュメント映画があるので、
いずれこれにも字幕をつけてイルコモンズ・アカデミーで紹介し、
そのあと、ジンをつくるワークショップをやりたいと思いました。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-21 04:39
▼時々刻々と同時代の世界にむけて発信される現代美術
d0017381_19495593.jpg"WHEN SOMETHING TERRIBLE HAPPENS
PEOPLE WAKE UP"
「なにかひどいことがおきれば人びとはたちあがる」。
(twitterのジェニー・ホルッツアー・サイトから今日の作品)

ひどいことって何だろう?NYのガス爆発?タリバンのバス占拠?
柏崎刈羽原発の放射能もれ?それとも日本の閣僚の暴言?
と、同時代の世界で起きてる、さまざまな事件や出来事、
見えない世界の流れや動き、そして、いつも忘れてしまう
大事なこと、について考えるきっかけを与えてくれる
こういう現代美術が好きだ。そして、こういうことばや
ブログが作品になり得るところが、現代美術のいいところ。
同時代芸術である現代美術の真骨頂。
これがつまらないかそうでないかは見る側が決めればよいことで、
アタリもあればハズレもある、というのがイルコモンズの感想。
ちなみに、このサイトが現代美術家のジェニー・ホルッツアー
本人のものかどうかについては諸説あるらしいけども、
仮にこれがフェイクだったとしても、「よくできてる it's good stuff」
というのが、あるブロガーのコメント。いずれにしても、
ことばが現代美術の作品になるということを示し、
誰でも現代美術をすることができる可能性を解放したのは、
ジェニー・ホルッツァーなので、その名前をインデックスに
選んだのは、わるくない選択だと思う。

・BEING SURE OF YOURSELF MEANS YOU'RE A FOOL
11:56 AM July 17, 2007 from web

・WISHING THINGS AWAY IS NOT EFFECTIVE
04:04 AM July 12, 2007 from web

・WITH PERSEVERANCE YOU CAN DISCOVER ANY TRUTH
12:19 AM July 11, 2007 from web

・SPENDING TOO MUCH TIME ON SELF-IMPROVEMENT IS ANTISOCIAL
12:01 PM July 05, 2007 from web

・CLASS ACTION IS A NICE IDEA WITH NO SUBSTANCE
04:46 PM July 04, 2007 from web

・CONFUSING YOURSELF IS A WAY TO STAY HONEST ←これが好き
03:50 AM July 04, 2007 from web

・AN ELITE IS INEVITABLE
06:36 PM July 02, 2007 from web

・FAKE OR REAL INDIFFERENCE IS A POWERFUL PERSONAL WEAPON
06:03 PM June 28, 2007 from web

・IGNORING ENEMIES IS THE BEST WAY TO FIGHT
03:40 PM June 26, 2007 from web

・DISORGANIZATION IS A KIND OF ANESTHESIA
03:04 AM June 26, 2007 from web

・A STRONG SENSE OF DUTY IMPRISONS YOU
03:35 PM June 25, 2007 from web

・HUMANISM IS OBSOLETE
04:41 PM June 21, 2007 from web

・CHASING THE NEW IS DANGEROUS TO SOCIETY
03:26 AM June 21, 2007 from web

・SELF-AWARENESS CAN BE CRIPPLING
02:09 PM June 20, 2007 from web

・BEING ALONE WITH YOURSELF IS INCREASINGLY UNPOPULAR
02:10 PM June 19, 2007 from web

・WORDS TEND TO BE INADEQUATE
06:23 PM June 15, 2007 from web

・THE IDEA OF REVOLUTION IS ADOLESCENT FANTASY
01:52 PM June 13, 2007 from web

・MEN ARE NOT MONOGAMOUS BY NATURE
02:41 PM June 12, 2007 from web

・EVEN YOUR FAMILY CAN BETRAY YOU
06:11 PM June 11, 2007 from web

-------------------------------------------------------------
d0017381_636218.jpg[追記]
いま、mixi をみて、
気がついたのだが、、
きのう一日で7つの
ブログを書いてた
らしい。更新数では、
ホルッツアーに
勝てたかも。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 20:15
▼人類の進歩と
d0017381_17593195.jpg
▼イルコモンズ「人類の進歩とヤキイモとタコヤキ」PV(2007年)
英題「THE PROGRESS OF HOMOSAPIENCE DUB」カラー 3分28秒
http://www.youtube.com/watch?v=_3MChYhUQoU

【解説】
このヴィデオクリップは、イルコモンズが「日本・現代・美術・沈没」展(2000年)と「太陽のうらがわ/太郎のはらわた」展(2001年)のための制作したサウンドトラックに、新たに映像をつけ加えたもの。もともとは飴屋法水が「日本ゼロ年」展(1999年)のために、藤原ヒロシのトラックを使って制作したものを、展覧会場でフィールド・レコーディングし、それに岡本太郎などの声をボイス・オーバーして、さらにリミックスしなおしたもの。今年度の「文化人類学解放講座」では二〇世紀のテクノロジー文化と文明批評をとりあげ、「コヤニスカッティ」などの映画をみたので、その講義のまとめとして制作した教材映像である、と同時に、イルコモンズが「文化人類学解放講座」で毎回実施しているD.I.Y.テストを自分でもやってみたもの。字幕にあるとおり、「テクノロジーの発明は新たな事故の発明である」というポール・ヴィリリオの言葉や、新潟県中越沖地震で起きた柏崎刈羽原発でのトラブルなどがモチーフとなっている。エピローグに加えて「人類は進歩なんかしていない。むしろ退歩している」とする芸術家・岡本太郎の主張と、それを補う科学者・仁科芳雄のテキストをつけて公開する。

【参考テキスト】
「科學は呪うべきものであるという人がある。その理由は次のとおりである。原始人の鬪爭と現代人の戰爭とを比較して見ると、その殺戮の量において、比較にならぬ大きな差異がある。個人どうしの掴み合いと、航空機の爆撃とを比べて見るがよい。さらに進んでは、人口何十萬という都市を、一瞬にして壞滅させる原子爆彈に至っては言語道斷である。このような殘虐な行爲はどうして可能になつたであろうか。それは一に自然科學の發達した結果に他ならない。であるから、科學の進歩は人類の退歩を意味するものであつて、まさに呪うべきものであるという。しかし一方われわれの生活は原始人に比べて、少くとも物質的には問題なく豐かになり。昔の人の夢と考えておつた欲求が現實にかなえられるようになつた。例えば、アメリカの科學的成果が翌日は東京でわかるようになり、東京から廣島まで30分足らずで飛んで行く飛行機ができ、又、ペニシリンのような藥が見つかつて、人の平均壽命は延びたであろう。そしてこれ等、物質文明の進歩は、當然、精神文明にもよい影響を與えないでは措かないのである。これ等はすべて科學の進歩のおかげであつて見れば、科學は人類に進歩をもたらすものとして禮讃せねばならぬ。以上で明らかなとおり、科學を呪うべきものとするか、禮讃すべきものとするかは、科學自身の所爲ではなくて、これを驅使する人の心にあるのである。名前で知れるとおりユネスコは、教育、科學、文化の方面において、國際的協力によりその進歩を圖り、これにより戰爭の絶滅を企圖しておるのである。今やわが國は、文化國家をもつて立つことを國是とし、戰爭を廢棄したのであるから、ユネスコの趣旨は、わが國是と完全に一致するのである。われわれ科學者の中には、今日までただ科學の進歩を目指して進み、その社會に與える結果に對しては比較的無關心なものが多かつたのであるが、今後はその結果が如何に使用されるかについて監視する必要がある。それについては、ユネスコにおいて國際的に連絡をとり、科學的成果のみならず科學者自身が戰爭に卷き込まれることを防止せねばならぬ。人類ができてから恐らく數百萬年を經たであろうが、慘虐な鬪爭を依然として續けているということは、人類の耻辱といわねばならぬ。原子爆彈の出現を契機として、戰爭というものに人類が見切りをつける時ではなかろうか」
仁科芳雄「ユネスコと科學」(1948年)

科学とはなにか、教育とはなにか、ということは分からなくても、科学者と教育者、なかでもとりわけ被爆国の科学者と教育者の役割と義務はなにかということなら、わかる。(ただし、タコヤキとヤキイモが何を意味するかは、わからない)。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 18:07
▼ヤ・バスタ、自民党政権
d0017381_160572.jpg「また選挙がやってくるが、ぼくは、もう、どれかの政党の、だれかに投票することはしない。投票する、ということは、ぼくのもっている、ごくわずかの権利のうちの一つである。だから、だれかに投票はしないが、棄権するつもりはない。投票日になったら、その日が晴れていても、どしゃぶりであっても、ぼくは投票所へ出かけてゆく。投票所にいって、投票用紙をもらうと […] 候補者の名前を書くワクの中に、まず斜めの線をぐいと一本引く。つぎに、それと交わるように、もう一本斜めの線を引く。× つまりバッテンをつける。なんだ、つまらない。いい年をして、まるでこどもみたいなことをする。それがいったいなんの役に立つのか、ただ無効投票を一票ふやすだけ、それだけのことではないか、ともおもう。しかし、ぼくがやろうとしているのは、投票ストライキである。ぼくには、投票をストライキする権利、スト権があるはずである。ストライキをしたという気持ちをはっきりあらわすために、大きく堂々と×を書いてくるのである。[…] このストライキは、ぼくひとりでやるストライキである。そんなことしても、なんの効果があるものか、じぶんだけの、したり顔のおもい上りにすぎない、といわれても、ぼくは、じぶんひとりでやる。
花森安治「ぼくは、もう、投票しない」(抄録)

花森安治やデイヴィッド・グレーバーたちと同じく、イルコモンズも直截民主主義者で、選挙で代表を選んで社会のことをやらせる、という議会制民主主義の政体にもともと信任を置いてないので、ほんとは「ストライキ権」を行使して、バッテン票を投じたいところだが、いまそれをやると、現政権の思うつぼで、敵を利することになるような気がしてならない。というか、いまの政権は放置しておくと、いくらでも暴走する危険があるし、また暴走する気満々のようだ。教育基本法改訂や憲法改正など、これまでやりたくてもなかなかできなかったことを「このどさくさにまぎれて、いまのうちにやってしまえ、後のことなんか知ったこっちゃない」という姿勢と思惑がモロ見えで、この理念も理想も恥も外聞も民意もなにもない火事場ドロボウたちの政治は、ものすごく不愉快だ。それに、このところの閣僚の暴言、呆言、失言には、人を怒らせると同時に呆れさせ、無気力化させる効果があり、それは政治へのまっとうな関心や批判意識を萎えさせるデ・ポリティカル・マインドコントロールなのかもしれないと思うと、「それにのってたまるか」という気がするので、いまのこの「うじゃじゃけた気分」に抗して、現政権を追いはらうための紙の実弾を投げ込みたいと思っている。誰かを選ぶための投票ではなく、「ヤ・バスタ!」というメッセージを発するための投票である。「ヤ・バスタ」とは「もう、たくさんだ」という意味で、サパティスタが当時の政権に対してあげた反抗の声だ。アルゼンチンの人びとが独裁政権を倒したときにあげた「現政権はひとり残らずみんな出てゆけ」という気持ちを、はっきりあらわすために、そうする。そんなことしても、なんの効果があるものか、じぶんだけの、したり顔のおもい上りにすぎない、といわれても、ぼくは、じぶんひとりだけでもやる、と思う。投票日は29日である。

[追記] このブログや雑誌原稿やイルコモンズ・アカデミーでこれまで何べんも引用し、
紹介してきた文章だけど、これがイルコモンズの原点なので、何度だって引用する。
.................................................................................

 役人が そんなこといったってダメだといったとき 

 お前の月給は 誰が払っているのだ

 といえばよかったのだ

 それを 心の中のチョンマゲ野郎が

 目くばせして とめたのだ

 あれは 戦車じゃない 特車じゃ 

 と葉巻をくわえた総理大臣が

 いったとき ほんとは あのとき

 家来の分際で 主人をバカにするな 

 といえばよかったのだ

 ほんとは 言いたかったそれを 

 チョンマゲ野郎が よせよせと

 とめたのだ

 こんどこそは このチョンマゲ野郎を

 のさばらせるわけにはいかないのだ

 こんどこそ ぼくら どうしても

 言いたいことを はっきり言うのだ

 戦前も はるか明治のはじめから 

 戦後のいまも 必要以上に 

 横車を押してでも 

 権利を主張しつづけ その反面 

 なすべき義務を怠りっぱなしで来たのは

 大企業と 歴代の政府ではないのか

 さて ぼくらは もう一度

 倉庫や 物置きや 机の引出しの隅から

 おしまげられたり ねじれたりして

 錆びついている〈民主々義〉を

 探しだしてきて 錆びをおとし 

 部品を集め しっかり 組みたてる

 民主々義の〈民〉は 庶民の民だ

 ぼくらの暮しを 

 なによりも第一にするということだ

 ぼくらの暮しと 

 企業の利益とが ぶつかったら 

 企業を倒す ということだ

 ぼくらの暮しと 

 政府の考え方が ぶつかったら 

 政府を倒す ということだ

 それが ほんとうの〈民主々義〉だ

 政府が 本当であろうとなかろうと

 今度また ぼくらが 

 うじゃじゃけて 見ているだけだったら

 今度はもう おしまいだ

 今度は どんなことがあっても

 ぼくらは言う

 困まることを はっきり言う

 人間が 集まって暮すための 

 ぎりぎりの限界というものがある

 ぼくらは 最近それを越えてしまった

 それは テレビができた頃からか

 新幹線が できた頃からか

 電車をやめて 歩道橋をつけた頃からか

 とにかく 限界をこえてしまった

 ひとまず その限界まで戻ろう

 戻らなければ 人間全体が おしまいだ

 企業よ そんなにゼニをもうけて

 どうしようというのだ

 なんのために 生きているのだ

 今度こそ ぼくらは言う

 困まることを 困まる

 とはっきり言う

 ぽくらは ぼくらの旗を立てる

 ぼくらの旗は 借りてきた旗ではない

 ぼくらの旗のいろは

 赤ではない 黒ではない もちろん

 白ではない 黄でも緑でも青でもない

 ぼくらの旗は こじき旗だ

 ぼろ布端布をつなぎ合せた 暮しの旗だ

 ぼくらは 家ごとに その旗を 物干し

 台や屋根に立てる

 見よ

 世界ではじめての ぼくら庶民の旗だ

 ぼくら こんどは後へひかない

d0017381_17154123.gif
花森安治「見よぼくら一銭五厘の旗」(抄録)
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 17:17
▼家柄と血筋
d0017381_15152616.jpg「生まれはいいが育ちは悪い」(麻生太郎)

だからといって、何を云ってもよいわけ
ではないし、謝ればすむわけでもない。

<麻生外相>
「発言は不適切だった」と撤回、謝罪


現首相もふくめ、家柄や血筋がよい
とされるブルジョワ政治家たちの
メンタリティは、明治・大正時代の
←このマンガを思い出させる。

マンガ好きの大臣なら見たことあるだろう。いまはどうかは知らないが、
むかし小学校の社会科の教科書に載ってた風刺マンガだ。

d0017381_15331323.jpgこのドラ息子体質の坊ちゃん大臣は、
「マンガが好き」だといってるが、
風刺漫画もちゃんと読んでるのだろうか?
漫画とはそもそも、社会風刺画であり、
政治の愚劣さや社会の矛盾を撃ち、
それを笑いのめす批評的メディアだ。
ウソだと思うなら、この本を読んで
みるといい。古本屋にいけばまだ手に
入るし、国会図書館にもあるはずだ。

▼「一億人の昭和史・昭和マンガ史」(毎日新聞社)


それにしても、自民党というのはほんとにクソオヤジたちの愚連隊だと思う。
人前でさえ、これなのだから、人がみてないところで、何を云ってるのやら
わかったものではない。

[追記] この本に収録されてる赤瀬川原平の「漫画・昭和無署名犯罪史」は
ぜひ一読を。昭和の不穏な空気がよみがえります。また、評論やパロディの
ための複製は「フェアユース」であるということの実例としてもよめます。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 15:20
▼社会時評DJ
d0017381_2295669.jpg
▼(CNN) Report: Nuclear waste drums lose lids in Japan quake
http://www.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/07/16/japan.quake.reut/index.html

この写真をみて、ゾーッとしたので、1999年、東海村の原発で臨海事故が起きたとき、
ミックス・アップした音源を掘り出してきた。南青山のクラブでDJをやってたときの録音で、
音はかなり悪い。でも、これを聴くと、昔から同じようなことばかりしてたというのが分かる。
でもそれよりも問題は、原発の管理者たちが同じようなことを繰り返してるということの方だ。
その時つけたミックス・タイトルを忘れたので改題した (昭和四〇年代生まれなので、
音源が古いのはご容赦)。二曲あるうちの一曲は、元・防衛大臣にくれてやろうと思う。

▼「DOUBT SNAKEMAN」 (3分38秒) mp3 (feat. YAMAGUCHI, NHK, UW)
▼「2-QMA of NAGASAKI」 (5分32秒) mp3 (feat. DJ JO, J&Y)
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 03:25
▼Gift from Cultural Jammer in U.K.
d0017381_19561.jpgHi! James

i've received dvdz.
S-U-P-E-R-C-A-L-I-F-R-A-G-E-L-I-S-T-I-C-
E-X-P-I-A-L-I-D-O-T-H-A-N-X-X-!

best regard
illcommonz

........................................................................

2003年、数々のカルチャージャミングで、イギリスを混乱と笑いの渦に叩き込んだ
カルチュラル・アクティヴィスト・グループ「ヴァキュームクリーナー」のジェイムズに、
こないだの学会で発表した映像のことをメールしたら、彼らが自主制作したDVDを
2枚ギフトしてくれました。アクティヴィストは気前がよい。

d0017381_1193369.jpg
▼the vacum cleaner : works from 2003
Whirl-Mart / Virgin on the Ridiculous / Prayers to Product /
Cleaning the MCA / Taking 'Back' Action / UK Stop Shoping Tour /
Re-Call Cip Fault / Claening Wall St.

▼The Laboratory of Insurrectionary Imagination :
13 Experiments in Hope:
Feat. 0100101110101101 / Conglomco / Cladestine Insurgent
Rebel Clown Army / Laboratory of Insurrectionary Imagination/
Europian Social Forum / My Dad Strip Club / The Assembly Against
Permanent War / Reverend Billy and the Church of Stop Shopping /
Richard Dedomenici / Tha Space Hijackers / The Vacuum Cleaner /
Yomango

1枚目には、「ウィールマート」や「商品礼拝」のほか、ヴァージン・メガストアでの
アドバスティングやウォール街での清掃活動(ハイレッドセンターがやったアレ)
などのドキュメント映像が収録されてます。

2枚目は、メディア・アーティスト集団「0100101110101101」のプロジェクト
「ナイキグラウンド」のほか、ビリー神父とストップ・ショッピング教会、ヨマンゴ、
叛乱の想像力研究所、クラウン・アーミー(こないだの反G8行動にも参加してました)
など世界各地のアクティヴィストたちによる、カルチャージャミングのアンソロジー
になっています。

d0017381_2112667.jpg
ギフトへの返礼として、これらの映像に、これから日本語の字幕をつけて、
イルコモンズ・アカデミーや「文化人類学解放講座」などで紹介してゆきます。
どちらのDVDも問答無用の「COPYLEFT」なので、これからカルチュラル・
ジャミング・スタディーズをやってみようという人にはコピーしてあげますが、
例によって、定職のない人(ポスト・ドクターを含む)とおんなこども優先です。
[PR]
by illcommonz | 2007-07-20 02:13
▼現代美術はYouTubeに
d0017381_11194062.jpgまだ対応できてないのではないか、という
印象をもっている。好きな作家たちの
ヴィデオをみるたびにそう思う。例えば、
インスタレーションは現場の空気感や
臨地体験が命なので、もともと映像に
向いてないのだが、とはいえ、同時代
芸術がはたしてそれでいいのだろうか。
YouTubeをメディアにした新しいアート
フォームを模索する展覧会があったら
是非みてみたい、というか、まだないの
が不思議な気もする。原因は、You
Tubeにアップした作品は取引や投機の
対象になりにくいから食指が動かないのか、
あるいは美術館やギャラリーを保護したい
からなのか、よくわからないけど、ちょっとはプリンスをみならってほしいものだ。

[お勧めできないビデオ]
▼Joseph Beuys
http://www.youtube.com/watch?v=gcBAQx0mzxw
▼Aernout Mik
http://www.youtube.com/watch?v=xkzzt-MgcPw
▼Bruce Nauman
http://www.youtube.com/watch?v=9IrqXiqgQBo
▼Christian Boltanski
http://www.youtube.com/watch?v=SMuf7nc4dk8
▼Damien Hirst
http://www.youtube.com/watch?v=DzHEMJxo0Xo
▼Paul McCarthy
http://www.youtube.com/watch?v=eWZJqS3tVwQ

アナウトミクのヴィデオ自体はすごく面白いだけに、このヴィデオは残念。
とはいえ、近頃はすこしはましになってきた感じもする。

▼Joseph Beuys in Munchen
http://www.youtube.com/watch?v=2DlQhrfnkis
▼Nan Goldin - Perfect day
http://www.youtube.com/watch?v=DD6E6jCY2GY
▼Damien Hirst - Breath
http://www.youtube.com/watch?v=vw6HWwPEQm8
▼Mike Kelly Library Linebacker
http://www.youtube.com/watch?v=zJEOaYEqDY8

(リンクをはるのがめんどくさいのでURLをコピペしてください)
[PR]
by illcommonz | 2007-07-19 11:25
▼[提言] これからの学校教育に必要なもの
d0017381_8243919.jpgカルチュラル・アクティヴィスト
としてのイルコモンズは、
ラディカルな著作権解放論者
なので、これまでどおり、
全面支持こそしないけど、
大学の非常勤講師としては、
理系・文系を問わず、
これからの学校教育に
急いで導入してゆかない
といけないのは、ずばり、
「クリエイティヴコモンズ」
だと思っている。
排他主義的的な愛国心より
ユニバーサルなギフト・
エコノミー感覚の涵養の
方がずっと大事だと思う。
ギフト関係で結ばれた
人間とは戦争をしたいと
は思わないだろうから。
残念ながら非常勤講師は
大学の運営会議には
出席できないので、
どなたか代わりに
提言してください。

クリエィティヴコモンズについて知るには、このビデオクリップがよい。

「Wanna Work Together?」(日本語字幕版)

あと、これは前にも紹介したけど、こういうヴィデオクリップもある。
 ↓
▼「Creative Commons - Building on the Past」
http://www.youtube.com/watch?v=eKQmj56MLVg
...............................................................................
[関連]
▼「クリエイティヴなものはいつも過去の上に築かれる」
http://illcomm.exblog.jp/4119429
[PR]
by illcommonz | 2007-07-19 08:41