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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼イルコモンズ・タイフーン
d0017381_149588.jpg台風9号とともに北海道・札幌に上陸した
4泊5日のイルコモンズ・リブート・キャンプ。
9月3日のイルコモンズ・インフォショップの
建設から始まり、各種ワークショップの開催、
市民メディア・サミットとオルタ・デモへの参加、
インディペンデント・ドラムサークルの開催、
その他もろもろの全日程を終え、9月11日
未明に東京に帰還しました。今回の目玉は、
映画「ちびこもんず、洞爺湖へゆく」と
映画「やむなきことなきもの」の初上映、
そして真夜中のドラムサークル開催と
市民メディアサミットでの「YKS JPN」の
抜きうち上映だったと思います。その他の
詳しいことについては、参加者の方による
インディペンデントなレポートにお任せする
として、まずは、さっぽろ自由学校「遊」と
ATTIC、やぎやのみなさんに感謝します。
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by illcommonz | 2007-09-11 02:02
▼イルコモンズ・リブート・キャンプ札幌
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今日から札幌ATTICで、イルコモンズ・トラベリング・インフォショップがプレミア・
オープンしました。新宿IRAの協力を得て、これまでイルコモンズがコレクション
してきたグローバル・ジャスティス・ムーヴメントやD.I.Y.カルチャーに関するジンや
パンフ、ポスター、CD、DVD、ヴィデオその他さまざまなアイテムを一挙に大公開。
イルコモンズ・アカデミーなどで紹介してきた、あれやこれやのナマの資料をまとめて
全部みることができます。イルコモンズは6日から参加しますが、インフォショップは
3日から9日まで連日やってますので、お近くの方は、ぜひお越しを。入場無料です。
8日のブロック・キャンプでは、イルコモンズ入魂の短編「やむなきことなきもの」を
はじめ、「第四次世界大戦・アルゼンチン篇(日本語字幕つき)」などを初上映します。
そのほか現在制作中の「YKS JPN」や「ちびこもんず、---へゆく」の覆面上映も
行う予定です。

イルコモンズ・トラベリング・インフォショップ建設の図

d0017381_2124992.jpg

d0017381_2154338.jpg

d0017381_2454956.jpg
イルコモンズの設計どおりに現場では着々と建設作業がすすんでいるようです。
ちなみに、壁に依存しないこの自立式のパネル展示のモデルは、2005年に
オランダの現代美術センターで開かれたインディーズ系出版物のアーカイヴ展
「プリンティング・マターズ」の「プリント・ルーム」です。それぞれ自立したパネルが
「インディペンデント性」を表現しています。

d0017381_2215833.jpg
▼Witte de With - Project - Printing Matters
http://www.wdw.nl/participant.php?part_id=239&id=48

同じく、クリップ式のジン展示は、映画「リヴィングルーム」からサンプリングした
もので、つまり「プリンティング・ルーム」と「リヴィング・ルーム」のマッシュアップです。

いま、ドイツで開催中の「ドクメンタ X」を観に行けないので、ゴダールにならって、
「ドクメンタに行くのではなく、自分のなかにドクメンタをつくりだし、そして、自分が
ドクメンタになる」というつもりでやってみました。今回のインフォショップ展示は、
ワーク・イン・プログレス方式なので、、明日以降の変化と協働とリノベーションが
たのしみです。インフォショップがたちあがったら、次は、フード・ノット・ボムズ、
シルバーブロック、ウブントゥ・ブロックなど、各種アフィニティーズのたちあげです。
うはは、こりゃ、たのしみだ、ということで、明日以降の予定は下記のとおりです。
九州と北海道の次は東京のブックフェアに移動します。それについてはまた後日。
万事は先ず周辺からはじめよ、中心は後からついてこい、これが文化人類学の鉄則。

d0017381_30333.gif
▼「イルコモンズ・インフォショップ」
2007年9月6日(木) 19:00-23:00
札幌ATTIC
[店当番] イルコモンズ、T.C.D.C

「イルコモンズ・ワークショップ」
2007年9月7日(金) 19:00-22:00
さっぽろ自由学校「遊」
[ファシリテーター] イルコモンズ

「イルコモンズ・ブロック・キャンプ」
2007年9月8日(土)19:00~翌朝
札幌ATTIC
[世話人] イルコモンズ、T.C.D.C、ちびこもんず、小田マサノリ

【そのほか】
「市民メディアサミット'07 札幌」
2007年9月8日(土)15:00-16:30
[パネリスト] 松浦哲郎+宮内泰介+小田マサノリ
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by illcommonz | 2007-09-05 01:04
▼抵抗食の会(仮)ピクニック
d0017381_235653.jpgのときの写真。
このとき、ちょうど
来日中だった
David Rovicsも
青空ライヴで参加。

同時通訳つきで
歌われた
「ヒ・ロ・シ・マ」は、
ぐっときました。
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by illcommonz | 2007-09-04 23:57
▼映画「素人の乱」公式上映会
d0017381_220045.jpg
下北沢、博多での
トライアル上映を経て、
あのとんでもない映画が
ついに完成。

飯田橋と新宿で、
二日連続上映が
決定。

さぁ、みんなで、
丸太をかかえて、
みにゆこう。


高円寺北中通り商店街を拠点に「PSE法反対デモ」、「家賃をタダにしろ!デモ」、
「三人デモ」、「高円寺一揆」など、街中でとんでもない大暴れをくり返してきた
<素人の乱>。その狂乱と騒動の軌跡を記録した映画「素人の乱」が完成した!!!!
秋の夜長に“革命後の世界”を!!!!

★第1日目:2007年9月16日(日) 飯田橋ポエトリーインザキッチン
¥1000円 プラス1ドリンク
★第2日目:2007年9月17日(祝) 新宿ネイキッドロフト
第一部:映画「素人の乱」上映 
第二部:悪だくみトークショー!!
中村友紀(映画『素人の乱』監督) 松本哉(<素人の乱>5号店店主)
山下陽光(<素人の乱>シランプリ店主) 司会:二木信(ライター)
¥1,500(+1drinkから)

【広告宣伝文】(同映画パンフレットより無断転載)

宮沢章夫の「東京大学「ノイズ文化論」講義」でも紹介された
「WE ARE THE THREE(ONLY!)」、通称「3人デモ」を
YouTubeで見たことのある人なら、みんな知ってると思うが、
そのムービーは、「つづく。」という字幕で終わる。警察を
ほとほと呆れさせ、かたや「前衛的だ」とも評された、この
「3人デモ」はいったい、何のデモだったのか?そして彼らは
いったい誰なのか?あれから一年...この謎が遂に解き明か
される。そう、その「つづき」が、この映画「素人の乱」である。
この映画こそ、その待ちに待ってた本篇なのである。
「たいへんだ!たいへんだ!とんでもない映画がはじまる」。
なにがそんなに「たいへん」なのかは、いずれ歴史が証明
してくれるだろう。これから起きることのすべては、この映画
からはじまった、と。これがたいへんじゃなかったら、ほかに
なにがある。すでに伝説となってるあの「高円寺一揆」の現場に
立会いそこねた人は、今からでもまだ間にあうので、今のうちに、
この映画を見ておいた方が身のためだと思う。とにかくまずは、
見よ、呆れよ、そして、可笑しければ、笑いたまえ、である。
泣いても笑っても、これが「革命後の世界」であり、
「もうひとつの可能な世界」なら、もうとっくにそこにある。
どこに?いまは高円寺に、そしていずれはあらゆる場所に。
(イルコモンズしるす)
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イルコモンズは、二日目のネイキッド・ロフトの
トークに参加し、先日の馬橋映画祭で公開した
「山田まるごと民営化」などを参考上映します。

それはともかくも、

このポンチ絵、
かわいいなぁ、、、、、
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by illcommonz | 2007-09-04 22:14
▼イルコモンズ、ウガンダ、マケレレ大学のシンポジウムに参加
d0017381_2124331.jpgといっても、定職のない
イルコモンズには、
ウガンダまで行く
旅費も休暇もないので、
「文化人類学解放講座」
のために制作してきた
映像4本をシンポジウムで
上映する、というかたちでの
参加です。(ふぅ残念、、、)

しかも広報予算があまりない
ということなので、ポスターと
チラシは無償でイルコモンズが
デザインしました。(よくみると、
図案の構図がイルコモンズ・
キャンプのチラシと一緒です)

それとは別に、シンポジウム
会場のラウンジスペースで
下記のサイトがみれるように
したい、という要請があった
のですが、マケレレのネット
環境はかなり不安定らしい
ので、はじめは無理かなとも
思ったのですが、ウガンダの
若い学生にもぜひYouTubeで文化人類学を学んでほしいと思ったので、スタンドアロンで
これをつくることになりました。

▼「文化人類学解放講座YouTube版」
http://anthropologix.blogspot.com/

flvが再生できるプレーヤーをうめこんだダミーサイトをつくれば可能な
はずなので、いま実験してます。今回のこのシンポジウムは開催地が
東アフリカなので、このブログでお知らせしても、あまり意味ないですが、
いちおうご報告まで。

Joint Symposium:Makerere University + Kyoto University + JSPS
RE-CONTEXTUALIZING SELF/OTHER ISSUES
Toward a "HUMANICS" in Africa
2 (TUE) OCT 2007 8:30-18:00
3 (WED) OCT 2007 9:00-18:00
Makerere University Senate Conference Hall

Charles B. RWABUKWALI (Faculty of Social Sciences, Makerere Univ.)
Nobuhiro NAGASHIMA (College of International Studies, Chubu Univ.)
Anthony SIMPSON (School of Social Sciences, Univ. of Manchester)
Rose KIRUMIRA (School of Industrial and Fine Arts, Makerere Univ.)
Edward KIRUMIRA (Faculty of Social Sciences, Makerere Univ.)
Valentin Y. MUDIMBE (Faculty of Literature, Duke Univ.)
Wotsuna KHAMALWA (Faculty of Arts, Makerere Univ.)
Itsuhiro HAZAMA (Nairobi Research Station, JSPS)
Okot BENGE (Faculty of Arts, Makerere Univ.)
Mike KURIA (Faculty of Arts, Daystar Univ.)
Toru SAGAWA (CAAS, Kyoto Univ.)
Wakana SHIINO (ILCAA, TUFS)
Itaru OHTA (CAAS, Kyoto Univ.)
Yasuaki SATO (CAAS, Kyoto Univ.)
Midori DAIMON (CAAS, Kyoto Univ.)
Soichiro SHIRAISHI (CAAS, Kyoto Univ.)
Takehiro YAMAMOTO (CAAS, Kyoto Univ.)
Masanori ODA (Faculty of Letters, Chuo Univ.)←ここにいる
Gaku MORIGUCHI (Graduate School of Social Sciences, Hitotsubashi Univ.)
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by illcommonz | 2007-09-04 21:18
▼ソルニット役
d0017381_19451576.jpg「この物語はわたしの作品で唯一どんな教訓か判明しているものだ。驚くような教訓ではない。わたしは不意にこう悟ったに過ぎない。「われわれが演じているものこそ、われわれにほかならない。だから何かを演じる時は、よほど注意しないといけない」(中略) この話からもうひとつ明快な教訓を得るとすればこうなる。「死ぬときは死ぬ」。そしてまだ、思いつくとすればこうだ。「できるときに愛すること。それがなにより。」。
(カート・ヴォネガット「母なる夜」より)

たとえイルコモンズが93歳まで生きたところで、ヴォネガットのような役を演じることなどできそうにもないので、ある別の役どころを考えてみた。例えば、こういう役。

d0017381_19473053.gifDAVID SOLNIT is an arts organizer and puppeteer who uses culture, art, giant puppets and theater in mass mobilizations, popular education and as an organizing tool. He has worked with farmworker, union, environmental justice, immigrant rights, anti-war, and human rights groups and is the author of Globalize Liberation and co-author of Army of None.

「デビッド・ソルニットは、シアトルでのWTO抗議の指導者のひとりで、何年も前から名前は耳にしていた。彼が主催する「アートと革命」のワークショップに参加した若いアクティヴィストたちは、敬愛の念をこめて彼のことをよく話していた。若者たちは彼から抗議のあたらしいアイデアをたくさんもらった。閉鎖された政府ビルの外でプラカードをふりまわすだけの軍隊式デモ行進にしないためにはどうすればよいか。どうすれば巨大なパペットやパフォーマンスにあふれた「抵抗の祭り」にできるのか。つまり、人が集まったり、花を植えたりできるパブリックスペースをいかに「とりもどし」、自分たちが破壊的だと考える会議を阻止するのか。彼のやり方は「だまって行動で示す」理論である。何に反対かを「叫ぶ」だけでは、人々の考えを変えることはできない。自分の理想を身をもって示すために仲間をつのり、イベントを自ら企画することではじめて他人の考えを変えることができるのだ。(中略) ソルニットはウィンザーの刑務所に収監され、四日間勾留された。このティーチインの翌日、ソルニットはウィンザー大学で、パペットづくりのワークショップを開いた。その翌日には、米州機構への大きな抗議デモが予定されていた。彼はパペットを使った革命を説いている。人形を使えば、警察の動きもバカバカしい茶番のように見せることができるからだ。当局が彼を危険人物と見るのはただしいが、それは彼が他人の安全や財産を脅かすからではない。彼のメッセージはつねに非暴力的だが、それは非常に強力なのだ。(中略)ソルニットは米州機構の会議が終わるまで拘束されたが、彼のアイデアはウィンザー中にひろまった。プロがつくり商品として消費者が買うだけだったアートが街中にあふれていたのだ。アクティヴィストたちは無料の輸送システムまでつくった。ブルーバイク部隊である。古い自転車を修理してペンキを塗り、抗議に集まった人たちが自由に使えるようにした。コミュニケーションの理論家ニール・ポストマンは、かつてこう書いた。「教える」ことは、一種の「破壊活動」である、と。教えることで、若者たちが自分のDIY能力とクリエイティヴな力に気づいたら、これは本当に破壊的な力となる。しかし、それは犯罪行為ではないのだ。幸いなことに、どうやらまだ自由貿易の対象商品になってないものが残っていたようだ。それは私たちに力を与えてくれる「アイデア」である」(ナオミ・クライン「先制逮捕」より)

というわけで、驚くような役ではない。ただ不意に、そう思ったにすぎない。しかし、こういう役を演じるときは、よほど注意しなければいけない。特に今年は。来年、和歌山に行くかどうかは別にしても。
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by illcommonz | 2007-09-04 19:49
▼拝啓
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2007年の僕へ*

元気ですか?2007年ごろの自分のことを懐かしく思い出します。
僕は93歳で、つまり西暦2059年に、ちょっとした怪我がもとで生涯を終えます。
良い事ばかりでは無かったけれど、それなりに楽しい人生だったと思います。
だたひとつだけ過去の自分に、つまり今のあなたに伝えておきたい事があります。
それは 2008年の冬のこと、僕は和歌山県の田辺市というところへ引っ越すこと
になります。 振り返ってみると、それは人生の大きな分岐点でした。慎重に対処
するように心がけてください。最後にひと言、93年間生きてみて思ったのは
「世の中たいがいの事は、やれば何とかなる」ってこと。
それでは、またいつか会いましょう。残りの人生を存分にたのしんでください。

イルコモンズより - 2059年の天国にて

*イルコモンズの場合(写真は、和歌山県田辺市海岸)
http://www.uremon.com/heaven/ より

「怪我がもとで生涯を終える」というのはヴォネガットみたいでわるくないけど、
この未来予想には、断固、抵抗したい。この未来の一体どこに抵抗したいか、
といえば、天国に行く、というところだ。行くなら、やはりアンダーグラウンドな
カルチャーのある地獄がいい。天国なんて退屈だと思う。そして、あの世で
もつべき友は、天使よりも悪魔だと思う。そのほうが絶対におもしろいはず。
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by illcommonz | 2007-09-04 19:00
▼馬橋映画祭正式出品
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ということで、今日9月1日は新学期の日。みんなそろってバック・トゥ・ザ・スクール!!
のはずだが、今日はあいにくの土曜日。いまどきの小中学校は、週休2日のところが
あったりするので、学校によっては3日が新学期だったりする。これはつまらない。
昭和生まれのイルコモンズに云わせれば、「夏やすみ」というのは、曜日に関係なく、
8月31日にキッパリ終わって、新学期は9月1日からスタートしてくれないとこまる。
なぜ、こまるのか?それは9月1日〆切の夏休みの宿題を31日の夜に泣きベソを
かきながらかたづける苦しみとよろこびとスリルとサスペンスがないからである。
「ついつい流されちまう、結局、暑さでまいっちまう、それは、アレだ、夏のせい!」
とかいったりしながら、宿題をかたづけるのが、イルコモンズは好きなのである。
そう、泣いても笑っても夏は必ず終わり、そして誰にも等しく新学期がやってくる。
世界とはそういうもので、終わりとはじまりのない世界は退屈である。というわけで、
そういう失われた終わりとはじまりの感覚を味あわせてくれる粋なイベントが今日
開催される。高円寺「素人大学」の主催による「大人の文化祭・馬橋映画祭」が
それである。まずは「主催野郎の弁」をよんでほしい。

「馬橋映画祭」
2007年9月1日(土) 12:30-24:00 入場無料
素人の乱セピア(杉並区高円寺北3-10-1)

「9月1日に宿題を出すという小学校以来のイベントを大人になってから
やろうじゃありませんか!場所は高円寺にある大人の学校、飲み屋
「素人の乱セピア」 !どうやら朗読イベントをやる人たちもいるとか。
とにかく今から夏に作るなにかを考えて流される毎日から逃げ出そう!」

この弁が気に入って、イルコモンズも特別ゲスト参加することになった。

[出演予定] 小田マサノリ監督・千田克監督・橋本篤志監督・大久保敬監督・
柳谷貴博監督・野中浩一監督・ヒロヒト監督・石川春花監督・野口和政監督・
小笠原ヨシト監督・新谷潤監督・内田るん監督・ミヤタハジメ監督・サイトウ
メグミ監督・neonwondergirl監督・friendlyghost監督・中村友紀監督・
石原睦美監督・佐藤孝二監督・映像ユニットCHANOMAD制作作品・
映像制作コンビ「香果裸空」制作作品・諏訪部貴士監督

監督総勢23人である。セ・リーグとパ・リーグをあわせてもこれだけの数の
監督はいないだろう。なにより、みんな監督なのがよい。上映予定作品は、
堂々の25本。昼の12時半から夜中の12時までのツー・セットである。
(プログラムはここ)上映作品のタイトルや内容はまだ公開されてないが、
このプロモーション・ムービーからして、かなり期待できそうである。

▼小笠原けいた・よしと監督「馬橋映画祭PV」

かたやイルコモンズは、何を上映するのかというと、実はまだ決めてない。
とりあえず旧作・新作あわせて12本を用意した。

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旧作は措いといて、新作でいえば、「第四次世界大戦・アルゼンチン篇」、
「山田まるごと民営化」、そして(20分を超えるので今回は上映できないが)
元防衛相の「しょうがない」発言に対する異議申し立てとして制作した大作
「やむなきことなきもの」の3本があるのだが、たぶんこれは上映しないと思う。
なぜかといえば、これを上映すると、夏休み最後の日に宿題をかたづける
たのしみが味わえないからで、昨日の夜から新たにもう一本つくりはじめた。
そして、それはまだできてない。いまハードディスクをガリガリいわせながら、
つくっているところで、できたら、それを上映したいと思う。それといっしょに、
おととい出来たばかりで、今週、オーストラリアで上映される予定の新しい
ムービーも公開したいと思う。この2本はある特殊な事情で、とうぶんは、
YouTubeなどにアップできないものなので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

ということで、まにあうか、宿題。

[追記] んんんん、91%までできたのだが、まにあわなかった。。。。
その残り9%があるのとないのとでは、たいしたちがいはないのだが、
ヤスリをかけるようなその最後の仕上げの部分がいちばん好きで、
そこはゆるがせにできない部分なので、またの機会にすることにしました。
映画祭そのものは、会場が酸欠になるくらいの大盛況ぶりで、
目を見開かされるような作品がいくつかありました。
なかでも特に記憶に残ったのは、橋本篤史監督の作品。
異様に長いあのクレジットロールの前と後では世界に対する見方が劇的に
変わり、映画が直接民主主義をとりもどす装置になりうるということを
再認しました。民は常にそこにいる、ただ見えなくさせられているだけで、
映画はその目に見えないものたちを目に見えるようにする装置なのだ
ということをあらためて確認した映画祭でした。あと、新谷潤監督の
作品の「予告篇」が偶然にも、その後に上映する映像の予告篇に
なっていて、あれは映画の神様のしわざかもしれないと思いました。
上映終了後、映画祭のしめくくりに「はじめて映画を見た日」という
キューバの短編映画を上映しました。やはり何度みてもいい映画で、
特に昨日のような場でみると格別です。ということで、やりそこねた
宿題をこれからまたやります。
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by illcommonz | 2007-09-01 07:17