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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼けっきょく、そもそも、なぜ、
d0017381_7124210.jpg
▼「表現の自由」は誰のもの?サウンドデモ不当逮捕、不起訴処分をふりかえる市民集会
[日時] 8月30日(土)13:30-15:30
[会場] かでる2・7 510会議室(札幌市中央区北2条西7丁目)
[参加費] 500円

「けっきょく、G8サミットって何だったのでしょう?私たちが実感したG8サミットは、市民生活を厳しく監視する居心地の悪い警備体制そのものでした。300億円とも400億円とも言われる警備費、全国から21,000人の警官を集め配備した警察やイージス艦、戦闘機まで出した自衛隊。その警備の「成果」のひとつが、7月5日「チャレンジ・ザ・G8サミット・1万人のピースウォーク」での不当逮捕でした。逮捕の経緯は多くのメディアが報じ、不当逮捕だ!という抗議声明が世界各地で出されました。不当勾留され、処分保留のまま釈放されたサウンドデモ3人の不起訴を求める「不起訴処分要請書」には全国から270団体の賛同が寄せられました。そして、逮捕から1ヵ月半を経て「不起訴処分」が出されました。あらためてG8サミットの過剰な警備体制がもたらしたもの、はからずも逮捕によって浮き彫りにされた市民の表現活動をめぐる現実、逮捕者がこうむった有形無形の人権侵害を見つめなおし、「表現の自由」を守る自由な表現と、しなやかな連帯の可能性を語り合いたいと思います。」
[主催] 札幌サウンドデモ7・5救援会
[連絡先] E-mail:j5solidarity@riseup.net


▼「G8インフォセンター/キャンプ報告会」
[日時] 2008年8月31日(日)18:00(17:30開場)
[会場] かでる2・7 1040会議室(札幌市中央区北2条西7丁目)
[参加費] 無料
[内容] (予定)
・オルターグローバリゼーション運動とキャンプの歴史
・インフォセンター/キャンプのオープンに至るまで
・開催中の取り組み、ふりかえり
・できたこと、できなかったこと e.t.c...

「あの「北海道洞爺湖サミット」が終わってから、もう1ヶ月以上が経過しました。サミット開催にあわせて、わたしたち「国際交流インフォセンター/国際交流キャンプ札幌実行委員会」は、国内外から札幌に集まる人びとを受け入れる当別キャンプと、インフォセンターの運営をしました。キャンプ場を設置するための札幌市との協議から始まり、食材や物資調達、設置場所の提供、当日スタッフとしての参加など、幅広い方々からの励ましやご協力を得て、キャンプとインフォセンターの運営をやり遂げることができました。そもそもなぜ、G8サミットに合わせてキャンプを設置しようとしたのか。なぜ札幌市と協議をして、結局共同運営を断念することになってしまったのか。なぜ急遽オルタナティブなキャンプを実施できたのか。インフォセンター/キャンプでは何がおこなわれたのか。どのような人たちが参加したのか。わたしたちは、インフォセンター/キャンプの運営を通して、どのような経験をし、何を得ることができたのでしょうか。関わった一人ひとりの力を積み上げて、支えあってできあがったインフォセンター/キャンプでした。報告会でも、多様な作り手からの経験談を出し合いたいと思います。写真や映像を使い、キャンプ作りでつちかったチームワークを生かして楽しくおこないます。みなさまどうぞご参加ください。」
[主催] 国際交流インフォセンター/キャンプ札幌実行委員会
[連絡先] camp2008exco@hotmail.co.jp

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けっきょく、そもそも、なぜ。。。そして、なにができたり、できなかったりしたのかを
みんなで回顧し展望する(総括ではない)ための「参考映像」と「参考資料」を鋭意
制作中。札幌以外でも共有するため、このブログでも近日一挙公開の予定。
もし仮に「警備の「成果」のひとつが7月5日「チャレンジ・ザ・G8サミット・1万人の
ピースウォーク」での不当逮捕」だったとしても、その「成果」にはこれから思わぬ
「しっぺがえし」が待っているということを、とっくり思い知ってもらいたい。
さて、反撃はこれからだ。
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by illcommonz | 2008-08-29 07:16
▼ミッシング・リンク・イン・ザ・パーク
d0017381_7265639.jpg(承前)・・・と万全の寝不足の体勢でのぞんだのだが、
「ミッシング箱庭」の演奏がはじまった瞬間、思わず、
スイッチが入ってしまい、とても昼寝してるどころでは
なかった。その衝撃はあの場にいた人なら分かるだろう。
あちこちから「すごい!」の声があがり、笑いが起きた。
人類がはじめてファズやフランジャーを発明した時、
おそらくそこで鳴っていたであろうような驚きと発見に
満ちた音がした。ギターにエフェクターをかける時、
今では誰も選ばないような音が選びとられていた。
電気にふれることをおぼえたどうぶつのにおいがした。
「うぉ、うぉ、うぉぉぉ!」と、そのどうぶつはよろこんだ。
「もっとしゅぎょうして、つよくなって、あそびにゆこう」と
そのどうぶつは考えた。そのどうぶつがニンゲンである。
しかしそのどうぶつが手にいれたものは、とてもあぶないものだった。裸でふれると、
アタマとカラダがシビれた。「うぉ、うぉ、うぉぉぉ!」(雨がふる日はとくにビリビリした)。
なので、そのどうぶつはまた考えて、それを鎖につないで連れて歩くことにした...
(以下省略)

世の中のコードからはずれた野生人が奏でる「野良の音楽」を久しぶりに聞いた。
「いまや未来になりつつある原点」へのミッシング・リンクをみつけたような気がした。
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by illcommonz | 2008-08-25 07:46
▼宮下公園にて
d0017381_11562448.jpg
今日は、でっかい
はなちょうちんふくらませて、
公園で昼寝するぞ。
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by illcommonz | 2008-08-24 11:56
▼That Ain't Right(まともじゃない)企業、その名はナイキ
d0017381_601355.jpgナイキで、もうひとつ忘れてならないのは、
マイケル・ムーアのドキュメント映画
「ザ・ビッグワン」(1997年)で暴露
されて以来、世界中から、くりかえし
非難と抗議を受けてきたにも関わらず、
いまだにナイキ社が、第三世界の
スウェットショップでの低賃金労働と
児童労働をやめようとしないことである。
▼Nike Chairman Phil Knight with Michael Moore
http://youtube.com/watch?v=cOI0V4kRCIQ

ナイキのスウェットショップ経営については、日本版Wikipedia の「ナイキ」の項のなかに、「搾取工場」(スウェットショップのこと)の項目が設けられ、こんなふうに解説されている。

「ナイキは製品デザインは自社で行うが、自社工場を持たずに生産は外部の工場に委託している。以前より、ナイキは海外工場において労働力の不当な搾取をしていると噂されていた。1997年、NGOによって実際にナイキのベトナムなど東南アジアに所在する委託工場における、児童労働、低賃金労働、長時間労働、性的行為の強要、強制労働、などの問題点の存在が明らかになる。こうした事実を知った、アメリカ合衆国のNGO団体および学生たちは、大学キャンパスやインターネットを使用し、ナイキの姿勢を批判した。運動は製品の不買や訴訟問題に発展する。1998年、ナイキは、東南アジアなどの工場での従業員の年齢下限を従来の16才から18才に引き上げ、またNGOによる工場内査を認める方針を約束する声明を発表した。しかし、スニーカー工場ではいまだに児童労働の搾取が行われていると、NGOからの指摘がある。」(「ナイキ」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

こうしたこともあって、ナイキ社を非難したり告発したりするヴィデオは、他のグローバル企業にくらべてダントツに多く、YouTubeだけでもざっとこれだけある。



▼Nike Sweatshops
http://jp.youtube.com/watch?v=2nAe4_b9itk
▼Nike sweatshops - Try not to cry
http://youtube.com/watch?v=xVuScVCF1Ws
▼Nike:Just Stop It
http://youtube.com/watch?v=942oNuHJkqw
▼Nike - Boycott it for god's sake
http://youtube.com/watch?v=3AcoqLD8M_Y
▼Nike Sweatshop Ads
http://youtube.com/watch?v=-6FVMxxnpYs
▼Nike- Just do it.. or else!!!
http://youtube.com/watch?v=MOKck6D3kWA
▼Nike Sweatshops
http://youtube.com/watch?v=pgl7vDZ-jF8

d0017381_632224.jpg
また、つい先月はこんなニュースもあった。

「ナイキ、同性愛者への侮辱と指摘された広告を中止」
「スポーツ用品メーカー大手のナイキが、ブログなどで同性愛者に対する侮辱と指摘されていた商品広告を中止した。中止が決まったのは、ダンクシュートする選手の股間に相手選手が顔をうずめる写真が付いたバスケットボールシューズの新商品広告。「That ain't right(まともじゃない)」というキャッチコピーが付けられていた。この広告に関しては、あるブログによる問題提起をきっかけに、先週になって、同性愛者やアフリカ系アメリカ人に対する侮辱を表わしていると指摘する声が上がっていた。これに対し、ナイキは声明で「スポーツと職場の多様性を支持する当社の方針を明らかにするため」に広告を中止するとしている。」(ロイター通信 2008年7月29日)

こんな非人道的で「まともじゃない」企業のつくる公園とはいったいどんな公園なのだろう。
外見はスマートでクールだが、その内実は???と誰が想わざる。

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d0017381_9550100.jpg[追記]ナイキ社をふくむグローバル
企業のスウェットショップと、そこ
での過酷な労働実態については
「NLC(ナショナル・レイバー・コ
ミッティー)」のサイトに、逐次、
最新レポートがアップされてます
ので、そちらを参考にして下さい。

▼ナイキ関連のNLCレポート
http://www.nlcnet.org/searchresults.php?companyid=117

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by illcommonz | 2008-08-24 06:23
▼もし、ナイキに広場を乗っ盗られたら...
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渋谷・宮下公園の「ナイキ化計画」のようなことは、すでに世界中のあちこちで起きている。
こうした場合に必要なのは、「もし、そうなったら、いったいどうなるか」ということを先取りして考える想像力と予知的知性である。そういう点で、2003年の夏にウィーンで起きたカールス広場の「ナイキ広場化計画」はその格好の手本となる。

▼0100101110101101.ORG 「Nikeplatz/Nike Ground
Nike buys streets and squares: Guerrilla marketing or collective hallucination? In September 2003 the news went out nationwide: "Karlsplatz, one of Vienna’s main squares, is soon to be renamed Nikeplatz. Apart from the new name, it appears that a huge monument in the shape of Nike’s famous “Swoosh” logo will be built in Nikeplatz." Needless to say, it was all fake. The one-month campaign provoked the reactions of Vienna’s citizens, city officials and, of course, the Nike group, which denied any involvement and started legal action to put an end to the bizarre performance. This almost unbelievable prank is the work of the artist duo known as 0100101110101101.ORG, who this time tricked an entire city: Vienna.

かいつまんで紹介すると、こうである。

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2003年の9月「ナイキ社がウィーンの街路と広場を買収!」というニュースが世界中にひろまった。この買収により、ウィーンの観光名所のひとつである「カールス・プラッツ(=カールス広場)」が「ナイキ・プラッツ(=ナイキ広場)」と改名され、カールス教会やウィーン国立オペラ劇場などの歴史的建造物が立ち並ぶ広場の一角に、ナイキ社のロゴであるスウッシュをかたどった巨大なモニュメントがつくられるという計画が伝えられた。このニュースの直後、ウィーン市内にナイキ社の「インフォボックス」が突然現れ、そこでは「ナイキ広場化計画」の概要とその「完成予想図」のほか、「ナイキ広場化計画」を記念するプレミア・シューズやCDが陳列され、連日、市民に対するアナウンスメントが行われた。この突然の通達にウィーンの市民は当惑し、ばかげたことだ、と怒りを表明。

d0017381_5365311.jpgしかし実はこれは、日常のさまざまな場で起こっている「企業による公共空間の象徴的な占領」についてウィーン市民の再考を促すというねらいで アクティヴィスト・アーティスト集団(ただし本人たちはアクティヴィストでもアーティストでもないという)「0100101110101101.ORG」が仕組んだニセのプロジェクト計画であり、ウィーンの街路を使った1ヶ月間におよぶ大がかりなカルチャー・ジャミング・パフォーマンスだったという声明が発表された。

この作品に対するウィーン市民の反応はドキュメント・ビデオで見ることができる。

d0017381_5387100.jpg▼「途方もない怒り!?
ナイキ広場計画ヴィデオ」
(A huge outrage!?
The Nike Ground Video)
2003年 5分59秒 mov形式

ニセのナイキ広報担当者の口上が、
「いかにも」な内容で笑える。
こういう口上にだまされてはいけない。

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声明をよみあげる0100101110101101.org とそれを聞く市民。

こちらは、いかにもナイキがつくりそうな、みかけはクールなデザインのニセのWEBサイト。
これもこのプロジェクトのためにつくられたもの。

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▼NIKE GROUND
http://www.nikeground.com/

「同時代芸術」である現代美術と、ファインアートとのちがいは、後者が作品それ自体の技巧性や完成度の高さ、そして普遍的な優美さや心地よさを追求するのに対し、前者は同時代の社会の状況によって、あえて不愉快なものや不快なもの、おぞましいものをつくってみせることで、いま・そこにある、目に見えない問題を明るみにし、それに対する想像力や思考を挑発し喚起する批評性にある。0100101110101101.org のこのプロジェクトは現代美術のその使命のひとつを見事に果たしていると思う(が、日本ではあまり紹介されてないのが残念だ。)。ここまで大がかりなものでなくても、「もし、ナイキに公園を乗っ盗られたら...」と想像力をはたらかせ、それを文章や絵にして共有することは重要だと思う。しかし、それにも増して、ただの空間のよさを実感できる祭りをやることは重要だ。何が失われるかをリアルに体験できるからだ。今日はあいにくの曇り空だが、「246表現者会議」でもなにかやるそうなので、午後から出かけてみようと思う。
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by illcommonz | 2008-08-24 05:55
▼「何かをしてくれるというのなら、ただ何もしないでいられる場所を」
d0017381_116276.jpg▼「みんなのメッセージ」より

「みんなが自由に使える公園が有料になって、公園という名の商業施設になるということは、
公園を使う人が限られてくるということです。みんなの公園ではなくなります。それは街にとって、長い目で見たらとってもとっても!!もったいないことですよ。渋谷のような大都会にこそ、自由な公園が必要なのです。」(西口陽子)

「私はただ座っていたいだけ。宮下公園はそれができる貴重な場所です。何かをしてくれると言うのなら、ただ何もしないでいられる場所を残しておいてください。」(篠崎智子)

「渋谷駅の周りを歩いて唯一オアシスと言える公園をナイキに好きなようにしたとして必ず数年後後悔することになる。渋谷区は宮下公園だけでなく、その周辺も含めもっと真剣に考える必要がある。」(戸田)

「渋谷で育ちました。今でも家族が住んでいます。宮下公園にはよく行きます。はでさはないけど、あの線路ぞいにながーくあるのがいいんですね。渋谷の喧噪とすぐそばなのにほっとします。まったりとすごせます。いつだったかサウンドデモという形のデモの前の集会では、細長い公園のあちこちにいろいろな「溜まり」ができて、こんな使い方もあるのかとうれしかったです。縁日とかもできそう。渋谷区はなぜ公園までも「民営化」しようとするのか?確かに駅近くてお金もうけをするのにはいいのかもしれませんが、公園までもお金を払う施設になったら、今までそこを利用してた人たちは行くところがありません。「ナイキ」のイメージもすっかり悪くなった。宮下公園はみんなのものです。このままの形(できればしきられたフットサル?場)もない、以前の形にもどしてほしいです。」(京極紀子)

「最近、立場の違う人は、話し合うどころか出会うチャンスさえなくなってる気がします。会社員、市民活動家、野宿者、学生、母親、老人、子ども・・・いろんなひとが共有できる公園の貴重さは、なくして気がつくのでは遅すぎる。公共空間なしに、都市も民主主義も存在できません。」(本山央子/アジア女性資料センター事務局長)

▼「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」より

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d0017381_224128.jpgいま、渋谷の宮下公園がナイキ社によって占領されようとしている。ナイキ・ジャパンが多額の資金を投資して、有料のスケボー施設やカフェを建て、宮下公園を「ナイキ・パーク」という名の商業スペースにつくりかえようとする計画が進んでいる。この話をはじめに聞いたとき、「ついに、はじまったか」と思った。こうしたグローバル企業による土地や地域のブランド化と、それによる公共空間の囲いこみと商品化は、まずアメリカではじまった。2000年にナオミ・クラインはこう書いていた。

 「新しいトレンドである土地や地域のブランド化は不気味だ。企業は街の荒廃した部分を選び、再開発をブランド化することになる。スポンサーの名のつくスポーツ・アリーナが各地にあるのと同じように、ジェネシスLA計画のスポンサー名のついた場所が、LAに登場するだけで終わるかもしれない。しかし、このようなことがあちこちで起きるようになり、ブランドの主導権が拡大しはじめたら、スポンサー企業はその地域を政治的に支配するようにもなるだろう。」(ナオミ・クライン)

企業主導の「政治的な支配」はまず「禁止」からはじまる。弁当や飲み物の持ちこみ禁止、通りぬけ禁止、飲酒禁止、昼寝禁止、居眠り禁止、喫煙禁止、駐輪禁止、荷物を置くこと禁止、座りこむこと禁止、そして、祭りや集会の禁止などなどである。ひどい場合は、自社製品以外の衣服やスポーツ用具の使用も禁止されるかもしれない。次にこの禁止のための管理がはじまる。有料ゲートの設置と施錠、監視カメラの設置、ガードマンの配備などであり、場合によってはメンバーズカードやIDカードの提示義務などもあるかもしれない。「こういうことは今はどこでもやっていることだ」というただそれだけの理由で、禁止と管理がはじまる。怖いのはこうした禁止や管理を、仕方ないと抵抗なく受け入れてしまうことだ。今から5年前、すでに「禁止のテーマパーク」となりつつあった東京の街の公園について、雑誌「現代思想」にこんなことを書いたことがある。

 「いま、怖れられ憎まれてるのは、もしかすると公園という場そのものじゃないかという気がするんだ。あの禁止の多さがなによりの証拠で、公園という場所自体が恐怖の対象になっているんじゃないかと思った。怖れてるからこそ、あんなに禁止が多いんだと思った。云うまでもないことだけど、公園は人が勝手にただで休憩し、余暇を楽しみ、自由に何かをする場所だ。だから、いってみれば公園は、資本主義のテリトリーとそのコードからはみだしたフリーゾーンで、資本や通貨の流れから外れた残余の場所だ。「帝国」の中に最後に残った野性の地だ。「帝国」の生活に塗れきってしまった僕らは、その最後の希望の地かもしれない公園という場の力を読み違えてしまって、それを怖れているんじゃないだろうか。これは微妙な感覚なんだけど、たとえば僕らは、ただでモノを手に入れることや、ただでモノを手にいれることに妙な居心地の悪さを感じるし、休憩や娯楽ですら、資本に管理された価格のあるものの方を求めるようになっている。あらゆるものにお金を払うことに慣れすぎてしまっていて、消費者根性とでも呼びたくなるような卑しさを身につけてしまっている。無償のモノのなかで生きる感覚や想像力をなくしてしまっている。そんな僕らは、ライセンスのないとりひきや、パッケージのないたべもの、レシートのない品物や、ビジネスのないつきあい、コピーライトのない歌や、イズムのない思想、マーケットのない努力や、プライスのないただのサービス、そういう資本主義生活のやりくり(エコノミー)から外れたモノや事件に囲まれた「野性の暮し」というものを想像することすらできなくなってしまっている。だから公園を怖れているんじゃないだろうか。」(一部改定
(イルコモンズ「さよなら落書きなき世界~街をノックする者を恐れているのは誰か?」
「現代思想 特集=グラフィティ/マルチチュードの表現」2003年10月号より)

d0017381_1171659.jpg地域や街の再開発と活性化といえば聞こえはいいが、ナイキのような血も涙もなく、子どもや女性たちの汗=労働力を吸いとる経営システム(←スウェットショップのこと)をやめられないグローバル企業が行うジェントリフィケーションには、暴力的な排除がともなう。資本主義のコードからはずれるもの、ビジネスにならないもの、商品化できないもの、ライセンスのないもの、そして、なにより所有者である「企業のイメージ」にあわない、と一方的に決めつけられた行為は、すべて「邪魔もの」として禁止され、排除される。さらに、「ポスト・ジェントリフィケーション」の状況のなかでは、マイク・ディヴィスが「恐怖のエコロジ-」と呼ぶ事態が進行し、東京の街はおそるべき「報復都市」へ変貌しつつある。

 「報復都市とは、不動産産業の崩壊、マイノリティや移民集団の脅威、さらには都市の強力なアクターである女性たちによって突然、身動きがとれなくなってしまった中流と支配階級の白人が抱く、人種的・階級的・ジェンダー的恐怖心の表れにほかならない。それは、マイノリティ、労働者階級、ホームレスの人びと、失業者、女性、ゲイ、レズビアン、移民に対する敵意に満ちた反発の前兆となっている。」(ニール・スミス)

渋谷駅の高架下では野宿者への嫌がらせや段ボールハウスへの襲撃が後をたたず、つい昨日も「246表現者会議」のいちむら(みさこ)さんが被害を受けている。宮下公園のナイキ化計画でも、いま公園で野宿生活を営んでいる人たちの追い出しが確実に行われるだろう。

「何かをしてくれるというのなら、ただ何もしないでいられる場所を」という言葉はまさしく至言だと思う。野宿者だけでなく、誰もがただ何もしないで、ただのびのびとしていられる場所、それが本来の公園の姿で、そうした場所がまたひとつ奪いとられようとしている。企業の利益と恐怖のエコロジーのために、なきものにされようとしている。一方、宮下公園は「何もしないでいられる場所」であると同時に「何かをすることのできる場所」でもあった。そこはかつて、そして今でも、渋谷で行われるデモの集合地点であると同時に解散地点である。さらにそこはまた、2003年にイラク戦争に反対してはじまったサウンド・デモの発祥地であり、ゼロ年代の東京のカウンターカルチャーを語る上で欠かせない、あの伝説のフリーパーティが開かれた公園である。

d0017381_1244075.jpg「SET BUSH FIRE!!!!
STREET PARTY+DEMONSTRATION」
2003年10月5日(日) 渋谷 宮下公園
戦争・占領反対!! イラク派兵反対!
ブッシュ来日反対! パレスチナ解放!
and 路上解放!

[ポスター] イルコモンズ
[コピー] 「どこからでも入れます」

[PARTY AT PARK] (11:00-)
[LIVE] ABRAHAM CROSS、ECD、STRAGGLE FOR PRIDE、STUDIO BOYZ
湯浅学、TEMPLE ATS、VO^CO PROTESTA、イルリメ、菊地成孔、
愚痴(=志賀直輝)、二階堂和美


[DJ] DJ KENT、DOEL SOUND FORCE、MOODMAN、ランキンタクシー、
SHIRO THE GOODMAN、 クボタタケシ、ムーグ山本(BUFFALO DAUGHTER)

[SYMPOSIUM ](15:30-)
鵜飼哲、太田昌国、小田マサノリ、加藤好弘、長原豊、NODA OUT、のびた、
東琢磨、平井玄、ぺぺ長谷川、水嶋一憲

[DEMONSTRATION IN SHIBUYA] (18:00-)
DJs:SUPERSTAR DJ VJ:宇川直宏
SOUNDSYSTEM:TAXI HI-FI

このパーティーのことは当時、雑誌「10+1」で連載していた「都市ノ民族誌」に書いたのだが、その原稿がどうしても見つからないので、見つかり次第、それはまた転載するとして、ともかく、その日、その公園には、ありとあらゆる戦争と占領に反対し、イラク派兵に反対し、ブッシュの来日に反対し、そして、パレスチナの解放と路上解放をもとめる「無為の共同体」がたちあがり、その日、そこは「世界にただひとつきりの場所」(J=L・ゴダール)になった。

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いま、その場所がナイキ軍によって占領されつつある。世界がだんだんとじてゆく。自由な空気を吸える場所がまたひとつ奪われつつある。渋谷から宮下公園がなくなったとき、僕らはどこへ行けばよいのだろう?デモ隊はどこに集まればよいのだろう?野宿者はどこで眠りにつけばよいのだろう?人はどこで自由の羽根を伸ばせばよいのだろう?路上解放の声をどこであげればよいのだろう?と考えながら、先日、亡くなったパレスチナの詩人・マフムード・ダルウィーシュのこの詩のことを想っていた。

▼「だんだん世界がとじてゆく」(マフムード・ダルウィーシュ)

  僕らが世界の果てにたどりついたとき
  僕らはどこへ行けばよいのだろう?
  最後の空がついに尽き果てたとき
  鳥たちはどこを飛べばよいのだろう?
  草木が最後の息を吐ききったとき
  どこで眠りにつけばよいのだろう?

  僕らはそのわずかな血で
  僕らの名前を記すだろう
  僕らはその翼をもぎとり
  僕らの肉がさえずる歌をききながら
  その命を終えるだろう

  最後に残されたこの小道の上で
  そう ここで この土地で
  僕らが流した血のうえに
  ここからもあそこからも
  オリーブの樹がなるだろう
  (訳=イルコモンズ)

この詩を朗読するためにつくったヴィデオ。

▼[Youtube] LES AUTRE MUSIQUE


企業による「公共空間の占領統治」は世界中で起きている。宮下公園は渋谷に残った最後の小道のようなものだ。そう、あの日、その小道で、ECDとイルリメが「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」を歌い、志賀くんが吠え、ストラグル・フォー・プライドが轟音をかき鳴らした。中空にある公園の地面がズンズン揺れた。「僕とイルリメのライヴの最中、モッシュのために巻き起こった砂ボコリは今も忘れられない」とECDも書いているが、街中の公園であんなに激しいモッシュを見たのは、あれがはじめてだった。その砂埃の上には青い空があり、僕らはあそこでT.C.D.C.になった。そこは、あの当時の、「いるべき場所」だった。宮下公園は渋谷に残った最後のオリーブの樹のようなものだ。その樹の上には資本主義の囲い込みから逃れた細長い空がまだ少しだけ残っている。いま、ナイキがつくろうとしているのは、公園とは名ばかりの、見えない隔離壁、すなわち「ナイキウォール」である。その内側の地面はすべてコートで舗装され、モッシュは禁止され、そこで砂ぼこりが巻き起こる光景を、僕らはもう二度と目にすることはないだろう。地獄への一本道に沿って立つ見えない壁は、企業の思惑で整備される。とにかく、云いたいことはただひとつ。

「SET NIKE WALL FIRE!!!」

その祭りが、今日と明日、宮下公園で開かれている。

以下、全文掲載

d0017381_155725.jpg2008渋谷・宮下公園夏まつり
「この夏、音楽ステージあり、ワークショップあり、いろんなブース出展あり、チケットで交換できる屋台あり、モニュメントづくりあり、カラオケあり、サッカーあり、何でもあり??の夏まつりが渋谷・宮下公園で行われます!宮下公園はこれまで様々な人々に利用されてきました。ここで休憩するサラリーマン、遊ぶ子供たち、デートするカップル、集会やデモの会場に使う市民団体、また今現在も、野宿を余儀なくされた30人近い人々の生活の場として、宮下公園はみんなの公園としてあり続けてきました。しかし、今、このみんなの宮下公園が、渋谷区長とその周辺の人たち、そしてナイキジャパンによって「ナイキ公園」に変えられようとしています。公園内がスケートボード場やロッククライミング場などの特定のスポーツ施設、オープンカフェなどで占められ、また公園全体に柵が張られ、夜間は施錠され立ち入りが出来なくなるという話です。「だれもが、いつでも使える」のが「公園」のはずです。特定の人々が、特定の時間しか使えない「ナイキ公園」はもはや「みんなの公園」ではなくなってしまいます。「公園はみんなのものであって、企業や一部の人々のためにあるのではない!」という私たちの思いから、「2008 渋谷・宮下公園夏まつり」の企画が始まりました。宮下公園はみんなのもの。だから、あなたも参加し、楽しめる。そんな祭りをみんなの手で作り上げていきましょう!どうかふるってご参加下さい。わっしょい!わっしょい!」

【日時】2008年8月23日(土)/24日(日) 12:00-20:00
【場所】東京都渋谷区神宮前6-26 宮下公園2F

【内容】
12:00 バンドタイム開始
13:00 ウーナ(地域通貨)交換開始
14:00 屋台・ブース開始
17:00 17:30 共同炊事
17:30 盆踊り・カラオケ(23日)/公園サミット・トークイベント(24日)
20:00 終了

【出店ブース】
●「わたがし屋」西口陽子&明田蓑 23日(土) 14:00-20:00
青い空にほんわかと浮かぶ雲のようなわたがしを作ります。(作れるようにがんばります!!)声かけてくださいネ。

●憲法カフェ 23日(土) 15:00-
日本国憲法と自民党の新憲法草案をみんなで読みあうイベントです。
ワンドリンクつき。参加費無料。
http://d.hatena.ne.jp/kenpou-cafe/

●フードバンク 23日(土) 16:00-20:00
フードバンクは、炊き出しや福祉施設などの食材提供と、食材を媒介としたネットワークづくりを目的として2000年に発足しました。ブースではじゃがバターを出店します。
お気軽にお立ち寄りください。
http://www.geocities.jp/food_bank2007/HTML/

●移動する広場プロジェクト有志+RAGE&FOOTBALL COLLECTIVE 24日(日) 12:00-16:00
憲法カフェのブースと共用。プラカードを作ろうワークショップ、ほか。

●IRREGULAR RHYTHM ASYLUM 24日(日) 14:00-20:00
国内外のラディカル/DIYな本、CD、グッズの販売
http://a.sanpal.co.jp/irregular/top.html

●野点 23日(土)、24日(日) 14:00-15:00
一期一会の茶道の世界を体験しましょう。君子の交わりは淡きこと水の如し。
茶道とは、自らのエゴを捨て、相手を思いやり、人との交わりを大切にすることを学ぶ道です。和菓子とお抹茶で心身の疲れを癒しましょう。

●渋谷でフェミカフェ! 23日(土)、24日(日) 14:00-20:00
渋谷周辺を拠点として活動する5団体、ふぇみん、アジア女性資料センター、女性ユニオン、エノアール、FAVが開くカフェ。各団体活動紹介、フリマ、梅などあり。
ふぇみん: http://www.jca.apc.org/femin/
アジア女性資料センター: http://www.ajwrc.org/
女性ユニオン: http://www.f8.dion.ne.jp/~wtutokyo/
エノアール: http://bluetent.exblog.jp/
FAV: http://www.renren-fav.org/

●渋谷川産うなぎ(偽装)の蒲焼 23日(土)、24日(日) 14:00-20:00
渋谷川でとれたというウナギをこだわりの七輪で焼き上げます。限定50食。売り切れ御免!(どちらか一日は宮下公園の仲間による一品料理になります)

●のじれん 23日(土)、24日(日) 14:00-20:00
焼きそばとフランクフルト。暑い日差しと熱い鉄板の共演。
http://www.geocities.jp/nojirenjp/

●?
23日(土)、24日(日)
246表現者会議によるブース。内容はまだ謎。
http://kaigi246.exblog.jp/

●ドリンクコーナー
23日(土)、24日(日) 14:00-20:00
暑い夏に(ある程度)冷えたドリンク!!

【ワークショップブース】

●アルミ缶つぶし競争! 23日(土) 15:00-16:00
3人一組でアルミ缶10個を足で早くつぶしたら勝ち。1位は100ウーナ、2位は50ウーナ、3位は参加賞のタオルを進呈。

●移動する広場プロジェクト有志+RAGE&FOOTBALL COLLECTIVE 23日(土) 17時ごろ
スポーツメーカーの横暴に抗議する国際的サッカープレイヤーのチャリティーマッチ。

■2008年夏まつり限定チケット「ウーナ」
昔むかし、渋谷川でウナギが取れたそーな。今回の夏まつりでは、ウナギの「ウーナ」でお買い物ができます。まず受付で、いつも使っている「円」を「ウーナ」に両替をします。また、ダイコンやいくつかのアルミ缶でも「ウーナ」にかえられます。(いくらの円や、野菜、いくつのアルミ缶で「ウーナ」に換えられるかは、当日宮下公園で確認して下さい。)日本円やアルミ缶、本、古着、野菜をウーナに交換することができます。円→ウーナ:150円で100ウーナと交換できます。モノ→ウーナ:本(アダルト本除く)や古着、野菜はいたみ具合によって値段が変わります。また、ウーナから円への交換はできませんので、あらかじめご了承ください。

■安全で安心できる夏まつりをみんなで作り上げます
 誰もがこの夏まつりを楽しめるように、私たちは、暴力、偏見、差別、セクハラに抗します。まつりではセーフティースペースを設置し、また、公園など公共の場での安全確保についてワークショップを開きます。そして、安心と安全をつくるのは、私たち一人ひとりであると心がけましょう。

■バンド・パフォーマータイム
 夏祭りでは、簡易ステージを組み、バンドやパフォーマーに出演をお願いしています。まつりが、さまざまな人が鳴らす音やパフォーマンスなどの表現に出会う場になれば、と思っています。出演バンド(8月5日現在)→(8月19日現在)はこちら。

[8月23日(土)]
・ウランアゲル…アウトドア派フリージャズバンド
・ハプニング …都市のゲスな現実の中で、かすかな希望の音を掻き鳴らす。
・ONI
・ゲロクソ…「表現は排泄行為だ」を合言葉に昨年結成。エレキバイオリン&ボーカル、サンプラー、シャーマンの3ピース編成。

[8月23日(日)]
・893…ヤクザと読む。その名の通り、なんだかヤクザ者っぽい連中がワイワイ始めたバンド。四露死苦!
・TASKE…魂の叫び、キーボード弾き語り
・デーモンズ…6月、三里塚で行われたGENYASAI RETURNSのラストを飾った伝説のバンド。
・red bandana lab.…繊細なラップ表現を武器にするラッパーyuzoと、地獄の淵までみてきたred bandanaによるユニット。
・ゲロクソ…「表現は排泄行為だ」を合言葉に昨年結成。エレキバイオリン&ボーカル、サンプラー、シャーマンの3ピース編成。 (→23日に変更)
・ジェロニモレーベル…ヒデヨヴィッチ上杉+誰かドラムを叩く人による関西発ラケンロ~ル二人組。「長居公園テント村ライブ」など、ライブ盤CDも乱発!

■宮下公園、ほんとにナイキ公園になっちゃうの?
宮下公園の改修工事は、9月の渋谷区議会で補正予算が通れば、すぐに始まってしまう可能性もあるとか。いったい何がどうなってるの?と思ったら、渋谷区議員とナイキに聞いてみよー。

[渋谷区へのお問い合わせ](以下幹事長)
自民(丸山高司)TEL 3377-4094 FAX 3377-8002
公明(古川斗記男)TEL&FAX 3466-4626
共産(五十嵐千代子)TEL&FAX 3376-7859
民主(芦沢一明)TEL 3379-5560 FAX 3379-2363
真自由政経フォーラム(金井義忠)TEL/FAX 3375-0623

(以下無所属)
伊藤毅志 TEL 3409-4971 FAX3409-4966
小林崇央 TEL 3444-6662 FAX 3463-5323
長谷部健 TEL3406-3248 FAX 5469-5338
東敦子 TEL 5790-7097 FAX 5790-7128

[ナイキへのお問い合わせ]
竹澤崇(マーケティング部PRマネジャー)TEL03-5463-3300
Nikepolitics http://nikepolitics.org/

■カンパのお願い
2008渋谷・宮下公園夏まつり実行委員会では、カンパを募集しています。まつりの組み立ては、出来る限り有志で行おうと思っておりますが、必然的に諸経費がかかってしまいます。そうしたときのお金を賄えるカンパの募集させてください。実行委員会は個人負担が持ちにくい集まりです。ご負担にならない程度のカンパをいただければ、大変ありがたいです。御一考よろしくお願いします。

振込先:郵便振替口座:00160-1-33429「のじれん」
通信欄に「夏まつりカンパ」と明記してください。

【主催】2008渋谷・宮下公園夏まつり実行委員会/
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
【連絡先】東京都渋谷区東1-27-8-202 
TEL: 080‐3127‐0639 FAX: 03‐3406‐5254 
E-Mail: minnanokouenn@gmai.com

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▼「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」
http://minnanokouenn.blogspot.com/2008/08/2008_2340.html
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by illcommonz | 2008-08-24 02:06
▼警備は過剰だったが、事案は軽微で、違法性は軽微だった (まとめ)
d0017381_21385093.jpg警備は過剰だったが、事案は軽微で、違法性は軽微だった...
今朝(2008年8月23日)の新聞各紙もそう報道してる。
以下、今朝の朝刊より。

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▼「逮捕の4人 起訴猶予に サミットデモ」
「7月の北海道洞爺湖サミットに合わせて札幌市で行われたデモ行進の際、違法なデモを扇動したなどとして、札幌市公安条例違反や公務執行妨害の容疑で逮捕された、札幌市のディスクジョッキーや外国通信社のカメラマンら日本人四人について、札幌地検は22日までに、違法性の程度が軽微だとして起訴猶予処分とした。また新千歳空港の入国審査場で禁止されている写真撮影をしようとし、制止した入国審査官の頭を壁に押しつけるなどして公務執行妨害の現行犯で逮捕された韓国の労働組合員と、JR新千歳空国駅で切符を買わずに改札口を通ろうとして、建造物侵入の疑いで逮捕された米国人男性の二人も起訴猶予とした。」(「北海道新聞」第三社会面2008年8月23日)

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▼「デモの4人、起訴猶予に」
「北海道洞爺湖サミットに反対する非政府組織(NGO)を中心としたデモなどで、道警が公務執行妨害などの容疑で逮捕したカメラマンら計6人について、札幌地検は22日、同日までに全員を起訴猶予にしたと発表した。いずれも事案が軽微なためという。デモ関連の逮捕者は4人。7月5日、札幌市中心部で行われたデモの取材中に、警備中の警察官の腰をけったとして、道警は、ロイター・ジャパンの男性カメラマンを公務執行妨害容疑で現行犯逮捕。ほかの3人を、道公安委員会の許可したデモの条件に違反して隊列を広げようと扇動したなどとして、札幌市公安条例違反の容疑などで現行犯逮捕していた。(「朝日新聞」道内版 2008年8月23日)

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▼「サミット前デモ逮捕、起訴猶予 東京の男性ら4人」
「札幌地検は22日、北海道洞爺湖サミット直前の7月5日に札幌市で行われたデモの際に公務執行妨害容疑などで逮捕された東京の男性(42)ら参加者3人とロイター通信のカメラマン(48)を起訴猶予としたと発表した。4人は7月中に処分保留で釈放されていた。また、7月4日に新千歳空港の入国審査場で公務執行妨害容疑で逮捕された韓国人男性とJR新千歳空港駅への建造物侵入容疑で逮捕された米国人男性も起訴猶予となった。」(「毎日新聞」社会面 2008年8月23日)

「起訴」ならまだしも、「起訴猶予」がニュースになることはあまりない。「不起訴」が早期に決着したこともふくめ (「違法性が軽微」ならもっと早くてもよかったはず)、こうしたやや異例の報道が行われたことは、「札幌サウンドデモ7.5救援会」の活発なアクション (「事案が軽微」だったのに逮捕の際に実名報道をした「毎日新聞」社に謝罪を求める要請を行い、昨日それに対する回答があったようです)と、「7.5 ピースウォーク逮捕者の不起訴を求める要請書」のコールにレスポンスを返してくれた賛同270団体が、のびのびと示したみせたデモクラシーの表現の力によるものだと思ってます。まさに「デモクラシーとはこういうもの」「沈黙=死、表現=力」です。そして今回の一連のことを通じ、「人びとがつながれば、負けることはない」「メディアをうらむなメディアになれ」といった言葉に、これまでにも増してリアリティと重みを感じることができました。

この体験と感覚を多くの人たちと少なからず共有できたとすれば、そして自分がこしらえた「イルコモンズ」という名の、すこし変で、 分けてもへらない、ちょっとこまった共有物が、そのメディアの一部になることができていたのだとしたら、「メディア・アクティヴィスト」としても、「アクティヴィスト・アーティスト」としても、これに勝るよろこびはありません。それが、本来なら一文の得にもならない逮捕から生まれた値千金の意味だったと思ってます。救援会と賛同団体の方、どうもありがとうございました。

d0017381_21115312.jpgd0017381_10361250.jpg
[左上] RLL制作 「FREE ILLCOMMONZ」Tシャツ
[左下] はらだゆきこ制作「FREE ILLCOMMONZ」カンバッジ
[右] Independent Media Japan 制作 「7.5 Protest Statement」

これからしばらくは、この体験と感覚をより多くの世界(特に海外)に届けるため、いろんな人たちと協働しながら、今回の一連の出来事を映像のかたちで表現してゆこうと思っています。
テーマは4つです。

▼「This is What Democracy Looks Like
 (=デモクラシーとはこういうもの)」
▼「Silence is Death / Art is Power
 (=沈黙は死、表現は力)」
「The People United Will Never Be Defeated
 (=人びとがつながれば、負けることはない)」
▼「Don't Hate the Media. Become the Media
 (=メディアをうらむな、メディアになれ 」。

これはいずれも海外のアクティヴィズムから学んだもので、今度はこちらからそれにレスポンスを返していく番だと思っています。そういえば、海外のあるデモの現場で、こんなコール&レスポンスがあったというのを読んだことがあります。「あれをくれ、4つのあれをくれ、レスポンスをかえしてやるぜ!」。この「4つのあれ」が何のことなのか、いろいろ人に聞いてみたのですが、よく分かりません。しかし、知らないことや分からないこと(これには「どうなるか分からないこと」も含まれる)を「生活の基本」として受け入れ、「人間誰しもあやまちを犯す」ということを認めるのが「新しい反資本主義」なので、この「4つのあれ」を勝手に(大胆に?)想像して、上に書いた「4つのテーマ」にまとめました。今回、逮捕されたのが4人(しかもひとりはメディア)だったので、断固、4つにまとめました(前のエントリーで「いや、4つだ、4つくれ」と書いてたのは、これのことでした。そして、これはあくまで「まとめ」で「総括」というほどのものではないです。それはともかくも)。大切なのは、

d0017381_21131045.jpg「デモクラシーとは何か?」
(What is Democracy?)
という学問的定義や解説ではなく、
「デモクラシーとはこういうものだ」
(This is What Democracy Looks Like)と
それを目に見えるかたちで示すこと、
それを耳で聞こえるかたちで示すこと、
その空気を吸える場をつくること、
その情動を感じれる直接行動をつくること、
子どもたちにも分かるようなかたちで
示してみせること、だと思います。

[写真] 「のびのびイルコモンズデモ」
(2008年7月12日 高円寺)
デモクラシーは議会や投票所のなかにはない、デモクラシーはひとりひとりの具体的な直接行動とその多様で雑多な表現と共にある。それは路上から騒音とともにはじまり、何度でもくりかえされる。デモクラシーのはじまりの風景とそこで鳴っていた音(それは、とんでもなくうるさくて、やかましいものだったはずだ)を呼びもどし、コモンとしてのデモクラシー(それは、とんでもなくめんどくさくて、おそろしく時間がかかるものだったはずだ、でも、そこが尊い)を、もう一度、とりもどすこと。やっぱり、それが、これからの仕事=共同作業です。

2008年8月23日
イルコモンズしるす
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by illcommonz | 2008-08-23 21:34
▼扇動したのは誰か?
d0017381_3542248.jpg今回の札幌のデモでの逮捕はデモ隊の「扇動」を
めぐるものだった。云うまでもなく「扇動」というのは
きわめてあやうい概念であり、見方次第、使い方
次第で、どんなことでも「扇動」とみなされかねない
危険性をもっている。このようなあぶなっかしい概念
を一方的に行使できる機関や組織のことを、人は
「権力」と呼ぶ。権力による力の行使が納得できな
いものである場合、それに対するイルコモンズ的な
反撃は「やられたら、(それと同じことを非暴力的
かつ合法的に)やりかえすである」。それで思い出
したのだが、今回のサミットでの「異常とも言える」
(そう云ってるのは警察OBである)警察と機動隊の
「過剰警備」をことさら「扇動」したと思われる危険な
「扇動サイト」がある。これがそうである。
d0017381_359812.jpg「ハングローバリズム(原文ママ)を
掲げる団体による過激な行動」

「反グローバリズム運動に取り組む団体の中には、集会やデモ等で自らの主張をアピールし、政府等に働き掛けることを目的とする団体のほか、会議の妨害を目的として暴力的な破壊活動や道路封鎖等に及ぶ団体もあります。全身に黒装束をまとった「ブラック・ブロック」と呼ばれるグループは、デモ等の抗議行動に際し、多国籍企業の店舗の破壊、警察部隊に対する石や火炎瓶の投てき、車両への放火等の暴力行為を行うことで知られています。(...) 反グローバリズムを掲げる団体は、「サミットは、経済のグローバル化を推進する先進国の首脳が一堂に会する場である」などとして、サミットを抗議の対象としています。近年は、サミットの開催に合わせて、会場周辺や付近の大都市で数万人規模のデモ等を行い、その過程で、参加者の一部が暴徒化し、地元の商店街の破壊や警察部隊への攻撃といった過激な違法行為を行っています。19年6月、ドイツで開催されたハイリゲンダム・サミットの際にも、ドイツ国内外の反グローバリズムを掲げる団体により、集会やデモ等様々な抗議行動が行われ、我が国の団体もこれに参加しました。このうち、会場の近郊都市ロストックにおいて実施された約8万人規模のデモにおいては、全身を黒装束でまとった暴徒らが、警察部隊に対して石や火炎瓶の投てき、車両への放火等を行い、警察官400人以上が負傷しました。(...) 北海道洞爺湖サミットにおいても、国内外の各種団体が、デモ等の抗議行動に取り組むことが予想されますが、その過程で暴動等が発生することも懸念されることから、警察では、違法事案を防止するための諸対策を徹底することとしています。」
(「北海道洞爺湖サミットの成功にむけて」より)
http://www.npa.go.jp/kouhousi/biki6/text/P08-P11.html

d0017381_415325.jpgこの「扇動サイト」を制作したのは警視庁である。
こんなものを見せられたら誰だってビビる(イルコモンズだってビビる)。とりわけ、はじめて現場に配置される若い警察官や機動隊員たちはビビりあがるだろう。さらにその身を案じる家族や友人たちはもっとビビるだろう。今回の洞爺湖サミットでの「異常」とも言える「過剰警備」は、この警視庁のサイトにみられるような「反グローバリズム運動」に対する明らかな誤解と偏見をふくんだイメージと情報操作によって「扇動」された自家中毒的な「集団ヒステリー」ではなかったかと思う。洞爺湖サミットに対する抗議行動では、暴動など一度も起きなかったし、「多国籍企業の店舗の破壊、警察部隊に対する石や火炎瓶の投てき、車両への放火等の暴力行為」などなかった。警察隊がサウンド・カーの窓ガラスを叩き割ったこと(それは普通ブラック・ブロックがやることだよ)以外は、なにも破壊行為はなかった。もちろん「空からのテロ攻撃」も「地下鉄での毒ガステロ」も「道庁襲撃事件」もなにも起きなかった。そもそも「非暴力直接行動」が大原則の行動で、そうしたことが起きるわけがないのだ。結果としてそれが「過剰警備」だったということはもはや誰の目にも明らかであり、そのために二〇〇億円を超える経費が浪費され、二万人を超える警察官と機動隊員が集められたのだから、この空振りに終わった「国家的規模の扇動」と「警察のデモ(=実地演習)」の方こそ、よっぽどその責任を問われるべきではないだろうか。いったい誰が、何の目的で、この大規模な「過剰警備」を「扇動」したのか、それを明らかにする必要がある。さしあたり、「罪証隠滅」のおそれがあるので、この警視庁のサイトをページまるごと全部コピーして保存しておこう。
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by illcommonz | 2008-08-23 04:35
▼警察OBが語る別の可能な見方
d0017381_33922.jpg【参考】
イルコモンズ作
「平成二〇年度
過剰警備警戒ポスター」
▼原田宏二(「市民の目フォーラム北海道」代表 警察OB)
「参加者3,000人に1,000人以上の過剰警備?」より抜粋

何故、警察は異常とも言える警備体制をとったのか。別の見方も可能だ。

警備・公安警察は、戦前の特高警察の流れをくむ警察の一部門だが、特高警察が終戦とともにGHQの指令により、治安維持法と共に廃止されたように、ときの政治情勢に左右される警察の部門である。戦後も日本共産党等の左翼、反日共系の急進的・戦闘的な極左暴力集団、右翼、オウム真理教(現アーレフ)、新興宗教、朝鮮総連、労働運動、反戦運動などを監視し、ときには関連する犯罪を検挙してきた。

d0017381_272014.jpg【参考】
▼東京・築地署で
特高警察に拷問を受け、
亡骸となってもどってきた
作家・小林多喜二
しかし、警備・公安警察が対象にしてきた関係諸団体の活動は、東西冷戦の終焉等によって低迷の一途を辿り、このところ目立った警備事象はほとんど無い。長期間にわたって平穏に推移した警備情勢は、警備・公安警察の士気の低下を招き、エリート集団とも言われた警備・公安警察では、考えられないような幹部による不祥事も目立っている。

警備・公安警察は、目標を失い迷走を始めていた。

d0017381_2192018.jpg【参考】
▼考えられないような不祥事
といえば、東京葛飾区亀有
公園前派出所勤務のこの
巡査の右にでる者なし。
そこへ降って湧いたように起きたのが、平成13年9月に発生した「米国における同時多発テロ事件」である。警察庁では平成16年4月、警備局に外事情報部を設置するとともに、従前、外事課に置かれていた国際テロ対策室を国際テロリズム対策課に発展的に改組し、外国治安情報機関等との連携を緊密化するなど、「国際テロの未然防止」を警備・公安警察の最重要課題と位置づけた。しかし、長期間にわたる平穏な警備情勢と目標の喪失は、必然的に、機動隊の練度の低下をはじめ警備・公安警察官の士気と能力の低下を招く。全世界から注目を浴びる北海道洞爺湖サミットの警備は、低迷を続ける警備・公安にとっては起死回生のチャンスである。そして、警察にとっては、主要国首脳などの身辺の安全確保し、サミットと関連行事の円滑な進行確保という結果は当たり前のことだ。

d0017381_294052.jpg【参考】
▼「踊る大捜査」で
知られる東京・湾岸署の
警官は出世が大好き。
それだけでは十分ではない。それ以外の結果も必要だ。

つまり、国際テログループや極左暴力集団を検挙するという実績が求められる。北海道警察としては、何としても事件を検挙する。そんな意気込みがあったに違いない。しかし、本格的な国際テログループをおいそれとは検挙出来ない。デモの小規模グループの跳ね上がりの検挙なら比較的容易だ。そんな思惑があったのではないか。逮捕者が4人というのも手頃な数字である。事前の広報対策を徹底したので、事後の警備体制に支障が出るような大規模な抗議活動の可能性もほとんど無い。そんな読みもあったはずだ。

もう1つは、今回の警備には、全国警察の機動隊の士気の高揚と訓練の場の提供という意味もあったのではないか。過去の全国規模の警備というと、平成12年の九州・沖縄サミットの警備、平成14年のブッシュ米大統領の来日に伴う警備くらいだろう。全国の機動隊やその指揮官のほとんどは「荒れる現場」の体験がない、実戦経験が不足している。

d0017381_2531649.jpg【参考】
「洞爺湖サミット:警備の経験者総動員
現役OBがワザ伝授」

「今年7月の北海道洞爺湖サミットに向け、警視庁警備部がベテラン世代の警備ノウハウの活用に乗り出している。要人警護を担当する警護課は、00年の九州・沖縄サミット以来となる「現役OB」を招集。テロ警戒にあたる機動隊も、学生運動や安保闘争を経験したOBが若手の指導にあたる「アドバイザー制度」を導入した。東大安田講堂事件や連合赤軍による浅間山荘事件など当時の映像を編集した教養ビデオも作成し、警備用の盾の使い方などの実践や現場指揮をめぐるワザを伝授。警備部幹部は「オール警視庁でサミット警備を完遂したい」と話している。」(毎日新聞 2008年3月8日)

現場の機動隊員とその指揮官の動きを観察しているとその感を強くした。採証・検挙隊の警察官も今回の事件処理が初体験の警察官も多かったのではないか。

逮捕者には申し訳ないが、今回の4人逮捕は手頃な訓練になったはずだ。

d0017381_232471.jpg北海道洞爺湖サミットは間もなく終わる。果たして、国際テログループや極左暴力集団によるテロ等が起きるのか。そして、今回の警備が、警備・公安警察の起死回生に繋がるのだろうか。」

以上、「市民の目フォーラム北海道」より
http://www.geocities.jp/shimin_me/cefh1.htm#20.7.7

手頃な数字? 裏ワザ伝授? オール警視庁? 手頃な訓練?
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by illcommonz | 2008-08-23 02:47
▼ひとりでいい? いや、4つだ、4つくれ!
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デッカード 「いや、4つだ、ふたつとふたつで、4つくれ!」
おやじ 「ふたつでじゅうぶんですよ、わかってくださいよ。」
(▼リドリー・スコット監督 映画「ブレードランナー」より)

映画「ブレードランナー」の中でハリソン・フォード演じる刑事デッカードが
うどん屋のおやじに「4つだ、4つくれ!」としつこくせがんでいたのは、
実はうどんではなく、うどんにの上にのせる海老天だったということは、
映画通のあいだではよく知られているが、イルコモンズが逮捕される直前、
現場でこういうやりとりがあったことは、あまり知られていない。

▼伊田浩之 「平等と自由、民主主義に彩られた祝祭空間」
「わずか八人の首脳が世界の将来を議論する。この究極のトップダウンに反対、異議を申し立てる「祭り」が札幌で、洞爺湖近くで盛り上がった。最大の行事は、サミット二日前の五日に行われた「一万人のピースウォーク」。参加者は色とりどりののぼりや横断幕などを手に札幌市中心部の大通り公園に集まった。デモ行進の参加者は主催者発表で約五〇〇〇人。真夏日のなか、反貧困などを訴えながら、約二キロ離れた中島公園までを約二時間かけて歩いた。これら祝祭的空間に暴力を加えたのは「国家」だった。もっとも露骨だったのは五日の「ピースウォーク」で、ロイター通信のカメラマンを含む四人を公務執行妨害などの容疑で逮捕した。車線をはみ出て広がるデモ参加者は確かにいたが、デモを先導しているサウンドカーや近くの参加者を執拗に挑発したのが機動隊・警官側だったことは明らかだった。しかも、車のサイドガラスを警棒で粉砕、運転手を引きずり出して逮捕する。「剥き出しの暴力」。

d0017381_1235411.jpg私服警官らしき人物が(逮捕は)一人でいい、一人で」(*原文ママ)と叫ぶなど、逮捕自体が目的だったことをうかがわせて。ジャーナリスト以外の三人はまだ釈放されていない(一五日現在)。警察は全国から約二万一〇〇〇人を動員して警備。サミット総費用約四〇〇億円(〇八年度予算。八〇〇億円との報道もあり)の半額が警備費とされる。ある政府関係者は「これだけカネを使って平和に終わりました、ではメンツがたたない。逮捕者が必要なんだろう」と話している。」(「週刊金曜日」2008年7月18日号)

▼「全身の力をぬいて「ぐにゃぐにゃの状態」*で連行されるイルコモンズ」
(共同通信 2008年7月6日) (*これがいちばん運びにくいらしい。
母親にダッコされたくないときに乳児がよく使う手である。)

なにをぉぉぉ?

「一人でいい、一人で」だと??????? 

なんだそりゃ?
なにが一人でいいのか? 
なにが一人でじゅうぶんなのか?
はじめから誰か一人捕まえるつもりだったのか?
狙い撃ちなのか?無差別なのか?
逮捕は警察のメンツのためか?

うむぅ、そう考えたら、
なんだか無性に腹がたってきた。
「不起訴処分(起訴猶予)」になったからといって
「万事めでたしめでたし」ではないのだ。

うむぅぅぅぅ、おやじ、4つだ、4つくれ!

イルコモンズが、なにをせがんでるかはイルコモンズにも分からないが、
こうやってふざけてみせる時ほど実は怒ってる。
「これで終わった」と思ったところから、しつこくはじめるのが本当の抵抗。
よし、きた、みてろ。(つづく)
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by illcommonz | 2008-08-23 01:39