Top

いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
以前の記事
2017年 11月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
記事ランキング
<   2008年 08月 ( 44 )   > この月の画像一覧
▼まだ宙ぶらりんです
d0017381_3382488.jpg「札幌サウンドデモ7.5救援会から」
「団体署名にご協力いただいた方々、この不当弾圧に注目いただいている方々にお礼と現在の状況をお知らせします。G8サミットから1ヶ月が経ちます。300億円の警備費、全国から21,000人の警官を投入して、ホームレスの人や外国人への尋常でない職質、入管での入国拒否、市民生活を監視し、管理統制したあの警備体制はなんだったのかと検証されねばなりませんが、7月5日に行われた「チャレンジ・ザ・G8サミット10000人のピースウォーク」で不当な逮捕がされたことも、まだかたがついていません。7月16日、処分保留のまま釈放されたことを受け、7月28日、不起訴処分要請書と全国から寄せられた署名243筆を札幌地検に届け、その後、記者会見しました。その後、8月11日まで担当検察官が不在であること、この事件についてほかの検察官に交替してはいないこと、したがって少なくとも中旬以降に処分決定がずれ込むことがわかりました。被疑者として置かれる不条理にめげず、早急に「嫌疑なし」(無実)の不起訴処分を出して人権の保護、名誉回復をするようにと訴えていきたいと思います。救援会の日程確認も不十分で申しわけありませんが、団体署名を引き続きお願いします。こんどの締め切りは8月11日です。」

担当検察官が「不在」(夏休み)のため、処分の手続きがさらに一週間のびました。
同じ「のびのび」でも、処分の「のびのび」は勘弁してほしい。。。
というわけで、8月11日までひきつづき、団体署名を集めてますので、
どうぞよろしくおねがいします。

d0017381_3474212.jpg「札幌サウンドデモ7・5救援会では、「チャレンジ・ザ・G8 1万人のピースウォーク」の被弾圧者が処分保留のままの釈放されたことを受けて、札幌地検に対して早期不起訴を求める要請書を提出することとしました。つきましては不起訴決定のお力添えとして、この要請書への団体賛同を募集します。以下の要請の内容をご勘案のうえ、ぜひ賛同署名にご協力ください。署名は団体名だけでけっこうです。FAXか電子メールなどでお寄せください。よろしくお願い申し上げます。なお、締め切りは8月11日(月)までとさせていただきます。12日に地検に持参予定です。」

[賛同宛先] 札幌サウンドデモ7・5救援会
FAX: 011-641-0817 E-mail: j5solidarity@riseup.net
[PR]
by illcommonz | 2008-08-10 03:49
▼五輪停止
d0017381_1353151.jpg
[右] ▼アレクサンドル・ソクーロフ(ロシア生まれ)監督 映画「精神の声」より
[左] ▼セルゲイ・パラジャーノフ(グルジア生まれ)監督 映画「ざくらの色」より

また、戦争がはじまった。

▼「ロシアとグルジア、武力衝突が激化 南オセチア」
「親欧米国グルジアの南オセチア自治州をめぐる同国とロシアの武力衝突が激化している。グルジア政府軍が同州の分離独立派に対する攻勢を強めたことに対抗して、独立派を支持するロシア軍は8日、グルジアへの増派を開始。ロシアのプーチン首相は「事実上、南オセチアでは戦争が始まった」と指摘した。」(日経新聞2008年8月9日)

d0017381_1364564.jpg
▼「ロシア、グルジア本格交戦 南オセチアめぐり」
「現地からの報道によると、自治州の州都ツヒンバリでは9日未明にかけて、断続的に戦闘が続いたもよう。平和維持部隊として自治州に駐留するロシア軍は、8日夜のグルジア軍との砲撃戦で兵士12人が死亡したことを明らかにした。ロシア軍の情報筋は本紙に対し、ロシア軍が同日、グルジア領内の4カ所の基地や黒海沿岸にあるポチ港を空爆したことを認めた。」(中日新聞 2008年8月9日)

いまから4年前のニュース

▼「子どもたちが停戦訴え演劇 古代の広場アゴラで」
「古代アテネの神殿跡があるアクロポリスの丘に近い古代広場の遺跡、アゴラで27日夜、アテネ五輪開幕を前に、地元の子どもたちや青年たち計約100人が世界の紛争地域での停戦を訴える演劇を披露した。ギリシャ風の詩の朗読などを織り交ぜた劇を通じて、流血の惨事が続くイラクやパレスチナ紛争に向けて、メッセージを送った。劇は陸上競技のスタートの合図になぞらえ「位置について、用意、停戦」と題された。地元の学校の子どもたちは英語や中国語など11カ国語で「停戦」を呼び掛けた。かつてギリシャで行われていた古代五輪では、戦乱の時代であっても五輪期間中の停戦が重視された。ギリシャ政府も今回の五輪で、停戦を「五輪本来の精神」としてアピールしている。」(共同通信 2004年7月27日)

d0017381_1405219.jpg
そして、昨日のニュース

d0017381_1392438.jpg▼「中国、グルジアとロシアに
「五輪停戦」を呼び掛け」
「中国の新華社は9日、グルジアが進攻した南オセチア自治州にロシアが軍事介入した問題をめぐり、前日8日に開幕した北京五輪を引き合いに出し、両国に停戦を呼び掛けた。新華社は「2008年8月8日は神聖な日であり、北京五輪の開幕に伴って世界は五輪期間に入った」と指摘。世界の人は軍事衝突を望んでいないとし、両国に対し、五輪精神を引き合いに出して大会期間中の停戦を求めた。国連の潘基文事務総長も、五輪期間中に停戦を実現してきた伝統に敬意を払うためとして、世界各地での戦闘行為を中断する「五輪停戦」を呼び掛けている。」(ロイター通信 2008年8月9日)

古代ギリシャ時代、オリンピックに参加するポリス(=都市国家)は、オリンピック期間中だけでなく、開催前の数ヶ月のあいだも一切の戦争を中断したという。今回はオリンピックがはじまると、ほぼ同時に戦争がはじまった。中国政府がいくら「神聖な日」といってみたところで、古代のオリンピックが持っていた神聖性はもうもどってこないだろうし、近代オリンピックが持っていた国際性もあまり期待できない。

d0017381_2432310.jpg現代のオリンピックは、ナイキをはじめとするスポーツ・ブランド、そして、マクドナルドやコカコーラといったグローバル企業の市場拡大のための宣伝イベント、さらには、新しいテレビやパソコン、携帯電話の売り上げ倍増のためのビジネス・チャンスになっている。
▼「五輪開会式の視聴率98%=人民日報などが号外」
「8日夜に行われた北京五輪開会式の視聴率が中国で98.1%に上ったことが9日、中国の市場調査会社CTRの調べで分かった。調査は15都市の1500人を対象に電話などで実施。開会式の中継はテレビだけでなく、インターネット、ラジオ、携帯電話を通して視聴した人もいた。」(時事通信 2008年8月9日)

とはいえ、だからこそ、できることもある。

ロシアとグルジアにただ停戦を呼びかけるのではなく、「両国が停戦に同意するまで全てのオリンピック競技を停止する」と宣言してみたらどうだろう。つまり古代とは反対のやりかたである。そうなったら企業は商売あがったりなので、あわてて動きだすだろうし、テレビの視聴者だって、だまってないだろう。まず、ありえそうにない話かもしれないが、つい、そんなことを想像した。あと、こんなニュースもあった。

d0017381_240876.jpg▼「消雨ロケットは1000基以上打ち上げ」
「新華社通信によると、北京市気象局は9日、8日夜の北京五輪開会式の会場周辺で雨が降らないようにするため、雨雲を減少させる人工消雨ロケット1000基以上を打ち上げていたことを明らかにした。五輪開会式で人工消雨実験が試されたのは初めて。中国は開会式当日を晴天にするため、長年、人工消雨の研究を進めてきた。人工消雨とは、近づく雨雲に液体窒素などの物質を積んだロケット弾を撃ち込み、事前に雨を降らせておく仕組み。開会式本番の会場周辺は曇りだったが、人工消雨ロケットの効果があったかどうかについては、ふれていない。」(毎日新聞 2008年8月9日)

こういう国家的努力とテクノロジーを使って、「戦争をとめさせるロケット」はさすがにムリとしても、停戦につながるプログラムをうちだせないものなのか、とも思った。

▼「チベット支持の女子大生、退場に=香港」
「香港で9日始まった北京五輪馬術競技の会場で、5月に同地で行われた五輪聖火リレーでチベットの旗を掲げて警察に連行された地元女子大生の陳巧文さんが観客席で同じ旗を広げたため、警備員により場外へ連れ出された。地元ラジオが伝えた。このほかにも、「民主と人権は五輪より重要だ」と書かれたTシャツを着た男性が入場を拒否された。」(時事通信 2008年8月9日)

オリンピックより重要なニュースもたくさんある。まずはロシアとグルジアの戦争が拡大しないことを思わずにはいられない。

---------------------------------------------------------------
d0017381_3162488.jpg[追記]
▼「ロシアは死んでも許さない」
グルジア国民に渦巻く憎悪

「南オセチア自治州をめぐり、ロシアと戦闘状態に入ったグルジアの首都トビリシに9日入った。市民の間では、圧倒的な軍事力でグルジアへの攻撃を続けるロシア軍に対する憎悪が渦巻いていた。 「ロシアは死んでも許さない。命令があれば死ぬまで戦う」。8日に空爆を受けた、トビリシの南東15キロにあるワジアーニ陸軍基地。ダビッド・クトシア大佐(43)は、ロシア軍への怒りをぶちまけた。国軍精鋭の陸軍第4師団が駐屯する同基地では9日、私服を着た若者が次々に建物の中に入っていった。急きょ招集された予備役だ。「ロシア野郎め!」。少年ぽさが抜けない20歳の若者はこう吐き捨てた。だが、戦況はグルジア側に厳しい。南オセチア自治州の州都ツヒンバリ周辺での戦闘では、グルジア軍が後退しているとの見方が有力だ。主要テレビは戦況を伝える特別ニュースを常時流し続けるが、トビリシはツヒンバリからわずか100キロで、市民は気が気ではない。「そろそろ首都か」。街角で会った男性はそうつぶやいた。乗用車の窓からグルジアの旗を振って運転する若者は目立つものの、すでに首都から避難する市民も出始めている。一方、トビリシ中心部の共和国病院には、9日だけで、空爆などによる500人の負傷者が運び込まれた。病院入り口には、負傷者の名前を書いたリストが張り出され、親類や家族、友人の安否を気遣う数百人の市民が駆けつけた。47歳の主婦は、爆撃を受けてツヒンバリから同病院に運び込まれた義理の息子と面会したが、「爆撃のショックで、口もきけなかった」と話した。」(2008年8月10日 読売新聞)
[PR]
by illcommonz | 2008-08-10 02:49
▼ビューティフルな未来が待ってる
d0017381_7173610.jpg「自由であることは素晴らしいって
キミはそう云うけど、知らないのかい、
キミが自由だったことなんて、
これまで一度もなかったってことを。
キミにはモノを買う自由しかなく、
そうしたくっても、できやしない。
ぴかぴかの自動車に、郊外の家。
美人の奥さんに、可愛い子供たち。
おめでとう!君は夢の世界に生きてるんだ。
機械のように死んだ心で生きてるんだ。
そう、キミにはビューティフルな未来がある。
キミにはビューティフルな未来が待ってる。」

▼プライマル・スクリーム「ビューティフルな未来」
(Live at Paredes de Coura 1/8/2008)
[YouTube] http://jp.youtube.com/watch?v=xHUfLFaSNeE

赤く腫れたテレビの画面に走査線のノイズが走る。まるでサブリミナル・
メッセージのように画面に白く浮かぶ「BEAUTIFUL FUTURE」の文字。
今回のプライマルの新譜は「ストレートにシニカル」だ。しかも、いろんな
方向にドライヴ全開ではじけてる。ロックならではのおもしろい展開だ。
こういうのはロックにしかできない表現だ。新自由主義と消費社会への
プロテスト・チューンは、ある時期のボブ・ディランやフランク・ザッパ
みたいでなかなかいい。僕らはこういう歌をいつも待っている。

[追記]「オーバー&オーバー」のカヴァーもいい。
[PR]
by illcommonz | 2008-08-09 07:32
▼夏の映画
d0017381_3231864.jpg「夏の映画」というものがある、といっても、
サーフィン映画やホラー映画のことではない。
「ニッポンの夏の映画」のことであり、
それは、こういう映画のことである。

▼日向寺太郎監督 「火垂るの墓」
http://www.hotarunohaka.jp/

さて、この夏休み、この映画を観に行くべきか、
どうか、もの凄く迷っている。どうしよう、どうしよう。
このチラシの写真を見ただけで動揺してしまった。
「予告篇」は、「うぁ、いかん、これはまずい」と思い、
途中で観るのをやめた。もし本篇を観に行くとしたら、
相当の覚悟が必要だ。気をしっかり持って観に行こう。
[PR]
by illcommonz | 2008-08-08 03:40
▼中州産業大学夏期講座
d0017381_23284649.jpg「あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は、前後関係を断ち放たれて、その時・その場が異様に明るく感じられます。 この考えをあなたは見事にひと言で言い表しています。すなわち「これでいいのだ」と。あなたにとって、死もひとつのギャグなのかもしれません。私は人生ではじめて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。私はあなたに生前お世話になりながら、ひと言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係である、あなたとのあいだに、お礼を言う時にただよう他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。しかし、いま、お礼を言わさせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品のひとつです。合掌、平成20年8月7日、森田一義。」

上の赤字のくだりがとてもよかったのに、テレビではカットされていた。

▼[YouTube] 「タモリ 赤塚不二夫さんへ 弔辞」
http://jp.youtube.com/watch?v=yU83Nhuub6k

d0017381_23483774.jpg「それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は、前後関係を断ち放たれて、その時・その場が異様に明るく感じられます」。さすが、中州産業大学教授である。まるでベルクソンが書いたような、この一節こそ、「これでいいのだ」というギャグが持っていた解放性や実存的意味を、見事に言い表わしていたはずなのに、なぜ、そこをカットするのか理解に苦しむ。でも、テレビはいつもそうだ。めったに人間について語らせないし、深く考えさせない。それでいいのか?と、いまさら問うても仕方なさそうなので、やっぱりテレビをみるより、映画をみて生きてゆくことにしようと思った。
[PR]
by illcommonz | 2008-08-07 23:37
▼四十二歳の厄年の夏にきく昭和のうた
d0017381_19363499.jpg
赤塚不二夫
(1935-2008)
「元祖・天才バカボンの春」(昭和50年)
作詞:赤塚不二夫 作曲:渡辺岳夫
うた:こおろぎ'73 コロムビアゆりかご会
[YouTube]http://jp.youtube.com/watch?v=AUeP831errg

枯葉散る白いテラスの午後三時
じっと みつめてほしいのよ
特別の愛で ふるえてほしいの
四十一歳の春だから
元祖・天才バカボンのパパだから
冷たい目で見ないで

粉雪舞う青い窓辺の午後三時
じっと たえてほしいのよ
特別の愛で 燃えてほしいの
四十一歳の春だから
元祖・天才バカボンのパパだから
冷たい涙ながさないで

「あしたのジョー」、「タイガーマスク」、「レインボーマン」、そして、
「元祖・天才バカボン」のようなナンセンス・ギャグマンガでさえも、
なぜか昭和の子供むけテレビ番組のエンディング・テーマには、
なんともいえない、ざらついた哀感があった。消しがたい影があった。
つまり「スーパーフラット」ではなかった。つるつるぺたぺたしてなかった。
ものごとにはA面とB面があった。でも、これでいいのだ、これがいいのだ。
たしかに、哀感や憂鬱はわずらわしいものだが、決して悪ではない。
世の中の不条理や不遇を、じっと見つめ、それにじっとたえ、
冷たい目で見捨てたりせず、特別の愛で共有すること。
これが、かつて、私たちがやって来たところ、
そして、これから、あなたたちが進むところ。
昭和がよかったとはいわないし、好きだともいわない。
昭和の貧困や暗さには反対の反対の反対の反対だが、
平成の生きづらさにくらべれば、ずっとましだった気がする。
ただ、とにかく、もう、これ以上、血はながさないでほしい。
と、そんなことを思った。
[PR]
by illcommonz | 2008-08-03 19:42
▼野の団体より
d0017381_1757450.jpg「7.5 ピースウォーク逮捕者の
不起訴を求める要請書への団体賛同」


こちらも、晴れた夏の青空のように、
スカッと不起訴を手にしたいので、
メール&ファックスお願いします。
明日、8月4日が〆切です。

[賛同集約先]
「札幌サウンドデモ7.5救援会」
E-mail: j5solidarity@riseup.net
FAX: 011-641-0817

[図画] :はらだゆきこさん (「illcommonz 完全FREE でよろしく」より)
[PR]
by illcommonz | 2008-08-03 18:05
▼見よ、呆れよ、これが素人の乱だ
d0017381_1547616.jpg「素人の乱、ただいま勃発中!
 キミも大塩平八郎に続け!
 祭りだ祭りだ、騒ぎだ騒ぎだ!
 キミも一揆だ!」

「前史から、とんでもない一号店オープン、
俺のチャリを返せデモ、PSE法反対デモ
などをへて、杉並区議選=高円寺一揆と
その後まで、総勢30人にものぼる関係者の
証言と寄稿によってたどる噂の「素人の乱」の
全軌跡。ECD、イルコモンズ、雨宮処凛、
鶴見済なども寄稿」(松本哉+二木信編
「素人の乱」(河出書房新社) 帯広告より)

ということで、「素人の乱」の本が出版されます。新たな「祭り」のはじまりです。「祭り」に御祝儀は欠かせません。8月6日から発売される「素人の乱」の、「初回予約本(限定50部)」には、RLL編集による「素人のジン」が「付録」でついてきます。残念ながら、このジンは一般の書店では手に入りません。もう手遅れです。いくらお金を出しても買えません。なので、運よく手に入れることができた人から、じゃんじゃんコピーしてもらってください。さらに、そのジンには「おまけ」として、イルコモンズ監修の特典映像DVD(イルコモンズ編「CO-TATSU COMMONZ」+葛西峰雄編「高円寺マヌケメーデー」+岩崎俊一編「のびのびイルコモンズデモ」+イルコモンズ編ン「元祖・素人の乱」収録)もついてきます。このDVDもお金を出しても買えません。運よく手にすることができた人から、じゃんじゃんコピーしてもらってください。

ところで、この本のおしまいの方で二木(信)くんが、こんなことを書いてます。

「本をつくっておいて言うのもなんだけど、この本は読み手にとっては親切なつくりとはいえないと思う。だって、言ってしまえば内輪の話を延々としているわけでしょ。しかも書き手のプロでも、話のプロでもない人がたくさんいる。でも、それでしかどうしても伝えられないことがあると思ったから、こういう本にしたかった。まさに「素人の乱」って感じ。」

バカボンのパパならこう云うね。

「それでいいのだ」と。

話のうまいプロの話を聞きたければ、テレビを見てればよいのであって、この上さらに「格差」を感じさせるようなプロの話なんて聞いてもつまらないし、そこからは、何もはじまらなければ、何も変わらない。これまでもそうだったし、これからもそうだろう。素人上等である。素人が、素人の分際で、素人のくせに、しかし、素人でなければできないことを、断固、素人として、素人らしく、素(す)の人間にもどって、のびのびとやってみせることができるのが、素人の最大の強みだと思う。とりわけ、「乱」ということで云えばそうで、エスタブリッシュされればされるほど、自らの地位や立場をご破算にしてしまいかねない脱構築な「乱」は起こせない。素人がプロをギャフンといわせるのは、はたで見てみていて痛快だし、それは人に不思議な解放感を与えてくれる。岡本太郎も「素人であること」についてこう書いてます。

「伝統は、われわれ一般、素人のものでなければなりません。特殊な専門家の権威的なおせっかいをすっぱり切り捨てるべきです。つまり、モーレツに素人であることを決意した人間の手にとりかえさなければならないのです。」(岡本太郎)

「モーレツに素人であることを決意した人間」だけでなく、人間なら誰もが「コモン」として持ってる「素人であることの力」をとりもどすことのできる、この夏のおすすめの一冊としてモーレツにおすすめします。たぶん編者の二人も、そうなることを望んでるはずなので。

松本:格差社会でひどい目にあって素人の乱に希望の光を見てる人がこの本を読んだらビックリするだろうね。
二木:(笑)
松本:呆れ果てると思うよ。「なぁんだよ、コレっ!?」って。
二木:むしろ呆れ果ててほしい。
松本:そうそう、「こんな奴らが生きてるんだから俺の方がよっぽどまともだ」って。
[PR]
by illcommonz | 2008-08-03 15:56
▼釈放速報+本人からのメール
d0017381_14415157.jpg無事、釈放されたようです、よかった!!

「イスラエルが邦人一時拘束
パレスチナ人支援の活動中」

「在イスラエル日本大使館によると、イスラエル占領地ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ヘブロン近郊で1日午後、東京都出身のフリーライター、志賀直輝さん(27)がイスラエル治安当局に拘束された。志賀さんは取り調べを受けた後、3日未明に釈放された。けがはないという。パレスチナ支援団体「国際連帯運動」によると、志賀さんはユダヤ人入植者によるパレスチナ人農民への作業妨害を監視する活動に参加した際、イスラエル軍が管理する区域に侵入した疑いでほかの外国人2人とともに拘束されたという。」
(2008年8月3日 共同通信)

以下、本人による正確な報告。

「イスラエル警察に再逮捕、拘留され、裁判勝訴!」
「8月1日午前、南ヘブロンのパレスチナ人の羊飼いの村にイスラエル入植者が農民に摑みかかったという連絡をうけた。午後、わたしたち非暴力団体ISMは羊飼いに同行して、羊の群れと一緒に遊牧した。3時半ぐらいにイスラエル入植者がトラックで遊牧中のパレスチナ人や羊に突っ込もうとしてきた。だから、わたしたちは、このトラックを必死で止めた。さらに撮影もした。この南ヘブロンのパレスチナ人羊飼いは連日、イスラエル入植者から激しい攻撃をうけている。また、不当にも遊牧エリアを日に日に狭められている。

3時45分このイスラエル入植者は兵隊と警察に通報した。そして、このエリアでの遊牧はまったく違法性がないにも関わらず私たちは4時ぐらいにイスラエル警察に逮捕された。警察署で取調べをうけ、留置場にいれられた。そして、わたしたちは違法な逮捕を認めずに裁判に委ねた。

イスラエル警察は、3ヶ月の拘束を求めた。しかし、わたしたちの行為は違法ではないと裁判官が認めた。わたしたちの活動は引き続きできることになった。

8月3日深夜2時にわたしたちは勝訴して無事解放された。

今は、とても時間がないのでとりいそぎで。またメールします。

一部、読売新聞などで、わたしがデモに参加して逮捕されたと記事にしている。これはまったくもって嘘で、デモなどには参加していない。こうやって大して調べもしないのに平然と記事にする行為に心底、頭にきます。こういった日本のメディアの体制も引き続き批判してゆきたい。
とにかく調べてからものいってほしい。」(志賀直輝)

--------------------------------------------------------
[追記] ▼「イスラエルが邦人男性拘束=反入植地の活動中-ヨルダン川西岸」
「ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ヘブロン南方で1日夜(日本時間2日未明)、イスラエルによるユダヤ人入植地の建設に反対する活動のため現場を訪れた日本人男性が、同国軍の設定した侵入禁止区域に立ち入った容疑で、治安当局に身柄を拘束された。関係者が明らかにした。男性は東京都八王子市出身の志賀直輝さん(27)。イスラエルによる土地接収や家屋破壊がパレスチナ住民の生活基盤を破壊しているとして、入植地拡大などに反対する運動に参加。入植者らイスラエル側とパレスチナ住民が衝突する現場に足を運び、その様子をビデオ撮影するなどしていた。」(時事通信社 2008年8月3日)
[PR]
by illcommonz | 2008-08-03 14:46
▼イスラエル警察に告ぐ、おともだちをかえしてください
d0017381_1455144.jpg
「イスラエルで27歳・日本人男性拘束、西岸で抗議デモ参加」
「ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ヘブロン近郊で、イスラエルによる占領政策への抗議デモに参加していた東京都出身、志賀直輝さん(27) が1日、イスラエル警察に拘束された。デモを主催する現地の平和団体が発表した。2日に面会した在テルアビブ日本大使館職員によると、志賀さんはイスラエル軍の支配地域に不法侵入した容疑で収監されたが、けがなどはないという。西岸では、毎週金曜日、世界各地から平和運動家が集まり、パレスチナ人と共にイスラエルの分離壁建設への抗議デモを行っていた。」
(2008年8月3日02時29分 読売新聞)

釈放されました!

今年のはじめ、ベツレヘムの隔離壁をグラフィティで埋めつくす「ワンダーウォールキャンペーン」を一緒にやったシガくんを、イスラエルの警察がつかまえてしまったようです。おい、こら、なにするんだ!ばか!

「パレスチナにはいたるところに隔離壁があります。この壁はイスラエル政府によってつくられました。この壁によってパレスチナの人々は自由に動くことができません。そして24時間体制で管理されています。今、この壁に世界中のアーティストやアナキストがグラフティやステンシル、ポスターなどを描いています。この動きによって、今、パレスチナ・ベツレヘムの隔離壁がひそかな観光スポットになっています。隔離壁の観光化が進むことによって、世界中にイスラエル政府のパレスチナに対する隔離政策が少しでも伝わると思います。そして、なにより、薄暗い壁を楽しい絵でいっぱいにしてしまうのは、なんともおもしろいことだと思います。そこでわたしたちも、この流れに乗ろうと考えています。絵やポスター、ステンシルなどを今月1月23日までにイレギュラー・リズム・アサイラムに届けてください!時間があまりないですが、どうぞよろしくおねがいします。」(志賀直輝)

▼ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望(仮称)【前編】
http://illcomm.exblog.jp/7218401/
▼ワンダーウォール・キャンペーンの回顧と展望(仮称)【後編】
http://illcomm.exblog.jp/7218423/

もしすぐに釈放されなければ、また、あれをやるしかありません。
そう、今度は 「のびのびワンダーウォール・キャンペーン」を。
ふたたび、28人+大勢の結集をよびかけます。
いつ・どこにいても、そこでできることを、よびかけます。

「ワンダーウォール・キャンペーン」についてご存知ない方は、
まずはこちらのドキュメント映像をごらんください。
できるだけたくさんの人の目にふれるように、
自由にコピーしてあちこちにアップしてください。

▼映画「ワンダーウォール・キャンペーン」
http://jp.youtube.com/watch?v=i7O8dr6grAA
THE WONDERWALL CAMPAIGN
B/W+COLOR 8min 32sec 2008

d0017381_14131444.jpg
[CAST]
KITOU SEISHI a.k.a. SHIGA NAOKI
KURISU RANSHI
ALI
LINA M ETCHESURI
MIEKO
TANEGA SIMA
PALESTINE KIDS
BANKSY
WOMEN FROM PALESTINE
MEN FROM ISRAEL
28 ARTISTS FROM JAPAN

[CAMERA]
LINA M ETCHESURI

[CO-EDIT 1]
KURISU RANSHI (PALESTINE)
[CO-EDIT 2]
CHANOMAD (JAPAN)
[CO-EDIT 3]
ILLCOMMONZ (JAPAN)

[MUSIC]
Ran Slavin "Jericho 6AM"
The Wayward Regional Transmission (2007)
The N.O.M.A.D.S. "Moot"
FREE THE P (2006)
The Philistines "Free the P"
FREE THE P (2006)

[追記] 
そうだ、まず、この本を送ろう。

イルコモンズ「留置所でよんでた本」
[PR]
by illcommonz | 2008-08-03 14:06