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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼文化人類学解放講座「世界三大文明批評+預言詩ほか」
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「地震や津波は人間に対する「自然の復讐」である。人々は火山の火口のまわりで死のダンスを踊りながら、太陽がまた明日も昇ると信じて、楽しい人生だなどと言っている。紳士淑女、大学教授、政治家などは、進歩や文明開化の名において、虚偽に虚偽を重ね、自然を破壊し、自然に背いている。自然は真空を嫌う。愛か憎悪か!自然は代償を好む。眼には眼を!自然は戦を好む。死か独立か!自然は復讐を奨励する。復讐は甘美である。「自然に背く害虫」である人間を殺すのは、自分達の女神である「自然の法」だ。彼等は進歩の名において、彼等よりもよきものを、彼等の堕落した水準にまで引きおろそうとしている。彼等のこの傲慢や術策の価値を彼等に知らせねばならぬ」(夏目漱石)

「世界都市は文明の象徴である。そこは自由な知性の容器であるが、母なる大地から完全に離反し、あらゆる伝統的な文化形態から解放された、もっとも人工的な場所であって、実用と経済的目的だけのために数学的に設計された巨像である。ここに流通する貨幣は、現実的なものにいっさい制約されることのない形式的・抽象的・知的な力であり、どのような形であれ文明を支配する。ここに群集する人間は、故郷をもたない頭脳的な流浪民、すなわち文明人であり、高層の賃貸長屋のなかでみじめに眠る。彼らは日常的労働の知的緊張をスポーツ、快楽、賭博という別の緊張によって解消する。このように大地を離れ極度に強化された知的生活からは不妊の現象が生じる。人口の減少が数百年にわたって続き、世界都市は廃墟となる。知性は空洞化した民主主義とともに破壊され、無制限の戦争をともなって文明は崩壊する。経済が思想、宗教、政治を支配した末に西洋文明は二十一世紀で滅びる」(O・シュペングラー)

「近代文明は名ばかりの文明です。この文明のもと、ヨーロッパの国々は日々堕落し、破滅の淵にさしかかっています」
―どうして、一般的にそのことが知られてないのでしょうか?
「答えは非常に単純です。自分自身のことを悪く言う人にはめったにお目にかかれないからです。近代文明の弊害に冒されてしまっている人が、それを攻撃するようなことを書くはずがありません。そのような人たちの関心はこの文明を擁護する事例、主張を見つけることでしかありません。そして彼らはこの文明が本物であると信じこんで、無意識のうちにそうしているのです。眠って夢をみている人は夢のなかのことを本当と信じており、目が覚めてはじめてその人は、本当のことがわかるようになります。文明という毒を浴びながら苦労している人びとは、夢のなかにいる人のようなものです。私たちが普段読むものも近代文明を擁護する人びとが書いたものです。たしかにこの文明の信奉者のなかにも、非常に優秀な人、さらにはとても善良な人もいますが、彼らの書いたものが私たちの判断を鈍らせています。そして、一人また一人と私たちは、その渦に飲み込まれていっているのです。この文明の炎で焼き尽くされている被害者には際限がありません。しかも救いようのないことに、この文明がまったくよいものだと信じ込んで、人びとはその焼けつく炎に飛び込んでいるのです。人々は宗教を軽んじるようになってしまいましたが、この世から利益を得ることも実際にはできないでいるのです。この文明は私たちの機嫌をとりながら、実はわたしたちにかじりついているネズミのようなものです。その影響が十分現われてくれば、宗教的迷信のほうが、近代文明の弊害にくらべればまだ害がなかったということに私たちは気づくでしょう」(M・ガンジー)

「逃げよ逃げよ全てのジュネーブから逃げ出せ。黄金のサチュルヌは鉄に変わるだろう。巨大な光と反対のものが全てを全滅させる。イエス・キリスト再臨の前に大いなる空は前兆を示すだろう」(M・ノートルダム)

「蒸気船や帆船を発明するとは難破を発明することであり、列車を発明するとは鉄道の脱線事故を発明することである。自家用自動車を発明するとは高速道路での玉突き事故を発明することなのである。飛行機や飛行船を離陸させるとは、空の惨事を、墜落事故を発明することなのだ」(P・ヴィリリオ)

「機械は白い大きな子どもたちのおもちゃである。彼らの術は私たちを脅かすことはできない。パパラギは、まだ一度も死を追いはらう機械をつくったことはない。パパラギは神があらゆる瞬間に為し、造りたもうものより大きなものを作ったこともなく、したこともない。あらゆる機械も、技術も、人の命を長くしたことはないし、人を楽しく幸せにしたこともない。それゆえ私たちは、神の驚くべき機械とたくみな業をかたく信じて、神のふりをする白人を卑しもう」(E・ショイルマン)

「大地の底から貴(たっと)きものが掘りだされるとき、われらは大いなる災厄をまねきよせることになるだろう。巨大なクモの巣が空一面をおおい、人類最期の日がやってくる。灰の容れ物が空から投げ落とされると、大地は火の海となり、海が沸きあがって、たちまち干れ果てることになるだろう」(ホピ族)

「われわれにとっての問題は、われわれをとりかこむ機械のなかで、いかに生きてゆくかである。ナヌーク(イヌイットの男性とその家族)は、ポリネシアの人びとがそうしたように、問題の解決方法を彼自身が培ってきた魂のなかに発見した。ところがわれわれは、みずからの手でわれわれ自身の魂が適応しにくい、生きにくい環境をつくりだしてしまった。一体いつになったら、人びとは機械とともに生きるようになるのだろう。この驚異の機械と!」(R・フラハティ)
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by illcommonz | 2008-10-29 05:11
▼にっぽんを妖怪がうろついてる、公安という名の妖怪が
d0017381_2023087.jpg[日本の妖怪 no.893] 
こーぼー-じじい 【公妨-爺/公暴-爺】

「こーぼーじじい」は、自分が気に入らない人間を見つけると、「こーぼー!こーぼー!こーぼー!」と泣き叫び始めるのが特徴の妖怪。「こーぼーじじい」が人前に姿を現すときは、上下揃いの紺色の服を着た「けいさつかん」と呼ばれる妖怪や、白いマスクとイヤホンを着用した「こうあん」と呼ばれる妖怪を同伴していることが多いといわれる。「けいさつかん」と「こうあん」には、「こーぼーじじい」の「こーぼー!こーぼー!こーぼー!」の叫びが始まると、「こーぼーじじい」が泣き叫びながら指し示す人間を捕獲し、巣に持ち帰り監禁する(長い時で23日間)役割がある。「こーぼーじじい」は、「こーぼー!こーぼー!こーぼー!」の叫びと同時に「おさえろおさえろおさえろ」という言葉を連呼することがあるが、これは「けいさつかん」や「こうあん」を興奮状態に導く陶酔作用のある呪文のようなものではないか、という説がある。」
「こーぼーじじい」渋谷に現れる
(成田圭介「IRA Blog」 より)


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▼人間の姿にばけた妖怪「こーぼーじじい」

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▼恐怖!別のカメラがとらえた妖怪「こーぼーじじい」

▼「渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前」
[YouTube] http://jp.youtube.com/watch?v=VukCiIa0BDc
(0分18秒から0分31秒の映像に注目)

ふりむくと、あなたのうしろにも、
こーぼーじじいが立ってるもしれない。

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by illcommonz | 2008-10-28 20:08
▼不当逮捕の詩(うた)
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▼「10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕」
[YouTube] http://www.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U

(MC)「麻生首相の家に、いま、むかっています。
麻生首相の家はここから歩いて10分ぐらいのところです。
彼が、自民党の、総裁でもある彼の、いろんな、戦争の責、、、
戦争を支持したことの責任。貧困をつくりだしたことの責任...」

お、おっ、よし、よしやるぞ!うぁおぉぉぉおお!

コーボーだぁ!コーボーだぞ!コーボーだ!

コーボーだっ!コーボーだぞ。コーボーだ!

おさえろ!おさえろ!おさえろ!おさえろ!

おさえろ、おさえろ!おさえろ!おさえろ、はやく。

もってこい、もってこい。もってこい!もってこい!

もってこい!つかまえろ!コーボーだぞ!

コーボーだぞ、コーボー!コーボーだぞ!

よし、ひっぱれ、これ!ひっぱれ、これ!

ひっぱれ!ほら、ひっぱれ!

コーボーだ、こいつは!

コーーボーー!

(書きとり=イルコモンズ)

こうやって書きとってみると、できそこないのギャングスターラップのようである。
YouTubeの映像を見れば分かるとおり、これはまともな公安活動ではない。
公安の暴力、公安の横暴、公安の暴走、略して「公暴(コーボー)」であり、
上の「コーボー、コーボー!」はすべて「公暴!」と読みかえられるべきである。
そして本当におさえなければならないのは、「おさえろ、おさえろ!」とうたってる
公安警察の方である。天下の往来で、こんなドサクサまぎれの、火事場ドロボー
のようなことをしでかして、警視庁の幹部たちはなんとも思わないのだろうか。
すくなくとも、この現場にいた若い警官のひとりは当惑を隠し切れない表情を
している。「これが警察のすることだろうか?」と、そんな顔をしている。たぶん
眠れない夜が続いてると思う。
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by illcommonz | 2008-10-28 02:44
▼「次の各号に該当する場合はこの限りでない」
d0017381_05113.jpg「首相宅見学」ネットで呼びかけ 
無届けデモ 3人を逮捕 警視庁」

「インターネットなどで麻生太郎首相の私邸見学を呼びかけていたグループが26日午後、東京都渋谷区で麻生首相宅に向けて無届けのデモ行進を行った。中止の警告を無視したことなどから、警視庁公安部は、デモに参加していた男3人を都公安条例違反や公務執行妨害の現行犯で逮捕した。公安部によると、約40人が同日午後3時ごろに渋谷駅ハチ公前広場に集合し、デモ行進を始めた。警視庁が中止するよう警告を繰り返したが、グループは無視してデモ行進を続けたという。調べでは、1人は午後3時50分ごろ、渋谷区宇田川町の路上で無届けのデモを行った。この男を都公安条例違反の現行犯で逮捕する際、ほかの2人が逮捕を妨害しようと警察官に暴行を加えた。3人は黙秘しており、身元の確認を進めている」(産経新聞2008年10月26日)

これは明らかにまちがった逮捕である。まず第一に、これは「デモ」ではない、「見学ツアー」である。産経新聞ですら「見学を呼びかけていた」とそう書いてるし、正確には「見学」ではなく「見学ツアー」であって、「デモ行進」ではない。ネットの呼びかけ文にもはっきり「ツアー」と書いてあるし、チラシにもそう明記してある。

d0017381_0284197.jpg「リアリティツアー第2回:62億ってどんなだよ。
麻生首相のお宅拝見」

「第二回のツアー目的地は、このたび「かしこくも」内閣総理大臣に就任された麻生太郎首相のお宅です。45年間にわたり一着30万円のスーツを年間10着仕立てるおしゃれな首相。たった一日で大卒初任給の2倍の弾を撃ちまくって鍛えた射撃はオリンピック級の腕前。敷地だけで6,200,000,000円。大久保利通、牧野伸顕、吉田茂に連なる「華麗なる一族」の東京宅を見に行きましょう」。

[拡大図]d0017381_052924.jpg

「無届け」は「都公安条例違反」だと書いてあるが、これは「デモ」ではなく「ツアー」なのだから、そもそも届けなど出す必要はない。イルコモンズが、この呼びかけ文から理解する限り、このツアーは「62億円の家(!?)」という、一般庶民や低所得者の生活感覚からすれば、おそろしく非現実的で、とてもリアリティを感じることのできないものを自分の目で実際にみて確かめ、この不公平な現実の意味について考えるための社会見学、あるいは、修学旅行のようなものだ。こうした活動に対して「都公安条例」は、許可を受ける必要がないと定めている。うそだと思うなら、条例をよんでみてほしい。「次の各号に該当する場合はこの限りでない」と、「東京都集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例」の第一条に特にそう明記してある。
...............................................................................................

▼「東京都集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例(都公安条例)」
http://www.ron.gr.jp/law/jourei/tk_demo.htm
第1条(集会等の許可制)
道路その他公共の場所で集会若しくは集団行進を行おうとするとき、又は場所のいかんを問わず集団示威運動を行おうとするときは、東京都公安委員会(以下「公安委員会」という。)の許可を受けなければならない。但し、次の各号に該当する場合はこの限りでない。
1 学生、生徒その他の遠足、修学旅行、体育、競技
2 通常の冠婚葬祭等慣例による行事
..............................................................................................

というように、これは理不尽な逮捕なので、逮捕した3人にちゃんとよく謝って、今日の夜か、
遅くとも明日の朝までに釈放するべきである。あと、麻生太郎も、自分の非現実的な家や
贅沢な暮らしのせいで、こんなことになって、もうしわけない、くらいのことは云うべきである。
自分の財や富に対するやましさを感じないような政治家が「庶民」だの「民主主義」だのと
口にしてたところで、そのことばには、まったくリアリティがないと思う。

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今日の東京はなんだかとても肌寒い。
逮捕された3人が留置所に勾留されている、
いま・この瞬間、麻生太郎は62億の豪邸で、
ぬくぬくとしているのかと思うと、だんだん
腹がたってきた。

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[追記] そして、いま、記者会見がはじまったところだ。

【記者会見のお知らせ】
昨日10月26日(日)、私たちは、反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008のプレ企画として、麻生太郎邸拝見「リアリティ・ツアー」というささやかなイベントを渋谷で開催しました。この間、その莫大な資産や射撃、飲食などを例に、麻生首相の「金銭感覚」をめぐる報道が連日なされています。「幸いにして自分でお金がありますから」という首相の口ぶりは、それとはむしろ逆の暮らしをしている私たちにとって、大変印象深いものでした。小泉、安倍、福田と連なる政権がもたらした、この社会の「貧困」「格差」を解決すべき人物が、私たちとどれだけかけ離れた暮らしをしているのか?誰もが歩くことができる公道を、渋谷駅頭から麻生邸の前まで歩きながら、その土地だけで62億ともいわれる豪邸をくっきり目に焼き付けて帰る。「リアリティ・ツアー」とは、ただそれだけの「ツアー」でした。

午後3時、私たちの前にあらわれた渋谷警察署警備課は、麻生邸に近づいた時点からは「5名ずつならば通す」旨を向こうから連絡して来ました。3、40分ほど、駅頭で声をあげた後に、私たちは彼らとの話し合い通り、風船やプラカードを引き下げ、渋谷駅頭を背に、ゆっくり歩き始めたのです。拡声器も使わず、隣の参加者と肉声で談笑しながら。参加者はおよそ50人ほどでした。そして、その直後のことです。道玄坂下に私たちがさしかかろうとしていた瞬間、警視庁公安部及び渋谷警察署警備課は、突如参加者の中へ突入し、3人の仲間を無理矢理羽交い締めにし、路上に組み伏せ、連れ去っていきました。

逮捕された3名には、公安条例違反や公務執行妨害といった「罪状」がならべられていますが、今夜すでに一部流されている報道は、警察による虚偽の情報にもとづいたものです。まず、警察による中止の勧告=「再三の警告」もなければ、参加者が「警察官を殴るなどした」「暴行を加えた」などという事実はいっさいありません。また、その後私たちは渋谷警察署に接見と差し入れを要求しましたが、弁護士到着後も同署は1時間以上にわたって接見を妨害したのです。「被疑者」に必ず認めらなければならない法的な権利を公然と蹂躙する一方、マスコミには虚偽の情報を流す。この悪質な警察のやり口に、私たちは怒り心頭に発しています。

以上の経緯はすべて、3台以上のビデオカメラと写真で記録しています。本日27日(月)、麻生太郎邸拝見「リアリティ・ツアー」参加者逮捕をめぐる事実を明らかにし、その不当性を強く訴えるために、別記の通り記者会見を行います。不当逮捕時の画像配布も予定しております。急な会見となりましたが、ぜひ会場にお越しください。

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[追追記]
▼「警察がまた無理矢理逮捕者を出した」(「鶴見済 公式ブログ」)
http://tsurumitext.seesaa.net/article/108690172.html
▼「不当逮捕抗議の記者会見に行った」(mixi 「hillさんの日記」)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=976201322&owner_id=735812

記者会見に行けなかったので、留置所にとじこめられてる3人にあてて、
はげましの文を書いて送った。いまはまだ面会=接見もできないらしい。


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[追追追記]

▼「10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕」
[YouTube] http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U

この現場の様子をフジテレビが報道すると、こうなる。

「「麻生首相の自宅を見に行こう」と無届けでデモ行進、警察官に暴力振るった男3人逮捕」l
「麻生首相の自宅を見に行こう」とインターネット上で呼びかけ、東京・渋谷区の繁華街で、無届けでデモ行進を行っていたグループの男3人が、警察官に暴力を振るうなどして現行犯逮捕された。逮捕された氏名不詳の男3人は26日午後3時50分ごろ、渋谷区宇田川町の路上で、無届けでデモを行ったり、警察官に暴力を振るったとして、公務執行妨害と東京都の公安条例違反で、警戒にあたっていた警察官に取り押さえられた。」

みんな、呆れながら、怒ってます。

▼「麻生でてこい救援ブログ」
「3人の不当逮捕に対する救援ブログが立ち上がりました!トップページに上がっている「逮捕の瞬間」の動画を御覧下さい。暴力をふるい、暴れていたのは警察だということがよーくわかります。特に「コーボー!」と叫びまくってる私服警察のオジサンがただの「切れたオジサン」と化して暴れている様子がよーくわかります。本日はフリーター労組事務所で緊急に記者会見を開き、映像を見てもらいながら、いかに一部報道が真っ赤な嘘であるかを説明しました。現場には各局のテレビカメラもいたのに、なぜ警察発表を鵜呑みにした報道になるのか、さっぱりわかりません。そんな報道をするのであれば、現場にいる意味がまったくないと思うんですが・・・。もちろん、こうして映像を提供してくれる良心的なメディアの人もいます。私にも救援活動の一任務が与えられたので、頑張りたいと思います!! 」(雨宮処凛「すごい生き方」ブログより)

ホントに、なぜ、マスメディアは、警察発表を鵜呑みにした報道をするのか、まったくちんぷんかんぷんである。それにしても、自分たちの方から突っ込んでいっておいて、これのいったいどこが「コーボー」(=公務執行妨害)なのだろう?「突撃コーボー隊」か?「コーボー!コーボー!」と云えば、なんでも「コーボー」になるのだとしたら、かなりおそろしい。うっかり道も歩けない。

▼「麻生でてこい 救援ブログ」
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/

☆救援カンパ要請
渋谷署に拘留されている3人の仲間をバックアップする活動への資金協力をお願いします!
郵便振替 00110-6-317603
口座名 フリーター全般労働組合
※通信欄に「asou」または「あそう」と大きくお書きください
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by illcommonz | 2008-10-27 00:36
▼素人の交換
d0017381_23103373.jpg世間には、素人がむやみに手を出してはならない、とされるものがある。そういうものはたくさんあるが、たとえば、サックスのタンポの交換がそれである。下のネットのQ&Aのやりとりをみれば、そのへんの事情がよく分かると思う。

【質問】「ビンテージサックスが好きで購入予定ですが、楽器屋さんにオーバーホールを依頼すれば高額になるので自分で全タンポ交換をしたいと思っています。難しいのは承知ですが、トライするつもりです。タンポは全部で10000円以下でネットで購入できるのですが、接着剤は何を使えばよいのでしょうか?松やにとかでないとだめでしょうか?たとえば工作用の白いボンドなど。またバネも購入したいのですがどなたか入手できるサイトをご存知ありませんか?」

【回答】「半世紀以上サックスを吹いていますが、タンポ交換やバネの調整は怖くてできません…知識がないのでしたら、やめた方がいいかと思いますが。たとえ見た目はまともでも「楽器の形をしたおもちゃ」ができあがってしまう可能性があります。いっぺん騙されたと思って、一流の手によるオーバーホールを受けてみて下さい。アルトなら、タンポ交換を含めてどんなに高くても7~8万だと思います。何と言っても、吹きやすさが全く違います。うまく吹けなくて悩んでいた所も調整に出すことによって解決することも多々あります。あ、最後ですみませんがバネは楽器屋さんに注文すればいいと思います。」
(教えて!goo 「サックスのタンポ交換を自分でやります」より)

【質問】「サックスやクラリネットのタンポ交換を自分でしたいと考えているのですが、たくさんわからない事があります。下に箇条書きさせてもらいます。「まずタンポのセットなどの交換部品だけなどを何処で買えばいいか」「タンポを交換する際に必要なもの(タンポを接着するセラック?など)どんなものがあり、何処で買えるのか?」「上の二つに関しては出来ればオンラインショップなどを教えていただけると非常に助かります」「タンポ交換やその他の部品交換についてわかりやすい本や雑誌WEBページなどはどんなものがあるか?」「説明に不備があるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いしますm(_ _"m)ペコリ」

【回答】「リペア職人になることを目指しているのでない限り、自分でせずにリペアマンに任せた方がいいですよ」
(Yahoo!知恵袋「サックスのタンポ交換を自分でしたいと考えているのですが」)

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という具合であり、この回答はどちらも「原則」としては「ただしい」。しかし、時と場合と境遇によっては、原則からはずれた答えが必要なこともある。素人が手をだしてはいけない、ということは分かっていても、そうせずにはいられないときもあるのだ。「楽器の形をしたおもちゃ」でもいいから、自分でなんとか修理して、音が出るようにしたい、と思う素人もいるのだ。先週のイルコモンズがまさにそうであった。夏のはじめごろ、Yahoo!オークションで、中古のテナーサックスを手に入れた。たしか5,000円くらいだったと思う。G8サミットのデモで使うために購入したのだが、その前に逮捕されたので、結局、使うことはなかった。かなり古いもので、しかもケースがなかったので、東京から札幌、そして札幌から東京へと運ぶあいだにタンポが2つなくなり、ピンもはずれてしまった。そうなると、サックスというものは、うんともすんとも鳴らない。ほんのちょっとしした息漏れがあっても、音がしないのだ。やがて秋になり、すこし時間ができたので、修理に出すことにした。むかし独学ではあるが、ソプラノサックスをやってたことがあるので、タンポの交換や修理は楽器店に頼むものだ、ということは知っていた。都内にある大手の楽器量販店にもってゆき、「中古のサックスなんですが、修理して使いたいので、ちょっとみてくださいな。」と云って店員にサックスを渡すと、キーをひととおりパコパコ動かした後、開口一番、「これはダメですね。タンポを全部交換して、バランス調整したら、8万かかりますよ。修理するより新しいものを買ったほうがいいですよ」。「・・・・・」。たぶん店員に悪気はないのだろうが、かちん、ときた。「修理するより新しいのを買った方がいい」はイルコモンズには云ってはいけないセリフ、イルコモンズがいちばんキライなことばである。新しいものを買ったら、これはどうなるんだ、役立たずの鉄のガラクタになってしまうじゃないか。これを聞いて、絶対に修理しようと思った。しかし8万円は出せないので、自分でやろうと思った。失敗してもいいから、やる。やれば、できる。ダメでもともと、失敗したら(失敗したときだけ)あきらめ、カズー笛のサックスに改造する、というつもりで修理をはじめた。

d0017381_2305477.jpg大手の楽器店はメーカーに修理を出すため、タンポのような交換部品を置いてないので、Yahoo!オークションでタンポを手に入れた。セットで5,980円だった。本体よりも高いが、これでもまだ安いほうである。あとはネットを調べて最低限必要な道具をそろえた。バーナーはないので、ライターであぶって、樹脂を溶かし、古いタンポをひとつづつはずしていった。リペアマンがやるように、完全に分解してしまうと、あとで連結の調整がたいへんになるので、反則ではあるが、分解は最小限にとどめた。タンポは何年かに一度交換して使うものなので、タンポを貼り付けるのには、接着剤ではなく、溶かせば何度でも貼りなおせる樹脂を使う。ここもズルをして、カーペット用の強力両面テープを使った。たしかに昔は、樹脂しかなかったかもしれないが、いまは両面テープというものがあるのだから、それを使えば何度でも貼りなおせる。プロのリペアマンが見たら絶対に怒ると思うが、いずれお金ができたら、そのときは樹脂を使って貼りなおしてもらうので、それまでの仮どめとして、両面テープを使った。結局、タンポとキーホールのあいだにできてしまうコンマ何ミリかのすきまをうめるために、何度も何度も何度も何度も貼りなおすことになったので、両面テープにしてよかった。

d0017381_2314791.jpgタンポとキーホールのあいだにほんのちょっとでもすきまがあると、息漏れして、音がでないので、みようみまねで、サックスのなかに電球をいれ、暗がりで光がもれてないかを念入りにチェックした。キーホールをゴムのパッドでふさいで息漏れの有無を確かめながら、ひとつづつ、すきまをうめていった。そうしてようやく、はじめはうんともすんとも鳴らなかったサックスが息をふきかえした。でも低音がまだ不安定だ。結局、まる一週間かかって、低音もなんとか出るようになった。本当はもっと軽く吹いても出るはずなのだが、このへんが素人の限界である。ま、使い込んでゆけば、タンポもだんだんなじんでくるはずである。というわけで、タンポの交換が終わったときには、さびとホコリだらけだった古いテナーが見違えるようにきれいになっていた。ちゃんとした工具がないので、指が痛くなった。素人の三流の手とはいえ、ひさしぶりに手を動かして、とても気分がよい。

d0017381_2322076.jpgこの一週間、ブログの更新がとまっていたのは、このためである。さて、このテナーでこれから何をするのかといえば、ラディカル・マーチングバンドをつくるのである。たとえ「楽器の形をしたおもちゃ」の音でも、それが大勢で音を出しながら、やって来ると、俄然もりあがる場というのがある。デモをもりあげるラディカル・マーチングバンド、やりたいのはそれである。
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by illcommonz | 2008-10-26 23:13
▼「246表現者会議展」
d0017381_21355540.jpg▼「246表現者会議展」
http://kaigi246.exblog.jp/8749306/
[期間] 2008年11月01日(土)-30日(日)
[時間] 07:00~23:00
[場所] 新宿駅 ビア&カフェBERG(ベルク)

「渋谷の路上で段ボールを敷きながらオープンミーティングを行っている「246表現者会議」がベルクにやって来た! 排除へのレジスタンス、脱中心、有象無象、グダグダ。新自由主義とグローバリゼーションに覆い尽くされてしまいそうな現代にマッタリと風穴を開けるような開けられないような、とりとめのないユルい展開に乞うご期待! 展示物は、じょじょに増えていきます、変わっていきます。そして、あなたも参加者です!頼みます!コーヒー飲みます!ビール飲みます!ついには、イッキか、はたまたデモか?」

[参加方法]
★会議に参加
展覧会期間中ベルクにてさまざまな形の会議を行います。会議の模様、議事録を後に展示していきます。会議の日時はブログをチェック!

★用意してある紙とノートになんでも書いて参加
ベルクの店内に展示用紙とノートが用意してあります。なんでも書いて下さい!

★個人作品で参加
会議の日に作品を持って来て下さい!会議にはどうしても来れないけど、作品で参加したい方も受け付けちゃいます! まずは問い合わせてみて下さい!

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「会議」はアークションにもかけられなければ、コレクションすることもできない、
誰のものでもないみんなもの=コモンである。ナイキやルミネを相手にした、
「新しい反資本主義の表現」はこういう感じでもうはじまっている、と思う。
月末は無理だけど、デモやるんだったら、参加したい。
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by illcommonz | 2008-10-26 21:36
▼ポスト金融恐慌時代の「新しい反資本主義の表現者たち」
d0017381_2059737.jpg▼「いま世界で何が起こっているかを伝える特集」
http://illcomm.exblog.jp/8162254/

で紹介した「VOL」03号が品切れになったらしい。
Amazon.comでも在庫が残りわずかになってる。
この手の思想雑誌がそんなに売れるのは珍しい。
マイケル・ハートが「「コモン」の革命論に向けて」を
書いていたり、第二特集が「G8サミット」だったから、
売れたのかと思っていたが、意外にも、美大生が
買って読んだらしい。特集が「反資本主義/アート」
だから、本屋でみて、ちょっと手にとってもみるくら
いはするだろうが、普段、本にあまりお金を使わな
い美大生がこんな字ばかりの雑誌を買うのは珍しい。
聞けば、どうやら、イルコモンズが書いた「〈帝国〉のアートと新たな反資本主義の
表現者たち」がまわし読みされているらしい。藝大、多摩美、武蔵美の学生から、
それぞれ別々にそういう話を聞いたので、東京では結構よくまわし読まれたようだ。
さらに聞いてみると、「美手帖」(芸大生は「美術手帖」の事をこう呼ぶ)や大学の
先生たちが教えることと反対のことが書かれているので、どっちが本当なのか
気になるらしい。イルコモンズだけならまだしも、(工藤)キキちゃんも、「いまの
日本のアートにはシーンがない」と書いてるので、ますます気になるらしい。

あれを書いた5月の時点では、まさか、これほど大きな金融恐慌が起きるとは
思ってなかったが、それが起こってしまったので、あそこで書いたことがにわか
にアクチュアリティをもったかもしれない。金融資本主義を背景とした〈帝国〉の
アートが終わり、これから「新たな反資本主義の表現者たち」が現れてくると思う。
その前にまずは、アートバブルのなかで、投機の対象として買い漁られたアート
作品の資産売却(投げ売り)がはじまると思う。ポスト金融恐慌時代がはじまり、
そのなかで「同時代芸術」としての現代アートもおのずと変化してゆくだろう。
マーケットの夢、ビジネスの野望よ、さよならである。現代アートがふたたび、
社会とのつながりをとりもどし、そのなかで「手に負えないこまったもの」に
生まれかわることをただ願うばかりである。Chim↑Pom のようなグループの
反乱/氾濫を期待したい。

で、話はもどるが、そんなふうに、せっかく美大生が関心をもってくれたのに、
肝心の雑誌が品切れではこまるので、ここでひとつ提案。「VOL」では雑誌
とは別に、無料でダウンロードできるジンを発行している。そこで、「〈帝国〉の
アートと新たな反資本主義の表現者たち」のコピーライトを放棄するので、
以文社でジンにして無料配布してもらえないだろうか?ということで、この
ブログを読んだら、おたよりください>以文社さん

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[関連ニュース] まずリーマンが資産売却にのりだした。

▼「Kathy Fuld, Wife of Lehman CEO, to Auction Artworks
Sept. 26 (Bloomberg) -- Kathy Fuld, the art-collecting wife of Lehman Brothers Holdings Inc. Chief Executive Officer Richard Fuld, is selling a $20 million set of rare Abstract Expressionist drawings at a November auction, according to two art dealers.
Christie's International, which is offering the works in New York on Nov. 12, declined to reveal the seller's identity. The auction house announced the sale of the drawings, including three by Willem de Kooning, four days after Lehman filed the largest bankruptcy in U.S. history on Sept. 15. Two New York-based dealers who specialize in similar works said Fuld is the seller. They declined to be named.
These kinds of drawings are extremely rare,'' said Amy Cappellazzo, co-head of Christie's Postwar and contemporary art department. ``The collector considers drawing as a primary art form.''
Richard Fuld earned $34.4 million in 2007 running the fourth-largest U.S. investment bank -- pay that lawyers said may be the target of lawsuits by creditors. He sold Lehman shares that were worth $247 million a year and a half ago for less than $500,000 last week after the stock price collapsed.
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by illcommonz | 2008-10-26 21:27
▼バンクシーの鳥獣戯画園


▼「The Village Petstore and Charcoal Grill - 監視カメラ篇」
http://jp.youtube.com/watch?v=2u239zSO1tQ

ニューヨークにもうすこしいれたら、バンクシーのこの展示が観れたのに残念。

▼VILLAGE PET STORE AND CHARCOAL GRILL
http://thevillagepetstoreandcharcoalgrill.com/

[レビュー記事]
NYC///BANKSY’S “VILLAGE PET STORE AND CHARCOAL GRILL”

ひとことで云うなら「現代の動く鳥獣戯画」。繁殖し続ける監視カメラの親子や
食肉加工食品の不気味さが同時代の世界に対するそこはかとない風刺になってる。
何ヶ月か前の「美術手帖」が「鳥獣戯画」の特集をしていたが、バンクシーの
これはとりあげたりしないのだろうか?

▼「The Village Petstore and Charcoal Grill - ソーセージ篇」
http://jp.youtube.com/watch?v=BVJtXiujDVQ

▼「The Village Petstore and Charcoal Grill - 魚肉ウインナー篇」
http://jp.youtube.com/watch?v=kbsPCaxS-ec

▼「The Village Petstore and Charcoal Grill - うさぎ篇」
http://jp.youtube.com/watch?v=emFgmo1UeQM
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by illcommonz | 2008-10-26 20:10
▼ペンデホ・コン・イニシアティーバのはなし
d0017381_19461286.jpg▼小沢健二「うさぎ!」(第13話)
「子どもと昔話」第37号(2008年10月20日発行)
小澤昔ばなし研究所発行 

今回は「ペンデホ・コン・イニシアティーバ=
提案する莫迦野郎」の話がおもしろかった。
たしかに、そういうろくでもなしがいる。
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by illcommonz | 2008-10-26 19:47
▼OA・AV機器は新しくなるほど不自由になる
d0017381_18394391.jpgパソコンの話ばかりであれだけど、
あともうひとつ。

ディスプレイが壊れてしまった
とはいえ、イルコモンズ六号機が
もどってきて、大助かりである。
これでDJとVJを同時にやる
ことができるようなったわけだが、
それだけでなく、いまメインで
使ってるイルコモンズ七号機には
ひとつ大きな問題があるからだ。

それは「ステレオミックス問題」と呼ばれるもので、ウインドーズビスタのせいである。
七号機は映像編集のために手に入れたもので、もともとはビスタがプレインストール
されてた。「管理者権限がないと起動もままならない」とか、「セキュリティが高すぎて、
作業をしているのか、セキリティ管理をしているのか目的がわからなくなる」とか、
ビスタが使えないOSだということはよく聞いて知ってたので、一度だけ立ち上げて、
すぐにXピーにダウングレードした。なのでビスタに対応してない愛用のDJ、VJソフトも
ちゃんと使える、が、なぜかこれまで普通にできていたことができない。普通にできて
いたことというのは、内部再生音の録音であり、これが「ステレオミックス問題」である。
ステレオミックス問題とは何か?この問題についてとりくんでいる「ステレオミックス
問題総合対策情報」
サイトによればこうである。


d0017381_1853596.jpg▼ステレオミックスとは?
「内部再生音を録音/入力するためのオーディオデバイスの機能です。内部再生音とは、音楽ファイルの再生音や、クリック音・エラー音・システム音など、パソコンのスピーカーから出力される音は全て、内部再生音と言ってもいいでしょう。録音では内部再生音を録音するために、ネットラジオ放送ではBGMやゲーム音声を放送に乗せるために必要な機能です。」

ステレオミックス問題とは?
「使用しているパソコンのオーディオデバイスに、ステレオミックス機能が欠如していることで、思い描く録音やネットラジオ放送ができない問題で(す)。ステレオミックスには同じ機能を意味する別の名称が多数存在します。オーディオデバイスのメーカーやパソコンの種類によって異なりますので下の表から確認してください」。

再生リダイレクト/ステレオミキサー/WAVE出力ミックス/ミキシング/ミックスアウトプット/Stereo Mix/Stereo Out/WaveOutMix/Sum/Digital Mixer/Loop Back/Record Master/Record Mixer/Record Master/Record Mixer

.......................................................................

要するに、パソコン上で鳴ってる音を録音することができないということである。
つまりCDやDVDの音、ネットのストリーミング放送、YouTubeの音などを
録音することができないのである。パソコンの上で鳴ってる音を録音すると
いうのはウインドーズ3.1でもできた、ごく普通のことである。それがなぜか
できない、というか、できなくなりつつあるらしい。特にビスタはそうらしい。
ふたたび「ステレオミックス問題総合対策情報」によると、こうである。

Vistaのステレオミックス問題
「Windows VistaではXPに比べてステレオミックス問題がより深刻です。ほとんどのパソコンで、初期状態ではステレオミックスが欠如しており、その対策方法も非常に少ないのが現状です。ここでは、ステレオミックス問題の対策と併せて、ステレオミックス欠如が増加した原因と、現状やメーカーの対応状況なども掲載しています。興味のある方は是非ご覧ください」

Vistaでステレオミックス欠如が増加した原因
「XPとVistaではサウンド関連システムに大きな変更がありました。その一つがDirectSound HALの廃止です。ステレオミックス欠如増加の原因は、そのDirectSound HALの廃止によるものなのです。DirectSound HALとは、簡単に説明すると、DirectSound HALは、アプリケーションから音を出力する際にオーディオデバイスとの間で橋渡しをする役割を持った、Windows XPには標準で搭載されていたシステムです。DirectSound HALは、録音やミキシング(ステレオミックス)を行う際にも使われていました。XPの多くのパソコンでステレオミックスが使用可能だったのは、このDirectSound HALがあったからです。ステレオミックスを動作させるために必要だったDirectSound HALという部品が無くなってしまったVistaでは、多くのパソコンでステレオミックスが使用できなくなってしまったのです。」

最近のウインドーズ搭載マシンにステレオミックスの欠如が増えたのは、すなわち、DirectSound HALが廃止されたのは、音楽の複製をめぐる規制の強化があると
考えて、おそらくまちがいないと思うし、コピーライトの亡者であるマイクロソフトが
率先して指図したにちがいない。イルコモンズ七号機はダウングレードはしたが、
もともとビスタがインストールされていたマシンなので、DirectSound HALではない。
「しまった!やられた!」である。マシンの発売元であるレノヴォにデバイスの交換が
できないか電話したが、できないと云われた。内部再生音の録音もできないデバイス
ってなんだ?まともなオーディオデバイスを返せ!と云っても、もう後の祭りである。
「ステレオミックス問題総合対策情報」によると、ビスタマシンで録音できるようにする
には、サード・パーティのサウンドカード(例:PCMCIA Sound Blaster Audigy 2 ZS Notebookなど)を購入しなければ無理らしい。OA・AV機器は新しくなれば
なるほどガードや制限が多くなり、道具としては不自由になる。そのことが身にしみて
わかった。新しいパソコンはもう要らない。これまでのもので、十分である。これからは
古いものをずっと使いつづけよう。そう思った矢先だけに、六号機がもどってきたのが、
とてもうれしかったのだ。ディスプレイは割れているが、オーディオデバイスはまともな
ものがついている。大事にしよう。
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by illcommonz | 2008-10-26 19:37