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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼このくにのけいざいたいさく
d0017381_2115561.jpg
「生活支援定額給付金」というのはてっきり冗談かと思っていたら本気らしい。
「不景気なら金を配ればいい」という発想(というか単なる思いつき)にはなーんの
経済理論もなければ思想もない。ほとんど無策無能に等しい無茶苦茶な経済である。
そもそも経済ってそんなものだったっけ?と思っていたら、すこーしは理屈があったらしい。

「新自由主義」後の世界
「現在は「資本の時代」に入ったと思います。かつては先進国にいるかどうか、米国に生まれるかどうかが分かれ目でした。今は資本を持っているかどうかが、明と暗を分けます。資本の時代は、金融資本が実物経済を振り回す時代です。名目GDPよりも金融資産が膨らみ、バブルが起きる。利潤を極大化するために、バブルを起こすことが目的になる。バブルが崩壊しても、国が救済する仕組みをつくるので、資本は救済される。資本家は損を被らない。政府による資本注入は「主権国家が資本家に敗れた」ともいえるでしょう。新自由主義は敗れたが、次に掲げる旗印がない。ケインズを否定して、ハイエクを否定したが、今は何もない状態です。日本はハイエクが否定されると、すぐにケインズを持ってきて、ばらまきをやろうとする人がいる。Aを否定して、Bを否定したら、別のCを探らなければいけないのですが、Aに戻ってしまう。AとBしかない、という思考にとらわれているのでしょう。」

ただし、あるのは「これか・あれか」ということだけだ。ともかく、こんなででたらめな金の使い方をする政権がこれからも続くとしたら、年金システムは必ず崩壊すると確信した。しかも、このうえまださらに「消費」を煽ろうとしているのだから呆れる。どうせ「給付金セール」とかで水の泡のように消えてしまうのがオチだろう。ばからしい。
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by illcommonz | 2008-11-20 02:15
▼YouTubeからイルコモンズへ
d0017381_0382865.jpg
YouTube Content Identification
チーム一同からこんなメッセージが届いた。


illcommonz様

「あなたの動画「AN OLD AMERICAN'S TALE」(http://www.youtube.com/watch?v=UZFdHV5Iu1w) には、YouTube のコンテンツ特定プログラムにより、UMG さんが申し立てている著作権で保護されたコンテンツが含まれていることが特定されました。あなたの動画「AN OLD AMERICAN'S TALE」はまだ表示されています。このコンテンツを YouTube で表示することについて、現時点で UMG さんが反対していないためです。UMG さんがこの動画に対する申し立てを行っている期間は、動画の再生回数といった公開統計情報が申し立てを行った相手に報告されます。また、動画のページには広告も表示されます。

申し立ての詳細:

著作権所有者: UMG
================================================================================申し立てられたコンテンツ: 一部またはすべてのビジュアル コンテンツ
================================================================================ポリシー: このコンテンツを YouTube に残しておくことを許可します。

* この動画の再生ページに広告を表示します。

適用地域: China, Israelを除く全地域

YouTube コンテンツ特定プログラムによって、UMG さんがこのコンテンツに対する申し立てを行いました。パートナーの皆様には、YouTube では、コンテンツの権利を所有しているパートナーが YouTube の動画を確認できるようにしています。パートナーは、自動動画/音声マッチング システムを使用して自分のコンテンツを確認することができます。また、手動で動画を確認することもできます。

この申し立てが誤っている、または当該コンテンツの使用許諾を得ているとお考えの場合は、UMGに対する異議申し立てを行うか、お使いの YouTube アカウントの [動画 ID の一致] ページ に書かれているその他のオプションを確認してください。YouTube が、コンテンツ所有者間での著作権侵害に対する異議申し立ての仲裁を行うことはありません。動画検証の申し立ての詳細をご確認ください )。

よろしくお願いいたします。YouTube Content Identification チーム一同

......................................................

d0017381_041249.jpgこの「申し立て」を行っている「著作権所有者」のUMG さんというのは「ユニヴァーサル音楽グループ(Universal Music Group)」のことだが、しかし文面にある通り、「現時点で UMG さんは、このコンテンツを YouTube で表示することについて反対していない」し、また「ポリシー」として「このコンテンツを YouTube に残しておくことを許可します」ということなので、このままにしておく。
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by illcommonz | 2008-11-20 00:45
▼さらにもうひとつの米国史


▼「ある老いたるアメリカ人のものがたり」(AN OLD AMERICAN'S TALE)
http://www.youtube.com/watch?v=UZFdHV5Iu1w

"And tonight, I think about all that he's seen throughout his century in America. The heartache and the hope, the struggle and the progress" (Barack Obama)

"Thanks for the American dream, To vulgarize and to falsify until
the bare lies shine through." (William Burroughs)

「感謝祭 1986年11月28日」+「電子革命」
3分25秒 モノクロ 日本語字幕つき
監督=ガス・ヴァン・サント 
脚本+出演=ウィリアム・S・バロウズ
日本語字幕+追加編集=イルコモンズ

もし、まだ生きてたら今年94歳になっていたはずのバロウズの目から見た「さらにもうひとつのアメリカの歴史/物語」。バロウズはジャンキーな作家だったが、ここでは「ディープ・エコロジー」(*1970年代にノルウェーの哲学者アルネ・ネスが唱えた「あらゆる生命体は等しく生存と繁栄の権利を持つ」とする考え)の観点から米国の歴史を説き起こし、略奪と虐殺と差別と偏見と偽善と抑圧と、そして兵器ジャンキーのアメリカ史を、とことんアイロニカルに讃える。もちろん、どこまで本気で云ってるのか分からないが、とにかく、讃える、容赦なく、讃える。かたっぱしから、讃える。ひとつ残らず、讃える。こてんぱんに、讃える。「感謝祭」には、まだちょっと時期が早いけど、こないだのオバマの勝利演説をきいていて、ふと思い出したので、以前、教材用に編集したものをYouTubeにアップした。

▼[related video] President-Elect Barack Obama in Chicago
http://www.youtube.com/watch?v=Jll5baCAaQU

▼[original video] William S. Burroughs - A Thanksgiving Prayer
http://www.youtube.com/watch?v=F8m_J6sXj_0
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by illcommonz | 2008-11-19 03:58
▼もうひとつの米国史、いくつもの世界史


▼[YouTube] MC Yogi: Obama '08 - Vote for Hope
http://jp.youtube.com/watch?v=3iojPaw8yX0

これはよくできたビデオクリップだと思うし、こないだのオバマの勝利演説のスピーチもよく書けてたと思う。直接民主主義者としては、議会制民主主義や大統領制は支持できないけど、これらがよいものだということは認めないわけにはいかない。もちろんオバマがよい政治ができるかどうかはまた別の話である。

.......................................................................................

▼「オバマの勝利演説」(抜粋)

 「この国の民主主義の力を未だに疑う人がいるなら、今晩こそがその人たちへの答えです。この国が見たこともないほどの大行列が今日、あちこちの学校や教会の周りに伸びていました。並んだ人たちは3時間も4時間も待っていた。人によっては生まれてはじめての経験でした。今度こそは違う、と信じたから、今度こそ自分たちの声が違う結果を作り出せる、と信じたから、だからみんな並んだのです。そしてそうやって並んだ人たちが今夜、疑り深い人たちに答えを示したのです。老いも若きも、金持ちも貧乏人も、そろって答えました。民主党員も共和党員も、黒人も白人も、ヒスパニックもアジア人もアメリカ先住民も、ゲイもストレートも、障害者も障害のない人たちも。アメリカ人はみんなして、答えを出しました。アメリカは今夜、世界中にメッセージを発したのです。私たちは今まであまりにも長いこと、あれはできないこれはできない、と言われてきました。可能性を疑うよう、シニカルに恐れを抱いて疑うように言われ続けてきました。けれども私たちは今夜、アメリカに答えをもらったおかげで、手を伸ばすことができたのです。歴史を自分たちの手に握るため。より良い日々への希望に向けて、自分たちの手で歴史を変えるために。私たちは今夜、この夜、再び証明しました。この国の力とは、もてる武器の威力からくるのでもなく、もてる富の巨大さからくるのでもない。この国の力とは、民主主義、自由、機会、そして不屈の希望という私たちの理想がおのずと内包する、その揺るぎない力を源にしているのだと。

これから何世代にもわたって語り継がれるいろいろな物語がありました。けれども私が今夜なによりも思い出すのは、アトランタで投票したひとりの女性の物語です。彼女はほかの何百万という人たちと同様に、この選挙に自分の声を反映させようと行列に並びました。ただ1つだけ、ほかの人と違うことがあります。アン・ニクソン・クーパーさんは106歳なのです。奴隷制が終ってから一世代後に、彼女は生まれました。道路を走る自動車もなければ、空を飛ぶ飛行機もなかった時代です。その時代、彼女のような人はふたつの理由から投票できなかった。女性だから。そして皮膚の色ゆえに。

さらに私は今晩、アメリカで生きた100年以上のあいだにクーパーさんが目にした、ありとあらゆる出来事を思っています。心を破られるほどの悲しみ、そして希望。困難と、そして、進歩。そんなことはできない、と言われ続けたこと。にもかかわらず、ひたむきに前進し続けた人たちのこと。あのいかにもアメリカ的な信条を掲げて。Yes we can 私たちにはできる、と。女性は沈黙させられ、女性の希望は否定されていた時代にあって、クーパーさんは生き続け、女性が立ち上がり、声を上げ、そしてついに投票権に手を伸ばすのを目撃したのです。Yes we can。私たちにはできるのです。アメリカの大草原に絶望が吹き荒れ、大恐慌が国を覆ったとき、クーパーさんは「新しい契約(=ニュー・ディール)」と、新しい仕事と新しく共有する目的意識によって、国全体が恐怖そのものを克服する様を目撃しました。Yes we can 私たちにはできるのです。

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この国の湾に爆弾が落下し、独裁が世界を支配しようとしたとき、時の国民が立ち上がり、偉業を達成し、そして民主主義を救うのをクーパーさんは見ていました。Yes we can 私たちにはできるのです。クーパーさんはモンゴメリでバスが黒人を差別するのを知り、バーミングハムで警官が消火ホースの水でもって黒人を抑圧するのを知り、(流血のデモ行進が行われた)セルマの橋を知り、そして、アトランタからやってきた牧師と時代を共有しました。アトランタからやってきたその牧師は人々に「We shall overcome」と語った。Yes we can 私たちにはできるのです。

人が月面に着陸し、ベルリンでは壁が崩壊し、われわれの科学と想像力によって世界はつながりました。そして今年、この選挙で、彼女は指でスクリーンに触れ、そして、投票したのです。なぜならアメリカで106年生きてきて、幸せな時代も、暗い暗い時代も、このアメリカでずっと生きてきて、クーパーさんは知っているからです。このアメリカという国が、どれほど変われる国なのか。Yes we can 私たちにはできるのです。

アメリカよ、私たちはこんなにも遠くまで歩んできました。こんなにもたくさんのことを見てきました。しかし、まだまだやらなくてはならないことはたくさんあります。だから今夜、この夜、改めて自分に問いかけましょう。もしも自分の子供たちが、次の世紀を目にするまで生きられたとしたら。もしも私の娘たちが幸運にも、アン・ニクソン・クーパーさんと同じくらい長く生きられたとしたら。娘たちは何を見るのでしょう? 私たちはそれまでにどれだけ進歩できるのでしょうか?

その問いかけに答えるチャンスを今、私たちは手にしました。今、この時こそが、私たちの瞬間です。今、この時にこそ、私たちは人々がまた仕事につけるようにしなくてはなりません。子供たちのために、チャンスの扉を開かなくてはなりません。繁栄を取り戻し、平和を推進しなくてはなりません。今、この時にこそ、アメリカの夢をとりもどし、基本的な真理を再確認しなくてはなりません。大勢の中にあって、私たちはひとつなのだと。息をし続ける限り、私たちは希望をもち続けるのだと。そして、疑り深く、悲観し、否定する声に対しては、そして、そんなことできない、という人たちに対しては、国民の魂を端的に象徴するあの不朽の信条でもって、必ずやこう答えましょう。

Yes we can 私たちにはできるのです。」

...........................................................................

このスピーチの白眉は、アン・クーパーの体験とその目を通して米国のこの百年の歴史を物語りなおしたところだと思う。実のところ、若いオバマがみずから語ることのできる歴史はきわめて限られている。そこでアン・クーパーの目を借りたわけだが、もとより伝統的な黒人社会においては、歴史は読むものではなく、年長者から年少者へと語り伝えられるものであるから、これはある意味、正道をいくものである。黒人の立場から米国の歴史を物語ることについて、鶴見俊輔はこう書いている。

 「ひとりの黒人を新大陸にもたらすまでには五人の黒人が途中で死んだという推定を考慮にいれるならば、七千万人のアフリカ黒人がかれらの国からもぎとられたものと言える。この七千万人の立場から南北アメリカ史が書かれるまでは、アメリカ史は書かれたとは言えない。その7千万人の黒人の立場に私をおくことができるとは思えない。同時に、その七千万人の黒人を考えることなしに、北米の思想を論じることはできないということを、忘れたくない。」(鶴見俊輔「北米体験再考」)

だが、それはアメリカ史だけに限った話ではなく、世界史もまた同様であるし、また忘れられてはならないのは、黒人だけではない。たとえば、この短いビデオクリップがそれを教えてくれる。



▼[YouTube] This is Democracy
http://jp.youtube.com/watch?v=FS4RF8Sh6gg
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by illcommonz | 2008-11-18 07:04
▼やみさがりに書く
d0017381_0365612.jpg
さらにもうひとつ、今日が〆切りの原稿を書く。といっても書いたのは、タイトルを兼ねた本文、ただ一行のみ。あとは、引用と写真と映画の紹介記事。それをモンタージュして、割りあてられた見開き2ページをうめた。これは、この夏のG8サミットの時に行われた札幌のオルタナティヴ・キャンプについての自主出版の報告書。「書く」という場面でよく「運動の簒奪」とか「表象の横領」といったことが起きてしまうので、「文化表象のポリティクス」の問題以来そういう問題に敏感にならざるを得ない人類学者(のなりそこね)としては、「いかに書かずにすますか」ということに腐心する。そのかわりにキャンプについての短編映画をつくった。とはいえ、それも、すでにある映像を再編集しただけのもの。どうやら「ライティング・カルチャーショック」の後遺症が依然として尾をひいているようだ。トリン・ミンハは「すべてを語り尽くさぬこと」「そばに寄り添いながら書くこと」とは云うが、いまだにその方法がみえてこない。「四人称複数で書くこと」。それはもうやった。「共に書くこと」「モンタージュで書くこと」。それはどこまで可能だろうか?と、そんな調子で、要らぬ神経を使ってたら、また熱が出てきたので、本日休筆。
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by illcommonz | 2008-11-18 00:55
▼やみあがりに書く
d0017381_11592141.jpgやみあがりの微熱にまかせて、
明日〆切りの原稿を執筆中。

小田マサノリ
「あなたのきいているのとは別の
もっと見事なもうひとつの太鼓をきく~
鶴見俊輔『北米体験再考』再読」
「KAWADE 道の手帖 鶴見俊輔」
(河出書房新社より刊行予定)

明日にはできる。
きっと書ける(はず)。書けた。

*上の絵は鶴見俊輔の自画像

以下は原稿執筆のためのサンプリングメモ

「記憶はこおりついているような時もあるし、それが何かの
風のふきまわしで突然とけはじめることもある」(鶴見俊輔)

「監獄のなかからその社会を見ることが、その社会にデモクラシーが
どの程度あるかを知る一つの方法になるだろう。」(鶴見俊輔)

「爆弾が我々の湾に落ち、専制政治が世界を脅かしたが、
ある世代が立ち上がり、民主主義が守られるのを彼女は目撃した。
そう、我々にはできる。」(バラク・オバマ)

「足なみの合わぬ人をとがめるな。かれは、あなたのきいているのとは
別のもっと見事な太鼓に足なみをあわせているかもしれないのだ」
(ヘンリー・ソロー)

[追記] ほかの原稿やデザインはもうすこしまってください>担当者
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by illcommonz | 2008-11-16 12:01
▼「いるといら、ニューヨークへゆく」
d0017381_112383.jpg▼「いるといら、ニューヨークへゆく~
アクティヴィスト・イン・ニューヨーク」

[日時] 2008年11月23日(日) 19:00
[場所] 高円寺・素人の乱12号店
[料金] 無料+投げ銭 
いる=小田マサノリ(イルコモンズ)
いら=成田圭祐 (IRA)

[図案] いら

「G8サミットに反対する行動が終わって一息ついた、いるといら(イルコモンズの小田マサノリとIRAの成田圭祐)は、今年9月、ニューヨークのインディペンデント・ギャラリーEXIT ARTでの「Signs of Change」展に出品/参加するため、経済危機と大統領選でアタフタするアメリカを訪れた。ガイドブックには載ってないニューヨークのオルタナティヴなスポットやイベント(インフォショップ、クリティカルマス、デモ、イッピー博物館、ドラムサークル、フード・ノット・ボムズ、アクティヴィスト・サーカス)を現地のアクティヴィストや『ニューヨーク列伝』の著者である高祖岩三郎氏にガイドしてもらいながら、まいにち早寝早起きして(本当だよ)駆けまわったアクティヴな一週間の旅を写真や映像とで報告。日本未公開の映画「バトル・イン・シアトル」の本邦初レヴューをはじめ、日本の美術誌が紹介しない好企画「アメリカのデモクラシー」や「アウトサイダーズNY」「それはむかし、これがいま」展なども紹介。ジョショ・マクフィ (Just Seeds) のポスター展も同時開催。」
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by illcommonz | 2008-11-16 11:07
▼石原慎太郎とペイリンはこれを聞きにいったほうがよい
d0017381_1056457.jpg▼「POP AFRICA アフリカの今にノル?!
普段着のディープなアフリカ:その美学・
音楽・力学・知恵の深みにハマる2日間

[日時] 11月15日(土)11月16日(日)
[場所] 国士舘大学世田谷キャンパス
梅ヶ丘校舎34号館3階
[参加費] 各日 \1,500
[主催] ポップアフリカ実行委員会 
http://popafrica.homiez.net

第一日 アフリカと日本のポップな関係
Ⅰ 日本のアフリカ的世界
Ⅱ 越境するアフリカ的美学
Ⅲ 日本のアフリカ系音楽

第二日 アフリカのポップカルチャー
Ⅰ 売る/ごまかす―起業家としてのアーティスト 
Ⅱ 集う/ふるまう―ニューメディアと自己表現 
Ⅲ まねる/混ぜる―ブリコラージュとしてのアート
Ⅳ 魅せる/妬む―商品、誘惑、フェティッシュ
Ⅴ ポップアフリカのディープな残響
+映画・写真セッション

「石原都知事、オバマ次期大統領に警戒感=五輪招致、ライバルのシカゴに有利?」
「2016年夏季五輪の招致を目指す東京都の石原慎太郎知事は7日の記者会見で、同じ候補地のシカゴを地元とする民主党のオバマ氏が米大統領選挙で勝利したことについて、「世界一の大国の大統領に黒人がなったので、アフリカなんぞの黒人国家が親近感を持って、そういう票が雪崩を打って動いたりするとちょっと厄介ですな」と警戒感をあらわにした」(「時事通信」2008年11月7日)

「最低なヤツ!とペイリン氏「アフリカは国」発言リークに」
「米大統領選で敗れた共和党のジョン・マケイン上院議員(72)の副大統領候補だったペイリン・アラスカ州知事について、「アフリカは大陸ではなく、国だと思っていた」といった情報が米メディアに次々に流出している。ペイリン氏に敗北の責任を押しつけようとするマケイン陣営の一部がリークしたとされ、ペイリン氏は、「意地悪で子供じみていて、職業意識に欠けた最低なヤツらだ」と激怒した。「アフリカ発言」は、副大統領候補討論会や米メディアのインタビューに備えた勉強会の席で飛び出したとされる。「北米自由貿易協定(NAFTA)の加盟国(米国、カナダ、メキシコ)も知らなかった」とも報じられた。これに対し、ペイリン氏はアラスカ州でCNNテレビに対し、「文脈から切り離されて言葉尻をとらえられた」と猛反発。匿名でのリークに「フェアじゃない」と怒りをあらわにした。」(読売新聞 11月10日)

もっとも、石原なんぞの差別主義者が反感をもって、いちゃもんをつけたりすると、ちょっと厄介だが。それに新銀行東京の融資仲介に関する件での国会招致でそれどころじゃないだろうし。

イルコモンズは、まだ病みあがりで、本調子ではないけど、コメントを求められてるので、
夕方のセッションだけでも参加したいしてきた。

この研究大会は「アフリカのポップなるもの」をアカデミズムの語彙や枠組みのなかに
回収してしまわないことをめざしたもので、「え、これでいいの?いや、これでいいのだ」
と思わず自問自答をくりかえしてしまうような発表があっておもしろかった。最後の発表
の中で、まさか本人がきていると思わず、ケニアにいた時のイルコモンズの行動について
言及する発言があったので、本人の弁としてコメントした。たしかに、フィールド日誌に
あれこれ雑多なものを貼りつけてはいたけど、それは、ピーター・ビアードの日記とは、
とても比べものにならないようなもので、6年分あわせても2cmにもみたないものだった。
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by illcommonz | 2008-11-16 10:59
▼夢の新聞
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カゼで寝こんでいたあいだに、イラク戦争が終わったらしい。
イエスメンはいい仕事をした。

「『イラク戦争終結』!? 偽NYタイムズ紙」
「イラク戦争終結」「ブッシュ氏を国家反逆罪で起訴」などと見出しを打った本物そっくりの米ニューヨーク・タイムズ紙が十二日、ニューヨーク市内の路上で大量に無料配布され通勤客の目を引いた。当のニューヨーク・タイムズ紙は「本物でなく、事実を調査中」と当惑している。米メディアなどによると偽新聞をつくったのは進歩派の団体「ザ・イエス・メン」。十四ページのカラー刷り。社説や広告まですべてが「偽物」。日付は二〇〇九年七月四日(米独立記念日)。数千人の“ボランティア”が動員されロサンゼルスなどと合わせ、全米数カ所で合計百二十万部を配ったとみられる。同団体の関係者はロイター通信の取材に対し、紙面化した内容は「ぼくらの夢」といい「オバマ次期政権に、政権を託された理由を念押ししたかった」と答えているという。」(「東京新聞」2008年11月13日)

「「イラク戦終結」「ブッシュ氏訴追」偽NYタイムズ、120万部配布」
「「イラク戦争終結」-。米ニューヨーク市マンハッタンなどで12日朝、1面にこんな見出しを掲げた「ニューヨーク・タイムズ」特別版が無料配布された。といっても日付は2009年7月4日。左派系の活動団体が制作した題字も体裁もそっくりな偽物だ。ただ、発行部数は120万部と本物の100万部を上回った。偽ニューヨーク・タイムズ紙はこのほか、実際には存在しなかったイラクの大量破壊兵器問題をめぐり「ライス前国務長官が謝罪」「ブッシュ前大統領が反逆罪で訴追された」とも報じた。さらに、本物の紙面で題字の左横に載せている「掲載に値するすべてのニュース」という有名な標語が偽タイムズ紙では「(私たちが)掲載したいすべてのニュース」にパロディー化されるなど手が込んだ作り。元ニューヨーク・タイムズ紙記者は「(新聞関係の)コレクション・アイテムになるだろう。タイムズ紙への深い敬意でもある」と"評価"した。発行元の団体によると、準備には半年間かけ、配布には大勢のボランティアが参加したという。」(「産経新聞」2008年11月13日)

▼THE YES MEN の「ニューヨーク・タイムズ」公式サイト
http://www.nytimes-se.com/
▼その日本語自動翻訳版
http://translate.google.co.jp/translate
▼PDF配布版(9.7MB)
http://www.nytimes-se.com/nytse/wp-content/uploads/NYTimes-SE_spreads.pdf

▼ABCテレビのニュース
[YouTube] Iraq War Ends - New York Time
http://jp.youtube.com/watch?v=vImfmEzB680
▼NBCテレビのニュース
[YouTube] New York Times Announces 'Iraq War Ends' BUT WAS A FAKE!
http://jp.youtube.com/watch?v=i_8mUNWbJdY
▼CNNテレビのThe Yes Menへのインタヴュー
[YouTube] FAKE NY TIMES hoax on CNN (The Yes Men)
http://jp.youtube.com/watch?v=dO6Oi3XUYgg

▼新聞についての街頭インタヴュー
[YouTube] Reactions On The Street: Fake New York Times
http://jp.youtube.com/watch?v=R8I4fFLqfXg
▼新聞についてのコメントビデオ
[YouTube] "IRAQ WAR ENDS" New York Times Review
http://jp.youtube.com/watch?v=o6B1poWsW-8

▼デモクラシーナウのニュース (6分45秒あたりから)
"Yes Men" Spoof NYT, Denounce Iraq War in Latest Hoax
http://www.democracynow.org/2008/11/13/headlines#12
▼Laughing Squid の特集
The Yes Men Distribute Fake New York Times:“Iraq War Ends”
http://laughingsquid.com/the-yes-men-distribute-fake-new-york-times-iraq-war-ends/

かつてキングは「私には夢がある」と語ったが、「テロとの(終わらない)戦争の時代」の今は、想像力と創造力をいっしょにはたらかせて、みなで共にこういう「夢をみる必要がある」のであって、The Yes Men とその大勢のボランティアたちが、「進歩派の団体」、もとい、「プログレッシヴなアクティヴィスト」として今回やったのは、「ファンタジーの時代における政治」でダンコムが書いていたようなことだと思う。

 「プログレッシヴはなすべき多くのステップをもっている。わたしたちは、地に足をつけ、この国のリアルな地勢を明確に理解することで、それを実行しなければならない。しかし、わたしたちは夢見る必要もある。というのも、夢なしでは、わたしたちは自分たちが向かう先を知ることができないからだ。なんらかのリアルな政治的インパクトを与えるためには、プログレッシヴが抱くさまざまな夢が大衆的な夢にならなければならず、この夢が人びとがすでにもっている夢と響きあいさえすれば、おのずとそうなるだろう。しかしプログレッシヴの夢が大衆的なものになる機会をつくるには、この夢が展示される必要がある。わたしたちのさまざまな夢を、わたしたちの手のなかにおしこめ、わたしたちの小さなサークルのなかにとじこめたままでは善をなしえない。それらの夢は、開かれ、切り結ばれ、実行され、そして、山の頂からの声のように、こだまを響かせければならない。」スティーヴン・ダンコム「ファンタジーの時代における政治」

 The Yes Men とその大勢のボランティアたちは、大衆の夢と切り結ぶことができるアクティヴィストの夢を「活字」にし、新聞というかたちで「展示」してみせたわけである。「活字にしたいすべてのニュース (All the news We hope to print」)を掲載する新聞とは「夢の新聞」に他ならない。スペクタクルの時代のアクティヴィズムは、政治的なインパクトを与える表現と対抗的なファンタジーをこれまで以上に必要とする。マスメディアはそれを「プロパガンダ」と呼ぶだろうが、僕らはそれを「カルチャー・ジャミング」と呼ぶ。

[参考]
▼「ハードディスクとともに過ぎ去りぬ、されど、抵抗は豊かなりき」
「イルコモンズのふた」(2006年9月6日)
http://illcomm.exblog.jp/3903902/
▼「ハイテクで「武装」する反グローバリズム活動家たち」(2003年)
「ホットワイアード」(2003年9月3日)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20030903206.html

[追記] 大統領職をはなれたブッシュを「国家反逆罪」で訴追するのもいいが、
それよりもハーグの国際刑事裁判所(ICC)にひっぱりだして、世界中みんなで
とっちめてやるのが、イルコモンズの夢である。
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by illcommonz | 2008-11-16 10:47
▼イルコモンズ
d0017381_8174853.jpg
「起きた!」

と、アクティヴィストは、
こんなふうに、
目をさます。

というわけで、
カゼ、なおりました。


目覚めの一曲。
▼JRLOU "RISE UP" RADIOMIX (mp3)
http://www.tradebit.com/filedetail.php/734029-jrlou-rise-up-radiomix-mp3
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by illcommonz | 2008-11-16 08:20