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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼台風シンポジウム
d0017381_18134339.jpg「気象庁によると、台風11号は、31日午後4時には千葉県銚子市の南約90キロの海上にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径60キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。関東地方南部には台風を取り巻く発達した雨雲がかかっており、関東地方では31日夕にかけて、東北太平洋側では31日夜遅くから9月1日朝にかけて、雷を伴った1時間に40ミリから60ミリの非常に激しい雨の降るおそれがある。」

[お知らせ]
台風11号の直撃で、宮下公園は緊急避難所状態。みんなずぶぬれで、「雨、雨、ふれ、ふれ」(といっても、八代亜紀の唄ではありません)の合唱。公園でのシンポジウムは無理なので、いまから大荷物をかかえて、ぴちぴちじゃぶじゃぶ、氷川区民会館に移動します。
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by illcommonz | 2009-08-31 18:15
▼「レイブと呼ばれる」
d0017381_734657.jpg「古来、わたしたちは山々に住み、生きとし生けるものはそこから湧き出る水により恩恵を受け、共に生きてきました。けれど、この百年程の短い間に経済発展の為に人間中心の身勝手な行動を続け、山や森を破壊し水を汚し続けています。だからこそ今、山を守り、水をきれいにし、そしてすべての生態系を維持して、そして後世に 繋いでいくことが本当に必要とされているのだと思います。ここ”朽木生杉”は地元の方々が先祖代々、森や水を守り続けてこられた神聖な場所です。またその上流に広がる生杉ブナ原生林は近畿1,700万人の飲み水をまかなう琵琶湖の最も重要な水源地となっています。「山水人村」では、この朽木生杉の地で持続可能な未来社会の提案として、パーマカルチャーを出来るだけ生かし、現在では実際に田植えや畑作りも始めています。「山水人」は・・・美しい朽木の自然の中での生活、そして祭りによって人々の集まる意識の中での、様々なすばらしい出会いを通して、この地に、永久的に続く本当の”村”を作ることを目指しています。」(「山 水 人 村」)

d0017381_7342649.jpg「ただダンスが好きで騒ぎたい人がいるなら、その人たちは六本木で楽しめばいい。しかし、山水人のように、大自然の中で体験することに大きな意味があるんだ。そして、ダンスという方法で頭ではなくて体を使って音楽を感じ、そして世界を理解することで、今までの思考が停止して、新しい感覚が動きはじまるんだよ。だからといって、特別な知識が必要な訳ではない。ダンスを通じて人々は自分というエゴから解放され、集合意識のような空間に触れることが出来る。それは、とても直感的なことだといえる。」(GOAGIL)

▼「レイブ」に向かう6人、大麻所持容疑で逮捕」
「乾燥大麻を隠し持っていたとして、滋賀県警は29日、兵庫県**町**、会社員****容疑者(25)ら3人のグループと、大阪府**市**、会社員****容疑者(32)ら3人のグループを、大麻取締法違反(所持)容疑でそれぞれ現行犯逮捕した。両グループは滋賀県高島市朽木地区で29日正午から30日朝まで開かれる「レイブ」と呼ばれる野外の音楽イベントに向かう途中だったという。発表によると、**容疑者ら3人は29日午後2時半頃、高島市朽木中牧の県道で、かばんなどに乾燥大麻を所持していた疑い。**容疑者ら3人も共謀し、乗用車内に乾燥大麻を隠していた疑い。県警は今回のイベントに備え、検問を実施していた。」(読売新聞 2009年8月30日)

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「GOAGILへご来場下さった方へ」
「2009年8月29日。警察の検問によりGOAGILのパーティへ来られる方より数名の逮捕者が出ました。それによって、警察より山水人代表者が呼び出され「“レイブ”を中止にしない限りは会場内での一斉捜査を行う」という通告を受けました。弁護士に相談した所、執行はありえるという事でした。純粋に音楽と自然を楽しみに来られている中で大変不本意ではありますが、山水人運営者たちでの話し合いの末、GOAGILにも理解を得た上で、4時間半程のプレイの後に、中止とせざるを得ませんでした。チラシやHPに記載してます通り、基本的に料金の払い戻しは出来ませんが、GOAGIL前売り券及び振り込み用紙をお持ちの方で、中止を知って入場を取り止めた方は、大変お手数ですがyamauto_mura@yahoo.co.jpまでお問い合わせ下さいますようお願いします。ご来場くださったGOAGILの”入場証”をお持ちの方は、そのお詫びと致しまして、9月4日金曜日に開催される山水人村まつりの入場料金を無料とさせていただきます。お越しを心からお待ちしております。絶対に、法律で禁止されている薬物の持ち込みは一切お断りします。今後もどうか山水人の存続の為に、ご理解とご協力をお願い致します。」

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「パーティー」の主催者や「村まつり」をたのしみにしてた人たちはさぞかし残念だろう。それにしても、検問の実施、実名報道、一斉捜査の通告というのは、どうみても、「レイヴ狩り」としか思えない。ナチスの史実が教えるように、権力が「健康」や「健全さ」を奨励し、社会が盲目的にそれに追従し、そろって「退廃」や「堕落」を禁圧しはじめた時は用心しておかないといけない。おそろしく保守的な道徳観と偏見が横行し、みせしめと密告と自警団が流行し、やがて、窮屈で退屈で鬱屈したファッショな世の中がやってくる。あぁ、おそろしい。。。

d0017381_735881.jpg▼「退廃芸術」
「退廃芸術とは、ナチスが近代美術を、道徳的・人種的に堕落したもので、ドイツの社会や民族感情を害するものであるとして禁止するために打ち出した芸術観である。ナチスは「退廃した」近代美術に代わり、ロマン主義的写実主義に即した英雄的で健康的な芸術、より分かりやすく因習的なスタイルの芸術を「大ドイツ芸術展」などを通じて公認芸術として賞賛した。これらの公認芸術を通してドイツ民族を賛美し、危機にある民族のモラルを国民に改めて示そうとした。一方近代美術は、ユダヤ人やスラブ人など「東方の人種的に劣った血統」の芸術家たちが、都市生活の悪影響による病気のため古典的な美の規範から逸脱し、ありのままの自然や事実をゆがめて作った有害ながらくたと非難された。近代芸術家らは芸術院や教職など公式な立場から追われ、ドイツ全国の美術館から作品が押収されて「退廃芸術展」など全国の展覧会で晒し者にされ、多くの芸術家がドイツ国外に逃れた。一方公認芸術は、「人種的に純粋な」芸術家たちが作る、人種的に純粋な「北方民族」的な芸術であり、人間観や社会観や描写のスタイルに歪曲や腐敗のない健康な芸術とされたが、その実態は農村の大家族や生活風景、北方人種的な裸体像が主流の、19世紀の因習的な絵画・彫刻の焼き直しにすぎなかった。」(Wikipedia)

こうしたことをふまえながら、「社会的排除に対して、今、芸術には何が出来るのか」と考えると、こたえのひとつがみえてくる。すなわち、岡本太郎などをふくめたレジスタンスの芸術家たちがかつてそうしたように、クリーンなものやピュアなもの、ヘルシーなものやハッピーなものにあえて逆らうような「対抗的な退廃芸術」をつくること。それが今と今からの芸術/家にできることのひとつかもしれない。もっともそうなると、世の中からは疎まれ、嫌われ、誤解され、排除され、岡本太郎がいう「社会のいけにえ」にならざる得なくなるのだが、はたしてそういう覚悟と気概を持った作家はいるのだろうか?なおかつ、それをちゃんと理解し評価できる評論家はいるのだろうかと、そんなことを考えた。
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by illcommonz | 2009-08-31 07:40
▼「社会的排除に対して、今、芸術には何が出来るのかな」
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▼「アートと公共性:社会的排除に対して、今、芸術には何が出来るのか
 (宮下公園サマーフェスティヴァル・シンポジウム)
[日時] 2009年8月31日(月) 19:00-21:00
[場所] (台風のため)東京・渋谷 氷川区民会館

[パネリスト]
・藤井光=現代美術家:知識情報化社会に伴う社会的矛盾を、先鋭な表現によって浮き彫りにする作品で注目を集めるアーティスト。アート・アクティビストとして、労働運動や表現の規制に抗う社会運動などにも積極的にコミットしている。http://www.youtube.com/user/nikepolitics

・早川由美子=映画監督:ドキュメンタリー映画「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」監督。2007年に渡英。ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、独学で映像製作を始める。2009年日本ジャーナリスト会議、黒田清JCJ新人賞受賞。www.brianandco.co.uk

・いちむらみさこ=アーティスト、ホームレス:現在都内公園に在住。ホームレス、ジェンダー、公共をテーマにパフォーマンスや制作活動している。最近の作品は「叫ぶ会」「Give me food for art!」

・小田マサノリ / イルコモンズ=元・現代美術家、アナーキスト人類学、メディア・アクティヴィスト、音楽活動家。1989~1996年、東アフリカでフィールドワーク。2001年、横浜トリエンナーレ出展。2002年、現代美術家を廃業。2003年「殺すな」発起人。以後、イルコモンズ名義で執筆、デザイン、映像制作を行なう。http://illcomm.exblog.jp/

・原口剛=都市社会地理学者:寄せ場や野宿の運動にかかわりながら、釜ヶ崎の戦後史を中心として、野宿者の現状、都市論や社会・空間的排除論などについて研究をしている。

[司会進行]

・植松青児=労働者:90年代よりパブリック・アートの実践に関わり、07年以降「憲法カフェ」「移動する広場」「自由と生存のメーデー」等に参加、公共性の再定義/再創出、「未来の民主主義」に関わる社会的/文化的実践を模索している。

・五野井郁夫=政治学者・国際関係論研究者

・前田幸男=国際政治学者、批判的地理学研究者

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ひとりでする「美術」を忘れて、みんなで「工作/DIY」できるメディアをつくることかな。つまりは「芸術」の解放と直接民主化。

d0017381_373195.jpg「私から忠告させてもらえば、現在の体制を変えなければならないということです。そのためにわれわれは、お互いにむすびつき、連帯しなければなりません。そのために多くの人々、多くのグループを集めなければなりません。そして今とは違ったことをしなければなりません。ただ選挙によって何らかの政党を選び、それによって現在の体制を結果的に擁護するというようなことでは駄目なのです。逆にまったく直接的で民主主義的な工作をしなければなりません。」(ヨゼフ・ボイス)

「現在の社会では社会正義論の問題についてはずいぶん議論されています。しかしそれは国民経済だけの問題です。これだけ経済や社会の改良の話がでているにもかかわらず、実際の労働現場では、決して社会的で人間的な状況が訪れていません。どんな人間も自分で民主主義に参加できるという民主主義の状態は訪れていません。それはなぜかといえば、自己自身を自分で決定しなければならないという権利と義務に誰も立ち向かっていないからです。その意味で社会民主主義ですとか、民主社会主義とかそんなものはどうでもいいのです。あれは一種の改良もしくはティーパーティーにしか過ぎないのです。そして彼らのしているのは、ただ現在の社会が陥っている問題の提起だけです。我々が持っている自己決定の能力というものが、現在、社会権力によってその機能を奪われています。それに対して我々は抵抗しなければなりません。抵抗するのが非常に難しいのは確かですが、この自己決定の能力から我々はことをはじめなければならないわけです。」(ヨゼフ・ボイス)

あるいは、これ。

d0017381_342856.jpg「私のあらゆる作品は、都市の体験に対する批評的な次元の確立をねらった、都市への介入行為として理解できると確信しています。(...) (いまの)建築的な環境は、私たちを袋小路に押しこみ、私たちの感覚をマヒさせ、視線の自由を奪い、無意識をあやつり、欲望をむきだしにさせ、権力関係を隠蔽して神話化し、文化的で美しい都市の背景という巧妙な見せかけのもと、空間の社会関係を支配し管理しようと企む者たちの利益のためにデザインされた有効な手段となり、また、そのイデオロギーのメディアになっています(...)。これに対抗するために私たちは、都市行政や不動産事業に対するアクションを起こし、コミュニケーションのメディアとして、それを活用しなければなりません。アーティストは、社会の一部でありながら、その外に追いやられがちな事実や問題をとりあげ、それに困惑しつつ立ち向かうことで、ジェントリフィケーションが進行する都市部での社会生活に、批評と刺激をもたらすことができます。(...) 言論のためのパブリックな場をふたたび切り開いてゆこうという課題は、社会的な課題であり、政治的な課題であり、アクティヴィストたちの課題であるのみならず、それはアートの使命でもあるのです。しかし、現在の都市は、不動産事業の美的センスにもとづく空間的な分離統合によって支配されているため、この「文化環境」から追い払われた者たちは、それに対抗する自前の建築物を持つことが必要なのです。私とデヴィッド・ルーリーが行っている「ホームレス・ヴィーグル・プロジェクト」は、「人を追い払う建築」に対し、「追い払われた人びとの建築」が行うレジスタンスの表現なのです。それは経済によってバラバラにされた都市のコミュニティのあいだの境界を、文字どおり突破するものとしてデザインされています。このヴィークルが空間のなかに入り込むと、それが「ホームレス」と「非ホームレス」とのあいだのコミュニケーションを促すメディアになるのです。いまの中産階級の人びとは、消費者として見事なくらいトレーニングされています。「よき消費者たち」である彼らは、どんなかたちをした、どんな機能のものであっても、たちどころにその目新しいものの価値を正確に見積もるすべを心得ており、その眼はつねに商品に方に向いています。私たちは、何を見ても、その道具のかたちや細部、そしてその動きに注目し、ある特殊な状況のもとでの位置づけを問います。「それは何をするのか?誰が使うのか?どんな状況でそれが必要になるのか?そして、それを持つことはどのくらい大切なのか?」と。もし仮にその道具が、これまで見たことのないようなものであれば、私たちは好奇心をもって、その外見にまず驚き、そしてその道具を操る者の動きを仔細にながめるでしょう。そして私たちは、その道具がどんな変化を及ぼすかに興味をもち、それが使用者にとって、そして私たちにとって、どんな意味を持つのだろうかと考えるでしょう。これは私たちが路上でヴィークルの実験をやっていたときに気がついたことです。多くの街の安住者たちが、自ら進んで近寄って来て、こう質問しました。「これは何なのか?」 普段なら、こうした人びとは、路上生活者を見かけても、決してそんな質問はしないものです。つまり、人びとはこのオブジェを通して、普段なら発することのない問いを、そこで発していたのです。」(クシュシトフ・ヴディチコ)

そして、いまはこれ。

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「- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 」 (バンクシー)

d0017381_3254210.jpg
Universal Declaration of Access to Creativity」(ヴァキュームクリーナー)

でも、この話はまた別の機会に。まずは現場にかかわった人たちの話を聞きたい。
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by illcommonz | 2009-08-31 00:38
▼願いはひとつ
d0017381_1514031.jpg「今後の政権運営」とか「政策の実行性」とか、そういう類のことは、いまはひとまず全部措いといて、とにかく、この何十年、常に癪のタネであり続け、政治的無関心の元凶であり、この国の体制は変わらないということの象徴だった自民党がついに明日、へこまされる。この際、議席のひとつやふたつはどうでもいい。とにかく「自民党がへこむ」ということ、「体制がくずれる」ということ、そこが重要、それで十分、それだけでゴハンが軽く3杯いけるし、そういうことが「ある」のと「ない」のとでは大違いである。保守的なメディアはそれをできるだけ控えめに報じるだろかうら、そこはあえて大げさに喜びたい。そう考えたら、明日の夜がたのしみたのしみで、眠れなくなってきた。これで麻生、安部、そして中川が落選したら、それこそ「オールド・ラング・サイン」を吹いて大騒ぎしてみたい。

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[追記] あはは。

▼「自民、結党以来の大敗北…政権交代へ」
「自民党は1955年の結党以来、初めて衆院の第1党から転落し、政権の座も失うことになる見通しだ。歴史的な大敗からの立て直しが課題となるが、議席を失った有力者も多く、壊滅的な打撃を受けた党勢の回復は容易ではなさそうだ。自民党は今回の敗北を、「内閣支持率が低迷する中、民主党が掲げた『政権交代』に対抗する主張を展開できなかったのが原因だ」と受け止めている。安倍元首相、福田前首相がともに約1年で政権を投げ出し、自公政権への信頼が大きく揺らいでいたところに、麻生首相が就任直後から誤読や失言を繰り返し、内閣支持率は何度か20%を切るまで落ち込んだ。首相は党内の「麻生降ろし」を抑えて衆院解散にこぎつけ、選挙戦では民主党の政権担当能力の欠如を指摘した。しかし、小泉元首相が進めた構造改革で従来の支持基盤を失い、足腰が弱った同党には、劣勢は挽回できなかった。党内には、「政・官・財が結びつき、経済成長で得た『果実』を国民に分配するような長年の自民党政治は、すでに『制度疲労』を起こしていた」という指摘もある。菅義偉選挙対策副委員長は30日夜のフジテレビの番組で、「自民党は長年、政権の座にいて、ぬるま湯の中にいた部分がある。国民の目線から遠くなっていた」と述べた。」(読売新聞 2009年8月30日)

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[追記] あはは。

▼「与党の主な落選候補者一覧」(読売新聞 2009年8月31日)
[自民]
【首相経験者】海部俊樹・元首相
【党幹部】笹川尭総務会長
【閣僚経験者】尾身幸次・元財務相、谷津義男・元農相、深谷隆司・元通産相、杉浦正健・元法相、中山太郎・元外相、島村宜伸・元農相、堀内光雄・元通産相、柳沢伯夫・元厚生労働相、井上喜一・元防災相
[公明]
【党首】 太田昭宏代表
【党幹部】 北側一雄幹事長、冬柴鉄三前幹事長

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[追記] あはは。


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[追記] あはは。


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[追記] あはは。


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[追記] あはは。


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[追記] あはは。


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[追記] ちぇっ。。。

▼「最高裁裁判官、全員罷免されず」
http://www.asahi.com/national/update/0831/TKY200908310215.html?ref=rss
「総務省は31日、総選挙と同時に行われた最高裁裁判官の国民審査の結果を公表した。「罷免すべきだ」という意思を示す×印が半数を超えると罷免されるが、対象の9人のうち過半数となった裁判官は1人もいなかった。×印が最も多かったのは涌井紀夫氏(裁判官出身)で、有効投票の7.73%にあたる517万6090票だった。」(朝日新聞2009年8月31日)
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by illcommonz | 2009-08-30 02:04
▼「期日前投票スト」
d0017381_16595898.jpgこんな暑い日は家にいるより、外に出てしまった方がよっぽど気持ちが好い。「期日前投票」をすることに決めたので、「投票所の入場整理券」をにぎりしめ、自転車をとばして市役所にゆく。毎回、選挙がくるたびにブログに書いてきた、花森の文章を思い出しながら、冷房のきいた市役所のなかにはいり、受付で投票用紙をもらう。花森はこう書いている。

「また選挙がやってくるが、ぼくは、もう、どれかの政党の、だれかに投票することはしない。投票する、ということは、ぼくのもっている、ごくわずかの権利のうちの一つである。だから、だれかに投票はしないが、棄権するつもりはない。投票日になったら、その日が晴れていても、どしゃぶりであっても、ぼくは投票所へ出かけてゆく。投票所にいって、投票用紙をもらうと […] 候補者の名前を書くワクの中に、まず斜めの線をぐいと一本引く。つぎに、それと交わるように、もう一本斜めの線を引く。× つまりバッテンをつける。なんだ、つまらない。いい年をして、まるでこどもみたいなことをする。それがいったいなんの役に立つのか、ただ無効投票を一票ふやすだけ、それだけのことではないか、ともおもう。しかし、ぼくがやろうとしているのは、投票ストライキである。ぼくには、投票をストライキする権利、スト権があるはずである。ストライキをしたという気持ちをはっきりあらわすために、大きく堂々と×を書いてくるのである。[…] このストライキは、ぼくひとりでやるストライキである。そんなことしても、なんの効果があるものか、じぶんだけの、したり顔のおもい上りにすぎない、といわれても、ぼくは、じぶんひとりでやる。」(花森安治)

イルコモンズも投票はしないが、きっちり投票所には行く。雨が降ってもカンカン照りでも行く。投票するために、ではなく、花森と同じように、「投票スト」をするために行く。もらった投票用紙にボールペンでグリグリっと×印をつけ、投票箱の中にポイっと投げこむ。選挙管理員たちの目の前で、いかにも投票しているような素振りで、そうするのは、なんだかイタズラをしているような気分で、ちょっとおかしい。「まるで子どもみたいで、不まじめだ」と思われるかもしれないが、投票に行かないよりはずっとましだと思うし、投票すればそれですむというわけでもない。花森と同じく、グリグリの直接民主主義者であった、ヨゼフ・ボイスはかつてこう云っていた。

「私から忠告させてもらえば、現在の体制を変えなければならないということです。そのためにわれわれは、お互いにむすびつき、連帯しなければなりません。そのために多くの人々、多くのグループを集めなければなりません。そして今とは違ったことをしなければなりません。ただ選挙によって何らかの政党を選び、それによって現在の体制を結果的に擁護するというようなことでは駄目なのです。逆にまったく直接的で民主主義的な工作をしなければなりません。」(ヨゼフ・ボイス)

さらに、こうも云っている。

「現在の社会では社会正義論の問題についてはずいぶん議論されています。しかしそれは国民経済だけの問題です。これだけ経済や社会の改良の話がでているにもかかわらず、実際の労働現場では、決して社会的で人間的な状況が訪れていません。どんな人間も自分で民主主義に参加できるという民主主義の状態は訪れていません。それはなぜかといえば、自己自身を自分で決定しなければならないという権利と義務に誰も立ち向かっていないからです。その意味で社会民主主義ですとか、民主社会主義とかそんなものはどうでもいいのです。あれは一種の改良もしくはティーパーティーにしか過ぎないのです。そして彼らのしているのは、ただ現在の社会が陥っている問題の提起だけです。我々が持っている自己決定の能力というものが、現在、社会権力によってその機能を奪われています。それに対して我々は抵抗しなければなりません。抵抗するのが非常に難しいのは確かですが、この自己決定の能力から我々はことをはじめなければならないわけです。」(ヨゼフ・ボイス)

大事なのは、「投票ストをする/投票しない」かわりに花森は、自分の暮らしを自分でなんとか少しでも「まともなもの」(それは「よりリーズナブルだったり、よりコンビニエントなもの」ではない)にするための「工作」の雑誌である「暮らしの手帖」を、死ぬまでつくり続けたことだ。つまり、自分の暮らし、すなわち、自分のライフスタイル、自分の生き方、自分の人生を、まずは自分の手で、自分の力で、少しでもまともなものに改革するための様々な日々の「工作」の実験とその持続的な普及作業によって、「投票ストをする/投票しない」ことの落とし前ををつけていたわけだ。だから、イルコモンズも「投票ストをする/投票しない」かわりに、その分、デモやストや直接行動に参加するし、これまでそうしてきた。この先もたぶんそうする。場合によっては「鼻をつまんで投票する」こともあるかもしれないが、今回はしない。ただし今回は、罷免したい最高裁裁判官が二人いたので「最高裁判所裁判官国民審査」の方は×印のつけがいがあった。こちらは「無効票」にならないので、とりわけ力をこめてグリグリグリグリっと×をつけてきた。

カンカン照りの夏の午後、半ズボンに麦藁帽子をかぶって自転車で家に帰りながら、子どものころの夏休みのことを思い出していた。子どものころ、町の図書館で読んで、「大人になったら、自分もやろう」と思っていたことを、大人になった今、もう一度それを自分の頭で考えなおして、こうしてやれていることが、ちょっとだけうれしい。だから「したり顔のおもい上りにすぎない」といわれても、ぼくは、また、やる。

さて、明日は、宮下公園の祭だ。「期日前投票宣誓書」に「期日前投票をする事由」として「本人又は親族の冠婚葬祭」にマル印をつけた手前、明日はたとえゲリラ豪雨になってもカンカン照りになっても、行かないわけにはいかない。

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[追記] どしゃぶりのなかで演奏した「オールド・ラング・サイン」は気分がよかった。
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by illcommonz | 2009-08-29 17:02
▼夏の盛り
d0017381_16475534.jpg今日の東京の気温は32℃らしいが、イルコモンズの家の中は35℃である。木造平屋一戸建てで風通しは好いのだが、さすがに外気温が30℃を越えるとダメである。みるみるうちに室温が外気温を上まわり、ぐんぐんと体温に近づいてゆく。こうなると情状酌量の余地なく暑い。いま・そこでブラウン運動してる熱気の輪郭線が描けそうなくらいである(←意味不明)。まぁ、夏なので仕方がない。夏とはそういうものである。おかげで、どんなに夜更かしした翌日(昨晩は7時に眠った)でも、朝9時には起きてしまう。家にはエアコンもシャワーもお風呂もないので、今日みたいに暑い日は、ベランダサイズのビニール・プールを6畳の部屋の畳の上に出して、水風呂につかる。畳の部屋のなかにプールがある光景は、ちょっと変だが、ともあれ、これは気持ちが好い。プールサイドに折りたたみ式のビニール・チェアをひろげ、扇風機にあたりながら、「さて、今日は何をしようかな」と考える。「あ、そうだ、期日前投票に行こう」。そう決めて、庭になったキュウリをポリポリかじりながら、こんな日に公園の段ボールハウスで暮らすのはさぞかし大変だろうな、とそう思った。
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by illcommonz | 2009-08-29 16:49
▼「ポリティカル・アスリートたち」

▼「ポリティカル・アスリートたち」

何万回、渋谷区が話し合いをパスしようと、
何万回、ナイキがフェイクしようと、
とられたら、とりかえす。
彼/女たちの旅は終わりじゃない、
これははじまり。

[ref:]
http://illcomm.exblog.jp/10158419/
http://illcomm.exblog.jp/10153511/
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by illcommonz | 2009-08-29 03:02
▼ナイキジャパン

▼「ナイキジャパンCM」

声明

考え直してください、ナイキジャパン。

本日、正式契約されるという「宮下ナイキ公園」計画。これを単なる「改修」と言い張るのは、世間を欺くものです。どう控えめに考えても、これは公園の性格そのものの「改変」です。

貴社によるスポーツ施設「寄贈」予定場所は、何もない更地ではありません。樹木豊かな緑地です。

多くの人が無料で誰でも使える、緑豊かな休憩空間を壊し、使用者が限定された有料施設を建てることが、「公共的利益」に寄与することですか?

また、「寄贈」予定のスポーツ施設は、30名の「ホームレス」の方々を排除しない限り建設不可能のはずです。現在、渋谷区からは何ら有効な方策が示されていません。

貴社は企業責任やグローバリゼーション化による貧困への対応を掲げているはずですが、このことには見て見ぬふりをするのですか?

さらに、渋谷区は貴社に対する過度な「気遣い」により、適切な民主主義的な手続きを蔑ろにしてきました。

このままでは貴社のブランドイメージと「ホームレスの排除」「民主主義の破壊」が直接結びつくことになるでしょう。

今からでも遅くありません。考え直してください、ナイキジャパン。計画の完全凍結を求めます。

2009年8月27日
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会

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(「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」より)
http://minnanokouenn.blogspot.com/2009/08/blog-post_27.html
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by illcommonz | 2009-08-29 01:36
▼[TIPS] できること2
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▼ブランディング・グラフィティ
たとえば、行政もメーカーも業者も誰もひきとりたがらない、廃棄された冷蔵庫や洗濯機などに、製造したメーカーのロゴ・マークをステンシルで転写します。このゴミのブランド化(ブランディング)によって、どこのメーカーに由来するゴミなのかが、一目ではっきり分かるようになります。「エコ」イメージを売りにしているメーカーが見たら、すすんで引き取りに来たくなるんじゃないかと思いますし、企業の社会的責任として、ぜひ、そうしてほしいものです。ほかにも、いろんな応用の仕方があります。たとえば、「公園をブランド化する」ということがどういうことなのかを、一目で分かるようにするとか、そういうことです。

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やり方は簡単です。ステンシルをはさみやカッターで切って、あとは、スプレーで一吹きシュッとするだけです。見よう見まねで誰でもできます(イルコモンズは誰でもできるようなことしかしませんそうじゃないとみんなで一緒にやれないからです)。

ブランドのイメージを書き換えるには、スプレーを多めにして塗料をたらす「ドリップ」という手法が効果的です。

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by illcommonz | 2009-08-28 21:09
▼[TIPS] できること1
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▼ブランド・シューズ・ベンディング        ▼ゲリラ・ガーデニング
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by illcommonz | 2009-08-28 18:05