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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼もうひとつのワールドカップ:文化人類学解放講座


映画「アザー・ファイナル」
「2002FIFAワールドカップの決勝戦が横浜市の横浜国際総合競技場で行われた6月30日に、ブータンの首都ティンプーのチャンリミタン競技場で、当時、FIFAランキング最下位のモントセラトと、その一つ上のブータンの間で「もう一つの決勝戦」と題して最下位決定戦となるFIFAインターナショナルAマッチが行われた。」

「文化」とは長期にわたって持続した「流行」であり、「流行」とは長期にわたって持続しなかった「文化」である。そして「流行」も「文化」も決して不変ではない。今回の「文化人類学開放講座」では、映画「アザーファイナル」を見ることをとおして、いまわたしたちの目の前にある「ワールドカップ・セントリズムの流行/文化」を相対化します。文化人類学は、世の中を異なる視点や角度からみて考える学問で、ものごとをその反対の側や逆の側からみて考える姿勢や態度が身につきます。キャリアアップにはつながらないかもしれませんが、ものの見方はゆたかになります。また、この映画をとおして、日本の社会や政治をみていると、想像すらできなかったような、こんなものの考えかたに出会うこともできます。

「国民総幸福量」(出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」)
「国民総幸福量(こくみんそうこうふくりょう、英: Gross National Happiness, GNH)または国民総幸福感(こくみんそうこうふくかん)とは、1972年に、ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した「国民全体の幸福度」を示す”尺度”である。国民総生産(Gross National Product GNP)で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えから生まれたものである。現在、ブータン政府は国民総幸福量の増加を政策の中心としている。 2007年に初めて行われたブータン政府による国政調査では「あなたは今幸せか」という問いに対し9割が「幸福」と回答した。」
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by illcommonz | 2010-06-29 20:09
▼わたしはこう見る、ワールドカップ2010
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by illcommonz | 2010-06-29 19:34
▼バトル・オブ・トロントものがたり

▼トロント・サミットについて語るこども

 Q:よりよい世界をつくるにはどうしたらいいのかしら?
 A:バースデー・ケーキがたくさんあればいいのよ。

 そうだね、でも、ほんとうはね、世界には食べきれないくらいたくさんのケーキがあるんだよ。それなのに、ひとりじゃとても食べきれないくらいたくさんのケーキをひとりじめしてたり、おなかをすかせてる人たちにひときれのケーキすら分けてあげようとしない、おろかな大人やお金持ちがいるんだよ。「それはおかしい」「それはまちがってる」「そんなことはやめさせなけれならない」、そう考えた人たちがトロントに大ぜいやってきて、雨のなか、みんなでデモをしたんだよ。


▼スターバックスをこわす人たち

まっくろい恰好をした人たちがこわしているのは、そういうおろかなお金持ちのお店だよ。テレビや新聞は「暴動だ!」って騒いでみせてたけど、よくみてごらん、窓をこわしてみせるだけで、誰ひとり、お店のお金を盗んだり、品物を持っていったりしてないよ。それに、窓をこわす以外は、ふつうに街を歩いているだけで、誰も爆弾をなげたり、ピストルを撃ったり、暴れたりなんてしてないよ。ほら、みてごらん。


▼アディダス、アメリカン・アパレル、風俗店、革製品店をこわす人たち

革製品のお店をこわしているのは、動物愛護の人だね。風俗店をこわしているのは、女性運動の人たちかな。


▼公安警察の覆面パトカーをこわす人たち

みんながこわしてる車は、ふつうの車のふりをした警察のパトカーだね。どうして警察はこんなところに車を置きっぱなしにしてたのかな、まるで「こわしなさい」といわんばかりだね。もしかしたら、車をこわす映像をニュースに流したかったのかな?

テレビは、車が燃えてる映像ばかり流してたけど、おおぜいの人たちはそれぞれに、デモをたのしんだようだね。こういう映像、テレビでみた?


▼サイクリストたち


▼アクティヴィストたち


▼バトル・オブ・トロント

警察はこういう人たちを手あたり次第に捕まえたようだね。600人以上逮捕したんだって。600人っていったら、ちいさな小学校の全校生徒の数くらいだよ。


▼大量逮捕

ところで、きみたちは大きくなったら、どっちの側につきたい。お金持ち?警察?それとも、ゆかいなデモの人たち?もしかして、ブラック・ブロック?

[追記]
 「日曜日、私はおよそ1000人の個人参加者とともに、不法に逮捕され、仮設の拘置所(旧トロント映画スタジオ)に送り込まれた。勾留されているあいだは、自分の権利について何も伝えられることはなく、弁護士にさえ連絡できなかったし、電話をかけることもできなかった。10時間だけの勾留だったので、私は比較的幸運だったのかもしれない。同じ房の中では、外との連絡がいっさいとれない状態で、30時間以上も閉じ込められている人もいた。G20サミット開催中ずっと閉じ込められているホームレスや知的障害のある者も私の房にはいた。若い女性の収監者の中には、裸にされたうえで身体検査を受ける者もあったが、このような身体検査が男性の収監者に対して行われたという話は一度も聞いたことがない。
 私が、「平和を乱した」という理由で逮捕されたのは、映像撮影をしていた仲間が警官に暴行を受けている傍らで、警官に去れと言われても去らなかったからだ。警官に暴行を受けた彼は、3度もスタンガンで攻撃され、頭を割られ、2本の指を折られ、2 個のカメラをつぶされた。私自身もその暴行のとばっちりを受け、警官に警棒で脅され、窒息させられた。この話は大げさではなく、またこのような話は珍しくもない。
 とにかく私は今は完全に元気で、このような経験から確実に積極的な何かを得ることができたと思う。獄中にいたあいだは、騒々しい仲間の収監者たちは私を笑わせてくれ、警察の無知と野蛮さよりも、彼らの勇気と同情心から多くを学んだ。」(イレギュラー・リズム・アサイラム・ブログ「反G8/G20行動に参加しているRからとどいた個人的なレポート」
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by illcommonz | 2010-06-29 18:28
▼トロントの乱
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「トロントのG20抗議デモ、逮捕者は600人超に」
「20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されたカナダのトロントで27日、サミット開催に反対する抗議デモが前日に引き続き行われた。同日夕方までの逮捕者は605人に上り、最終的な逮捕者はさらに増加するとみられる。デモは首脳会議場からほど近いトロント中心部の交差点で、激しい雷雨が続く中、夕方から約5時間以上にわたって続いた。複数のメディアによる報道では、この日に身柄を拘束された人の数は最大で200人に上っている。また、警察はデモ隊への催涙ガス使用も認めた。今回の抗議デモでは参加者の一部が暴徒化し、銀行や商店の窓ガラスを割ったほか、警察車両に放火するなど事態が悪化していた。(ロイター通信2010年6月28日)

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「歴史は、この年のサミットで原油流出事件が無視された事実を記し、指導者たちの不作為を責めるだろう。これだけ環境問題に世界の関心が高まり、温暖化対策に熱中しているときに、なぜ、世界のマスコミは原油流出事件に甘く、それをサミットで正面から議論せぬ錯誤を見逃すのだろう。」(「サミットと選挙情勢-原油流出とユーロ危機はなぜ議題に上らない」「世に倦む日日」2010年6月29日)
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by illcommonz | 2010-06-28 18:00
▼ネイキッド・ブロック2010
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「G20抗議デモで珍事、捨て身のアピールで警官隊と対決」

「カナダのトロントで26日(現地時間)に始まった主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、グローバル化反対などでデモが行われた。一部が暴徒化して警察車両への放火や商店の破壊が発生して約500人が逮捕されたが、一方ではあくまでも「平和的手段」によるアピールで警官隊と対決する 参加者もいた。」(サーチナ 2010年6月28日)

攻撃のための武器はもちろん、防御のための衣服さえ身にまとわぬ裸の抵抗は、「非暴力抵抗」の華(はな)。こうした裸のアクションは「珍事」ではなく、反G8アクションの名物であって、たとえば、2007年のドイツのサミットでは、ハイリゲンダムの草原を大勢の裸の抗議者たちがデモをし、機動隊を立ち往生させた。ウソだと思うなら、このPVをどうぞ。1分36秒目あたりにネイキッド・ブロックが登場します。


▼「Welcome Anti-G8 Activists! / YOKOSO! JAPAN」
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by illcommonz | 2010-06-28 12:54
▼G8はまったく反省してない


「G8サミット開幕 財政再建や北朝鮮対応を協議」
「カナダのムスコカ地方で25日昼(日本時間26日未明)、主要八カ国(G8)首脳会議(サミット)が開幕した。経済情勢や朝鮮半島の核・ミサイル問題などを討議する。経済問題では世界の財政再建策や、途上国の経済開発が主要な課題となる。26日昼(日本時間27日未明)に声明を発表して閉幕する。開幕に先立ち、菅直人首相は同国のハーパー首相とドイツのメルケル首相と相次ぎ会談した。ハーパー首相とは安全保障問題や平和維持活動における協力関係を深めるため、外務、防衛次官級協議を早期に立ち上げることで合意した。菅首相は両首相との会談で、韓国の哨戒艦沈没事件を巡る北朝鮮への対応で連携していくことで一致した。また、日本の財政再建策と新成長戦略について紹介した。ハーパー首相との会談では日本の参院選が話題となり、菅首相は「56議席を得ることで与党は過半数を取れる。非常に厳しい戦いだが全力を尽くす」と語った。」(日経新聞 2010年6月26日)

サミットに最後のとどめを

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▼G8/G20 Toronto Community Mobilization Network
The G8/G20 is meeting in Ontario from June 25-27, 2010. Toronto-based organizations of women, people of colour, indigenous peoples, the poor, the working class, queer and trans people and disabled people are organizing a people's convergence.

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「サミット会場近くで暴動 参加者足止めも」
「20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)開催地トロントの中心部で26日午後、グローバル化反対などを訴えたデモ隊の一部が暴徒化して警官隊と衝突し、パトカーが炎上するなどの混乱が発生した。周囲は一時封鎖され、G20の高官らも足止めされた。地元メディアなどによると、デモには学生や市民団体など約1万人が参加。貧困撲滅や環境問題の解決、政府への反対意見など様々なスローガンを連呼しながら市内を練り歩き、高層ビルが立ち並ぶ金融街で警官隊と小競り合いとなった。パトカーが放火され一帯が黒煙に包まれたほか、付近ではビルのガラスが割れるなど騒然となった。少なくとも2人が負傷したという。現場はサミット会場付近の封鎖地区から数百メートル離れた場所。会場への交通は一時混乱し、日本代表団の記者会見も出席者が足止めされ延期になった。会議の運営に影響が出ている。」(日経新聞 2010年6月27日)

「G8、金融規制で協調難しく 菅首相は慎重姿勢」
 「菅直人首相は主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)で、銀行税を含む金融規制の強化に慎重な姿勢を明確に示した。実体経済にマイナスの影響を与える恐れがあるためで、各国の出方次第では改革機運がしぼみかねない情勢だ。欧州は銀行税構想について「残念ながら思うように議論が進んでいない」(メルケル独首相)と認め、金融規制での国際協調の難しさを浮き彫りにした。 「性急な規制強化が経済の低迷を招かないようにしなければならない」。菅首相は25日の昼食会や各国首脳との会談で、繰り返し訴えた。踏み込んだ首相発言の背景にあるのは、規制がもたらすさらなる信用収縮への不安だ。米国発の金融危機はリスクの高い証券化/商品などへ過度に投資したことが原因となった。再発防止に向け、新興国を含む20カ国・地域(G20)は銀行の自己資本の質・量の強化や業務範囲の制限など、規制の枠組みを大幅に見直す方針を掲げている。なかでも焦点となっているのは自己資本比率規制。資本(比率計算上の分子に相当)の控除項目を大幅に増やし規制を強化する方向で議論が進んでいる。このため日本では「大手銀行の経営が大きな影響を受けかねない」(金融庁)。各国も慎重姿勢を強めている。銀行税に対しては新興国も反発を強め始めている。課税強化で金融市場が冷え込み、資本流入が細る恐れがあるためだ。インドなどが反対しているほか、ロシアのメドベージェフ大統領は「銀行税をすべての国に導入すべきだとは認識していない」と語った。」(日経新聞 2010年6月26日)

リーマン・ショックからなにも学んでないし、金融資本主義をやめるつもりがないらしい。銀行に(だけ)やさしいサミット体制。



「トロントでG20抗議デモ、警察車両放火など一部暴徒化」
「20カ国・地域(G20)首脳会議が開催されるカナダのトロントで26日、サミット開催に反対する抗議デモが行われ、黒装束の団体が店舗のガラス窓を割ったり、警察車両を燃やすなど一部で暴徒化した。一方、厳重な警備体制を敷く警官隊は暴力行為のエスカレートに備えてガスマスクを装着するなど、G20会場周辺では緊張感が高まっている。救急当局者の話では、デモで少なくとも3人が負傷した。マスクをした抗議デモ参加者は、銀行の支店のほか、コーヒーチェーンのスターバックスなどの店舗でもガラス窓を割り、警察車両1台に放火。メディアの車両2台も被害を受けた。」(ロイター通信 2010年6月27日)

上のトロントの映像やニュースをみて、まゆをしかめてみせる人たちもいるだろうが、たとえば、マイケル・ムーアのこの映画をみていたら、「このくらいのことが起きてたっておかしくない」と思ったはず。


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by illcommonz | 2010-06-26 03:52
▼96h+
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一年のうち何日間かでも、自分のあたまとからだをフルに使って何かしないと、ほんとうに生きてる、という実感がわいてこない。特に、いまのこの時期、そんなふうに思うのは、世の中の目と関心が、(自分が出場しているわけでもない)男子サッカー世界大会のテレビ放映とか、(自分がつくったわけでもない)新発売の電気製品のスペクタクルに奪われてしまっているようにみえるからかもしれない。

「現代のスペクタクルは、ドゥボールたちが想像していたよりもはるかに、人びとの生き方を受け身にし、分離を大きくしている。より強大なスペクタクルが、私たちの精神の奴隷状態の上に君臨している。スペクタクルは、社会をコントロールする道具で、無限の選択という幻想を提供するが、実際にはあらかじめ選択されたものしか選べない。アドベンチャー映画、自然環境番組、セレヴたちのロマンス、政治的スキャンダル、スポーツ、ネットサーフィンなどなど。人びとは自分の余暇をプログラムされた娯楽によって食い荒らされるがままで、自分のたのしみをもはやコントロールできていない。」(カレ・ラスン)

d0017381_3545249.jpg▼iSpectacle Pad
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by illcommonz | 2010-06-26 02:27
▼「スタジオ・フォトグラフィ・アズ・ア・ドリームマシン」展


(ナレーション)「"So even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream one day... One day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character. I have a dream today.(=たとえ、わたしたちが現在と未来に難問をかかえているとしても、それでも私には夢がある。いつの日か、そう、いつの日か、肌の色などではなく、人格そのものによって評価される国に住めるようになるという夢を、いまも持っている)"。」

▼「スタジオ・フォトグラフィ・アズ・ア・ドリームマシン
 夢を創る機械としてのスタジオ写真~ケニアのスタジオ写真家たち1912-2001」
[日時] 2010年6月22日(火)~7月31日(土) 午前11時~午後5時
[場所] 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所一階展示資料室
※土・日・祝日開場 ※入場無料
[公式サイト] http://www.aa.tufs.ac.jp/dream-machine/index.html

「植民地時代、アフリカの人びとを被写体にした写真がしばしば彼らの同意を得ることなしに、無数に撮/盗られてきました。こうした「映像における植民地化」のかたわらで、アフリカの人びとも写真を撮り、写真というメディアをさまざまに活用してきたことが見落とされてきました。本展では「アフリカ人の写真家によるアフリカ人のための写真」に焦点をあて、ケニアの「スタジオ写真」の過去と現在をご覧にいれます。「スタジオ写真」は、写真に求められる写実性に封じこめられることなく、むしろ現実から人を解き放ってゆく「夢を創る機械」としての側面を持っています。アフリカの写真家たちのイマジネーションが創りだしてきたグローバルでファンタジックな世界をどうぞご体験ください。」

 (非公式テーマ曲) マーク・ファリナ「ドリームマシン」
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by illcommonz | 2010-06-25 05:35
▼地球人類学:文化人類学解放講座


▼カール・セーガンの「宇宙カレンダー」
 「ビッグ・バンがおこって宇宙が誕生した日を1月1日だとすると、銀河系ができたのはおよそ3月ごろになります。地球と月ができたのは、それから半年後の9月14日です。その地球の「原始の海」で、最初の生命体が誕生したのは9月25日で、バクテリアが発生したのは10月9日のことです。次にプランクトンが生まれて、三葉虫が現われたのは、それから、かなり遅れた、12月18日になってからことです。12月21日には動物たちが、ようやく陸にはいあがり、翌22日には最初の両生類が誕生します。続いて23日には爬虫類が、そして翌24日には恐竜たちが現われます。それから26日になると、哺乳類が現われ、鳥がはじめて空をとんだのは、27日のことです。28日には、なんの前触れもなく恐竜たちが突然、絶滅し、その同じ日に、地上に最初の花が咲きます。そして29日に最初の霊長類が現われ、30日ごろから脳がどんどん進化をはじめて最初の類人が現われた後、12月31日に、遂に最初の人類が誕生します。時刻でいえば、それは22時30分ごろで、それから後の、人間の歴史は、この最後の日の残りの数時間のあいだに起こったことになります。まず23時59分20秒に農業がはじまりました。同分35秒、新石器文明がおこり、最初の都市がつくられました。同分50秒、エジプトに王朝ができ、天文学がはじまります。同分51秒、アルファベットが発明され、バビロニアのハムラビ法典が書かれました。同分53秒、青銅器の製造に成功し、ミケーネ文明が生まれ、トロイ戦争がおこります。同分54秒、鉄器が発明されると、アッシリアとイスラエルに王国がうまれました。それと同じ時刻に、インドにアショカ王が、秦には始皇帝があらわれています。
 さて、残り時間は、あと5秒です。12月31日23時59分55秒、釈迦が生まれます。そしてユークリッドが幾何学を、アルキメデスが物理学を、プトレマイオスの天文学をおこします。ローマ帝国が成立し、同分56秒、キリストが誕生します。インドでゼロの概念と小数点が発明されます。同分57秒、ローマ帝国が滅び、マヤ文明とビザンチン帝国がおこります。同分58秒、十字軍の遠征がはじまり、ルネッサンス文化が花ひらき、大航海時代がはじまります。そして12月31日の23時59分59秒、大航海時代から後の、あらゆる歴史上の事件や事故、発明や発見や戦争やロマンスはすべて、この最後の、残り1秒のあいだにおこったことになります。」

............................................................
 文化人類学は、異文化と他者の理解を通して、広い視野から「人間とはなにか?」を考えぬく学問ですが、明日の「文化人類学解放講座」では、その視野を宇宙にまで広げ、「人間とは、どのくらいのものなのか?」ということを考えてみます。

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▼レイ&チャールズ・イームズの「パワーズ・オブ・テン」
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by illcommonz | 2010-06-22 18:31
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「あと、4日ですが、間に合いますか?」ときかれたとき、会社勤めの人なら、8時間+残業3時間×4日と計算するのだと思うが、展覧会などの仕事の場合、24時間×4日と計算する。96時間やれば、たいていのものは間に合う。間に合わせるための鉄則はふたつ。月曜日を〆切にしないこと(日曜はものが動かないから)と、コンピュータを絶対に(絶対に、絶対に、絶対に)信用しないこと(コンピュータはここ一番という時に必ずトラブルやエラーを起こすから)。
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by illcommonz | 2010-06-18 03:08