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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼[エジプト革命] 無政府状態
d0017381_20501849.jpg▼「小沢元代表を強制起訴、政治資金規正法違反罪で」
「民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、検察官役を務める指定弁護士は31日、小沢元代表を同法違反(虚偽記入)罪で在宅のま(以下省略)」

 エジプトの革命から国民の目をそらすために、今回はどんなニュースをぶつけてくるのだろうかと思っていたら、これがそうか。。。考えてみれば、日本も一種の無政府状態。政府が無能すぎて、あってもなくてもおんなじ、という無政府状態。
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by illcommonz | 2011-01-31 20:51
▼[エジプト革命] カイロのストリートグラフィティ
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▲「ムバラクをたおそう」

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▲「ムバラクをたおそう、ムバラクにNOを」

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▲「エジプトは民衆のものだ」

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▲「ムバラクをたおそう」

d0017381_6342110.jpg「RamyRaoof's photostream」
http://www.flickr.com/photos/ramyraoof/
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by illcommonz | 2011-01-31 06:41
▼[エジプト革命] 「これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です」
2011年1月27日 木曜日

世界への手紙

 みなさん、今日、私は皆様に、エジプトで本当はいったい何が起きているかを知らせたくて手紙を書いています。1月25日に火が付いたデモは、自分にふさわしい人生を送る権利を求める国内の青年たちによって組織されました。大統領を含む政府はそれを否定し、ムスリム同胞団のような反政府組織が行った行為だと主張しています。でも、いいですか、これはどこかの対立党派の行動ではありません。社会全体の行動です。理由は以下の通りです。

 ホスニー・ムバーラク(今年83歳)は 1981年からエジプト大統領でした。それがいったいどのようなものか、私たちの身になって想像してみてください。ムバーラクは私と私の友人誰もが生まれる何年も前から大統領でした。私が小学生のときも、中学・高校のときも、大学生のときも、結婚したときも息子が生まれたときも、ムバーラクはずっと大統領でした。単にムバーラクだけが「私の人生まるごと」と同じあいだ大統領だっただけではなく、取り巻き連中までみなそうだったのです。アフマド・ファトヒー・スルール(今年79歳)は 1986年から大臣で、1990年からの 21年間ずっと議会の指導者[人民議会(下院)議長]でした。サフワト・エル=シャリーフ[現上院議長]は 1980年代から、他の者たちもみな、私たちが生まれる前から政府の中枢にいて、いまでもその地位にとどまったままです。

 国の状態はどこもかしこも、ほとんどの人にとって悪化の一途をたどっていました。教育、報道、経済などすべてが間違った方向に向かっており、私たちが生まれたとき以来ずっとそうでした。一般のエジプト人がどんな生活をしているかにかかわらず、政府は独占企業がもっと利益を上げられるように「改革」してきました。それと同時に、1981年からずっと「非常事態宣言」が機能していて、必要と見なされれば誰でも、国家安全保障上の理由により裁判抜きで身柄を拘束することが認められてきたのです。さらに、選挙では不正が行われ、そのうえで、なお真実の声を発表するどのような表現形式を認めることさえ拒否しています。大学の学生組合の選挙にまで不正が行われ、骨の髄まで堕落しきっています! ありとあらゆる分野の指導者たち、知事、大学長、工場長さえもが現役か退役した将軍です。社会のあらゆるレベルでの腐敗はいうまでもありません。失業率は、特に若者の間であまりに高く、また貧困が蔓延して国民の半分以上が貧困ライン以下で暮らしています。ほかにもまだ、ここに書き切れないたくさんのことがあります。

 けれど、いまこそチェンジの時です! 私たちは今までずっと警察や治安当局を恐れていました。裁判なしで私たちを拘禁し、拷問しても殺しても問題にならないことを知っていたからです。でも、もうたくさんだ! 私たちは待って、待って、いつかは正されると30年間むなしく待ちました。この前の議会選挙では、かつてない規模の不正が行われ、ムバーラクにさらに一期 ――あと 6年間か、あるいはかれが死ぬまで――大統領の任期を与えるお膳立てがされました。私たちは可能な限り平和的な手段をとろうとしましたが、自由声明に署名することさえ追放の理由とされ、追及されました。私たちに選択の余地はなかった。より良く生きること、子どもたちのためにより良い人生を用意することは、私たちの権利です。

 だまされてはいけません。人々を動かしているのはどこかの野党やイスラーム主義者ではありません。社会全体が、なかでも特に私たち若者が動いているのです。私たちは平和的にデモをしていますが、政府はごろつきや悪党を雇って抗議者のあいだに潜入させ、問題を引き起こさせて、それをわたしたちのせいにしようとしています。政府は容赦なく私たちを叩き、ネットやメディアを検閲し、ほんものの銃弾やゴム弾、催涙ガスで攻撃し、何百という抗議者を拘禁したり多くの人たちを殺傷しています。これは本物の戦いで、しかしほとんど一方的な戦いです。私たちは警官が同胞であることを知っています。ただ「命令に従っているだけ」です。私たちはできる限り、どんな場合においても警官たちを傷つけるのを避けています。


親愛なるアメリカの仲間のみなさん

 あなたがたの政府は30年にわたり、ムバーラク大統領に最大の支援を提供してきました。武器と催涙ガスで国家安全保障体制を支えています。米政府は、私たちの国に毎年 16億ドルに及ぶ資金を与えていて、それは腐敗したエジプト政府の中で主にさまざまな形の賄賂として使われています。あなたがたの「民主的な」祖国はイスラーム主義者を恐れるあまり、我々の政府を支援しています。いいですか、怖いものなどないんです。イスラーム主義者についてのあなたがたの見解は事実に反し、間違いだらけですが、その話はまた後日。私たちのリーダーを選ぶことは私たち自身の権利であるという一点において、あなたがたの支援を望みます。私たちを支援し、上院議員や下院議員にエジプト政府を支援するのをやめるように言ってください。私たちを支援し、自由はパンよりも重要である と世界に伝えてください。私たちを支援し、30年続いている政府を追放するのを手伝ってください。もしもあなたの孫たちが、いまと同じ支配者を目撃するとしたら、あなたがどのように感じるかをぜひ想像してください!


親愛なるヨーロッパの仲間の皆さん

 あなたがたのリーダーはエジプトの状況を気にかけています。ムバーラクが腐敗していることを知っていて、それゆえに心配しています。わたしたちがひどい圧政の下にいることを知っていて、その状態が続くことを望んでいます。あなたがたのリーダーは、ローマ時代から、英国による最後の植民地支配が終わるまでずっと、エジプトを監視していました。けれども、自分たちの国を治め、自由がどれほど貴重であるかを自分たちの子どもに教えるのは、私たちの権利です。リーダーと政府を選ぶことは私たちの権利です。そして私たちを支持するのは、あなたがたの人道的責務です。あなたの国のリーダーに対して、私たちを支援すると言ってください。エジプト大使館に行って、あなたの支持を示してください。私たちの大義について人々に話し、そして、私たちが、自分たちの権利、生まれてこのかたずっと抑圧されてきた自分たちの権利を手に入れようとしているだけであることを知らせてください!


親愛なる世界の皆さんへ、

 これは、あなたが本当は何者であるかを試される瞬間です。あなた自身の真実の瞬間です。あなたの良心はまだ生きていますか。あるいは、あなたは人間性よりも利害関係を重んじますか? あなた自身の尊厳を証明し、私たちが人間性の回復を要求することを手伝ってくれるでしょうか。それとも、戦車が我々を轢(ひ)くのを、脇に立ってただ見ているだけでしょうか? それはあなたが決めることですが、覚えておいてください。それはあなたが一生抱えていくことになる何かであり、いつかあなたはこの件で子供たちと正面から向き合わなければならないかもしれません。

お声が聞こえるのを楽しみにしています。

エジプトの一青年より

.........................................................

 「本速報では「エジプトの一青年」と名乗る匿名の人物によるブログへの寄稿を邦訳して紹介します。これは、ブログサイトとして英語圏で最大手の一つ、blogspot.com に 2011年1月27日に投稿されたものです。同筆者からの投稿は、これ限り、すなわちこの文章を投稿するためにブログのアカウントを取得して発表したものと見受けられます。そういう意味では、この投稿者が本当に現地人かどうかを確認する術はありません。1/27頃以降、エジプトからのインターネット接続が政府によって禁止された現状ではなおさらのことです。一方、エジプトでの反政府的な言動への弾圧の歴史を考えると、一市民が実名でこのような文章を発表するには決死の覚悟が必要なことは自明ですから、現実問題として匿名投稿になるのはむしろ当然、ある意味で真実味がある、とも言えます。このブログ投稿は、世界に静かに広がっているようです。投稿の内容が真に迫っていて、かつ簡潔ながらよく練られた文章になっています。私ども TUP(有志)の心を打つものがありました。実際、文章で触れられている基本的な事実関係のうち確認できる部分は TUP有志で確認して、問題ないことを確かめました。無論、現地からの声である以上、確認できない部分が多いことはいたしかたありませんし、だからこそ価値があるとも言えます。以下、同ブログ投稿を邦訳して、皆さんと共有します。エジプト市民に近く自由と平安とが訪れることを強く願います。」(TUP(平和をめざす翻訳者たち)「エジプトの若者からのメッセージ」より)
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by illcommonz | 2011-01-31 06:11
▼[エジプト革命] にっぽんの国営放送
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▼「エジプト デモの一部が暴徒化」(2011年1月29日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110129/k10013713421000.html
▼「エジプト 各地で激しい衝突」(2011年1月29日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110129/k10013713721000.html
▼「エジプト 不安定な情勢続く」(2011年1月29日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110129/k10013720601000.html
▼「エジプト 混迷の度合い深める」(2011年1月30日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110130/k10013728311000.html
▼「エジプト 30日も混乱続く」(2011年1月31日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110130/k10013735441000.html

 「混迷が続くエジプトでは、30日夜も、夜間外出禁止令が出ているなかで大規模なデモが行われ、IAEA=国際原子力機関のエルバラダイ前事務局長は、ムバラク政権の崩壊は近いと訴え、抗議デモを続けるよう呼びかけました。これに対してエジプト政府は、市内の中心部に装甲車や戦車などを配置して軍の存在を誇示するとともに、政府の建物周辺に侵入防止のブロック塀を置いて警戒に当たっています。こうしたなか、カイロ市内では再び商店などへの略奪が起きたほか、カイロ近郊の刑務所では受刑者が集団で脱走し、治安悪化への不安が広がっています。このため、市民たちは自警団を結成して警戒に当たっているほか、軍は兵士に発砲の許可を出し、犯罪者の取り締まりを強化しています。こうした状況を受けて、各国の政府は現地に救援機を派遣するなど、エジプトから自国民を脱出させるための対応に動き出しています。」(NHKニュース 2011年1月31日)

 暴徒化→衝突→不安定な情勢→混迷→混乱...

 どうやらNHKのニュース用語に「暴徒化」や「混乱」はあっても「革命」の二文字はないらしい。それとも「革命など存在しない」という国民への逆サブリミナル・メッセージだろうか?
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by illcommonz | 2011-01-31 05:49
▼[エジプト革命] じゅじゅからむばらくへ


 「ねぇ、ところで、ムバラクさん、おまわりさんのなかには、制服をぬいで、デモのひとたちのなかまになったひともいるんだってね。」(ジュジュ 8さい サウジアラビア)

 こましゃくれていて、いいね。
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by illcommonz | 2011-01-31 03:16
▼[エジプト革命] 「革命はテレビ中継されない」
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▼ギル・スコット・ヘロン
「革命はテレビ中継されない」
GIL SCOTT-HERON
"THE REVOLUTION WILL NOT BE TELEVISED"



「どうして、日本のテレビは、
エジプトの革命を報道しないのだろう?」
という疑問に対するひとつのこたえ。

 You will not be able to stay home, brother.
 You will not be able to plug in, turn on and cop out.
 You will not be able to lose yourself on skag and skip,
 Skip out for beer during commercials,
 Because the revolution will not be televised.

 The revolution will not be televised,
 will not be televised,
 will not be televised,
 will not be televised.
 The revolution will be no re-run brothers;
 The revolution will be live.

 ギル・スコット・ヘロンがこう歌ったのは1971年のことだが、それからちょうど40年目に、このテーゼはアルジャジーラによって完全に過去のものになった(日本ではまだ有効だけど)。

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[追記] 日本のテレビはこんな感じらしい


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by illcommonz | 2011-01-31 02:40
▼[エジプト革命] 政府が無くてもいい状態
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▼「エジプト“無政府状態”に 博物館のミイラも破壊」
「エジプトでは反政府デモが全土に広がっています。カイロ市内は無法地帯になっています」
(朝日新聞 2011年1月30日)

 まさにそのとおり。いま、エジプトの市民たちは、これまでの過去の革命のように宗教的指導者がいなくても政治的リーダーがいなくても、自分たちで自発的に交通整理をし、自警団を組織し、広場を掃除し、リーフレットを印刷し、そして時間になると、整然と礼拝をおこなう、「政府が無くてもいい状態」をつくってみせています。いいかえれば、「ムバラクのいない革命後の世界」を、いま・ここで先に体現してみせる「予示的政治」を展開しているのです。それを「無政府状態」とか「無法地帯」という時代錯誤なことばでしか報道できない日本のメディアには、この新しいスタイルの革命がまったく理解できてないようです。

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「ショッピングセンターなどで略奪された商品をとりもどした後、再び盗まれないよう守る市民」
(2011年1月30日 AP通信)

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「粗大ゴミをかたづけるカイロの若者たち」
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by illcommonz | 2011-01-31 01:23
▼[エジプト革命] 「メディアをうらむな、メディアになれ」

▼アルジャジーラ編「エジプトの乱」(ことばは分からなくても音と写真で分かります)

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 たとえば大学の講義などで、「いま、世界で起きていること」を話すとき、講義のおしまいにいつも話すことがある。それはこういうこと。「いま僕が話したようなことを、みなさんがなにひとつ知らなかったとしても、それはみなさんが無知だからでも、まぬけだからでもありません。みなさんが、そのことを知らなかったのは、それを伝えるメディアがないからで、みなさんのせいではないのです。でも、誰でも知ろうと思えば、知る方法はいくらでもあります。僕はジャーナリストでもなければ、何かの専門家でもなく、語学も決して得意ではありません。それでも、いま話したようなことを自分で調べて、こんなふうに話すことができるのです。知ろうと思えば、知る方法はいくらでもある。いまこうして話していることが、その証拠です。」

 ここ数日の日本のメディアのエジプト報道をみていて、ますますそう確信した。特におとといの夜中などは、「ついに日本でも報道管制がはじまったか」と思ったほどである。とはいえ、いまさらそれを嘆いてみてもはじまらない。今回のエジプト革命の「アクション・プラン」のなかにこういう文章があった。

 「ポジティヴなスローガンとことばでよびかけること」

だから講義でいつもそうするように、ビアフラのことばとそのロング・ヴァージョンを紹介します。

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 「メディアをうらむな、メディアになれ、たとえ一人づつにしか伝わらないとしても、家庭で、職場で、学校で、自分の家族の中で、世界がまちがっているということを話すメディアになろう」

 いくらマスコミを「マスゴミ」とさげすんでみても、なにもかわらない。「メディアをうらむな、メディアになれ」。インディメディアアドバスターズもこのビアフラのことばからはじまった。ということで、自分もそうなりたい、という気持ちで書いた、ここ数日のブログへのリンクと、とても参考になったサイトをひとつ紹介します。

▼ミイラのことは、ファラオにまかせよう
  http://illcomm.exblog.jp/12787415/
▼カイロのsmoochyな「暴徒」と「騒乱」
 http://illcomm.exblog.jp/12780860/
▼「怒りの金曜」のアクション・プラン
 http://illcomm.exblog.jp/12777985/
▼アルジャジーラLIVE中継中 カイロの紫の炎
 http://illcomm.exblog.jp/12777708/
▼1分21秒
 http://illcomm.exblog.jp/12760760/

▼あきつ・あんてな「一部の暴徒化」じゃないのよ!エジプトは。・・・ジャスミン革命からエジプト革命へ」
http://d.hatena.ne.jp/amadamu/20110129/1296288439?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

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(おまけ) 実は自分の家にはインターネット回線がなく、旧式の低速データ通信カードでネットにアクセスしてます。しかも郊外で電波がよわいので、アルジャジーラのストリーミング放送などは紙芝居状態でみてます。(いまも音声が途切れてます)。そんなネット環境でも、下の方法を使うと、たくさんの情報にふれることができます。すでにやってる人も多いと思いますが、参考にしてみてください。

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(1) Google で「エジプト」と検索する。
(2) 検察結果が表示されたら、「リアルタイム」検索に切り替える。
(3) すると、最新の検索結果(主にTwitter)が次々に表示されはじめる。

Twitter で「#egypt」で検索する方法もありますが、ほとんどは英語で、量も多く、とてもよみきれないので、この方法がおすすめです。
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by illcommonz | 2011-01-30 23:33
▼[エジプト革命] ミイラのことは、ファラオにまかせよう
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▼「エジプト“無政府状態”に 博物館のミイラも破壊」
 「エジプトでは反政府デモが全土に広がっています。カイロ市内は無法地帯になっています。カイロ市内は警察官の姿が消え、軍が政府庁舎などの警備にあたっていますが積極的な治安維持は行っていません。考古学博物館も襲撃に遭い、盗難こそ免れたものの、展示品のミイラ2体が破壊されました。夜間外出禁止令の時間になってもデモは続いていて、今後の情勢は軍の出方が左右するとみられます。」(テレビ朝日ニュース 2011年1月30日)

 という日本のテレビニュースを、アルジャジーラなどのニュースをもとに校正してみた。
 (※ただし未確認情報もあり)

▼「エジプト“解放状態”に 治安当局が博物館のミイラを破壊?」
 「エジプトでは独裁政権とたたかうデモが全土に広がっています。カイロ市内は立ち上がった市民たちの解放自治区になっています。しかし依然としてエジプトではムバラクの暴政が続いており、数日前には、治安当局が、刑務所にいた囚人たちに銃器を持たせ、考古学博物館を襲撃させて展示品のミイラ2体を破壊させた、という証言もあります。そのためいま市民たちは自警団をつくって博物館の見張りにあたっています。今後の情勢については、世界の市民たちがエジプトの市民の側について、エジプトから目をはなさないことが、それを左右するとみられます。ところで、あなたはどちらの側ですか、独裁政権?市民?私は市民の側です。」

 こわれたミイラはまた修復すればいいが、殺されたエジプト市民の生命は修復できない。中止になった観光ツアーは延期すればいいが、殺されたエジプト市民はもうどこにも行けない。いまから何千年も前に死んだ王族の亡骸(ミイラ)や観光旅行のことよりも、いまは、いまこの瞬間も街頭に出て、声をあげ、懸命にたたかっている市民(それは誰かの母親や兄弟や父親や姉妹や子どもや友人や恋人だったりする普通の市民)たちのことと、その未来の方がずっと気になる。それはおかしな考え方だろうか? ミイラやツアーのことばかりとりあげたがる日本のマスコミ報道をみていて、そう思った。


▼アルジャジーラTV 「略奪部隊がカイロ博物館を襲撃」

 知っておきたいのは、上のインタビューで語られているように、エジプトの市民たちは略奪部隊から博物館を守ろうとしたこと。

「反政府デモ 考古学博物館でミイラ2体壊される 略奪試みた跡も」
「エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は29日、ムバラク政権打倒を求める大規模デモが発生した28日に、ツタンカーメン王の黄金のマスクなどを収蔵するカイロ中心部のエジプト考古学博物館に何者かが侵入し、古代エジプト時代のミイラ2体が壊されたことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。事務局長が29日朝来ると、略奪を試みた形跡があり、ミイラが壊されているのに気付いたという。入場券売り場も荒らされていた。事務局長は「とても残念だ」と語った。28日に大規模デモが発生した際、デモ隊や観光警察が博物館の周りを警戒して、延焼や略奪から守っていたといい、デモ参加者がミイラを破壊したのかは不明。博物館は暴動で放火された与党、国民民主党(NDP)本部ビルに隣接している。
(毎日新聞 2011年1月30日)

 もうひとつ大事なのは、上の記事にあるように、誰がミイラを破壊したかは「不明」だということだ。

 ともかく今は、ひからびたミイラのことより、いまそこで血を流している生身のエジプトの人たちのことを考えたい。誰がミイラを壊したかは、いずれ「ファラオの呪い」によって明らかになるはずだ。ミイラのことは、ファラオにまかせて、いまは、エジプトが「ムバラクの呪い」から解放されることを願わずにいられない。
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by illcommonz | 2011-01-30 22:08
▼[エジプト革命] カイロのsmoochyな「暴徒」と「騒乱」
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"A protester kisses a police officer during a demonstration in Cairo January 28, 2011. Police and demonstrators fought running battles on the streets of Cairo on Friday in a fourth day of unprecedented protests by tens of thousands of Egyptians demanding an end to Mubarak's three-decade rule. "(REUTERS/Amr Abdallah Dalsh)

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"That fear barrier seems to have been broken" (Guardian/ Jack Shenker)

※Smoochy=キス、抱擁(俗語)

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[追記] そして、今回のエジプト革命をLIVE配信してくれた、アルジャジーラに花束を。そのアルジャジーラによると、カイロなどの都市部で破壊活動を扇動しているのは、ムバラクの命令で派遣されたエージェントではないか、との説があるらしい。カナダでも警察が「にせブラックブロック」に扮して破壊活動を煽るということが何度も行われてるので、その可能性は否定できないし、ムバラクならそのくらいのことはやりかねない。
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by illcommonz | 2011-01-29 19:07