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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼「4・30 脱原発デモ@渋谷・原宿」
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「4・30 脱原発デモ@渋谷・原宿
ゴールデンウィークの渋谷の真ん中で反原発/脱原発の声を!」

[日時] 2011年4月30日 13:30集合 14:00出発
[場所] 東京・渋谷 代々木公園ケヤキ並木南側
[コース] 代々木公園→公園通り→東急文化村通り→ハチ公前交差点→
明治通り→神南前交差点→代々木公園

 「4月30日、渋谷にて、全ての原子力発電所のできるだけ早い停止と、「原発を使わない社会」への転換を求めるデモを行います。このデモはTwitter上で見ず知らずの有志によって組織されたものであり、発案者による一つのツイートを公式リツイートして頂くという形で、現在1000名以上の皆さんの参加表明を得ています。
 全ての原発を止めることになれば、多かれ少なかれ、私たちの社会や生活には変化が生じるでしょう。しかし多くの人が、あえてその変化を引き受けて、「原発の危険にさらされる社会」を終わらせたいと考え始めています。そのことを意思表示できる場になるよう、現在準備を進めているところです。
 参加される方は、各自でプラカードや垂れ幕、楽器などを各自ご持参ください。もちろん手ぶらでの参加もOKです。先月までデモに参加したことがなかった人間が呼びかけ、今までデモに参加したことがない人も参加できるようにと企画したデモです。至らぬ点は多々あるかと思いますが、よろしくお願いします。

[主催] 4.30 脱原発デモ@渋谷・原宿を実行するTwitter有志一同

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VINCENT RADIO「緊急特番!「4.30脱原発デモ@渋谷・原宿」生中継!」
[日時] 2011年4月30日 1:30
[USTREAM] http://www.ustream.tv/channel/vincentradio

 「NOOOOOOO NUUUUUKES!!!!!!!!! 再三の声が上がりまくる中、渋谷~原宿を回る脱原発を呼びかけるデモを生中継いたします。デモを中継カメラで追いつつ、先週日曜日にヴィンセントラジオで、明けて木曜日にはドミューンにも出演された、「デモは表現!」でおなじみ?、ライター/性風俗研究家の松沢呉一氏と、80年代からイギリスに渡り、初期のレイヴを体験した数少ない日本の音楽関係者の一人でもある、写真家/音楽ライターの久保憲司氏をホストに、やいのやいのとデモの現在から過去未来までコメンタリーモードでお送り致します。お楽しみに!って東京近郊の方はぜひデモにもご参加ください。」

▼「はじめてのデモ」
「今回初めてデモに参加される皆さんには、こちらが参考になるかと思います。」
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(4.10 原発やめろデモ!!!!!!!!!のサイトから転載させて頂きました。)
(4・30 脱原発デモ@渋谷・原宿のサイトから転載させていただきました。)
 PDF版ダウンロード

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[追記] はじめてのフレンチデモ
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風に吹かれて、髪形が「鉄腕アトム」になってて、わらった。
(via) http://kai-wai.jp/2011/04/-430.html

「渋谷で反原発デモ 若者らツイッターで呼びかけで実現」
 「2011年4月30日、東京都渋谷区で「反原発・脱原発」を訴えるデモがあり、約800人が渋谷、原宿の繁華街を行進した。呼びかけは主にツイッターを通じて行われ、デモの経験がほとんどないという若者たちの姿も多く見られた。呼びかけ人の平野太一さん自身、福島第一原発の事故まではこうした運動と無縁だったといい、「普通の人が始めて、普通の人が来るデモを目指した。大勢が集まることで、『原発は怖い』という意思を可視化できれば」と語った。」(J-CASTニュース 2011年5月1日)
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by illcommonz | 2011-04-29 11:23
▼ぶたぶたくんのきもち
d0017381_21272077.jpg 今朝、福岡にいる母親が、急に「血を吐いてたおれ、病院にはこばれた」という連絡があった。さいわい大事には至らなかったようだが(そうだといいのだが)、「こんな時にちゃんと講義ができるのだろうか」という気がしたので、いっそのこと休講にしようかとも思ったが、思いなおして、いつも通りやることにした。どういうわけか分からないが、自分が「ぶたぶたくんのおかいもの」の「ぶたぶたくん」になったような気がした。今日、ぶたぶたくんは「文化人類学者になりそこねた作家」ゴダールと岡本太郎の話をした。だいたい、いつもどおり話せたと思う。「教師」としては合格だが、「ひとの子」としてはどうだろう、ひとの子なら、こういうときは、すこしくらい、、いや、ま、それはともかく、そういうわけで、土曜の反原発デモの後、そのまま飛行機にのって福岡にゆきます。はやければ2日、おそくとも7日には東京にもどります。
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by illcommonz | 2011-04-27 21:31
▼東電の末路、にっぽんの末路

武田邦彦「外人は来ない保安院・東電の会見」
「外国の記者を相手にした保安院と東電の会見には、最近、記者1人、説明側10人ということが続いたが、4月25日、ついに誰も記者は来なかった。無人の記者席に向かって、「誰もいないのに」説明をするという非人間的なことをする保安院の役人の姿が印象的だった。海外では福島原発の事故についての関心は強い。関心が強いので、保安院や東電の記者会見に出ても、ウソを教えられるので、聞いても意味が無いのだ。」(2011年4月25日)

プレス・アクション、罰ゲーム。
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by illcommonz | 2011-04-26 21:14
▼「"絆"ってのはちょっと怖い言葉なんです。気をつけなくちゃいけませんよ」
d0017381_1231711.jpg 「敗戦後は日本中が「茫然自失」の状態でした。昨日までの価値観が根底からひっくり返って、ただ「茫然」とするだけじゃなく、自分の存在の根拠さえ失った「自失」だったわけです。当時は「みんなで頑張ろう」なんてかけ声もなかった。みんな焼け跡で、今日を生きることで精いっぱい。てんでんバラバラに頑張るしかなかった。それまでの「一億一心」から、正反対の「てんでんバラバラ」。この「てんでん」というのは、個人一人ひとりの「自立」なんです。そのてんでんを深めよう、バラバラを深めようと、急に切り替わった。でも、バラバラの価値観をどう深めていくか。それは大変でも、そのために戦争という大きな犠牲を払ったわけですからね。戦後はみんなが何もかも失って貧しかった。でもその代わり「自由」なるものを味わって、これにすがりつこうと思い、みんなが希望を持った。「今日一日の食うものもない貧乏暮らしだけれど、今度こそ貧乏をバネに俺の好きな生き方をしよう」「大変だろうけど、やってみようじゃないか」と、一人ひとりが独立心を持った。後に私の唱えた「貧主主義」が芽生えるのです。

d0017381_1239929.jpg 今回、「一致協力」とか「絆」なんてことが強調されるのが実はちょっと心配なんであります。いつかまた、あの忌まわしい「一億一心」への逆戻りの道になりゃしないかと、そんな気がするんですね。だから私たちの世代には「絆」ってのはちょっと怖い言葉なんです。耳にタコで、こりごりしてる。でも若い人たちには初めての新鮮な言葉なんでしょう。いつの間にか意味がすり替わらないように、気をつけなくちゃいけませんよ。東北の皆さんはみんな我慢強く、ねばり強い。それだけじゃなくて、実は底抜けに明るいユーモアの心もお持ちなんです。大変でしょうが、持ち前のたくましさでシブトク立ち直っていただきたいと祈っております。」(小沢昭一「シブトク立ち直って」 朝日新聞 2011年4月24日より抜粋)

(via) http://nepalreview.wordpress.com/2011/04/24/a-100/
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by illcommonz | 2011-04-26 12:40
▼「牛を連れ、出荷できない野菜をもって東電へ!」

▼ピンクフロイド「原子心母」

「田畑と自然を汚し生活の糧を奪った東電は全面的に償え
東電への4.26抗議・賠償請求行動―牛を連れ、出荷できない野菜をもって東電へ!
東電に賠償請求を突きつけよう!」

[日時] 2011年4月26日(火) 12:30-13:30
[場所] 東京・東京電力本社前

「東北3県を中心に、一瞬にして多くの命が奪われ、瓦礫の山と化してから1カ月余。福島原発からの放射能漏れが未だに止まらず、人々をふるさとから追いやり、田畑や自然を汚し続けています。育った野菜は出荷できず伸び放題。酪農家は、毎日、牛に餌を与えて牛乳を搾っては廃棄しています。"安全神話"に毒されて安全対策を怠り、コントロール不能に陥って、故郷や田畑、山、川、海を汚し続け、農家や住民から生活の糧を奪った東電と、原発政策を推進してきた歴代の政府に、私たちは全面的な償いを求めます。」

・東電前に牛を連れてこよう!集荷できない野菜を積み上げて抗議しよう!
・各自の損害賠償請求書を持ち寄って提出しよう。
・横断幕、ノボリ、怒りをアピールするものを持ち寄ろう

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2011年4月26日 東京・東電本店前
(via) http://mixi.jp/list_voice.pl?owner_id=125281


▼うちのとらまる 叫ぶ牛たち

私が初めて牛舎を訪れた時
牛たちはこういう状態でした
この時 私にはどうすることもできず
ただ撮影するしかなかった
うちのとらまる「牛ムービー」 2011年4月21日)

(関連)
▼うちのとらまる 「畜生は、私たち人間だ」
http://illcomm.exblog.jp/13390384/
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by illcommonz | 2011-04-26 11:27
▼多摩美講義 「M9とレヴェル7のもとでの「社会彫刻=芸術」の発生」

▼ヨーゼフ・ボイス「社会彫刻」

 「すべての人間が芸術家であるということは、すべての人間に本当の能力があるということです。なにも音楽をつくったりする必要はないのです。例えば、今日の現代的な飛行機に乗り込みますと、この飛行機を作るためにどれほどの発明の才能が必要であったか、どれほどの創造力、クリエィティヴな力が必要であったかということがすぐに解ると思います。その意味ですべての人間が芸術家だと私は言っているのです。昔のドイツ語の表現ですが、医学を医術、農業を栽培術といったりしましたが、その術が必要なわけです。もちろん芸術でもその術を使わなければなりません。いわゆる近代以降は、芸術の概念を非常に高度な精神行為に美化してしまいました。昔は芸術という言葉はもっと技術とかの概念に近いもので、日常的に使えるということを本能的に予感できる言葉でした。その意味で芸術大学とか、あるいは画廊とかいうろくでもない、ケツの穴みたなところで営まれているものだけが芸術だと思ってはならないわけです。」(ヨーゼフ・ボイス)

 「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りに、ちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は、人の世よりもなお住みにくかろう。越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」(夏目漱石)

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 東日本大震災と福島第一原発事故の影響により「二週間、繰り延べ」になっていた多摩美術大学(美術学部芸術学科大学院)の講義「芸術の発生学」を開講します(毎週火曜4限・八王子キャンパス)。今回の地震と原発事故にともない、下記の「授業計画」を大幅に変更し、「災害における芸術の発生」について講義します。災害/復興のなかから発生してくる「社会彫刻=芸術」について考えます。

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▼多摩美術大学美術学部芸術学科大学院講義「芸術の発生学」

[担当教員] 小田マサノリ+中沢新一※

※ 「中沢新一先生は今年度から客員教授になりました。中沢先生の今年度の開講科目は「芸術人類学」(川瀬慈先生と合同)および4年生の「ブリコラージュ設計」と、卒論・修論指導、「芸術の発生学(大学院)」(小田マサノリ先生と合同)です。詳しくはシラバスを参照してください。」(2011年4月1日 多摩美術大学美術学部芸術学科研究室)

[授業のねらい]
 「山みちをのぼりながら、こう考えた。とかくに、この世は住みにくい。住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる」(夏目漱石)というように、自分が生きている時代や社会との関係の中から発生してくる芸術と、いま、発生しつつある芸術を考える。

[授業計画]
 1.芸術1.0
 2.生まれてきてすみません
 3.芸術の発生1.0.0 アウトサイダー
 4.芸術の発生1.0.1 マージナル
 5.芸術の発生1.0.2 アヴァンギャルド
 6.芸術の発生1.0.3 シチュアシオニスト
 7.芸術の発生1.0.4 パンク
 8.芸術の発生1.0.5 ノイズ
 9.芸術の発生1.0.6 レジスタンス
 10.芸術の発生1.0.7 プロテスト
 11.芸術の発生1.0.8 リベレーション
 12.芸術の発生1.0.9 アナーキー
 13.芸術の発生1.1.0 デモクラシー
 14.芸術の発生1.1.1 マイノリティ
 15.芸術の発生1.1.2 フリーダム
 16.芸術2.0
 17.芸術の発生2.0.0 アートアクティヴィズム
 18.芸術の発生2.0.1 カルチャージャミング
 19.芸術の発生2.0.2 フラッシュモブ
 20.芸術の発生2.0.3 プランクス
 21.芸術の発生2.0.4 クリエイティブコモンズ
 22.芸術の発生2.0.5 フリーウェア
 23.芸術の発生2.0.6 DIYムーヴメント
 24.芸術の発生2.0.7 MAKEムーヴメント
 25.芸術の発生2.0.8 クラフティヴィズム
 26.芸術の発生2.0.9 アノニマス
 27.芸術の消滅
 28.それでもまだ生まれつづける芸術
 29.生まれてきてよかった

[参考資料等] レヴェッカ・ソルニット「災害ユートピア」など、必要に応じ、資料配布する。
[学生に対する評価] 創作発表、研究報告、レポート等による。

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d0017381_253744.jpg[課題] 「地震や津波は人間に対する「自然の復讐」である。人々は火山の火口のまわりで死のダンスを踊りながら、太陽がまた明日も昇ると信じて、楽しい人生だなどと言っている。紳士淑女、大学教授、政治家などは、進歩や文明開化の名において、虚偽に虚偽を重ね、自然を破壊し、自然に背いている。自然は真空を嫌う。愛か憎悪か!自然は代償を好む。眼には眼を!自然は戦を好む。死か独立か!自然は復讐を奨励する。復讐は甘美である。「自然に背く害虫」である人間を殺すのは、自分達の女神である「自然の法」だ。彼等は進歩の名において、彼等よりもよきものを、彼等の堕落した水準にまで引きおろそうとしている。彼等のこの傲慢や術策の価値を彼等に知らせねばならぬ。」(夏目漱石)

[問い] 地震と津波についてこう書いた漱石がもしいま生きていたら、原発事故についてどんなふうに書いただろうか?

d0017381_2533134.jpg[教材資料] 「今ではパラダイスについて語る人はほとんどいない。けれでも、私たちのあいだに、パラダイスが閃光のように現れたらどうなるだろう。それも最悪の状況で?その閃光は大昔のどこか遠くにあるパラダイスとちがい、わたしたちが実はどんな人間で、わたしたちの社会がどれほど違ったものになり得るかを見せてくれる。それは危機に底力を発揮するパラダイスである。それは自らの可能性をまったく開花させることなく縮こまり、憂鬱な社会にあまんじているわたしたちの普段の姿とのコントラストを通じて示される。よくも悪くも、長期的な社会・政治的な変革は瓦礫の中からうまれる。いまの時代、パラダイスがあるとすれば、そこへの扉は地獄のなかにある。災害は普段、わたしたちをとじこめている堀の裂け目のようなもので、そこから洪水のように流れ込んでくるのは、とてつもなく破壊的なものか、あるいは創造的なものだ。ヒエラルキーや公的機関はこのような状況に対処するには力不足で、危機においていつも失敗するのはそれらだ。反対に成功するのは市民社会のほうで、人びとは利他主義や相互扶助を感情的に表現するだけでなく、挑戦をうけてたち、創造性や機知を駆使する。災害がエリートを脅かす理由のひとつは、権力が災害現場にいる市井の人びとに移るからだ。そういった瞬間には、市民そのものが政府、すなわち臨時の意思決定機関となる。このように、災害は革命でも起きたかのような展開をみせる。これは唯一可能なパラダイスだが、決して安定した、完璧なかたちで存在することはないだろう。」それは深刻な問題や苦しみへの対応というかたちでのみ出現する。パラダイスをつくることは私たちの宿命である。これまでに文学のなかなどで語られたパラダイスは、せいぜい永遠のヴァケーション程度のもので、意味のないものだった。「地獄のなかのパラダイス」は即興的につくられる。わたしたちはそれを状況に即してつくるが、その過程で、わたしたちの強さや創造力が求められ、自由な創案を発揮できる。地獄のなかでつくられた、こういったパラダイスは、わたしたちになにができ、わたしたちが何になれるかを教えてくれる。」レヴェッカ・ソルニット「災害ユートピア/なぜそのとき特別な共同体がたちあがるのか」より抜粋

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[講義項目] BANKSY/ECD/アーシュラ・K・ル=グイン/ダミアン・ハースト/イルコモンズ/デリック・メイ/ヤノベケンジ/飴屋法水/素人の乱/4.10原発やめろデモ!!!/糸井重里/七尾旅人/オノヨーコ/村上龍/ディック・ブルーナ/水木しげる/斉藤和義/大友良英/電気グルーヴ/八谷和彦/小沢昭一/小沢健二/コリンコバヤシ/いとうせいこう+ダブマスターX/いるといらとそのなかまたち/トリオ・ザ・キャップス&wiz/水村美苗/RUMI/アートNPOエイド/OLIVE/ほか

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[備考]
d0017381_134611.jpg「福島を諦めたら、大げさでもなんでもなく日本は、世界はとりかえしのつかないことになると思う。福島の現状をしっかり見据える事。政治的な色眼鏡なしで、ここから文化を生み出す事。それが出来なければ僕らは本当に負けてしまう。だれかのためにっておもうと無力感でると思うけど、文化って多分、まずは自分が生きるためにあって、じゃないと他人にも説得力ないと思います。今までのアミちゃんのやり方でいい・・そう思ってます。それにしても文化なんて言葉正面から使うときがくるなんて思ってなかった。」(大友良英 otomo yoshihide 2011年4月26日のツイート)

▼「美術展中止相次ぐ…欧米など貸さず」
「東日本大震災の影響で、海外の美術品を借りる展覧会の中止が相次いでいる。地震に原発事故が追い打ちを掛け、欧米などの美術館が作品や同行するスタッフの安全を考慮し、貸し出しを見合わせたためだ。今月9日に開幕予定だった豊田市美術館(愛知県)の「ジョルジョ・モランディ」展は、イタリア側が安全を懸念し、保険会社も「保険を引き受けるのは不可能」と判断したため中止が決まった。岡山県立美術館も22日から予定していた「トーベ・ヤンソンとムーミンの世界展」を中止。童話「ムーミン」の原画など約130点をフィンランドの博物館から借りるはずが、「日本で何が起こるか予測できず、貸し出しはできない」と連絡があった。「被災地から遠い場所なので安全」と再考を求めたが、方針は変わらなかった。学芸員は「気持ちも分かるが、楽しみにしていた人たちのことを思うと残念」と話す。」(読売新聞 2011年4月15日)

「震災後、これから。」
「菊池敦己:地震が起こってから、"今○○にできること"、"今アーティストにできること"、"今デザイナーにできること"というメールばかりが届くんですよね。もう、カチンときて。なんで今だけなのか、普段からやればいいじゃないかと。今回の震災によって、変なナショナリズムや、変なまとまり感を持ちはじめていて、ちょっと気持ち悪いなと思っています。今はまだ、震災のさなかですよね。今本当に必要なのは、お金じゃないですか。デザインに今できることなんて無いんですよ。以前から、何かモノを作ることは身勝手な行為だと思っているのですが、今は全然作る気がしない。被災された方々のことや、今も続く原発のことを考えると、自分の中ではモノを作る気分ではなないんですよね。それなのに、"この震災に向けて、何か一枚デザインしてください"とか言われて。ちょっと違うんじゃないかなと。僕は個人的にそう思っているんです。」(鈴木心「震災後、これから。」2011年3月27日のディスカッションより)
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by illcommonz | 2011-04-26 02:59
▼こんにちは、赤ちゃん。
d0017381_12533688.jpgこんにちは、赤ちゃん。
地球へようこそ。
この星は夏は暑くて、冬は寒い。
この星はまんまるくて、
湿っていて、人でいっぱいだ。
なあ、赤ちゃん、
きみたちがこの星で暮らせるのは、
長く見積もっても、せいぜい百年ぐらいさ。
ただ、ぼくの知っている規則が一つだけあるんだ、いいかい、なんてったって、
親切じゃなきゃいけないよ。
(カート・ヴォネガット)

 今朝、ともだちにこどもがうまれた。なので、いつもそうするように、ヴォネガットじいさんからの、誕生祝いのバースデー・メッセージをメールで送った。

 「さて、ところで、きみが生まれた日だけど、その日の東京ときたら、そりゃもう、びっくりするくらいの好い天気で、おじさんたちはといえば、きみのママとパパのともだちたちといっしょに、きみたちがこの星で百年暮らせるように、太鼓をもって、原発をやめさせるデモにいったものさ。」と、その子が大きくなったときに、そう話せるように、これから芝公園のデモに行こうと思う。東電前に行こうと思う。ともだちの分の太鼓をひとつ余分に持って。

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[追記]
「原発止めろ」と東電までデモ 市民団体など4,500人
 「旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から26日で25年になるのを前に、原発に反対する市民団体などが24日、東京都港区内の公園で集会を開き、脱原発社会の実現を訴えた。約4,500人の参加者は集会後、東京電力本店前までデモ行進し「原発止めろ」と声を上げた。「原発とめよう!東京ネットワーク」の主催。集会の冒頭、市民団体「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表が「大きな余震があれば福島第1原発でさらに事故が起きる可能性があることを認識しなければならない」とあいさつ。チェルノブイリ原発事故で被災した非政府組織(NGO)メンバー、パーベル・ウドビチェンコ氏もゲストとして参加。「(汚染された地域では)牛乳から基準を超える放射性物質がしばしば検出されるため、孫は新鮮な牛乳を飲めない。核の災いが再び起きることがないようにしましょう」と訴えた。」(2011年04月24日 共同通信)

「脱原発」訴え、東京都内でデモ行進
「原発の安全性に対する懸念が強まるなか、都内各地では、「原子力からのエネルギー政策の転換が必要だ」と訴えるデモ行進が行われました。「(原子力は)安いと言うけど 、原発には保険はきかない。事故があると、国がつぶれるほどのコストがかかる。No More Atomic anything(もう原子力はこりごりだ)」(作家 C・W・ニコルさん)これは、地球の環境について考える「アースデイ」にあわせて行われたものです。デモ行進では、家族連れなどおよそ5,000人が「エネルギー政策転換を」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りなどを練り歩きました。「未来のため、新しい時代が始まっていると感じてもらえたら」(歌手 加藤登紀子さん)「後遺症として残るもの、範囲があまりに大きい。エネルギーシフトとして見直していく」(湯川れい子さん)「子供の世代が安全に生活できないのが一番の問題 」(参加した人)一方、東京電力本社前でも、「脱・原発」を訴える複数の団体が合同でデモ行進を行い、警備にあたる警察官ともみ合いになる場面もみられました。」(TBSニュース 2011年4月24日)

「静岡で史上初800人!菜の花パレードはまおか」
「地方都市で行動を起こすことは、予想以上に難しいのだと思う。それは地元札幌のことを考えると想像がつく。世界一危険な場所に立っている浜岡原発。なにかあると首都圏に多大な影響があるのは明らかで、横浜に住む私も、当事者として浜岡原発を止めるためのアクションに加わりたかった。同じように考える東京や神奈川からの参加者もいたようで、嬉しかった。」(チャンネルP 2011年4月24日)
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by illcommonz | 2011-04-24 12:56
▼「天災は止められん。けど、原発は止められる」
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関電の原発を止める会・大風呂敷(仮)「天災は止められん。けど、原発は止められる」
「関電の原発を止める会(大風呂敷)・有志による小冊子:「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行 PDF版) ができました。ここからダウンロードできます。複製大歓迎!オリジナル版はB4を二つ折りにし、裏表で3枚になるようになってます。近いうちにデモや集会の現場でお渡しできると思います。身近な人、特に、ネット環境のない人にどんどん拡散をお願いします。」(「原発もうムリ! 4.17鴨川・大風呂敷」2011年4月21日)

【ダウンロード】
▼関電の原発を止める会・大風呂敷(仮)「天災は止められん。けど、原発は止められる」
http://stop-genpatsu.up.seesaa.net/image/stop-g.pdf (1.4MB PDF)

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 この関西のおばちゃんらのはなし、いいなぁ。文字でよむのもいいけど、ラジオドラマみたいに、おばちゃんらが話してるのを聞いてみたい。すごく頼もしくて、元気がでてくる。それはともかくとして、おい、猪瀬直樹、これよんどけ、3回よんどけ。
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by illcommonz | 2011-04-23 00:48
▼「誰も寝てはならぬ~起きてたちあがれ」


▼「誰も寝てはならぬ」
 作曲:ジャコモ・プッチーニ
 うた:ルチアーノ・パバロッティ

 誰も寝てはならぬ
 誰も寝てはならぬ

 冷たい寝室で
 愛と希望に打ちふるえる
 星たち見るのだ

 私の秘密は
 この胸のうちにあり、
 誰も私の名を知らない

 いや、そんなことにはならない
 夜明けとともに私は
 あなたの唇に告げよう
 そして、私の口づけが
 沈黙の終わりとなり
 私はあなたを手にいれる

 夜よ、去れ
 星よ、沈め
 星よ、沈め
 夜明けとともに
 わたしは勝つ
 わたしは勝つ
 わたしは勝つ



▼「起きて、たちあがれ」

 作曲:ボブ・マーリー
 うた:ボブ・マーリーとウェイラーズ

 起きて、たちあがれ
 起きて、たちあがれ

 説教師よ
 天国が地面の下にあるだなんて
 云わないでくれ
 どんな生き方に価値があるのか
 何も分かってないのはお見通しさ
 光るものすべてが金ではない
 物語の半分は決して語られない
 だが、いまは、その光がみえる
 そうだ、たちあがれ
 生きる権利のために

 神が空からやってきて
 すべてをとり去ってくれると
 みんなそう思ってる
 みんなをハイにしてくれると
 そう思ってる。
 でも、どんな生き方に
 本当に価値があるのか
 もしそれが分かっていれば、
 自分でそれを地面の上に
 見つけようとするだろう

 だから、起きて、たちあがれ
 たたかうことをあきらめるな。

 あんたらの主義やゲームには
 もううんざりだ
 人間こそ全能の神だということに
 もう気づいてしまったのだ。
 あんたらは人びとをばかにするが
 いつでも誰にでもそれが通用するわけではない。
 いま、その光が見える(さあ、なにをする?)
 自分たちの生きる権利のために
 起きて、たちあがろう。

 きみもそうした方がいい
 起きて、たちあがれ
 (朝だ、がんばれ)
 起きて、たちあがれ
 たたかうことをあきらめるな
 (やめるな)
 起きて、たちあがれ
 たたかうことをあきらめるな
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by illcommonz | 2011-04-22 20:58
▼なんだと!?
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 「仕事をしない専業主婦は、パートでもなんでも仕事をして社会人になってください。数値の意味がわかるようになるしかありませんから。不確かな気分で子どもを不安にさせてはいけません。」@inosenaoki 猪瀬直樹

 思いあがるのもいいかげんにしろ。ひとをばかにするのにもほどがある。この男は、いったいなにさまのつもりなんだ。賃労働に就かないと「社会人」ではない?どんな社会なんだそれは。人間の社会には「情動労働」というもうひとつの労働があるのを知らないのか。知らないのか?知らないのか?

 「非物質的労働のもうひとつの主要な形態は「情動労働」と私たちが呼ぶものである。情動とは精神と身体の両方に等しく関連するものである。喜びや悲しみといった情動は、一定の思考の様態と一定の身体の状態をともに表現することで、人間と言う有機体全体の現在の生の状態を明らかにする。したがって情動労働とは、安心感や幸福感、満足、興奮、情熱といった情動を生み出したり操作したりする労働を指す。家庭内での出産・子育てにまつわる再生産労働は、自然と密接に結びついた知識や知性からなる開放的な科学の実例であると同時に、非物質的生産の中心をなす情動労働の実例だが、賃労働を中心とする社会では情動労働は激しく疎外されている。」(ネグリ+ハート・抜粋)

 この世で、子どもを守ろうとする母親を敵にまわして栄えたものなし。いまに手痛いしっぺがえしをくらうだろう。あぁ、朝からまったく気分がわるい。

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 「品切れでご迷惑をおかけしましたが『突破する力』(青春出版新書)が増刷になりました。まず書店に。なければネット(アマゾン、bk1、楽天)で。『黒船の世紀』とセットなら直販コーナーという順で。」inosenaoki 猪瀬直樹

 よしきた、今度、本屋でその本をみたら、買うふりをして、「冠婚葬祭のマナー」とか「姓名判断」とか「星占い」のコーナーに、2冊セットでねじこんでおいてやる。
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by illcommonz | 2011-04-22 09:45