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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼改装前
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現代美術製作所
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by illcommonz | 2011-07-15 16:52
▼護送中
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ドナドナ、ドナ、ドナ。
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by illcommonz | 2011-07-14 04:40
▼準備中
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旧・(株)城東製作所
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by illcommonz | 2011-07-13 01:12
▼闘っちゃえ
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玄海原発 再稼動 永久にやめろ!佐賀県庁包囲! 1000人アクション!
脱!原発 生!サウンドデモ 九州蜂起炸裂!!!!!!
DAY OF ANGER NONVIOLENT MAXIMUM DIRECT ACTION IN SAGA
SOUND!!!!!&VOICE!!!!!
[日時] 2011年7月11日(月)10:00-
[場所] 佐賀県・佐賀県庁前
※雨天決行

[PERCUSION]
YUJIMAN (FOLIKAN)/TAKAO (FOLIKAN) and more !!!!

 「闘っちゃえ」という、このことばのつかいかたが、がばいよか(すごくいい)と思う。玄海原発は、福岡で生まれ育った人間にとってはいちばん気になる原発なので、どうかおもいっきり炸裂してほしい。
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by illcommonz | 2011-07-11 02:42
▼For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?
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 今日、用事があって、勤め先の近くにある保育園に行った。こどもたちと一緒に昼ごはんを食べ、ゲームをして遊び、おやつをごちそうになった。芋とキュウリをもらって保育園を出た後、アンドレ・ケルテスのこの写真と、この写真をジャッケットにしたザ・ポップ・グループのアルバム「For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder?」のことを考えていた。マーク・スチュワートがなげかけた「いったい、どれだけ長いあいだ、わたしたちは大量殺人をゆるしてしまうのだろうか?」という、あの問いに対するこたえをずっと考えていた。「3.11以後、これから、どれだけ長いあいだ、わたしたちは...?」と。

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by illcommonz | 2011-07-07 23:20
▼ブラックメールショー


「原発説明番組で九電やらせメール 運転再開支持の意見要請」
 「九州電力は6日、玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働に理解を得るため経済産業省が主催、インターネットなどで中継した県民向け「説明番組」で、関係会社が社員らに対し、一般市民を装って運転再開を支持する意見を寄せるよう指示していたことを明らかにした。公平性が担保されるべき説明会で、当事者である九州電力が偏った意見形成を意図していたことに批判が起こるのは必至だ。真部利応社長は同日、福岡市の本店で記者会見し「投稿をお願いしたのは間違いない。国の説明会の信頼を損ね申し訳ない」と謝罪した。」(2011年7月6日 共同通信)

 このニュースをみて、モンティ・パイソンの「ブラックメールショー」をみたくなった。今度また「やらせ」がばれたときは(どうせ、またやるだろうから)、こんなふうにオルガンを鳴らすといいと思う。
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by illcommonz | 2011-07-07 02:55
▼世を果無む
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【世を果無(はかな)む】
(1) 絶望する despair of one's life
(2) 無常を感じる see the vanity of life
(3) 希望を失う lose all hope of life

「3カ月連続、前年上回る=自殺者「異常な増え方」-上半期は1万5800人・警察庁 「今年上半期(1~6月)の全国の自殺者は、前年同期比1.2%減の1万5885人(速報値)だったことが6日、警察庁のまとめで分かった。しかし、月別の自殺者数を見ると、4月以降は3カ月連続で前年を上回っており、同庁は「異常な増え方」と警戒を強めている。同庁によると、上半期の自殺者数は例年、多くの企業が決算期を迎える3月に増加した後、低下する傾向があるが、今年は4月以降、前年を上回るペースを続けるなど、異なる傾向を見せているという。6月の自殺者数は7.8%増の2996人。内訳は男性が2044人、女性が952人で、6月としては、月別統計を取り始めた2008年以降、最も多かった。」(共同通信 2011年7月6日)
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by illcommonz | 2011-07-07 02:21
▼ただちに作品に影響が出るレベルのものではありません。
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「芸術家集団3人を書類送検=岡本太郎氏壁画に「原発」-警視庁」
「東京・渋谷駅構内に展示されている故岡本太郎氏の壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を連想させる絵が貼り付けられた問題で、警視庁渋谷署は4日、軽犯罪法違反容疑で、若手芸術家グループ「Chim↑Pom(チンポム)」の33~28歳の男性メンバー3人を書類送検した。3人は「原発事故が起きないよう、警鐘を鳴らすためにやった」などと説明しているという。送検容疑は4月30日夜、壁画の右下に、四つの原子炉建屋を描いた縦約80センチ、横約2メートルの板を勝手に貼り付けた疑いが持たれている。原発の絵は5月1日に見つかり、グループは同18日、自らの行為だと表明し、板を張り付ける様子を撮影した動画などをギャラリーで展示した。」(東京新聞 2011年7月4日)

「岡本太郎さん:巨大壁画改変で書類送検 容疑の美術家3人」
「東京・渋谷駅構内に飾られていた芸術家の故岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を模した絵が付け加えられた問題で、警視庁渋谷署は4日、東京の若手美術家グループ「Chim←Pom(チンポム)」のリーダーら28~33歳の男性メンバー3人を軽犯罪法違反(はり札)容疑で書類送検した。3人とも容疑を認めているという。」(毎日新聞 2011年7月4日)

 原発事故発生以来、政府や文科省が次から次に法律を「改変」していることには何のとがめもないのに、こういう「改変」や「デモ」だけにやたらきびしいというのはどういうことなのだろう。Chim↑Pom は、警察の取調べに対して、こんなふうに云ってやればよかったのだ。「はい、自分たちがやりました。でも、ただちに作品に影響が出るレベルのものではありません」と。そして「この「改変」の作者がいるとすれば、それは東京電力です」と。
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by illcommonz | 2011-07-06 04:36
▼原子力文化(批評)人類学/文化人類学解放講座)

▼リドリー・スコット「ブレードランナー」予告篇

 「福島原発事故の被害がいよいよ身近なものとなってきた。放射能汚染のかなたには、酸性雨や放射性物質に汚染され、アンドロイドが跋扈する『ブレードランナー』のロサンゼルス、無人の廃墟と化した『A.I.』のマンハッタン、ロボットだけが孤独に働いている『WALL・E』のアメリカがほの見える。選択は、こうした地平へ破滅的に進むか、あるいは、思い切って鴨長明的な「方丈」のライフスタイルに転換するかだが、むろん、事はそう単純ではなく、進行しつるある流れは、原発を温存させたまま「新エネルギー」を模索するといった日和見主義的な方向だ。その過程で、原発推進派の懺悔や「理論的」居直り、「脱原発」派のハッピーな新テクノロジー/エネルギー論が立ち現れつるある。いずれの場合も、原発が立脚するテクノロジーが、「人間」によってコントロール可能だという前提に立っている点ではかわりがない。


▼「幸せの経済学」予告篇

 しかしながら、いまのテクノロジーを規定している「西欧近代のテクノロジー」が形をなしはじめたとき、それが「人間性」をこえてしまうことはすでのそのシナリオのなかに書かれていた。テクノロジーは、当初、身体の延長線上にあったとしても、すぐにそれは、身体を持った「人間」のレベルをこえてしまった。そうして、このテクノロジーは、「人間」と世界を分子や原子のレベルに分解し、再統合するという方向をエスカレートさせていく。この力のもとでは、身体を持った「人間」や有機的な「自然」は解体せざるをえないわけだから、原子力や遺伝子操作やナノテクノロジーの「事故」は、このテクノロジーの側から見れば、全く事故ではないのである。


▼マイケル・マドセン「10万年後の世界」予告編

 いまわれわれは、原子力という「人間性をこえた」技術を極めて具体的な形で目の当たりにしている。この技術は、もともと「人間性」を越えているのだから、それが「人間」をないがしろにしても不思議ではない。「超人」ならば、この技術につきあえるだろう。現に福島原発の放射能汚染の廃墟のなかで、おもちゃの「超人」つまりは電気仕掛のロボットだけが生き生きと動き回っている。人間は死ぬが、ロボットやアンドロイドは生きることができる。放射能が充満する世界は、アンドロイドとロボットのための世界である。だから、この技術が加速する果てには、たかだかロボットやアンドロイドしかいない「死」の世界がある。


▼東京電力「福島第一原発パックボット」

 いまのテクノロジーがロボットやアンドロイドの製造に傾ける情熱には、「人間」をこえるシステムを造りたいという願望が渦巻いている。それは、同時に、「人間」をご用済みにしたいという「終末論」的な願望でもある。いまのテクノロジーを規定している西欧近代科学にはキリスト教的な終末論が潜む。それは、この世の終りの先を期待することであり、「人間」のいない世界を密かに願望することである。


▼スタンリー・キューブリック「博士の異常な愛情」

 他方で、テクノロジーと「人間」との出会いの失敗は、ある種エロティックなまでの「心中」的情念を生む。スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』の最終場面(核爆発が起こり、ヴェラ・リンの「また会いましょう」が流れる)は、まさにそうした危機的出会いと「心中」的情念との優れた表現である。まともな出会いが不可能なもの、自分の身体の消滅を賭けなければ果たせない出会い――「心中」的情念はこの不可能性のなかで身を悶える。

 いま福島原発は、われわれに「心中」を強いている。いずれこの「心中」を審美化し、われわれが素直にこのトレンドに従う方策が練られるだろう。しかし、わたしは、そんな安っぽい「死の美学」の臭気を浴びるのはごめんこうむりたい。テクノロジーとの「心中」はごめんだ。いまのテクノロジーは、ロボットやアンドロイドは造れても、「超人」を生み出すことはできない。ロボットやアンドロイドを「超人」と呼ぶならば、「人間」の方は退陣しなければならない。


▼ディズニー社制作「我らの友、原子力」

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▼イルコモンズ編「我らのホラー、原子力」

 では、なぜ「人間」を「こえる」がよしとされるのか? なぜ「人間」は「人間」を「こえ」なければならないのか? ありあわせの「身体」にとどまることはできないのか?ふたたび「身体」の問題が回帰してきた。(粉川哲夫「テクノロジーとの「心中」」より抜粋)

[参考]
▼中沢新一「日本の大転換」「すばる」2011年6月号+7月号
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by illcommonz | 2011-07-06 03:05
▼ゼロ・トレランス・ジャパン
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【ゼロ・トレランス方式】
「ゼロ・トレランス方式(zero-tolerance policing)とは、「割れ窓理論」に依拠して1990年代にアメリカで始まった教育方針の一つ。「zero」「tolerance(寛容)」の文字通り、不寛容を是とし細部まで罰則を定めそれに違反した場合は厳密に処分を行う方式。日本語では「不寛容」「無寛容」「非寛容」等と表現され、転じて「毅然たる対応方式」などと意訳される。」(Wikipediaより)

 「ゼロ・トレランス」ということばは、教育だけでなく、社会風潮をあらわす言葉としても使われる。9.11のテロ事件の後、さらなるテロへの不安と恐れから、米国を中心に、「不審な者をみたらテロリストと思え」「不審な行動をとる者はとにかく捕まえて、ささいなことでも厳しく罰せよ」という「ゼロ・トレランス」の風潮が世界中に蔓延した。映画「扉をたたく人」には、9.11以後、心の扉を閉ざしてしまったニューヨークの閉塞した空気が描かれている。それはさておき、どうやらこの国では、3.11の原発事故以後、ある種の「ゼロ・トレランス」政策が始まっているようだ。

「岡本太郎さん壁画:改変容疑で芸術家3人を書類送検へ」
 「東京・渋谷駅構内に飾られている芸術家の故岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を模した絵が付け加えられた問題で、警視庁渋谷署は週明けにも東京の若手美術家グループ「Chim↑Pom(チンポム)」のリーダーら28~33歳の男性メンバー3人を軽犯罪法違反(はり札)容疑で書類送検する方針を固めた。送検容疑は4月30日夜、爆発した四つの原子炉建屋を描いた絵の板(縦約80センチ、横約2メートル)を、岡本さんの壁画(縦5.5メートル、横30メートル)の右下につなげる形ではり付けたとしている。リーダーらは5月18日に記者会見し自分たちが掲示したことを認め、絵をはり付ける様子を映した映像と原画を公開。渋谷署はメンバーらから動機などを任意で聴取していた。グループは08年、広島市上空に小型ジェット機で「ピカッ」という文字を飛行機雲を使って浮かび上がらせ、被爆者らから批判を受けたことがある。」(毎日新聞 2011年7月3日)

 いったい何がそうさせているのだろうか?いや、いったい・誰・が・何・を・お・そ・れ・て・そうさせているのだろうか?パニックだろうか?それとも、本当ならいつ起きてもおかしくないはずの暴動だろうか?それを考えてみる必要がある。これはアートがどうのこうのとか、表現の自由がどうのこうのという話ではなく、治安維持と統制に関わる話だと思う。それはともかくとして、今回、このように書類送検されたことで、Chim↑Pomが、すでにこわれはじめたこの国のおかしな状況に気づかせてくれたことだけはたしかであり、これによって、Chim↑Pomは、3.11以後の日本で「最もリアルなアート集団」となったと思う。「美術手帖」にはそういうレヴューは載らないだろうから、ここに書きとめておくことにする。これから何十年か後に、未来の美術史家がこのメモを見つけてくれることを願っている。

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ゼロ・トレランス&サヴァイヴ。
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by illcommonz | 2011-07-04 02:20