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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼中山式「快癒共犯者」
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中山式快癒器
 「昭和22年(1947年)に発売以来、半世紀以上も愛され続けている当社一番のロングセラー商品。アメリカ、フランス、イギリスの特許を取得し、世界各国にも販売。首、肩、腰のこった部分に押し当てるだけでこりがほぐれて気分すっきり!電気も薬も使わず自分ひとりでできる押圧健康器が「中山式快癒器」です。」

 「中山式快癒器は背骨のゆがみによって引き起こされると考えられているさまざまな体のトラブルを、背骨のゆがみに直接働きかけることによって、ゆっくり自然に解消する健康押圧器です。弾力のあるスプリングと丸い球頭が圧痛点に優しく働きかけ、人が本来持つ自然治癒力を引き出します。」

 ひとにすすめられて、坐骨神経痛の治療に「中山式快癒器」を使ってみた。

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▼中山式快癒器(四球式 背中・腰用 強弱機能付)
 D.I.Y.好きなので、「自分でできる健康指圧器」というところがまず気に入った。やってみたら、汗、涙、よだれ、鼻みずがでるほど、きいた。以下、ちびこもんずによる再現。

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ぐりぐりぐり

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じーん

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うほ!

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うひ!

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あは!

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おほ!

これはもう「快癒」を通り越して、「快楽」である。

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▼ヤン・シュヴァンクマイエル「快楽共犯者」より

シュヴァンクマイエルの映画「快楽共犯者」を思い出したので、ちょっと改造してみることにした。

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▼ゴムベルトを用意。

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▼マジックテープをはりつける。

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▼快癒器に着脱可能なゴムベルトがついた。

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▼座った姿勢でも立った姿勢でも使えるようになった。

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▼肩用の二球式と合体させて、六球式にした、

 この快癒器のおかげで、指圧やお灸では、うまくほぐせなかった臀部のコリがとれ、ふとももとふくらはぎの神経のピリピリする痛みがぐんとやわらいだ。これなら金曜の官邸前抗議にも歩いて参加できそうだ。

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とはいえ、やりすぎに、注意。

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by illcommonz | 2012-09-20 03:13
▼イルコモンズ鼓灸院
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▼イルコモンズ鼓灸院
(「敬老の日は野田KOの日!! 黄色い電車連合プレゼンツ脱原発デモin 船橋」にて)

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▼お灸(せんねん灸)で腕の疲れをとっています

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▼「癒しのドラム」で肩の疲れをとっています

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▼Tシャツに「あなたの身体は戦場だ」(バーバラ・クルーガー)と書いてあります

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「生霊アンテナ」で生霊をキャッチしています
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by illcommonz | 2012-09-20 02:37
▼ぜんぶ、慎太郎のせい
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▼「石原慎太郎、土下座の図」
※「石原慎太郎 土下座写真 環境庁長官だった頃、http://bit.ly/OpGD0t 水俣病患者の直訴文に「IQの低い人が書いたような字だ」と言い放ち、患者さんの中に「偽患者もいる」と発言し、これを追及されて、胎児性水俣病の患者さんに仕方なく土下座している写真です。」(君子必慎其独也 by Ryuichi S.@metosera69 2012年9月12日)

「中国の反日デモ、8日連続…100都市に及ぶ」
 「満州事変の発端となった柳条湖事件(1931年)から81年にあたる18日、日本政府の尖閣諸島国有化に対する中国の抗議デモは約100都市に及び、北京や上海、広東省広州などの大都市では1万人以上の規模に達した。中国国内の反日デモは8日連続。中国外務省の洪磊副報道局長は同日、デモは「日本が反ファシズム戦争の成果に挑戦したことに対する強い不満を表したもの」と述べ、歴史問題と絡めて日本を批判した。中国当局は「理性的な愛国の表現」を呼びかける一方、大量の警官や武装警察部隊を投入し、デモの過激化を抑制する姿勢を見せた。だが、柳条湖事件の舞台となった遼寧省瀋陽市では、デモ隊が日本総領事館に大量の石やレンガ、ペットボトルなどを投げ込み、同総領事館の窓ガラス10枚以上が割られた。また、北京の日本大使館では同日早朝、金属球、ガラス玉などにより同館の窓ガラス6枚が破損していることが確認された。15日以降の抗議デモで破壊されたものとみられる。日本大使館は18日午後、中国外務省に対し、在外公館の安全確保を申し入れた。」(2012年9月18日 読売新聞)

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慎太郎のせい。

「反日デモ過熱、迫る恐怖 在留邦人「日本語で話すな」息潜め…」
 「中国の少なくとも125都市以上で反日デモが行われた18日、上海などの日本人社会の緊張感はピークに達した。「日本語を話さないように」。ビジネスマンらは日本人と分からないように息を潜め、日本人学校は臨時休校に。尖閣諸島周辺では、中国漁船1千隻襲来の情報に海上保安庁が警戒を強める中、中国海洋監視船が日本の領海を侵犯した。地元漁業者にも不安が広がった。長期滞在者が約5万6千人と中国最大の日本人社会を抱える上海。連日の反日デモに、約1500人の児童が通う上海日本人学校虹橋(にじはし)校では18、19日の2日間、臨時休校の措置を取った。デモの標的にされる恐れがあり、運動会などの行事予定を公表できない事態に追い込まれている。平原信男教頭(52)は「子供たちには現地の人たちとの交流を勧めてきた。それが今回、日本人であることを隠さなければならなくなり、とても残念でならない」と声を落とす。」(2012年9月18日 ライヴドアニュース)

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これも慎太郎のせい

「日本人か」と聞いて殴る、邦人夫婦けが…香港」
 「在香港日本総領事館などによると、香港・九竜半島のホンハムフェリーターミナル付近で17日午後8時ごろ、歩いていた香港在住の日本人夫婦が中国人とみられる男に殴られ、2人とも軽傷を負った。男は英語で「日本人か」と聞いた上で殴ってきたといい、日本政府の尖閣諸島国有化への反発などが背景にあるとみられる。」(2012年09月18日 読売新聞)

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これも慎太郎のせい

「旅行中に罵声、駐在家族避難…帰国邦人「反日デモ」緊迫感語る」
 「日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化に抗議する中国の反日デモは、満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から81年に当たる18日、125以上の都市で行われた。午前には日本人2人が尖閣諸島の魚釣島に上陸し、中国政府が激しく反発した。同日、中国から帰国した日本人旅行客は「罵声を浴びせられた」と証言。両国を行き来する旅行客のキャンセルも相次ぎ、旅行業界は不安を募らせている。反日デモが続く中国から帰国した日本人ビジネスマンや旅行者が、緊迫する現地の状況を振り返った。出張先の南京から関西空港に戻った東京都の男性会社員(44)によると17日早朝、「日本人は外出を控えてください」「人混みには行かないでください」という日本語の屋外放送が流れたという。北京を旅行し帰国した京都府亀岡市の女性(53)は「天安門でバスを降りたら、数メートル先で座っていた4~5人の男性から“バカヤロウ”と罵声を浴びた」と話した。」(スポニチ 2012年9月19日)

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これも慎太郎のせい

「中国、日本飲食・文化にも反対…反日を越えて排斥に」
  「日本料理は食べない」「日本商品を排斥しよう」。 日本の中国侵略が始まった満州事変(1931年)発生日の18日、中国全国の100都市で反日デモが続いた。デモ参加者は北京の1万人など、合わせて数万から最大数十万人にのぼると推定される。1週間続いた中国の反日デモは「日本排斥運動」に拡大する様相を見せている。前日まで「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国領土」というスローガンが主流だった。この日デモに参加した趙達さん(人民大学2年)は「友達と一緒に、日本に関するすべての製品はもちろん、料理や文化までも排斥するキャンペーンを行う予定」と述べた。 デモには抗日運動を率いた毛沢東の肖像画も登場した。反日デモや抗日運動記念式場でよく登場し、中国民族主義や中華主義を喚起させる写真だ。こうした雰囲気は中国内の日本人にはほとんど恐怖のレベルだ。路上で会った日本人記者1人は「デモ現場で取材内容を手帳に書いていたが、ある中国人が日本語を見て『日本鬼子』と言いながら蹴ってきた」と話した。 報復を避けるために韓国人のふりをする日本人も増えている。日本のJ-Castニュースは、中国人の攻撃を避けるため、日本語の最後に“スムニダ”“ハムニダ”を付けて韓国語のように話す在中日本人もいる、と紹介した。(2012年9月19日 中央日報)

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ぜんぶ、慎太郎のせい

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 どうせまた、おなじようなことをやるので、先にまとめてあやまらせておく。
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by illcommonz | 2012-09-20 02:25
▼「週刊文春」のへっぽこ記事
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「反原発デモ 野田官邸にのり込んだ活動家11人の正体
 刺青ストリッパー、「ベ平連」礼賛学者、パンクロッカー…」

 (「週刊文春」 2012年9月6日号)

 新しい号がでて、書店や売店の本棚から消えたので、このタイミングで(そうしないと余分に売れてしまうから)「週刊文春」の上記の記事について、ひとこと苦言を記しておこうと思う。

 まず、取材姿勢とその背景について、ミサオ・レッドウルフのツイートから。

Misao Redwolf@MisaoRedwolf
 「名前は控えますが文春の記者は、執拗なまでの勢いで私をはじめ何人かの反原連メンバーに取材をせまってきた。媒体の性質上警戒して断っていたら、住所をどうやってか調べて個人宅近くにまで来られた人も。私も幾度ともなく執拗に迫られた。しまいには「取材受けないと周囲の証言で書きます」と脅しも。」

 「取材は断り、受けていません。あの記事は取材無しの記事です。まともな記者はまずプレスに取材要請、それからこちらで受けるかどうか判断してセッティングします。文春の記者はその段取りもせず、現場で待ち伏せて執拗に取材をせまる異常さでした。」

 「私が仕事名(アーティストネーム)で活動しているのは、戸籍名が珍しい名字なので実家の判別もつきやすい為なのです。まだ小さい甥達が特に心配で。取材も受けてないのに何をどう調べたのか、実家にまで電話をかけた記者を軽蔑します。」

 一方、記事をよんだ方たちのツイートは次のとおり。

メリー桜/ota miyuki@merrysakura1
 「週刊文春。野田と面談した反原連の素性についての記事。感想は「くだらない」彼らの素性がどうだとか、抗議には関係ない。ただ、原発をなくしたいから必死で頑張っているだけだと思っているから、文春の記事如きで惑わされないよ。」

mipoko:NoNukes&NoFur@mipoko611
 「文春の反原連についての見出しへの第一印象は、だから?しかなかった。怒りより先に、その見出しが世に出るまでに編集に関わった人間全てへの軽蔑と、日本では一応高級雑誌の作り手がそのレベルかと、落胆と泣き笑いが先に来た。残念過ぎて腰が砕けそうだ。」

fareastjazz affair@fareastjazz
 「ようやく、週刊文春のデモ&反源連叩き記事を立ち読みチェック。 橋爪大三郎のコメント酷過ぎ。こんな人だったっけ?完全に終わってるな。反原連については、ネガティブ・キャンペーンのつもりなんだろうけど、あまり効果なさそう。逆に知名度上げただけかも(笑)」

chibarei NO NUCLEAR @CHIBAREI_DURGA
 「コンビニで、見てきた。週刊文春の、反原連ネタ。くだらない、タトゥー入ってるとかどうでもいい関係ない話ばっかー。内容も突っ込みどころ、こっちこそ満載だよね。櫻井よし子で〆とか、酷いオチw」

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▼記事本文中の見出し

 見出しは、「正体」とか、「怪しげな人脈」とか、いかにもスキャンダラスな書きっぷりだが、肝心の記事はというと、「だから?」とか、「くだらない」と一蹴されてしまうようなスカスカな内容である。参考までに、橋爪大三郎、櫻井よしこのコメント(抜粋)は次のとおり。

 「デモが直接に政治的効果を求めることは危険です。なぜならデモに参加する人は多数でも、国民の中では絶対的少数なのです。絶対的少数が、最も効率よく政治的インパクトを持つ手段はテロです。デモも同様の効果を持つとしたら、少数派はみなデモに走り、言論の自由の範囲を逸脱する。議会を飛び越して首相に狙いを定めている点は、天皇を直接動かそうとした二・二六事件と似通っている。今回が危険な前例になるとは思いませんが、危険な前例への一歩であるとは言えるでしょう。」(東京工業大学大学院教授 橋爪大三郎)

 「野田首相がデモ隊の"代表"を名乗る人々に面会したことは、日本の民主政治の健全性を守る点で大きな問題を残したと考えます。第一に、首相官邸に乗り込んだ十一人は、本当に民意を代表する人々なのか。そもそも日本は代議制民主主義の国です。デモ隊の人々は首相への面会強要ではなく、一票を投じることで政権への意志表示をするのが正道です。首相みずからデモ隊の代表を名乗る人々の面会要請に応じたのは、この民主主義の基本的な手続きを無視した、実に愚かなことです。」(ジャーナリスト 櫻井よしこ)

 このコメントをよめば、はじめから「ネガティヴ・キャンペーン」をねらった記事だということは一目瞭然で、それぞれのコメントについていえば、「非暴力」を原則としているデモを「テロ」や「クーデター」につながるものだとして「危険」だとする話には無理があるし、11人の誰も自分たちが「民意を代表する」者だなどとは云ってない。つまり、どちらのコメントも牽強付会で、極論に走りすぎてるきらいがある。「週刊文春」のデスクが、どうしてこんな、できそこないのへっぽこ記事をボツにせず掲載したのか理解に苦しむ。こんな記事では、それこそ読み手に「そのレベルか」といわれ、「軽蔑」されても、返すことばがないはずだ。

 最後に、自分に関する記事についても、ひとこと。

 「会場で毎回ドラムを叩き続けているのは、文化人類学者のイルコモンズこと小田マサノリ氏(46)。「〇八年の洞爺湖サミットのとき、札幌で反G8のデモをして逮捕されています。車に乗って音を出すのがいけなかったみたい」(知人)。野田首相との面会後の記者会見では、今のように間接民主主義が機能してない場合は、名もなき民が主人公だということを思い出させる上で一定の意味があったと胸を張っていたが。だが、デモ会場で声をかけると、「取材は受けない!」と背中を向け、名刺すら受け取ってもらえなかった。」

 取材を断ったのは事実だが、「取材は受けない!」というような云い方をした覚えはない。自分は相手が総理であろうと記者であろうと、初対面の人間にはつとめて丁寧なことば遣いをするように心がけている。それに、もしこの記者が、デモのはじまる直前ではなく、この日のデモに最後まで同行し、デモが終わった後に取材を申し出ていたなら、礼儀として、名刺くらいはちゃんと受け取ったと思う。また、この記事の冒頭では、〇八年の反G8デモでの「逮捕」のことが書かれているが、おそらくこれは、「逮捕」ということから連想されるネガティヴなイメージを読み手に与えるための印象操作だろう。さいわい自分は、逮捕のことが人に知られても困ることはなにもないのだが、人によってはこれで不利益をこうむることだってあるはずだ。この記者はそれを承知の上でこれを書いたのだろうか、それともこれは、取材を断ったことへの仕返しだっただろうか?もしそうなら、こちらも仕返しとして、そのときの「逮捕」の一部始終と、その後の「釈放」および「会見」の映像を、「カウンター・ネガティヴ・キャンペーン」として公開しようと思う。


【逮捕】


【釈放】


【会見】

 見よ、呆れよ、そして、可笑しければ笑いたまえ、泣いても笑っても、これがイルコモンズの「正体」だ。

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[追記]
 さらにもうひとつ別の仕返しとして、この「週刊文春」の記事を、マスメディアが「アクティヴィズム・フォビア」をどのようにつくりだしているかということを大学で講義するときの「教材」として使うことにしよう。

 「長いあいだ、この国には、社会運動やデモに対する嫌悪感や、それをうとましいと思う風潮があった。それがこの一年あまりのあいだに、すこしづつ変ってきている。あるいは、もう大きく変ってきているかもしれない。そして、おそらく、その流れは決してとまるものではない、というふうなお話をしました。僕はそれを「アクティヴィズム・フォビア」ということばで呼んでいます。「アクティヴィズム」とは「社会運動」のことです。「フォビア」は「嫌悪症」のことですね。これは海外と比べてみると、はっきり分かります。いまのご質問は、「アクティヴィズム・フォビア」とよばれるものは、いつから生まれて、どのようにつくられてきたのか?これはマスメディアやメディアのみなさんを前にして云うのは、気がひけるのですが、やはり政府とメディアがこのネガティヴなイメージをつくりあげてきたと思います。」(イルコモンズ「首都圏反原発連合記者会見」2012年8月22日より抜粋)

■メディアと市民の絶望的な「距離」
 「僕が個人的に抱いている悔悟を敢えて言えば、今の日本のテレビ報道の現場を指揮しているデスク、キャップ、編集長クラスに、「失われた10年」のなかで刷り込まれてしまった大衆運動軽視、蔑視の感覚に色濃く影響された世代が多いということがある。換言すると、スリーマイル島、チェルノブイリ、JCO事故直後に報じてきた異議申し立ての動きの価値を、これらの世代に継承できなかった僕らの世代の責任ということになる。
 後続世代の大衆運動、社会的な異議申し立てに対するアレルギー、嫌悪感、当事者性の欠如には凄まじいものがある。デモや社会運動という語にネガティブな価値観しか見出せなくなっているのだ。これはおそらく日本的な特殊現象であり、かなり異様な事態である。欧米では、言うまでもなくデモは権利である。
 だがこういう僕らの同僚たちが「アラブの春」だの、エジプトのタハリール広場の大衆行動については、ポジティブな評価を与えているのである。ニューヨークのウォール街占拠運動にさえ「あれは格差拡大に反対する99%の異議申し立てだ」と理解を示す。だが自分たちの足元で人々が繰り出すと、そこに連続性を見出すどころか、「距離」を置く同僚・後輩たちがいるという冷徹な現実がある。
 既成メディアに対する人々の不信感は、この「距離」に由来する。6月29日に僕らは首相官邸前で大飯原発の再稼働反対デモの取材をしていたが、「お前らは取材してもどうせ放送なんかしないのだろう」「帰れ!」という言葉を浴びた。同行したカメラマンは必死に罵声に耐えていたが、ニューヨーク・タイムズのマーティン・ファクラー東京支局長がニヤニヤしながらそれを見ていた。「メディアに対して厳しいね」と彼は言っていたが、それには理由があることを彼は知っている。日本での取材歴が長く、日本語も器用に操る彼は、近著『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』の中できわめて本質的な指摘をしている。
 〈私が12年間、日本で取材活動をするなかで感じたことは、権力を監視する立場にあるはずの新聞記者たちが、むしろ権力側と似た感覚をもっているということだ。似たような価値観を共有していると言ってもいい。国民よりも官僚側に立ちながら、「この国をよい方向に導いている」という気持ちがどこかにあるのではないか。やや厳しい言い方をするならば、記者たちには「官尊民卑」の思想が心の奥深くに根を張っているように思えてならない〉
■「官尊民卑」がもたらす取材感覚の欠如
 悲しいかな、ファクラー氏の指摘に反論するべき論拠が僕にはない。こうした「官尊民卑」の思想は、市民の集会・デモを扱う姿勢に端的に表れている。つまり、いつのまにか警備する側の立場に報道機関側が同調してしまっていなかったか。まず参加人数にこだわる。主催者発表と警察発表を並列的に報じて恥じない。逮捕者が出ても、「公務執行妨害で2名が逮捕されました」で終わり、その逮捕が不当か妥当かを報じようとする姿勢がハナからない。そもそも逮捕を疑ってかかる発想そのものが取材記者たちから失われてしまっているのである。
 ましてや警備体制のあり方について検証するような姿勢などほとんど見当たらない。「車道にはみ出さないでください。歩道に留まって立ち止まらないでください」と警察が連呼し続ける。ところが歩道から溢れるほどの人数が集まってしまっているのだ。そうすると、歩道に押し込める警備方針の方が危険になる。実際、車道に人々が溢れだしたことが何度かあったが、それはいわば、けが人が出るおそれが避けられた「緊急避難」だったとも言える。あるいはデモ・集会参加者らの顔を警察の警備・公安担当が実に大っぴらにビデオ撮影している。明らかに肖像権の侵害だ。だが、そのような風景に疑問を感じる記者がもういなくなっているのだ。
 (...) そのことに既成メディアであるテレビは気づいていただろうか? それまでの10年余りの報道の日常感覚に埋没して、「どうせデモやるああいう人たちでしょう」というような慣性・惰性に支配されていなかったか? 」(金平茂紀 「日本のテレビ局はなぜ反原発の動きを報じ損ねたのか?」(朝日新聞 2012年9月7日より抜粋)

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▼「TVなんて信じちゃダメ!」
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by illcommonz | 2012-09-20 02:12
▼ある金曜の風景

▼Varuo the valtari mystery film experiment
"The big news in Tokyo, where I live, is the continuing fallout from the disasters of 2011. Every Friday evening, young and old come together and sing, shout and dance against the institutions they've lost faith in, and for a nuclear-free Japan."

 ある金曜の風景。

 「人の心を動かすのは、人の数ではなく、人がつくりだす風景のほうだと思っている。これまで一度も見たことのない風景をまのあたりにし、いま自分が立っている場所の風景ががらりと変わって見えることから、その風景のむこう側にある、変らないと思いこんでいた「世界」の見方が変わる。さらに、自分がその風景の一部であったなら、もう一度、いや、何度でも、その風景をつくりだすために次の行動をはじめるだろう」(イルコモンズ「この風景を、なかったことにすることはできない。」より)

 あの日以来、世界の様相はすっかり変わった。醜悪なものたちはますますそのみにくい姿をさらけだし、尊いものたちは、ゆっくりと、しかし着実に「風景」を変えはじめている。
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by illcommonz | 2012-09-19 00:23
▼花森安治 「度しがたく、始末に負えないものたちよ」
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 「私たちはこう確信しています。だからデモを、抗議を続けています。
「未来は変えられる」、と」(タケウチミホ 2012年9月18日のツイートより)

 「女は〈性器〉で考える、という。
 これを言い出したのは、たぶん、男だろう。
 そして、だから、女は度しがたい、始末に負えないのだ、
 と言いたかったのだろう。
 たしかに、男は、
 いつでもアマタで考えて
 リクツをこねまわしている。

 インテリさんは、ひどい時代になるぞ、
 とぼやきながら、わかり切ったことを、
 むずかしい言葉で言いまわして、
 ぼけっとしているだけである。

 北富士の演習場の着弾地に座りこもう、
 とおもい、それをだまって実行したのは、
 その始末に負えない忍草の女たちであった。
 三里塚で、わが身を鎖に巻きつけて、
 機動隊に引き抜かれるのに抵抗したのも、
 その度しがたい女たちであった。

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 〈アタマ〉で考えない、だから、
 度しがたく、始末に負えないものよ、
 のこされた望みは、
 もう君たちにしかないのか。」

 花森安治「内閣を倒した無学文盲の三人の女たち」「暮しの手帖」1972年夏号

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「脱原発 私の1票から 首相の地元・船橋でデモ」
 「野田佳彦首相(衆院千葉4区)の地元・千葉県船橋市で十七日、脱原発と首相の辞任を求めるデモがあった。民主党代表選、自民党総裁選と二大政党が近く「選挙の顔」を選ぼうとしている。次の選挙で一票をどう投じれば、脱原発につながるのか。デモから生まれた民意の「受け皿」を模索する動きも始まっている。「原発止めろ」「野田は辞めろ」。午後四時すぎ、船橋駅周辺で叫び声が響いた。東京から千葉を結ぶJR中央・総武線沿線の複数の脱原発グループによるデモ。今回、主催者発表で千百人が集まった。「次の選挙では自分たちの考えに近い人を本気で応援するつもり」。参加者の一人、東京都杉並区の会社員の男性(35)は話す。昨年四月、東京・高円寺で一万人以上が集まった脱原発デモ以来、毎週金曜日の官邸前デモなど五十回は足を運んでいるという。熱狂に包まれ、民主党が政権交代を果たした二〇〇九年の衆院選。男性は民主も自民も信用できず、選挙で白票を投じた。これまでは選挙事務所に行ったことさえない男性だが「次はできる範囲で時間とお金を使って支えたい」。次が初めての選挙となる東京都三鷹市の大学生小林美希さん(21)は「最優先は原発の問題。候補者のブログやツイッターを見て見極める」。千葉県柏市の主婦(39)は友だちとの会話の中で選挙の話題が最近、増えた。「仲間で手分けして、候補者の事務所や演説会を回ってみたい」「脱原発」のものさしで、次期衆院選の候補者を有権者の側からふるいにかける試みは、すでにいくつか始まっている。」(2012年9月18日 東京新聞)
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by illcommonz | 2012-09-19 00:11
▼全員誤答
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TBS「NEWS23クロス 自民総裁選5人候補スタジオ討論」(2012年9月14日)

 全員誤答、地獄におちろ。

 ・安倍晋三 (山口4区)
 ・石破茂 (鳥取1区)
 ・町村信孝 (北海道5区)
 ・石原伸晃 (東京8区)
 ・林芳正 (山口選挙区)

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【アップダウンクイズ】 「アップダウンクイズは、1963年10月6日から1985年10月6日まで、毎週日曜日に放送されていた毎日放送制作のクイズ番組である。解答者6名が解答席であるゴンドラに乗り、次々読み上げられるクイズを早押し・対抗形式で競い、10問正解でハワイ旅行と賞金が贈られた。クイズに正解すると解答者の乗ったゴンドラが1段上昇(アップ)、誤答すると位置に関わらず最初まで下降(ダウン)するルールだった。

「原発ゼロ」5候補とも見直し方針…自民総裁選
 「自民党総裁選(26日投開票)は15日、東京・内幸町の日本記者クラブでの公開討論会をはじめとする本格的な論戦に突入した。安倍晋三元首相(57)、石破茂前政調会長(55)、町村信孝元官房長官(67)、石原伸晃幹事長(55)、林芳正政調会長代理(51)の5候補はそろって、「2030年代に原発稼働ゼロ」を目指すとした野田政権の「革新的エネルギー・環境戦略」に反対を表明、自民党が政権を奪還した場合、同戦略を見直す立場を示した。同戦略については、読売テレビの番組などで5氏がそれぞれ立場を表明。「非現実的だ」(石原氏)、「単なる願望」(町村氏)、「原発を再稼働しながら筋が通らない」(林氏)などと一斉に批判の声をあげた。」(読売新聞 2012年9月15日)

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「自民個人献金、72%が電力業界 09年、役員の90%超」
 「自民党の政治資金団体「国民政治協会」本部の2009年分政治資金収支報告書で、個人献金額の72・5%が東京電力など電力9社の当時の役員・OBらによることが22日、共同通信の調べで分かった。当時の役員の92・2%が献金していた実態も判明した。電力業界は1974年に政財界癒着の批判を受け、企業献金の廃止を表明。役員個人の献金は政治資金規正法上、問題ないが、個人献金として会社ぐるみの「組織献金」との指摘が出ている。福島第1原発事故を受け、原子力政策を推進してきた独占の公益企業と政治の関係が厳しく問われそうだ。」(2011年7月23日 共同通信)
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by illcommonz | 2012-09-18 00:29
▼あなたの知らない「生霊アンテナ」の裏側
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[左] アトミックサイトのお札 [右] 恐山の御守札(ホンモノ)

明日は千葉4区でデモです。生霊をとばす方はどうかご注意ください。

▼佐藤圭@tokyo_satokei
 「紙面では紹介できなかったが、落合恵子氏は「芸術家は想像力が命。芸術家であれば当然、今回の福島事故とは何か、事故後の世界はどうなるかに想像力を働かせるはずだ」とも。いま原発問題と向き合わなければ、真の芸術家とは言えない。坂本龍一氏は真の芸術家だ、ということです。(了) 」(佐藤圭 2012年9月15日のツイートより)

[関連]
▼イルコモンズ作 「生霊アンテナ」(2012年)
http://illcomm.exblog.jp/16774801/
▼生霊憑き
http://illcomm.exblog.jp/16796670/
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by illcommonz | 2012-09-17 00:45
▼OTAMEGOKASHI(おためごかし)戦略
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「脱原発 国民意思から後退「30年代ゼロ目標」決定」
 「政府は十四日、今後の原子力政策をめぐり、関係閣僚らによるエネルギー・環境会議を開き、二〇三〇年代の原発ゼロを明記した「革新的エネルギー・環境戦略」を決定した。使用済み核燃料から新たな核燃料をつくる再処理事業は不要になるにもかかわらず、続けることを決めた。原発の稼働は原則四十年に制限するが、安全が確認されれば期間内は「重要電源」として再稼働を認め、三〇年時点での原発依存度は実質的に15%になる。多くの国民が求めたすべての原発からの脱却を含め、三〇年までの稼働ゼロから大きく後退した。戦略には判断の先送りや矛盾を抱える内容が多い。だが、野田佳彦首相は会議後、「見通せない将来について確定的なことを決めるのはむしろ無責任だ」と説明した。戦略は、近く国家戦略会議に報告し、閣議決定する。戦略は「原発に依存しない社会の一日も早い実現」を目指し「三〇年代にゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」と表現した。」(2012年9月15日 東京新聞)

「経産相、大間原発・島根3号機の建設を容認」
 「枝野経済産業相は15日、青森県の三村申吾知事や原子力施設のある市町村の首長らと青森市で会談し、東日本大震災後に工事を中断した電源開発大間(おおま)原子力発電所(青森県大間町)と中国電力島根原発3号機(松江市)の建設再開・稼働を事実上、容認する考えを伝えた。両原発の建設が再開されれば、震災後初めての原発建設となる。政府は14日に決めた「革新的エネルギー・環境戦略」に、2030年代に原発の稼働をゼロにする目標を明記した。運転期間を40年とする政府の原則に従えば、建設を再開した原発は50年代まで稼働できることになり、新たなエネルギー戦略の矛盾を早くも露呈する形となった。枝野氏は会談で「原子炉の設置と工事計画許可が与えられている原発について、経産省の立場として変更は考えていない」と述べ、19日に発足する原子力規制委員会が安全を確認すれば、建設再開・稼働を認める方針を示した。建設中の原発は、大間、島根3号機のほか、東京電力東通(ひがしどおり)原発1号機(青森県東通村)がある。ただ、東通1号機について、枝野氏は「東電が原子力について議論できる段階ではまだない」と述べており、建設再開の対象にはならないとみられる。」(2012年9月15日 読売新聞)
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by illcommonz | 2012-09-17 00:25
▼[再掲載]「これは田ノ浦という生態系に満ちた海に生まれた運動なのだろう」
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 「島では29年前に始まり、今では1000回以上を数える祝島島内デモが続けられており、いつもその先頭を歩く80代の島の女性がいます。彼女はこの日、予定地海岸の浜にいたのですが、その彼女によると「ありゃあ中電のパフォーマンスよ。本気で作業する気はないよ。工事をしようとするフリをしてこっちが文句を言うところをビデオに撮って、『妨害されてま~す』いうて国とかに言うんじゃろうじゃ(笑)。それかまた裁判でわしらを訴えるんかねえ(笑)。何が妨害かね。わしらはつい立っちょって「やめなさい」「させません」ってゆうちょるだけじゃあ、ねえ」とのことです。」(祝島島民の会blog「2月25日の状況報告(加筆版)」2011年2月26日)

 「カヤック隊最年長、60才代半ばの愛媛県人は、まだ居続けている。長年国内外で内装工事の親方をやり続け、最近退職したが、とたんに腰が不自由となり、ツエをつかなければ歩けなくなった。だが、田ノ浦を訪れた時「これは俺が子供の頃に遊んだ愛媛の海と同じだ。瀬戸内海にこれほどきれいな海が残っていたのか!」と感動、ここを守る事を決意した。彼は言った。「阻止行動をすると、中国電力や海上保安庁が、リーダーは誰ですか?と聞いてくる。俺達はリーダーなんて居ないし要らない。皆が個人で同じ目的のためにやってるだけだと答える。彼ら上意下達のピラミッド型。俺達は歳も身分も関係のないアミーバー型だ。ひとりひとりが違っていても生活と運動を仲良くシェアーして喧嘩などは起こったことがない。これは俺達の世代が内ゲバでつぶれていったり、嫌気がさして止めたのとはまったく違う運動だ。本来そうあるべき人間関係。生物間の関係と言っていい。だから田ノ浦は絶対守れる」。これは田ノ浦という生態系に満ちた海に生まれた運動なのだろう。」(サワの旅「田ノ浦大攻防3日間の後で(4)」2011年3月9日)

▼「これは田ノ浦という生態系に満ちた海に生まれた運動なのだろう」
「イルコモンズのふた」2011年3月10日より再掲載
http://illcomm.exblog.jp/13094678/

 「田ノ浦は絶対守れる」ということばが、事実上、現実になった。

「上関原発、事実上中止へ」
 「原発の新設を認めない政府の新たなエネルギー戦略を受け、中国電力の上関原発(山口県上関町)計画は事実上、中止の方向が決まった。運転開始から38年を経た島根原発(松江市)1号機は、2014年に廃炉となる。中国地方の原発計画は大きく転換することになる。政府の新戦略に対し中電は「極めて遺憾」とコメント。「安全対策を徹底し、原子力発電が重要な電源の一つとして信頼いただけるよう務める」とした。地元にも異論があり、最終決定までに、なお曲折も予想される。上関原発は、福島第1原発事故を機に準備工事が中断し、本体工事は未着手。今後の着工は、「新増設しない」とする原則に沿わない。政府は上関原発の個別方針は示していないものの、この原則が適用される可能性が高い。同原発は1982年、当時の上関町長が誘致を表明。その後、推進と反対派で住民の民意が二分し、これまでに9回計画は延期されてきた。事業費は約9千億円。計画中止となれば、町づくりにも大きく影響する。島根1号機は、74年の稼働開始から38年が経過。運転を40年に制限する方針に基づくと、2年後の14年に廃炉の期限を迎える。89年に運転を始めた島根2号機は、同様にあと17年で廃炉の期限を迎える。建設工事がほぼ完成している島根3号機は、近く発足する原子力規制委員会の判断に委ねられるが、既設として稼働が認められる可能性がある。」(中国新聞 2012年9月15日)

【祝島から学ぶべき点】
・「わしらはつい立っちょって「やめなさい」「させません」ってゆうちょるだけじゃあ」
・「俺達はリーダーなんて居ないし要らない。皆が個人で同じ目的のためにやってるだけだ」
・「俺達は歳も身分も関係のないアミーバー型だ」
・「ひとりひとりが違っていても生活と運動を仲良くシェアーして喧嘩などは起こったことがない」
・「これは俺達の世代が内ゲバでつぶれていったり、嫌気がさして止めたのとはまったく違う運動だ」

 金曜の霞ヶ関一帯での抗議、そして日本各地での抗議は、「アミーバー型」に展開している。



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[関連]
▼上関原発抗議行動 「私をここに埋めてください」
http://illcomm.exblog.jp/16750390/
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by illcommonz | 2012-09-17 00:14