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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
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▼「6.2 反原発☆国会大包囲」
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「6.2 反原発☆国会大包囲」
[日時] 2013年6月2日 16:00~19:00 
[場所] 東京・国会議事堂周辺
最寄り駅:地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」、
地下鉄丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」、地下鉄有楽町線「桜田門駅」
 「さようなら原発1000万人アクション」と「原発をなくす全国連絡会」の二つの 巨大デモが、国会大包囲に合流します!国会包囲からの参加も大歓迎!6月2日は全国から東京へ集まろう!再稼働反対! 原発ゼロへ、圧倒的市民の声をたたきつけよう!

[呼びかけ]
 いまだ収束していない東京電力福島第一原子力発電所の事故。避難した16万人を含め、福島の人々は満足な補償も受けられず苦しい生活を強いられています。これは、「安全神話」にしがみついてきた結果として起こった人災による過酷事故であることは明らかです。「再稼働反対」、「原発ゼロ」を掲げた運動は全国に広がりを見せ、世論調査では国民の7割以上が「原発をやめる」を支持、原発ゼロを望む市民の声は圧倒的多数です。
しかし、安倍政権は、民意を無視し、事故を忘れ去ってしまったかのように、原発推進を進めようとしています。被害を矮小化し、休止中の原発再稼働準備、新規原発の建設推進など、過去の政策に固執するような政府に、私たちはこの国の未来を託すわけにはいきません。原発再稼働を既定のものとする「新規制(安全)基準」の策定及び原発再稼働には真正面から反対し、「原発ゼロ」へ転換を求める声をいまこそ結集させる時です。組織や立場を越え、圧倒的な市民の声を、よりはっきりとより強く、目に見える形でたたきつけましょう。7月の参議院選挙も控えた6月2日、全国のみなさんのご参加を呼びかけます。

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[主催] 首都圏反原発連合
[協力] さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク/脱原発世界会議

※雨天決行。悪天候の場合は中止。
※予定は変更するの場合があります。HPにて詳細をご確認ください。
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「ノーニュークスデイ成功へ、あす 国会大包囲、首都圏反原発連合が会見」
 「首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさん、野間易通さん、服部至道さんらは31日、衆院第1議員会館で記者会見を行い、6月2日の「0602反原発☆国会大包囲」の詳細を明らかにし、参加を呼びかけました。「大包囲」は、反原連、原発をなくす全国連絡会、「さようなら原発1000万署名」市民の会(1000万人アクション)の3グループが行う共同行動「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」のひとつです。ミサオさんは、7月の参院選挙や「新規制基準」を強く意識した企画だとし、「国会周辺に集まって、『原発いらない』の声を可視化し、圧力をかけたい」と語りました。大包囲は、全国連絡会と1000万人アクションの集会参加者が合流し、午後4時から国会周辺に集まり国会包囲。5時から国会前で始まる大集会では、国会議員や著名人、協力団体の代表らがスピーチします。並行して、首相官邸前抗議エリアやアピールエリア、音楽や絵画で抗議するアートエリアも設けられ、国会正門前北側にはファミリーエリアも設置します。この日の会見で反原連は、原発問題について基礎から分かりやすく説明するために作製・発行したリーフレット「NO NUKES MAGAZINE(ノーニュークスマガジン)」を紹介しました。第1弾「ベーシック編」と第2弾「放射能編」に続いて、経済、電気料金をテーマにした第3弾を6月下旬に発行する予定であることを発表しました。
 また、昨年末の総選挙で、各政党の原発政策を一覧にしたビラやポスターを作製した「あなたの選択プロジェクト」と同様の企画を、参院選にむけて進めていることを明らかにしました。」(2013年6月1日 赤旗)
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by illcommonz | 2013-05-31 16:57
▼「6.2ノー ニュークス デイ」
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「全国から集まろう!同日巨大アクション 6.2ノー ニュークス デイ」
 「全国の運動の結節点として、7月の参議院選挙を見すえ、「首都圏反原発連 合」、「さようなら原発1000万人アクション」、「原発をなくす全 国連絡会」 が統一ロゴのもとに連帯し、共同で同日アクションを決行します! 2つの大集会 は、デモ終了後、「0602反原発☆国会大包囲」に合流し、原発ゼロの民意を圧倒 的な力で見せつけるために、この一日は、ぜひ全国から集まりましょう。」

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「原発ゼロをめざす中央集会」
[日時] 2013年6月2日11:00- ブース企画 13:00- 集会 14:00- デモ行進
[主催] 原発をなくす全国連絡会
[場所}東京・明治公園
※終了後は「0602反原発☆国会大包囲」に合流します

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「6.2つながろうフクシマ!さようなら原発集会」
[日時] 2013年6月2日12:00- 開場 12:30- 集会 14:15- パレード
[場所] 東京・芝公園23号地
[主催] さようなら原発1000万人アクション実行委員会
※終了後は「0602反原発☆国会大包囲」に合流します

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自分は明治公園のデモから国会大包囲に合流します。

[追記]
原発をなくす全国連絡会@gennpatu0
「6.2原発ゼロをめざす中央集会」(明治公園)のドラム隊からのお知らせ。たくさんのほうが盛り上がるので、一緒に叩きたい人はとにかくドラム系の音の出る物もってドラムブロックへ集まってください。」

原発をなくす全国連絡会@gennpatu0
「6.2原発ゼロをめざす中央集会」ではドラム隊に合わせて「原発なくせ」「再稼働反対」をコールします。コーラーは官邸前行動でおなじみの千葉麗子さん。公園を埋め尽くす数万人のコールで再稼働反対、原発ゼロの世論を政府に叩きつけよう」

▼タケウチミホ
「これがやってくるのか?明治公園に!」
http://via.me/-ci0n0z4

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これも、あれもやってくるのだ、明治公園に。
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by illcommonz | 2013-05-31 16:53
▼おまえもいっしょに、あべあべ


「公邸に幽霊いない、政府が答弁書 首相は引っ越しせず」
 「政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとのうわさについて「承知していない」とする答弁書を決定した。安倍晋三首相が就任から約5カ月を経ても公邸に引っ越していないことを踏まえ、民主党の加賀谷健参院議員が「事実か」と問う質問主意書を提出していた。旧首相官邸だった公邸は1936年の「二・二六事件」の舞台となり、官邸関係者の間では以前から「犠牲者の幽霊が出る」とのうわさ話があった。小泉純一郎元首相は2006年9月「幽霊に出会ったことはないね。一度会いたいと思ったんだけども」と記者団に語っている。」(2013年5月24日 )

 「承知していない」なんて、うそさ。おばけなんて、ないさ。おばけなんて、うそさ。ほんとの、りゆうは、たぶん、これさ。だけど、ちょっと、だけど、ちょっと、ぼくだって、こわいな。あそこの2階のろうかは、うすぐらくて、いやなかんじだったな。このくには、いま、おばけだらけ。じだいおくれの、せいじの、おばけたちだらけ。公邸のにわから、「あべよ、あべ、おまえもいっしょに、あべあべ」とよぶ声あり。

 「十年ほど前に遠野の六日町であったかに、父と娘と二人で住んでいるものがあった。父親の方が死ぬと、その葬式を出した日の晩から、毎晩、死んだ父親が、娘の処へ出て来て、「おまえも、いっしょにあべあべ」と言った。娘は怖ろしがって、親類の者や友達などに来て貰っていたが、それでも父親が来て、責めることは止まなかった。そうしてこれが元で、とうとう娘は病みついたので、夜になると、町内の若者達が部屋の内で、刀を振り回して警戒をした。すると父親は、二階裏の張板にとりついて、娘の方をにらむようにして見ていたが、こんなことが一月ほども続くうちに、しまいには来なくなったという。(「遠野物語拾遺一六七」より)

【おしらせ】
 今日の官邸前抗議行動はおやすみです。「国営ネガティヴ放送協会」のニュースにご注意ください。

(参考)
▼国営ネガティヴ放送協会
http://illcomm.exblog.jp/18016155


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[追記]
「首相、公邸幽霊は都市伝説と否定 「森さんは見たと聞いた」
「安倍首相は1日放送の読売テレビ番組で、首相公邸に幽霊が出るとのうわさ話について「都市伝説だ」と否定。ただ「森(喜朗元首相)さんがお化けの一部を見たという話は聞いたことがある」と述べた。司会者が「一部とはどこか」と尋ねると、首相は「(幽霊は)足がないと言われるが、足の部分だ」と笑いながら答えた。就任後公邸に入居せず私邸から「通勤」を続けていることとの関係は「全くない」と強調した。」(共同通信 2013年6月1日)
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by illcommonz | 2013-05-31 16:47
▼わざと、いちいち、おおげさに、これみよがしに
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「もんじゅ再開準備中止に=規制委が決定、点検漏れ問題」
 「日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の機器1万点近くで点検時期の超過が見つかった問題で、原子力規制委員会は29日、原子力機構に対し、運転再開に向けた準備作業を当面進めないよう命令することを正式に決定した。原子炉等規制法に基づく措置で、再発防止や安全管理の徹底を求める。命令により、もんじゅは再発防止策が徹底されたと規制委が判断するまで、運転再開の準備ができなくなる。文部科学省に対しても原子力機構の指導、監督を要請する。規制委はまた、もんじゅ敷地内の亀裂(破砕帯)の現地調査を6月中にも行うことを明らかにした。もんじゅは原子炉建屋直下に活断層の存在が指摘されている上、7月に施行される新規制基準に適合させる必要もあるため、再開の見通しが立たない状況だ。」(2013年5月29日 時事通信)

「もんじゅ:原子力規制委が運転禁止命令」
 「高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の点検漏れで、原子力規制委員会は30日、再発防止に向けた安全管理体制が整ったと確認できるまで運転再開の準備をしないよう日本原子力研究開発機構に文書で命じた。事実上の運転禁止命令。命令では、再発防止に向け人材や設備、予算を適切に配分すること、機器の点検状況を正確に管理できるシステムづくり、安全を最優先させる組織改革を求める。原子力機構は昨年11月、約1万点の機器が点検時期を超過していたことを公表。その後も規制委の検査で新たな点検漏れが見つかるなど、安全への認識の低さを露呈していた。」(毎日新聞 2013年05月30日)

 「直接行動運動が直面している最大の問題は、自分たちが勝利したときに何を行うべきか分からないことである。奇妙なことを述べているように思われるかも知れないが、私たちの多くは勝利したと感じていないのである」(デヴィッド・グレーバー)

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▼「文殊の夜」(2011年6月24日)
http://illcomm.exblog.jp/13865610/

 あの「文殊の夜」のことを思い出すと、よろこばずにはいられない。いや、よろこばないでいる理由がない。こういうときはわざと、いちいち、おおげさに、これみよがしに、大よろこびしてみせたほうがいい。おおげさに、デモでよろこびをデモンストレーションしてみせたほうがいい。これは変化のきざし、勝機のあかし、天は我(ら)にあり、この流れはもうとまらない、このままいくと、わたしたちが勝ってしまいそうだ、なんかいけそうな気がしてきた、と、調子にのって、勢いづいてみせたほうがいい。

 「リズムだ、リズムだ、調子にのるぞ」(ECD)
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by illcommonz | 2013-05-30 00:08
▼みたみわれ
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▼大政翼賛会文化厚生部編「保健教本 母性の保護」国民図書刊行会 昭和19年
「国立国会図書館デジタル化資料」より

 みたみわれ、大君にすべてを捧げまつらん
 みたみわれ、すめらみくにを護りぬかん
 みたみわれ、力のかぎり働きぬかん
 みたみわれ、正しく明るく生きぬかん
 みたみわれ、この大みいくさに勝ちぬかん

 「この本を、お読みになったら、隣組やお友達に回覧してください。これからは雑誌でも、本でも、一冊を十人も百人もの人で読めるやるに、お互ひに工夫してゆきませう」(大政翼賛会)

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 みたみわれ、もしまた、みくにが「女性手帳」など配布することになりましたなら、この画像を、ていねいにきりぬき、けして、はがれぬよう、しっかりと、のりではりつけ、表紙にいたしませう。みくにのこんたんを、十人も百人もの人で読めるやうに、お互ひに工夫してゆきませう。

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「不評の「女性手帳」当面配布見送りへ」
 「少子化対策を検討している政府の有識者会議は、思春期以上の女性に妊娠や出産に関する知識や情報などを盛り込んだ手帳を配布することに「出産に国が介入すべきでない」などと批判が相次いでいることなどから、当面、配布を見送る形で報告書を取りまとめる方針を固めました。少子化対策を検討している政府の有識者会議は、閣僚会議に提出する報告書で、出産の知識が不十分なことが少子化の一因になっているとして、思春期以上の女性を対象に出産の適齢期など、妊娠や出産に関する知識や情報などを盛り込んだ手帳を来年度から配布することにしていました。これに対して、「出産は、個人の生き方に関わるもので、国が介入すべきでない」という批判や「女性だけに配布するのはおかしい」という指摘が相次いで寄せられたほか、国会審議の中でも、野党側から批判が出されました。有識者会議はこうした批判などを踏まえ、手帳については具体的に触れず、当面、配布を見送る形で報告書をまとめる方針を固めました。そして、今後は研究班を設けて、妊娠や出産に関する知識を広める方策などについて検討を続けたいとしています。」(NHKニュース 2013年2013年5月28日)

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「女性手帳配り妊娠出産啓発へ 政府「生き方介入でない」
 「少子化対策を検討する内閣府の有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」は7日、妊娠・出産の正しい知識を女性に広めるための「生命と女性の手帳」(仮称)の導入を提案することで一致した。内閣府などの関係省庁は今夏にも検討会議をつくって手帳の中身を詰め、来年度中に自治体を通して配り始める方針だ。少子化は晩産化が一因といわれるが、一般的に30代後半になると女性は妊娠しにくくなり、妊娠中毒症などのリスクも高まる。こうした情報を十分知らずに妊娠の機会を逃す人もいる。そこでタスクフォースは、手帳を使って啓発を進めることで一致した。妊娠した女性に市町村が配る「母子健康手帳」を参考にする。妊娠・出産に関する医学的な知識や自治体の支援情報を盛り込むほか、予防接種など本人の健康にかかわる記録も書き込めるようにする。 」(2013年5月8日 朝日新聞)

「女性手帳」に感じる強い違和感の原因は何だろう
 「女性だけに手帳を導入する」というニュースを聞いて、連休明け早々、とっても嫌な気持ちになった。日経新聞によれば、内閣府の「少子化危機突破タスクフォース(作業部会)」は7日、妊娠や出産に関する知識や支援策を記した「生命(いのち)と女性の手帳(仮称)」を作成する方針を決めたという。2013年度中に内容を詰め、14年度から市町村で若い女性に配る。晩婚・晩産化に歯止めをかける狙い。ほかの妊娠・出産支援や結婚支援の施策とともに5月下旬にも開く政府の会議に報告する。妊娠した女性に配る「母子手帳」にならい、妊娠適齢期などの必要知識や自治体の支援施策を記した部分と、所持者が健康データを記録できる部分との2部構成を想定するという。
 ネットでも批判の声が上がったが、作業部会では異論がなく決まってしまったというから驚いた。この違和感はどこから来るのだろう。まず、少子化の問題は、女性の問題、女性たちの意識に問題があるのであり、それを矯正・調教しなければならない、という国家の「上から目線」を強く感じるからではないか。少子化は決して、女性の意識の問題ではない。男女ともの問題であるし、もっといえば社会の問題である。女性が子どもを産み、育てづらい社会の責任は政治にあるのだから、国こそ責任を感じて、根本にある社会問題を解決すべきなのに、その責任を棚に上げ、女性たちに責任を転嫁して、女性たちに産み育てる自覚と責任を痛み入らせて、問題を解決しようなんて、まさに本末転倒である。
 少子化の原因は今の社会にあることは既に明らかではないか。待機児童を速やかになくさないと(保育の質を下げないで)、女性たちは仕事に復帰できない。多くの女性たちは、非正規・不安定雇用に従事していて、育休も取れないような職場環境に置かれている。非正規・不安定雇用についている厳しい規制をかけて、働きながら子育てが安定してできる生活を保障しないといけない。男女ともに若い世代が抱える将来不安と貧困を解消しない限り、子どもを産むのは難しく、雇用と貧困をめぐる状況を解決しないといけない。諸外国・特にヨーロッパ諸国に比べてあまりに高すぎる日本の教育費をどうにかしないといけない。ずっと言われていることばかりだ。ヨーロッパ並みの従事した子育て支援・少子化対策を包括的に手厚く実施しているならともかく、そうしたことをきちんと実施もせずに、「少子化は女性の責任」と言わんばかりの政策に違和感はつきない。
 もうひとつは、個人の生き方、特に子どもを産む、うまない、何歳で生む、というのは、個人の自由に属する問題であり、国が干渉・介入すべき問題ではない。国家が、個人の出産計画に介入して悪名高いのは中国の一人っ子政策であるが、国家が個人の出産計画に介入する、という点で手帳のほうが微温的であっても同様の問題がある。国際的にも明確に確認されている「性と生殖に関する権利」(リプロダクティブ・ライツ)を尊重しない姿勢であり、人権感覚があまりに乏しいと言わざるを得ない。まして、適齢期を啓蒙して、「晩婚・晩産化に歯止めをかける狙い」というのはいったいどういうことなのか? 職場で上司が実施したらセクハラに該当するであろうことを国が行って良いのか? 国があるべき国民の生き方のモデルを提唱する、ということ自体、全体主義的でぞっとする。
 民主主義の基本は多様な生き方、多様な価値観を認めあい、共存することである。特に家族や結婚観、子どもを産む選択は、個人の尊厳・生き方そのものだ。女性の社会進出も少しずつ進み、生殖技術も進化した現代、益々女性は多様な生き方が保障されるべきだし、生む生まない、またいつ産むかについて、家庭や共同体や世間、まして国家に押し付けられたりすることなく、パートナーがいればパートナーとともに選び取れる時代になってきた。それが世界の趨勢だし、日本でもそうだと思ってきたのに、突然の復古調に愕然とする。
 もうひとつ、今は不妊が大きな問題となっていて、不妊治療をしても妊娠せず子どもをあきらめなければならない人もいる、不妊治療はお金がかかるから断念せざるを得ない人もいる。また、思い描くパートナーに巡りあえずにシングルで生きる人もたくさんいるし、シングルを選ぶ「おひとりさま」もいる。異性愛ではない人たちやトランスジェンダーの方もたくさんいて、ようやくカミングアウトできるようになった。そうした個々の人たちについて考えると、啓蒙すれば子どもが生まれるわけではないのだ。
 一つの生き方を押し付けるなんて、こうした人たちの生き方や人生の選択に対して無神経であるし、その生き方や想いを否定するようなものである。こうした人たちはマイノリティとして不当に扱われることも少なくないのが現実だが、国による価値観の押しつけで、一層肩身が狭かったり窮屈な思いをさせることになってしまう。政府には、そうしたことに対する想像力やデリカシーがないのだろうか。先日提唱された「3年抱っこし放題」も女性たちの置かれた実態・窮状からかけ離れた政策であり、「女性に育児負担を押し付けようとしているな」と感じたが、今回は少子化対策として疑問ということに加え、政府による価値観の押しつけとして、根本的に問題があると思う。
 今の先の見えない社会で、生きづらさを抱えながら生きている人たち、社会のメインストリームではない人たち、将来に負担を抱えている若い世代の悲鳴や思いや悩みに真剣に向き合う政治であってほしいのだが、今の政府の立ち位置は、そこからかなりずれたところに来ているように思えてならない。」
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by illcommonz | 2013-05-28 22:12
▼5万個のどんぐり
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 「世界を変えようと決意を固め、思慮深い市民たちからなる小さなグループの力を決して否定してはいけません。 実際、その力だけがこれまで世界を変えてきたのです。」(マーガレット・ミード 文化人類学者)

「住民投票用紙の公開請求 住民団体、小平市選管に」
「東京都小平市の都道建設計画の見直しを問う住民投票が不成立に終わり、市選挙管理委員会は27日、5万1010票の投票用紙を開票しないまま保管する作業をした。条例を直接請求した住民団体は同日、市選管に対し、全投票用紙の写しの交付を求める情報公開請求をした。」

 「残念ながら、市が提案した条例修正案により、投票率が50%未満の際には投票結果は公表されないことになってしまった。小平市内の有権者の方にはぜひ投票に行って、ご自身の意見を表明していただきたい。どちらに投票するべきか。自分なりに調べて、考えて、投じる。それがこの「民主主義の学校」のカリキュラムである。」(國分功一郎 東京新聞 2013年5月25日)

 それが全体の何パーセントであるかよりも、51,010という数は決して少なくない。その数は1本のナラの樹に実るどんぐりの数と同じくらいであり、とりわけ、51,010人という人間の存在は誰も無視できないものだ。さあ、これからが「民主主義の学校」のはじまり。今回のことで5万人のクラスができた。でも、いまはまだみんな1年生。ころころころがりはじめたどんぐりたちの学校。これから毎日が学校である。その5万個のころがるどんぐりのあいだから、やがて「民主主義の森」が生まれる。どんな森も林も、それができるまでには、長い時間がかかるもの。それは社会も同じ。ころがれ、どんぐり民主主義。

(参考)
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▼1万個のどんぐり(http://blogs.yahoo.co.jp/macchi105/16362851.htmlより)

▼中沢新一+國分功一郎「どんぐりと民主主義」
http://wol.jw.org/zu/wol/d/r7/lp-j/102010327
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by illcommonz | 2013-05-27 17:30
▼「お任せ民主主義」からの脱却
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「小平市で住民投票!小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」

「お任せ民主主義」脱却しよう 在住の哲学者國分功一郎さん寄稿
 「東京都の道路計画を問う小平市の住民投票は二十六日、投票される。投票率50%以上の成立要件があり、下回った場合は開票されない。今回の住民投票の意義とは何か。住民投票の実現に関わった小平市在住の哲学者、國分功一郎さん(38)=高崎経済大准教授=に寄稿してもらった。
 小平市であす住民投票が行われる。直接請求によって住民投票が実現するのは都内で初めてのことであり、大変注目を集めている。
 対象となるのは市内に建設が予定されている都道3・2・8号線という道路だ。四車線三十六メートル幅の巨大な道路が、住宅地と大きな雑木林、そして国の史跡である玉川上水を貫通する。伐採される樹木の数は四百八十本。約二百二十世帯が立ち退きを迫られ、総工費は約二百五十億円と推定されている。
 道路計画は半世紀前の一九六三年に策定されたものであり、計画地のすぐ脇には府中街道という道路が走っている。交通量の減少が叫ばれる現代、住民に立ち退きを迫り、現地の豊かな自然を破壊してまで新しい道路を建設する必要があるのか。疑問を抱いた住民グループが署名活動を展開。今年三月、小平市議会で住民投票条例案が可決された。
 この住民投票は、建設に反対か賛成かを問うものではない。「住民参加で計画を見直す」か「見直す必要はない」かを問うものだ。これまで事業主である東京都は住民の意見にほとんど耳を傾けてこなかった。住民グループはそのことが最大の問題であるとし、この選択肢を提案した。
 「見直し」の意味は広い。道路建設には賛成だが、もう少し小さくてもよいという意見も「見直し」にあたる。つまりこの住民投票の目的は、地域の問題に住民が積極的に参加するか否かを問うことにある。これまでの「お任せ民主主義」でよいのか、それとも地域のことは地域で決めるのか。それを問う今回の住民投票はまさしく最良の「民主主義の学校」である。
 残念ながら、市が提案した条例修正案により、投票率が50%未満の際には投票結果は公表されないことになってしまった。小平市内の有権者の方にはぜひ投票に行って、ご自身の意見を表明していただきたい。どちらに投票するべきか。自分なりに調べて、考えて、投じる。それがこの「民主主義の学校」のカリキュラムである。」(東京新聞 2013年5月25日)
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[追記]
「小平市の住民投票不成立」
「都道整備計画をめぐる東京都小平市の住民投票は投票率が35・17%で成立要件を下回り、不成立。」(2013年月26日 共同通信)

「投票不成立:小平「住民の会」が投票用紙の公開請求」
 「東京都の都道建設計画の是非を巡り、都内初となる住民の直接請求に基づく住民投票が不成立に終わった小平市で27日、直接請求をした「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」は市に対し不在者投票を含む5万1010人分の全投票用紙の写しの開示を求める情報公開請求を行った。水口和恵共同代表(51)は毎日新聞の取材に「(投票した)35.17%の数字は大きい。意思の中身を確認したい」としている。
 市は投票率50%未満なら不成立とし、「不成立の場合は開票もしない」と決定。90日間保管後に廃棄する方針を示していた。 しかし、市の住民投票条例には開票についての記載がなく、「投票者総数が投票資格者の総数の2分の1に満たないときは、成立しないものとする」とだけ定めている。 住民投票に詳しい成蹊大法科大学院の武田真一郎教授(行政法)は「情報公開条例は住民の『知る権利』を前提に原則開示を定めている。開示請求があれば市は開示すべきだ」と指摘する。 投票では1963年に都市計画決定された府中−東村山市間の都市計画道路「3・2・8号線」(13キロ)のうち小平市内の約1.4キロの計画を「住民参加による見直し」か「見直しの必要は無い」かが問われた。 一方、市は27日午前、5万1010人分の票を段ボール6箱に移し替え封印した。」(毎日新聞 2013年05月27日 12時31分)
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by illcommonz | 2013-05-26 15:46
▼「TPP参加をとめる!5.25大集会」
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「TPP参加をとめる!5.25大集会」
[日時] 2013年5月25日13:45デモ出発
[場所] 東京・芝公園23号地(最寄り駅、地下鉄三田線「御成門」駅)

 「3月15日に安倍首相が行った公約破りのTPP交渉参加表明に続き、4月12日に発表された、TPP交渉参加にむけた事前協議の「日米合意」は、包括的で高い水準の協定を達成するという「TPPの輪郭」を改めて確認するとともに、アメリカの要求を丸呑みするだけという内容です。これでは、安倍自公内閣が言うところの「国益を守る」どころか、国民のくらしやいのち、食の安全、雇用や地域経済などが壊され、国の主権までもが脅かされることが、いよいよはっきりしてきました。交渉に参加してしまえば、TPPの秘密主義で、交渉の中身をあれこれを持ち出して途中離脱はあり得ません。まだ遅くはありません。参加表明を撤回し、TPP交渉への参加を止めるべきです。私たちは、これまでも多くの団体・個人の思いを集め、国際的な連携も進めながら、TPP交渉参加反対の運動を進めてきました。参議院選挙を前にしたいま、安倍内閣にTPP交渉参加を断念させるため、標記「TPP参加をとめる!5.25大集会」をよびかけることとしました。TPP交渉参加に反対するすべての人たちの力で集会を大成功させ、政府や財界、アメリカのねらいにストップをかけるため、ぜひみなさま方におかれましても、「TPP参加をとめる!5.25大集会」の趣旨にご賛同いただくとともに、たくさんの方々にご参加いただけますようお願い申し上げます。」


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March Against Monsanto – May 25, 2013
This is a Call to Action for a Non-Hierarchical Occupation of Monsanto Everywhere. Whether you like it or not, chances are Monsanto contaminated the food you ate today with chemicals and unlabeled GMOs. Monsanto controls much of the world's food supply at the expense of food democracy worldwide. This site is dedicated to empowering citizens of the world to take action against Monsanto & it's enablers like the FDA, USDA, EPA, GMA, BIO, and the processed food companies that use Monsanto's products.

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▼「TPPを進め命と環境・農を支配する多国籍大企業・モンサントにNO!」
[日時] 2013年5月25日(土)16:30~17:00(予定)
[場所] 東京・銀座 日本モンサント株式会社前
(東京都中央区銀座4-10-10 銀座山王ビル8F)

 「世界有数の多国籍企業であるモンサント社は、遺伝子組み換え作物を世界に広げ、種を支配することで世界中で農民を、食べ物を支配し、各国の食糧主権を脅かしています。こうした暴挙を止めるため、世界各地の農民や消費者団体、NGOなどが5月25日を「March Against Monsanto」の世界同時アクションデーに決め、全世界に呼びかけています。」
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by illcommonz | 2013-05-26 00:32
▼「5.24 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」
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「5.24 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」
[日時] 2013年5月24日(金)18:00-20:00
[場所] 東京・霞ヶ関 首相官邸前および永田町・霞が関一帯
(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は混雑が予想されます。
[呼びかけ] 首都圏反原発連合

「敦賀「活断層」了承へ=22日報告、安全策議論-規制委」
 「原子力規制委員会の専門家調査団が日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)直下に活断層があるとの報告書をまとめたことを受け、規制委は22日の定例会合で、報告書について協議する。規制委として、調査団の判断を了承する見通し。原子力の規制当局が原発直下に活断層があると認定するのは初めて。」(時事通信 2013年5月21日)

「敦賀原発2号機 廃炉の可能性高く」
「福井県の敦賀原子力発電所について国の原子力規制委員会は「2号機の真下を走る断層は活断層である」と判断し、田中俊一委員長は2号機の運転再開は難しいという認識を示しました。国の指針では、原子炉の真下に活断層があることを認めておらず、2号機は事実上、運転ができず、廃炉になる可能性が高くなります。原子力規制委員会は、「敦賀原発2号機の真下を走る断層は活断層である」という専門家会議がとりまとめた評価結果を受けて、対応を協議しました。この中で、田中俊一委員長は「活断層という指摘がある報告を受けた。真摯(しんし)に受け止める必要がある」と述べ、規制委員会として専門家会議の評価結果を了承し、現時点で活断層であると判断しました。国の指針では、原子炉の真下に活断層があることを認めていません。規制委員会は、22日の判断を受けて、燃料1700本余りが貯蔵されている2号機の燃料プールについて、事業者の日本原子力発電に対し真下の活断層による地震の影響を調べるよう指示することになりました。会合のあと、記者会見をした田中委員長は2号機の運転について「活断層が原子炉の下にあることを、国の指針では想定していない」と述べて、再開は難しいという認識を示しました。一方で田中委員長は「新たなデータが出てきて結論が変わることまでは否定していない」と述べて、日本原子力発電が新たな調査結果を示した場合は、22日の判断や認識を見直す可能性があることを示唆しました。ただ、活断層ではないことを客観的に示すことは非常に難しく、日本原子力発電が規制委員会の判断を覆す新たなデータを示せないかぎり、敦賀原発2号機は事実上、運転ができず、廃炉になる可能性が高くなります。規制委員会が、原子炉など安全上重要な施設の真下に活断層があることを認めるのは、国内の原発で初めてです。これに対して日本原子力発電は、2号機を廃炉にはしない考えで、規制委員会が結論を導くに至った根拠などの回答を求める公開質問状を提出し、来月まで断層の独自の調査を行って規制委員会に改めて判断するよう求めています。」(NHKニュース 2013年5月22日)
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by illcommonz | 2013-05-24 00:48
▼「5.18反原発デモ@渋谷・原宿」
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「5.18反原発デモ@渋谷・原宿」
[日時] 2013年5月18日(土)14:30集合 15:00出発
[場所] 東京・渋谷みやしたこうえん北側
[主催] TwitNoNukes
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by illcommonz | 2013-05-18 00:20