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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼【※重要な追記あり】「6.30 大久保公園包囲」
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 「しばき隊はこれまで広く呼びかけをすることがありませんでしたが、30日に大久保公園の包囲を呼びかけてます。「おまえらは孤立している。この社会はおまえらを決して許さない。おまえらに日本人を代表する資格などこれっぽっちもない」と知らしめるのが目的。完全非暴力。それでも危ない局面があったら、しばき隊が出ていきます。皆さんはただそこに立っているだけでOK。プラカードの掲示は今まで通りですが、今回は彼らに向けてのメッセージが望ましい。罵倒もあり。弁護士チームも、300%くらい増量して臨む予定。」(松沢呉一)

「6.30 大久保公園包囲 6.30 OKUBO PARK UNDER SIEGE」
[日時] 2013年6月30日 包囲完了時刻 14:00
[場所] 新宿歌舞伎町・大久保公園周辺
「6月30日に、大久保公園を出発地としてまた醜悪なレイシストのデモが予定されています。集会を市民で包囲して、彼らに向けてデモの中止を直接呼びかけませんか。

★注意
※完全非暴力行動です。
※暴力を受けた場合は反撃せず、最寄りの警察官に通報のうえ歌舞伎町交番で被害届を提出してください。
※(大久保公園)は病院の前なので、トランジスタメガホンは使用しないでください。
※機動隊や警察官に手を触れないように気をつけてください。危険です。
※レイシストの集会開始予定は15:00、デモ出発予定は15:30です。

-----------------
TAKUYAMA TAKUYAMA@OoTAKUICHIROoO
「30日ドラム隊来て欲しい。無数の肉声のコールを束ねるベースができる。」

 了解しました。「無数の肉声のコールを束ねるベース」は、デモ・ドラムの本懐とするところ。声をかけてくれて、ありがとうございます。肉声を消さないように、隊ではなく、このドラムと、この棒でいきます。公園のそばに病院と住宅地があるので、包囲には参加せず、途中のどこかでピンポイント参加します。のつもりでしたが、今回のカウンター行動は「ドラムなし、肉声のみ」という話をききましたので、ドラムはやめて、「トランジスタなしのメガホン」にします。

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イルコモンズ作 「しばき棒」 (撮影:タケウチミホ)

「!NO PASARAN!」(ひとりも通すな!)

--------------------------------------
[追記]

①包囲完了時刻は14:00です。レイシストの大久保公園集合開始時刻は15:30、デモ出発は16:00。レイシストたちに、デモを中止するように呼びかけましょう。いつも通り、理性的な行動をお願いしま

②警察は大久保公園の周りの道を封鎖してプロテスターが公園に近づけないような警備体制を敷くと予想されます。機動隊と口論するのは時間の無駄なので、うまくかわすようにしてください。

③完全非暴力行動です。周りで暴力を振るうプロテスターを見たら、止めてください。また、警察には触らないように注意してください。トラブルがおきた場合は、協力して弁護士に知らせてください

④現場には複数の弁護士が待機しています。弁護士は「弁護士」と書かれた黄色い腕章をしています。また、「サポーター」と書かれた腕章をしている人は、弁護士とも連絡がとれる法学徒です。

⑤現場はビルの谷間で、すぐ隣に病院があります。トランジスタメガホン、ドラム、その他楽器の使用はご遠慮ください。大久保公園内もトラメガ禁止なので、数がいれば抗議はプラカードと肉声で十分です。

⑥万が一デモが出発した場合、今回は新大久保方面には行きませんので、追いかけなくて大丈夫です。デモは新宿区役所を通り、終点はいつも通り柏木公園。それではケガのないよう、よろしくお願いします。

(野間易通@kdxn 2013年6月29日のツイートより)

 「ドラム、その他楽器」もなしになったので、計画を大幅に変更して、「トランジスタなしのメガホン」ひとつで、がっつり参加します。

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▼イルコモンズ作 「トランジスタなしのメガホン」

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 トランジスタも、コンデンサも、ダイオードも、バッテリーも、まとめてぶった切ったメガホン。
ここからはじまり、ここにいたる。レイシストども、ぜったいゆるさん。
!NO PASSARAN!

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びりけんさんのいうとおり。
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by illcommonz | 2013-06-30 00:57
▼レイシズムとたたかった人物をたたえる歌はあるが、レイシストをたたえる歌はない。

▼ザ・スペシャルAKA 「ネルソン・マンデラ」

「マンデラ氏に生命維持装置=大統領、外遊中止-南ア」
 「入院中の南アフリカのマンデラ元大統領(94)について、AFP通信は26日、一族の長老の話として、生命維持のための人工呼吸器を装着していると報じた。一方、大統領府は「依然として危篤状態にある」との声明を発表した。」(時事通信 2013年6月27日)

 レイシズムとたたかった人物をたたえる歌はあるが、レイシストをたたえる歌はない。


▼ピーター・ガブリエル 「ビコ」

【スティーヴ・ビコ】 スティーヴン・バントゥー・ビコは 南アフリカの反アパルトヘイト活動家。「黒人意識運動」の代表的活動家。


▼マイルス・デイヴィス 「ツツ」

【デズモンド・ムピロ・ツツ】 「デズモンド・ムピロ・ツツは、南アフリカの平和運動家、アングリカン・コミュニオン南部アフリカ聖公会のケープタウン元大主教。1984年にノーベル平和賞を受賞。」

 こういう音楽をきいてきた人間なら、レイシズムを見過ごしにできないはずだ。
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by illcommonz | 2013-06-30 00:28
▼松沢呉一「クボケンはそれをそのまんま受け取ってきた」

▼イースタン・ユース「夜明けの歌」

 「クボケンは、6月16日、「桜田祭り」なるアホデモの前に、大久保公園で桑島という人物に殴られて、血まみれに。(...) クボケンはおかしなヤツでしてね。普通は逮捕されるとめげたり、慎重になったりするわけですよ、少しは。クボケンはちいともダメージをくらってません。「留置所って居心地いいんですよ」。こんなことを言うヤツは初めてです。ご飯もおいしかったそうですよ。どうかしてんじゃないか。「仕事にもまったく支障がなかったですね。音楽関係は逮捕歴のあるのがいっぱいいますから。知っている範囲でも、学生運動の闘士だった時代に爆弾作って逮捕された人(今は音楽業界ではないですけど)、マリファナで逮捕された人、デモで逮捕された人は両手でも足りない。ライターの二木信はデモで逮捕されて仕事が増えたと言っていて、その行動が間違っていないのであれば、逮捕されて責める人はまずおらず、むしろ「よくやった」と褒める人の方が多いかと思います」。という些か特殊な環境の、些か特殊なヤツではあるんですけど、クボケンは血まみれになって逮捕され、釈放されてすぐに大久保公園包囲を提案をするんですぜ。留置場の中で「よし、次は公園を包囲や」と考えていたんでしょうね。そんなことを考えていたから、留置場は居心地がよく、メシもうまかったに違いありません。「もしここで僕がひるんだら、今まで書いてきたこと、言ってきたことがウソになってしまうと思うんですよ。ロックの素晴らしさを伝えようとしてずっと写真を撮って、文章を書いてきた僕がウソをついたらアカンでしょ」。実際にそんなことを言っていたわけではなく、クボケンの発言を捏造してみました。でも、そういうことですよ。音楽なんて所詮趣味。セックスの時の雰囲気作りだったり、会話のネタだったり、カラオケボックスでのストレスの発散だったり、その程度のもんですよ。でも、そこからもう少しはみ出すものを伝えようとしてきたミュージシャンたちがいて、それを受け取ってきた人たちがいた。それを受け取って、写真や言葉で伝えようとしてきたのがクボケンです。日本人の多くにとっては言葉の壁がありますから、言っていることを正確に受け取ることが難しい。それもあって、日本におけるロックはメッセージ部分は軽視されています。しかし、クボケンはそれをそのまんま受け取ってきた。しばき隊として新大久保にいる時、クボケンはカメラを手にしてません。写真を撮るとしても携帯で撮ってます。目の前にレイシストがいる時、それを写真に撮る前に叱る。「いい大人がネットのデマに騙されて、差別していたらアカンやろ」と。当たり前のことを当たり前にやる。それが彼の生き方です。それに呼応して、サッカーのサポーターがいち早く包囲に集結することを呼びかけています。そして、「所詮趣味」以上のものを伝えようとしているミュージシャンの呼びかけも始まってます。

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▼eastern youth 吉野寿からのメッセージ

 ミュージシャンの音や言葉から、クボケンの写真や言葉から、「所詮趣味」以上のものを受け取った人は、どうか6月30日、午後2時、大久保公園に来て欲しい。石を投げるわけでも、火をつけるわけでもなく、ただそこにいるだけです。それがワシらのロックです。」(松沢呉一の黒子の部屋「久保憲司の声を聴け! 吉野寿の声を聴け! 」2013年6月27日より抜粋)

[関連]
▼「6.30 大久保公園包囲」
http://illcomm.exblog.jp/19104518/

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by illcommonz | 2013-06-30 00:28
▼「6.30 Save Me Save Us デモ」
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「6.30 Save Me Save Us デモ」
[日時] 2013年6月30日13:45集合 14:00出発 15:15解散
[場所] 東京・新宿 柏木公園

 「どこにいるのか分からない「誰かのために」頑張って、生きづらさは人それぞれなのに「もっと大変な人もいるから」と黙らされる。その手にはもうのらないよ。皆が言いたいこと言いやすくて、助け合っていける世の中を、私たちは勝手に作っていきます。今「Save Me」と「個」を叫ぶことの重要さは、まず世の中のバランスという点。政治では、お国のために、国民の生活と自由を犠牲にする全体主義の風が吹き始めている。経済では、経済再建や自己実現を口上に、1%の人が99%の人の労働を搾取している。そして政治と経済は、利権により絡み合っている。そして「自分を救う」ことは、本来、全く利己的な思想じゃない。一人の人間は、友人や恋人、家族、隣人、大地や気候に取り巻かれ他者と関係を築き共生することで生きていける存在だ。だから、自分を大事にし、真摯に向き合い、その心に耳を傾けられる人は、他者との関係を大切にし、一緒に世界を作ろうとする。ぼんやりしてて、どこにあるのか分からない「日本のため」とか「皆のため」じゃなくて、「自分のため」に声をあげよう!世界を変えよう!こんな気持ちの人が集まって一緒に何かすれば、要するにそれが、それぞれ違う色々な人がともに生きる世の中になるんだから。」(Save Me Save Usツイート)

 「みんな、のびのびハッピーに生きてる?空気、読み過ぎで疲れてない?就活でこれまでの人生すべてを否定された気分になってない?サービス残業にはNO!って声出してる?過労死とか自死、餓死する前に「助けて!」って言える?っていうか、ちょっとツラいことがあった時でも「助けて!」って言える?そんなのあたり前の権利のはずなのに、実際は成功してお金を持った人しか生きていけないような社会だよね。絶えず競争とストレスにさらされて、人を思いやる余裕もない。孤独感や劣等感をこじらせて監視し合ったり、自己責任論に流されて生活保護をバッシングしたり、在日外国人にヘイトスピーチ(ここでは根拠のない理由で非難すること)浴びせたり。政府はと言えば、いまだに原発もなくせずにいるし、マイナンバー制度、生活保護引き下げ、国防軍設立、女性手帳の発行、ダンス規制、TPP…と、国民を納税ロボットとして管理することしか考えていない。企業のエラい人たちも、会社のお金を増やすことしか頭になくって、働いてる人の生活とか労働環境は悪くなるばかり。そして気付けば、「もっと大変な人がいるから」、自分の言いたいこと、やりたいことは心にしまい、「誰かのために」、頑張ることだけが美徳と思いこまされている。世の中は、この悪循環で、キュークツに、つまらなくなる一方。もうこんなの、いちいち付き合ってられないよ!・・・ということで、皆でのびのびハッピーな空間を、路上に出現させてしまおう!プラカードや楽器の演奏、ダンス、ジャグリング…etc.やりたい方法でアピールするのもよし、ただ歩くのもよし!拡声器も回していくので、言いたいこと、言っちゃってください。色々な人が色々なやりかたで参加して、コミュニケーションしたり、そこで新しい発見があれば、毎日の生活でも、お互い認め合ったり助け合ったりしやすい世の中につながるはず!デモの後はアフター・パーティーもやります。もちろん、どちらか一方だけの参加も歓迎!!」

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「Save Me Save Us ~ かくめい喫茶の夕べ」
[日時] 2013年6月30日17:00-22:00
[場所] 東京・高円寺素人の乱12号店2号店
[参加費: チケット購入 おとな500円、こども250円。
チケットで食べものや飲みもの、グッズと交換できます。

 「かくめい喫茶の夕べ」は、食べものや作ったもの、うたや ことばを持ち寄る夕べです。デモのあとに、デモに参加してなくても、どなたでも ぜひあそびにきてくださいね。」

[選曲] 野中モモ(Lilmag)ぽえむ(2MUCH CREW)
[ギターとことば] ギター:鈴木美紀子、ことば:原田淳子&参加者歓迎
※飛び入り参加歓迎です。読んでほしいことばがありましたらsaveme6.30@outlook.jpまでお送りください。お読みいたします。
[ゲリラカフェ図書館] 金曜日官邸前抗議にて出没するゲリラ・カフェ併設図書館の出張版。
[Zineコーナー] 持込歓迎
[展示販売] タルミナナエ(切り絵)、サパ子(ヤバスタ・グッズ)など

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 「今日、デモと政治的行動は、数多くの小さなグループが集い、そこで交わされた議論から生まれている。同様に、デモのあと、数々のメッセージがローカルなつながりを通じて、また、大都市のなかにはりめぐらされた多様な回路をつうじて、ウイルスのように広がっている」(アントニオ・ネグリ+マイケ・ルハート「叛逆」2013年)
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by illcommonz | 2013-06-30 00:27
▼「原発・憲法・生活保護・TPPがヤバい!それでも自民に入れちゃうの?デモ」
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「原発・憲法・生活保護・TPPがヤバい!それでも自民に入れちゃうの?デモ」
[日時] 2013年6月29日17:00集合 17:30出発
[場所] 東京・新宿 柏木公園(東京都新宿区西新宿7-13)
※雨天決行、荒天中止

[コース]
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[賛同メッセージ]
 「今ここで自民党に入れたら、戦争中のあの言論の自由のない国に逆戻りする。自分は体験してなくても、民族の記憶を忘れることはできない。」 小澤俊夫(昔話研究者)

 「自民党の政治は私たち99%のためではなく、たった1%(富裕層・多国籍企業など)のための政治。1パーセントからの見返りがあれば99%のうちのいくらかは犠牲になってもやむなしという考えの政治です。そんな政党にはもう見切りをつけましょう。さよなら自民党。」
 リクルマイ(レゲエシンガー)

 「わたし(たち)が望む社会は、 「自民党のない社会」です。亡(ほろ)びろ、自民党。 以上。」
 イルコモンズ(現代美術家)

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 とっとと墓にもどれ、このゾンビめ。
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by illcommonz | 2013-06-29 17:12
▼「現代日本におけるアートのアクティヴィズム」
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「現代日本におけるアートのアクティヴィズム」
(府中市美術館アートスタジオ2013トークプログラム)
[日時] 2013年6月29日(土)14:00-16:00
[場所] 東京・府中市美術館 創作室
(〒183-0001 東京都府中市浅間町1-3)

[講師] 小田マサノリ (イルコモンズ、現代美術家)、武居利史 (当館学芸員)
[対象・費用] 一般向き・無料[内容] 美術を通して環境や平和などの社会的な問題に取り組む活動の広がりについて考える。「アート/ソーシャル―美術と社会の新たな空間」第2回。
[参加方法] 当日直接会場へ

[内容]
[第一部] アーティヴィズムとはなにか?
▼JR「アートを通して世界をひっくり返す」
▼JR「世界をひっくり返した 1年」
[第二部] 現代日本におけるアートとアクティヴィズム
▼アトミックサイト「いま・そこに存在する放射能の可視化」
▼イルコモンズ「ムーブメントのパルスとしてのドラム」

[テキスト]
▼イルコモンズ+成田圭祐「アーティヴィズム・ナウ!」
「美術手帖」特集=REAL TIMES 2012年2月号
▼イルコモンズ 「実存主義的ステンシル主義者の報復とファンタジー」
「ユリイカ」2011年8月号 特集=バンクシーとは誰か?路上のエピグラム
▼イルコモンズ「アフター3.11プレリミナリーレポート」
(2012年 「10 MONTH AFTER 3.11」東京藝術大学先端芸術表現科)
▼イルコモンズ「デモと復興―3・11後に人々はどう動いたか」
(2013年 未刊行)

 「近代社会の中で成立してきた「職業としてのアーティスト」という概念ではなく、「文化の専門家」としての、「技能的実践家としてのアーティストという概念の方が、現在の社会においてはより有効だと思える。「英雄としてのアーティスト」のイメージが、並外れた偉業、妙技、勇気、忍耐、卓越、才能などといった概念とともに、個人に集中していくのに対して、日々の生活スタイルを支持、維持してゆくありふれた活動や、非個人的な共感覚の共有、遊びといったものの「技能家としてのアーティスト」のイメージの方は、社会形成のダイナミズムを、より深い所から活性化させ、多様化させる方向へと、よりかかわってゆくことになる。そこでは、日常生活の祝祭的な側面が強調され、感性的、身体的手段によって、人々との共働的社会的絆を再生させる仕事の一部を、アーティストが積極的に引き受けることになるのだ。参加、経験、共働することによって発生してくるパフォーマティヴな場が、アーティストの活動の場であるとするならば、そこで、英雄的な行為ではなく、贈与の行為のような日常的な領域で、だれもが行なえることを率先して、さまざまにやってみせるその意味での文化活動の専門家が「アーティスト」ということになるだろう。
 「技能的実践家としてのアーティスト」の場合は、既存の制度、概念、ヒエラルヒーから逸脱しており、神話化されることもなく、日々の事象の中をくぐりぬけてゆく、そのパフォーマティヴな行為、作品、姿勢が、贈与として周囲の人々へ手渡されてゆくことになる。現実に生活、地域、労働、自然、環境が活性化し、ともに希望を共有して生きていくことができるということが一番求められていることなのだ。イルコモンズ氏の言う、現状への「いたたまれない気持ち」を共有できる人々、領域が当然ながら芸術をこえてひろがっていく可能性と必然性を、(3.11以後の ※引用者による加筆)今の社会は持っている。この「いたたまれない気持ち」を持たざるをえないような事象が、農業、林業、漁業、介護、医療、教育、サービス、建設、土木、政治、法律、芸術、デモ (※引用者による加筆)等々、今日の社会のいたるところに存在していることを無視することはできない。」(白川昌生『美術館・動物園・精神科施設』より)

  「すべての人間が芸術家であるということは、すべての人間に本当の能力があるということです。なにも音楽をつくったりする必要はないのです。例えば、今日の現代的な飛行機に乗り込みますと、この飛行機を作るためにどれほどの発明の才能が必要であったか、どれほどの創造力、クリエィティヴな力が必要であったかということがすぐに解ると思います。その意味ですべての人間が芸術家だと私は言っているのです。昔のドイツ語の表現ですが、医学を医術、農業を栽培術といったりしましたが、その術が必要なわけです。もちろん芸術でもその術を使わなければなりません。いわゆる近代以降は、芸術の概念を非常に高度な精神行為に美化してしまいました。昔は芸術という言葉はもっと技術とかの概念に近いもので、日常的に使えるということを本能的に予感できる言葉でした。その意味で芸術大学とか、あるいは画廊とかいうろくでもない、ケツの穴みたなところで営まれているものだけが芸術だと思ってはならないわけです。」(ヨーゼフ・ボイス)

 「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りに、ちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は、人の世よりもなお住みにくかろう。越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」(夏目漱石)

 「ご存知のとおり、私は自然科学の勉強をはじめました。そして、次のような認識に達したのです。私は私自身に云いました。「おそらくお前の能力は、ある分野でのすぐれた専門家になるというのとはちがう何かべつのものに向いている」と。「お前にできることは、人びとが義務として負っていることに対して幅広い刺激を与えることなのだ」と。」(ヨーゼフ・ボイス)

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▼ヨーゼフ・ボイス「わたしは週末をしらない」(1971-1972年)
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by illcommonz | 2013-06-29 01:45
▼一党独裁の象徴と専制政治のはじまり
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 「今日、問責決議が可決された。まさにこれこそが、ねじれの象徴だ。このねじれに終止符を打たねばならない (安倍晋三)」 (2013年6月27日 朝日新聞「ねじれ国会に終止符を」26日の安倍首相会見要旨より」より

 それは話があべこべで、そもそもなにも「ねじれ」てなんかいない。それが「二院制」の常態であって、この男が云ってることこそ、一党独裁への意志の象徴であって、それは終止符ではなく、専制政治のはじまりだろう。

【参考】
▼「戦後日本で二院制が採用された経緯」
[問] 「一院制を採らず、両院制を採る事由は如何?」
[答] 「一院制を採るときは、いわゆる、政党政治の弊害、即ち、多数党の横暴、腐敗、党利党略の貫徹などが絶無であるとは保し難いので」(法制局「憲法改正草案に関する想定問答」より)

▼「二院制の意義」
「両院制」の意義は「多角度的な民意の反映」というのが本来の趣旨である。また「議会の多数派による専制の阻止」といった効果も生み出すとされる。

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[追記]
「安倍首相:ネット党首討論に自信」
 「安倍晋三首相は28日午前の閣議に先立つ懇談で、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で同日夜に開催される各党党首討論会について「ほとんど私のホームグラウンドみたいなものだ」と述べ、自信を見せた。各閣僚に「ちゃんとコメントを入れてください」と話しかけ、動画への書き込みを促した。首相は、動画を見て書き込みする層を「保守派が圧倒的ですから」とも発言。参院選を控えた各党党首との対決に余裕を見せた。」(毎日新聞 2013年6月28日)

 こういう発言にも、独裁志向や専制願望がにじんでいて、不愉快だな。保守派ではない層から、怒涛のコメントが書きこまれて、おなかがいたくなればいいのに。
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by illcommonz | 2013-06-28 04:38
▼健康をないがしろにするスポーツの祭典
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「五輪=IOC、2020年五輪誘致は3都市すべてに好評価」
 「国際オリンピック委員会(IOC)は25日、2020年夏季五輪招致を目指す3都市の「評価報告書」を公表し、どの都市にも長所があり、計画が高水準にあるとした。東京は国民の支持率で他2都市に遅れを取るものの、強固な財政基盤がそれを補うとの評価。45億ドル(約4400億円)もの準備金が最大の長所とされた。」(ロイター通信 2013年6月26日)

「国保より五輪」 猪瀬知事方針で 国保料2万円から16万円の暴騰」
 「東京都の国民健康保険料が暴騰している。今期の保険料について「納付通知」が届くころだが、東京23区では前年度2万円だった人が、16万円もの値上がりに悲鳴を上げているという。18日「赤旗」が伝えた。暴騰の原因となったのは、都による区町村に対する独自支援の減額。320億円あったものが、今年度は43億円とほぼ1/8に激減させた。少子高齢化が進む中、国民健康保険の財源を確保するため、区町村は自動的にこの減収分を国民健康保険料の増額でまかなう計算を行う。暴騰すれば、支払えなくなる世帯が急増。かえって総収入が落ちることも考えられるが、そういった配慮はなく、「算数」的な計算の結果として、非常識な金額が通知されることとなる。厚生労働省が昨年発表した2010年度の国民健康保険収納率を見ると、東京都は全国ワースト1位の83.90%となっている。今回の増額で、収納率はさらに悪化するものと予想される。東京都にお金がないわけではない。石原・猪瀬知事が招致に異様な情熱を燃やす「2020年東京五輪」の予算は潤沢だ。五輪開催に向け積み立ててきた開催準備基金も約4000億円にのぼる。これを国保に回せば、10年は暴騰を避けられる。後知恵だが、都知事選挙で猪瀬知事に投票するということは、国民健康保険料の暴騰と五輪を秤にかけて、五輪を選ぶという都民の選択になったようだ。」(税金と保険の情報サイト 2013年6月24日)

「東京23区 高すぎる国保料に悲鳴「払えない」「限界」 役所に殺到」
 「国民健康保険料(税)の「納付通知書」の送付が始まっています。東京23区内では、年2万円から16万円もの値上げの人もいます。受け取った住民から「高くて払えない」「毎年値上げが繰り返され、もう限界」と悲鳴が上がっています。大田区在住の女性(69)は病気の子ども2人を抱え、シルバーセンターで働いています。「年金生活の両親が保険料を払ってくれていますが、ギリギリの生活です。私の収入もわずかなのに、また1万円以上も上がった。覚悟はしていましたが大変です」12日に通知書を発送した大田区では、翌13日から問い合わせが相次ぎ、同日窓口を訪ねた区民は101人、電話は約300件。平日の2日間で393人が訪ね、電話は900件近くにのぼりました。10日発送の杉並区では、国保資格係応対分だけで電話が11日から4日間で947件にのぼりました。窓口対応は4日間で180人でした。石原・猪瀬都政は、区市町村の国保財政への独自支援額を320億円から43億円に減額しました。その結果、国保料(税)の大幅値上げを招いています。」(赤旗 2013年6月18日)

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 健全な肉体どころか、健康をないがしろにし犠牲にする「スポーツの祭典」ってなんだろう。それとも、「ただちに健康に影響はありません」とでも云うのだろうか。つまりは、貧乏人は東京からでてゆけ、都民はオリンピックのために死ね、不満があるなら外資系の保険に加入しろ、ということだろう。イスタンブルやサンパウロ市民たちの怒りがますますよくわかる。
 ところで、このところ、トルコやブラジルで起きてることをみてると、なんだか「アクティヴィズム(=社会運動)のオリンピック」みたいだな、という気がして、日本もこのオリンピック(とパラリンピック)に参加した方がいいのでは、と思っている。重量挙げや投擲競技、体操競技や跳躍競技では、トルコやブラジルの市民にかなわないかもしれないが、非暴力の持久競技だったら、そこそこいけると思う。もとより「参加することに意義がある」のがオリンピック(とパラリンピック)の精神であり、それはアクティヴィズムも同じなのだから。

[参考]
 「この運動は「戦術」として「非暴力」ということを原則にしています。非暴力の直接行動です。この20年あまり、世界中でさまざまな抗議行動が起こっていますけれど、非暴力でやりたいという気持ちのうえに、いまの社会運動がおこなわれています。そのなかで、もし、いま、「非暴力直接行動のオリンピック」があったら、いま国会前で起きている運動は、金メダルがとれるくらい、非暴力を貫いています。夕方の6時に集まって8時に帰るんですよ。そのことにもっと驚くべきだと思うし、そういったとりあげ方をしていただきたいと思います。それがいま、この運動がなしとげていることのひとつだと思っています。」(イルコモンズ「首都圏反原発連合記者会見」2012年8月22日)
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by illcommonz | 2013-06-27 23:31
▼「ひとりじゃない」アンセム
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▼ECD @ecdecdecd
 「今まで自分が聴いてきた音楽も「君はひとりじゃない」と言いながら同時に「ずっとひとりでいろ」と言っていたような気がする。」(2013年6月27日)

 もちろん例外もある。たとえば「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」と「いうこと聞かせる番だ俺たちが」。今までもう何百回も聴いてきたので、今では頭の中で勝手にリミックスした、いろんなヴァージョンが脳内再生される。女子たちが歌う「言うこと聞くよなウチらじゃないよ」とか、子どもたちが歌う「いうこと聞かせる番だぼくたちが」とか。もし脳にプラグインできたら、三段積みのマーシャル・アンプにつないで、フルアップの爆音で鳴り響かせたいくらいの、同時代の「ひとりじゃない」アンセム。
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by illcommonz | 2013-06-27 23:17
▼[配給希望映画] 「#ReGENERATION」

▼「#ReGENERATION=蜂起する世代 政治的無関心から新たなムーヴメントへ」
[監督] フィリップ・モンゴメリー
[出演] カレ・ラスン(アドバスターズ)、エイミー・グッドマン(デモクラシー・ナウ!)
ノーム・チョムスキー(言語学者)、タリブ・クゥエリ(ラッパー)、ハワード・ジン(歴史家)
[音楽] STS9
[公式サイト] http://cargocollective.com/regeneration
[スクリプト全文] http://www.mediaed.org/assets/products/160/transcript_160.pdf

The award-winning documentary film, #ReGENERATION, explores the galvanizing forces behind the Occupy Movement and the state of social activism in our society. The film takes an uncompromising look at the challenges facing today’s youth and young adults as they attempt to engage on a myriad of social and political issues.

Focused on how our education, parenting, and media can influence us, the film follows three separate walks of life representing today’s generation. Each brings their own unique perspective – from an inspired collective of musicians working outside the corporate system, to a twenty-something conservative family about to welcome the birth of their second child, and a group of five high-school students from the suburbs looking for their place in society. Their stories are interspersed with the knowledge, wisdom, and personal reflections of some of the country’s leading scholars, social activists, and media personalities, including Noam Chomsky, the late Howard Zinn, Adbusters’ Kalle Lasn, Andrew Bacevich, Talib Kweli, and many others.

Narrated by Ryan Gosling and featuring a riveting soundtrack from STS9, the film explores how today’s generation approaches activism, how it is impacted by technology, our disconnection with nature and history, our consumer culture, and the economic factors holding many of us back from becoming more active participants in our communities. Through a diverse and intelligent series of stories, interviews and insights, we come to a deeper understanding of the influences shaping our society. We have entered uncharted territory, economically, environmentally, and intellectually–and we must look honestly at ourselves to create a sustainable future.

#ReGENERATION is the story of today’s generation… It is the story of us.

 アップリンクさん、どうでしょう?
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by illcommonz | 2013-06-26 01:35