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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼[ちびこもんず] ひえひえ
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(ぱかっ)
▽ちびこもんず 「ひえひえ~」
▼イルコモンズ 「おい、ちびこもんず。」

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▽ちびこもんず 「なんだ、いるこもんず、マヨネーズがほしいのか?」
▼イルコモンズ 「冷蔵庫のなかで、なにしてるんだ?」
▽ちびこもんず 「お、ここは冷蔵庫のなかだったか、ちっとも気づかなかったよ。」
▼イルコモンズ 「家が冷蔵庫と同じくらい寒いぞ、って云いたいんだな。」
▽ちびこもんず 「そういうことだ、なんとかしろ、冷蔵庫のなかもカラっぽだぞ。」
▼イルコモンズ 「ストーブつけるから、そこからでてきな。おみやげもあるよ。」
▽ちびこもんず 「クリスマス・パーティの、のこりものだな、くわせろ、くわせろ。のこりもの、のこらず、くわせろ。」 (ばくっ、ばくぱくぱくぱく、むしゃむしゃむしゃむしゃ)

...................................

 もっと便利に もっと精巧に
 もっともうかるように
 そんなことばかりめがけて
 かんじんの人間がどうなるか
 考えもしなかった

 おかげでこのざまだ
 きがつくのがおそすぎたが
 きづかないよりはましだろう
 その速度をおそくするのが
 たぶん これからぼくらのできる
 精いっぱいギリギリのところだろう
 とおもう

 ということは ぼくらの子供や
 孫たちの地球は いまより決して
 よくはなっていない ということである

 ぼくらはもう未来について
 バラ色の夢をもつことはできない
 ということである

 そうだとしたら ぼくらが いま
 こどものためにしてやれることは
 その灰色の未来に耐えて生きてゆけるように
 神経と体力に、したたかな抵抗力を
 なんとかつけてやることではないだろうか
 (花森安治)
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by illcommonz | 2013-12-25 22:50
▼今年の「冬の贈りもの」
d0017381_22155769.jpgきょうはクリスマスだったので、東京在住の外国人母子家庭のクリスマス・パーティーに呼ばれ、サンタクロース楽団の一員として、クラリネットを吹いてきた。ボランティア活動ではあるのだけど、ふだん食べられないクリスマスの料理をおなかいっぱいごちそうしてもらえるので、毎年たのしみにしている。サンタのふりをするために、秋ごろからずっと髭を伸ばしてきたのだが、ふだんあまりさわる機会がないせいか、こどもたちから、なでなでされた。オルガンとチェロとクラリネットで「きよしこの夜」を演奏するとき、後半、例のサックスに持ちかえて吹いてみせたら、こどもたちが目をまんまるくしく喜んでいた。ああいう変な音は、どこの国のこどもたちも大好きなのだ。それはさておき、今年のクリスマスは、このくににあるすべての原発がとまっているので、去年よりもちょっとだけ胸をはって、この「冬の贈りもの」を贈ろうと思う。このくにに暮らす、すべてのこどもたちへ。


▼アトミックサイトTV 「こどもたちへの冬の贈りもの」
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by illcommonz | 2013-12-25 22:19
▼ドミューン「バンクシー・スペシャル#1」
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▼「BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT 日本版」
 (パトリック・ポッター著 毛利嘉孝・鈴木沓子訳 パルコ出版より近刊)

DOMMUNE「緊急番組!バンクシーSPECIAL 第1弾
「BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT」

[日時] 2013年12月26日(木)19:00-21:00
[USRL] http://www.dommune.com/reserve/2013/1226/
[出演] 毛利嘉孝、鈴木沓子、大山エンリコイサム、イルコモンズ、
清水知子、南後由和、飯島直樹

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[イルコモンズ・セレクション バンクシー関連動画集]

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▼バンクシー画「ベツレヘムに行けない聖母マリアとヨセフ」(2005年)


【ベツレヘムのバンクシー/サンタのゲットープロジェクト】(2006-2007年) ★★★

「国際司法裁判所が犯罪だと認めているこの壁にグラフィティを描くことが、
いったいどれほどの犯罪になるというのだろう。」(バンクシー)


【ワンダーウォール・キャンペーン】(2007年)★
日本のアーティストたちからバンクシーへの応答


【アウト・オブ・コンテクスト/アート・マイアミ2012】(2010/2012年)★
とりはずされ、移送されたベツレヘムの壁


【バンクシー監修「シンプソンズ OP」】(2010)★★★★
児童労働と低賃金労働をリークしたカウチ・ギャグ

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[東日本大震災/福島原発事故](2011)

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【Mr.ブレイン・ウオゥッシュのチャリティアート】(赤十字 2011)

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【バンクシーのインスタレーション】(MOCA 2011)

[ロンドン五輪](2012)

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ロンドン当局に撤去されたバンクシーのグラフィティ

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[バンクシー・ザ・プランクスター]


【バンクシー監修「バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑」
(原題:アンタイクス・ロードショー)短縮版】(2011年)★★★

【BBC制作「アンティーク・ロードショー」】
http://www.youtube.com/watch?v=uuHlBqwvRg0
「アンタイクス・ロードショー」の元ネタ


【BBC制作「素顔のバンクシー」)★★
バンクシーの日常をとりあげたフェイク・ドキュメント


【「クズを買い漁るマヌケども」を競売するアートマーケット】★
2008年のロンドンのオークション


【バンクシー「アート売ります」】(2013年)★★★★
NY・セントラルパークの街路でバンクシーがやった最近のプランク

「人間には四つの基本的欲求がある。食事、セックス、睡眠、そして、リベンジだ。」
(バンクシー)

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(おまけ1)
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【問題】罠を仕掛けられたくまのプーは誰にどんなリベンジをしたか?
【回答】(答えは番組のなかで)

「もうすぐ出版される「BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT」をよむと、謎が解けますよ。たぶん。」(イルコモンズ)

[参考文献]
イルコモンズ「実存主義的ステンシル主義者の報復とファンタジー」
『ユリイカ 特集=バンクシーとは誰か?路上のエピグラム』2011年8月号

(おまけ2)
このくにの「リアル」なグラフィティ
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https://pbs.twimg.com/media/BYM3n90CMAAVmQC.jpg
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by illcommonz | 2013-12-25 21:24
▼[ちびこもんず] ぬくぬく
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▽ちびこもんず 「おい、いるこもんず。」
▼イルコモンズ 「なんだ、ちびこもんず。」
▽ちびこもんず 「クリスマスくらい、ストーブつけろよ。」
▼イルコモンズ 「そうだな。」
(ストーブをつける)
▽ちびこもんず 「もえろよ、もえろ、もえろよ、ぺちかよ、もえろよ、もえ。。。なんだか、あんまりあったかくならないね」
▼イルコモンズ 「アラジンのストーブはこういうもんだよ。そのかわり、湯たんぽ、あっためてやるよ。」
▽ちびこもんず 「いいね。」

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▽ちびこもんず 「ぬくぬく。」
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by illcommonz | 2013-12-24 23:53
▼[ちびこもんずとイルコモンズ] 自民党を呪う嵐のサックス二重奏

▼ちびこもんずとイルコモンズ「自民党を呪う嵐のサックス」二重奏

(つづき)
▽ちびこもんず 「合奏するんだよ。」
▼イルコモンズ 「いいよ、なにやる。」
▽ちびこもんず 「キング・クリムゾンの二十一世紀のスキゾ野郎。」
▼イルコモンズ 「ああ、あのサックスはいいね。」
▽ちびこもんず 「はーれむ・のくたーんもいいぞ。」
▼イルコモンズ 「でも、このサックスじゃ吹けないね。」
▽ちびこもんず 「そうか」
▼イルコモンズ 「クリスマスなんだから、きよしこのよるはどう?」
▽ちびこもんず 「きよしこのよるでいい」
▼イルコモンズ 「じゃ、イントロのあと、スラップタンギングでワン・ツー・スリーと3カウントいれるから、それを合図に、4拍目からはいるんだよ。」
▽ちびこもんず 「わん、つう、すりー、で、し・か・え・し、だな。」
▼イルコモンズ 「まぁ、そういうことだ。」
▽ちびこもんず 「よし、やろう。」
 (イントロはじまる)
▼イルコモンズ 「・・・・・・・」
▽ちびこもんず 「・・・・・・・」
▼イルコモンズ 「ぴち、ぺち、ぱち!」
▽ちびこもんず 「ぶぅばばばばひぶぅぶぶぶばぶぅうひー!」(聴取不能)
▼イルコモンズ 「ボォボゥボボブゥブリバブリブリボヒー!」(聴取不能)
▽ちびこもんず 「おい、イルコモンズ。」
▼イルコモンズ 「なんだ、ちびこもんず。」
▽ちびこもん ず「メリークリスマス。」
▼イルコモンズ 「メリークリスマス。」
▽ちびこもんず 「自民党、亡びろ。」
▼イルコモンズ 「亡びろ、自民党。」

-----
(おまけ)ちびこもんずがサックスでふきたかった曲


▼キング・クリムゾン「二十一世紀の精神異常者」(サックス&ヴォーカルトラック)


▼サム・テイラー「ハーレムノクターン」


▼サイモンとガーファンクル「7時のニュース/サイレントナイト」
 (ナレーション)
 ワシントンでは、反米活動に関する議会で、
 傍聴していたデモの参加者が
 反戦のスローガンを叫んだため、
 強制的に排除しました。

 ニクソン大統領は、国内における反戦運動は
 アメリカ合衆国に不利益をもたらす
 最大の凶器であると演説しました。
 7時のニュースでした。
 おしまい、おやすみ。。。

▼イルコモンズ 「神はいつも思いもよらぬところに、そのしるしを見せます。そして、神はつねに人の手助けを必要とする子どもの姿であらわれます。」
▽ちびこもんず 「よんだ?」
▼イルコモンズ 「よんでない。むかしクリスマスのミサで聞いた牧師さんのことばだよ。」
▽ちびこもんず 「おい、いるこもんず。」
▼イルコモンズ 「なんだ、ちびこもんず。」
(つづく)
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by illcommonz | 2013-12-24 22:26
▼[ちびこもんず] 自民党を呪う嵐のちびサックス
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(つづき)
▼イルコモンズ 「わかった、まってろ。」
▽ちびこもんず 「てつだうことあるか。」
▼イルコモンズ 「ない。」
▽ちびこもんず 「じゃ、見てるから、とっとことっとと、つくってくれ。」

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道具箱のなかから使えそうな部品をさがす

▽ちびこもんず 「ベルはふたつにしてくれ」
▼イルコモンズ 「フランソワ・ルイの「オーロクローム」みたいに?」

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▼フランソワ・ルイ作「オーロクローム」

▽ちびこもんず 「そう、マイケル・シーゲルの本に書いてあっただろ。「複数の音を同時に吹くことへの太古からの強い願望をたたえよ」って。」
▼イルコモンズ 「でも、口がちいさいから、マウスピースふたつは無理だよ。」

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▼フランソワ・ルイとオーロクローム

▽ちびこもんず 「じゃ、マウスピースはひとつでいい。でも、ベルはふたつ。」
▼イルコモンズ 「それだと、オーロクロームみたいな和音はでないよ。」
▽ちびこもんず 「自民党を呪うのに、きれいな音をだしてどうする。きたない音、にごった音、ひずんだ音、そしてどこまでも不安定な音程と不協和音の叫びをたたえよ。」
▼イルコモンズ 「なるほどね。」
▽ちびこもんず 「神は細部に宿り、悪魔は分かれ道に現れる。」
▼イルコモンズ 「ロバート・ジョンソンだね。」

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道具箱の中から、前につくっておいた「二股管」を見つけたので、トランペットとコルネットの管をつなぎあわせ、自転車のクラクションをベルにした、ツインベルの複式サックスをつくることにした。

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▽ちびこもんず 「金と銀のインペリアル仕様だな、自民党にはもったいない。」

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図面なしに、ブリコラージュで、どんどんくみたてる。

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二股管で長いベル管と短いベル管に音が分岐するしくみ。

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だいたいできた。

▽ちびこもんず 「リーク(息もれ)テストしたか」
▼イルコモンズ 「いまからやるよ、、、、あ、ここ、ちょっと漏れてるなぁ。」
▽ちびこもんず 「どれどれ」
▼イルコモンズ 「ほんのちょっとだけど、強く吹いたとき、ぴぃいぃぃって音がするだろ」
▽ちびこもんず 「いいね、これ、このまんまでいいよ、このほうがいい。」
▼イルコモンズ 「は?」
▽ちびこもんず 「デビッド・サンボーンは音を鋭くするために、わざとリークさせるっていうから、これでいいよ。」

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ゆびかけと支柱をつける。

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▽ちびこもんず 「譜面台たてもつけてくれ。」
▼イルコモンズ 「譜面がよめないのに、どうして?意味がないよ。」
▽ちびこもんず 「いるこもんずよ、意味を求めすぎるな、意味を求めすぎると、無意味のおおらかさと、無為のゆたかさを見失うぞ。」
▼イルコモンズ 「わかったよ、譜面台をなんに使うの?」
▽ちびこもんず 「呪いの呪文用。」
▼イルコモンズ 「そうか。」

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譜面台立てをろう付けする。

▼イルコモンズ 「マウスピースはどうする?ソプラノ?アルト?テナー?」
▽ちびこもんず 「ぜんぶ」

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3種類のマウスピース・アダプターをつくる。

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プラスティック板のリードをけずる。

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できた。

▼イルコモンズ 「ほい、できた。」
▽ちびこもんず 「さんきゅぅ」

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▼イルコモンズ作「自民党を呪う嵐のちびサックス」(2013年)

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▼イルコモンズ作「自民党を呪う嵐のちびサックス」(2013年)

▼イルコモンズ 「ふいてみ。」
▽ちびこもんず 「あい。」(すぅぅぅぅぅうぅぅぅっ)


▼ちびこもんず「自民党を呪う嵐のサックス その1」(ソプラノ)

▼イルコモンズ 「ひどいね。」
▽ちびこもんず 「ひどい。ひどいけどいい。ひどいのがいい。」
▼イルコモンズ 「こっちもふいてみ」
▽ちびこもんず 「あいあい。」


▼ちびこもんず「自民党を呪う嵐のサックス その2」(テノール)

▽ちびこもんず「おい、イルコモンズ」
▼イルコモンズ「なんだ、ちびこもんず」
▽ちびこもんず「ふたりでやろう」
▼イルコモンズ「え?」
▽ちびこもんず「合奏するんだよ」
(つづく)
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by illcommonz | 2013-12-24 22:24
▼[ちびこもんず] しかえし
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▼[ちびこもんず] 自民党を呪う嵐のちびサックス(予想図)

(つづき)
▼イルコモンズ 「これでどうだい、ちびこもんず?」
▽ちびこもんず 「いるこもんず、ぼくにも、これ、つくってくれ」
▼イルコモンズ 「でも、ふりーくあうとサックス、もってるじゃん」
▽ちびこもんず 「あれじゃだめだ。み・ん・し・ゅ・し・ゅ・ぎ・の・ひ・て・い・されたから、ごりおしされたから、ふりーくあうとじゃなくて、絶叫と嵐で仕返ししたい。」
▼イルコモンズ 「・・・・・・・」
▽ちびこもんず 「バンクシーもいってるぞ。「人間には、四つの基本的欲求がある。ごはんとせっくすと睡眠、そして、仕返しだ」ってね。」
▼イルコモンズ 「わかった、まってろ。」(がちゃがちゃがちゃ)
(つづく)
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by illcommonz | 2013-12-24 13:15
▼イルコモンズ作「自民党を呪う嵐のサックス」(2013年)
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[これまでのあらすじ]
 「特定ひみつ保護法」への抗議に対し、政権与党の幹事長がそれを「絶叫」や「テロ」と発言したことを知り、「なにを!それなら、」と「絶叫サックス」をつくってしまったイルコモンズ。今度は、首相が「嵐が過ぎ去った」と語ったことを知り、「おい、こら、おまえら、云うのは簡単だが、それをつくる側の身にもなってみろ」と憤慨しながら、仮にもし「嵐」の音を出せるサックスがあるとしたら、いったいどんなサックスなのだろうと考えはじめたが、思い浮かんだのは、下の画像だけだった。クリスマスイヴの朝、めずらしく早起きしたちびこもんずから「フフフッ、嵐はこれから」というプラカードをみせられ、「じゃ、やってみるか」と、「嵐のサックス」づくりがはじまった。

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 まず、上の写真に写っている謎の装置は、サックス、ではもちろんなくて、楽器でもなければ、ホーンですらない。なぜなら、「空中聴音機」だからで、これは音を発するものではなく、音を聴くものである。

【空中聴音機】(くうちゅうちょうおんき)
 「空中聴音機(サウンドロケーター/Sound Locator)は、空気中・水中・地中などの音波を聞き取る装置である。主に第一次世界大戦の中期から、第二次世界大戦の初期まで用いられた。これは航空機の位置を監視するための装置で、人間の目では捉えることのできない遠距離の航空機や、夜間や霧など視界が全く効かない状態など、目視によって航空機を特定できない状況下で使用された。ただし、目標が150m/s以上の速度になると精度が落ち、また風や大気の温度分布によっても誤差が生じる為に、レーダーが開発されるようになると、すぐに姿を消してしまった。」(「かつて戦時中に使用されていた、音波で対象物の位置を捕捉する「空中聴音機」の歴史」より)

 上の画像は1920年代にアメリカで使用されていた「2ホーン式聴音機」で、ホーンがふたつあるのは両耳できくためである。この装置の原型となったのは、これらしい。

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▼1880年 マイヤー教授によって発明された空中聴音機の元祖となるもの

 これは「サウンドアート」や「音響系」の歴史についての本にもよく載っている図で、未来派みたいなマッドサイエンスっぽくていい。

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▼1920年代 チェコの4ホーン聴音機
 メディアは「人間の能力の拡張である」といったのはマクルーハンだが、まさにこれは「鼓膜の拡張」である。

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▼1930年代 日本の聴音機
 一見すると、バズーカ砲みたいだが、よくみると、バリトンホルンやユーフォニウムみたいなかたちをしている。軍事オタクの自民党幹事長が見たら、よろこびそうだが、よろこばせたくないので、無視する。

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▼1898年 イギリスにて、REV JMベーコン教授による聴音機実験
 望遠鏡みたいなシンプルなつくりだが、台車で運べるポータブルでコンパクトなところがいい。これにしよう。資金も財力もない市民が、国家に対抗してつくれるものはこの程度のものだろうし、そもそも「空中聴音機」自体が、ろくに使い物にならなかった失敗した軍事プロジェクトなのだから、それをまねる必要はない。まねるものは、ほかにもある。まねるのはこれである。


▼Tibet: Tibetan Monks - Playing Long Horn - Longhorn

 チベタン・ホルンである。これでチューバと同じくらいの低音がでる。だが、おどろくのはまだはやい。


▼Brixham Tibetan Buddhist Monks

 低音が出るだけでなく、二人で吹くと、微妙な音程/周波数のちがいから生まれる独特のワウのかかった重低音のドローンが得られる。息継ぎのときにアクセントとしていれるブババババブリブリブリというバズ音もすばらしい。これだ、これしかない。時の政権を呪いたおし、政治を混乱させる嵐をよぶには、これしかない。亡びろ、自民党。

 問題はチベタン・ホルンをどうやって手に入れるかだが、さいわい家にはチベタンホルンが一本ある。2012年3月11日の「追悼と怒りのドラムデモ」のために手にいれて、改造したものがある。今度はこれを「嵐と呪い」に改造しなおせばいいわけである。

 もちろん、それは僧院で使われているホンモノではなく、観光用に作られた模造品なのだが、いくら模造品とはいえ、仏具をそんなことに使ってバチがあたらないだろうかと、一瞬思ったが(ナンシー関と同じで、自分も昭和生まれの田舎者なので、案外、迷信深い)、考えみれば、チベットの密教にはもともと呪術的な側面がある。ウソだと思うなら、これをよんでみるといい。

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▼正木晃
「性と呪殺の密教 
怪僧ドルジェタクの闇と光」
 「密教は性と呪力に満ちている。光と闇、二つの世界を具有することの豊穣と危険。チベット仏教史上、最強にして最凶、密教僧ドルジェタクの生涯を通じ、宗教が内包する超絶的エネルギーの核心に迫る。」
 「呪殺」に「怪僧」である。タイトルからしてすでにやばいが、中身もそうとうやばい。こうみえても人類学者(のなりそこね)なので、ブードゥーとか妖術とか加持祈祷に関して書かれた民族誌は結構よんできたが、この本が描きだす魑魅魍魎の跳梁跋扈する世界は、かなりやばい。詳細は省くが、これならチベタン・ホルンを自民党を呪うために転用してもバチはあたらないだろう結論した。それに日本の密教にだって「請雨法」という雨乞いの祈祷がある。

d0017381_1245590.jpg 「雨乞いの祈祷の実際は、13世紀に奈良西大寺の叡尊が写した「指図」によると、池の北側に修法壇をいくつかなかに設けた大きな仮屋を建て、13本からの幡を整然と立て、主尊として孔雀明王の図像が懸けられたことがわかる。13本の幡が立ち並ぶ様は余白にわざわざ拡大して描かれている。「四天王」と「八大龍王」(難陀・跋難陀・紗伽羅・和脩吉・徳叉迦・阿那達多・摩那須・優鉢羅)、または「四神」(青龍・白虎・朱雀・玄武)と「八大龍王」、それに本尊孔雀明王を表す幡ではなかったか。その仮屋の修法壇で、空海は自身で唐から請来した「請雨経法」を修したであろう。さらに『仁王経』やあるいは『雨宝陀羅尼経』(一巻、不空訳)も講じたであろう。後の『義経記』には「神泉苑の池にて仁王経を講じ奉らば、八大龍王も知見納受垂れ給う」とあると聞く。」(エンサイクロペディア空海「請雨法による密教祈祷」より)

 これをよむと、マジカル・ナンバーは「13」らしい、メモしておこう。というわけで、あとはつくるだけである。といっても、なんのことはない。チベタン・ホルンをチベタン・サックスにするには、マウスピースをサックスのものにとりかえればよい。

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▼ヤフオクで買ったときの状態(写真は出品者による)

 以前、チベットの鍛冶屋が、チベタン・ホルンをつくる映像をみたことがあるので、分解の仕方は分かっている。継ぎ目にはニカワのようなが使われているので、それを溶かしてはずせばいい。

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とかす。

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はずす。

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きる、けずる。

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みがく。

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アダプターをさし、コルクをまく。

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できた。

 改造していてはじめて気がついたのだが、金属製のものでも木製のものでも、チベタンホルンのベルの内側は赤く塗ってある。自分が持っているものは、手抜きなのかなんなのか分からないが、地金のままである。これはよくない。ベルの内側を赤く塗ることには、なにか意味があるに違いない(人間の口のなかを再現しているのかもしれない)。

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▼ふつうのチベタン・ホルン

 楽器ならともかくも、「呪具」として使うのだから、ここはゆるがせにできないところである。アフリカで弟子入りしていたシャーマンも、呪具で大事なのは色だといっていた。なので、ちゃんと塗装することにした。

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マスキングする。

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塗料は「アサヒペン」製ではなく、名前がいいので「神東塗料」製を選んだ。色はなるべく朱色に近いものがいいので「ライトスカーレット」にした。

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しあげる。できた。

さっそく吹いてみた。サックスのマウスピースを改造したユーフォニウムに挿して吹いたときの感じ(「怒りの重火器サックス」参照)に近いが、バズ音がいまひとつ足りないし、音色と音程のコントロールがききすぎるので、リードをプラスティック板でリードをつくることにした。

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きる。

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みがく。

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できた。

吹いてみたら、ブババババブリブリブリーっと、なかなかいい感じである。

ドローン音だけでなく、「プロフェッサー・ギルの笛」のように、相手の不完全な良心回路を狂わせるような暗い旋律も吹きたいので、音孔をあけることにした。

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あなをあける。これで基音のBナチュラルにくわえて、Cナチュラルも出るようになった。

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 仕上げにカラスの羽根や法具をとりつけ、嵐のようなサイクロン音がでるように、DCファンをお守り代わりにつけた。密教のマジカルナンバー13をどうとりこむかは、また考えよう。その前に、あともう一本をどうするかである。

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もう一本は、トロンボーンのベルとトランペットのベル管、トロンボーンのスライド管をつなぎあわせてつくることにした。

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管をつなぎあわせる。

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ロウ付けする。

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マウスピースをつける。

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持ったときに安定しないので、指かけをつけることにした

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ゆびかけがついた

ということで、これが「自民党を呪うチベタンサックス」

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▼イルコモンズ作「自民党を呪うチベタン・サックス」(2013年)

こっちが自民党を呪うフランケン・サックス

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▼イルコモンズ作「自民党を呪うフランケン・サックス」(2013年)

この2本をセットにすると、

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▼イルコモンズ作「自民党を呪う嵐をよぶサックス」(2013年)

できあがり。

 ローランド・カークみたいに、両方のマウスピースをくわえて同時に吹いてみた。ブブブボォブブブウブブブブウっと、なかなかいい感じの音がする。残念ながらカークみたいに口が大きくないので、2本吹きだと音量がどうしても小さくなるし、バズ音も足りない。これをひとりで吹きこなすには練習が必要だが、ふたりいればいけそうだ。プラスティックのリードなので、サックスを吹いたことのない人でも音がだせるし、アンブシュアが安定してないほうが、よりきたない音がする。

 ということで、これでどうだい、ちびこもんず?(つづく)
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by illcommonz | 2013-12-24 12:53
▼[ちびこもんず] 「嵐を、これから」
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▼「1222再稼働反対・国会大包囲から:その②:「フフフッ、嵐はこれから NO NUKES」(日比谷野音)2013年12月22日 山本宗補撮影」

▽ちびこもんず 「おい、いるこもんず。」
▼イルコモンズ 「なんだ、ちびこもんず。」
▽ちびこもんず 「なんか、わすれてないか。」
▼イルコモンズ 「あ、」
▽ちびこもんず 「フフフッ、」
▼イルコモンズ 「これから?」
▽ちびこもんず 「これから。」
▼イルコモンズ 「じゃ、やるか、嵐のサックス
▽ちびこもんず 「フフフッ、」 (つづく)
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by illcommonz | 2013-12-24 09:01
▼「1222 再稼働反対★国会大包囲 年内トドメの大抗議!!!」
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「1222 再稼働反対★国会大包囲 年内トドメの大抗議!!!」
[日時] 2013年12月22日(日)12:30-17:00
[場所] 東京・霞ヶ関国会周辺
[主催] 首都圏反原発連合
[協力] さようなら原発1000万人アクション原発をなくす全国連絡会/
脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働反対阻止全国ネットワーク

12:30 開場(先着順 3000人)
13:00-14:00 集会(日比谷公園野外音楽堂)
15:00-15:15 国会包囲スタートミニセレモニー(衆議院第二議員会館前)
15:00-5:30 国会大包囲
15:30-17:00 大抗議(首相官邸前/国会正門前/ファミリーエリア)

★日比谷野音集会 13:00-14:00 日比谷野外音楽堂
[スピーチ] 鎌田慧/水野誠一/木内みどりほか
[アジテーション] Sing J Roy/ECD/ATS

★国会包囲スタート地点ミニセレモニー 15:00-15:15 衆議院第二議員会館前
[オープニングアクト] Samba Planeta
[スピーチ] 吉良よし子/鎌田慧/水野誠一ほか

★国会前大集会 15:30-17:00 国会正門前
[登壇者] 鎌田慧/長瀬文雄/淵上太郎/吉岡達也/柳田真
[ゲストスピーチ] Sing J Roy/わたなべりんたろう
[ライブ] NORA BRIGADE/EGG BRAIN/ECD+ATS
[国会議員] 菅直人/笠井亮

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▼首都圏反原発連合 MCANjp
「【歓迎】「1222再稼動反対★国会大包囲」→http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3811 15時から15時30分の大包囲の際、「反原発」の横断幕を付けた乗用車、トラック、ダンプによる国会回周を歓迎します! pic.twitter.com/lWA0aSBJ1w」(2013年12月8日)


▼映画「コンボイ」予告篇

▼こーたろー@koutaro26
「【拡散希望】 【12.22 国会大包囲】【ドラム隊】15:30からドラムサークルを国会正面通り坂下(国会前エリアの並び、ドカドカやってるのですぐわかります)で行います 。ドラム・ホーンのみならず様々な楽器や鳴りものご持参の方もそうでない方も是非!」(2013年12月21日)

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 ことし最後の大包囲、明日はNORA BRIGADEなどで参加します(しました)。

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「原発ゼロ 再稼働やめて 1万5000人 国会をぐるり」
 「首都圏反原発連合(反原連)は22日、「再稼働反対☆国会大包囲」を開催しました。原発を「重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画を年明けにも閣議決定して再稼働を進めようとする安倍晋三政権。東京・日比谷野外音楽堂での集会、国会大包囲、首相官邸前・国会前大抗議に参加した、のべ1万5000(主催者発表)の人たちは、「年内トドメの大抗議」として、「原発ゼロ」「再稼働反対」の声を政府に突きつけました。」(2013年12月23日 赤旗)
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by illcommonz | 2013-12-21 19:54