
今日の東京の気温は32℃らしいが、イルコモンズの家の中は35℃である。木造平屋一戸建てで風通しは好いのだが、さすがに外気温が30℃を越えるとダメである。みるみるうちに室温が外気温を上まわり、ぐんぐんと体温に近づいてゆく。こうなると情状酌量の余地なく暑い。いま・そこでブラウン運動してる熱気の輪郭線が描けそうなくらいである(←意味不明)。まぁ、夏なので仕方がない。夏とはそういうものである。おかげで、どんなに夜更かしした翌日(昨晩は7時に眠った)でも、朝9時には起きてしまう。家にはエアコンもシャワーもお風呂もないので、今日みたいに暑い日は、ベランダサイズのビニール・プールを6畳の部屋の畳の上に出して、水風呂につかる。畳の部屋のなかにプールがある光景は、ちょっと変だが、ともあれ、これは気持ちが好い。プールサイドに折りたたみ式のビニール・チェアをひろげ、扇風機にあたりながら、「さて、今日は何をしようかな」と考える。「あ、そうだ、期日前投票に行こう」。そう決めて、庭になったキュウリをポリポリかじりながら、こんな日に公園の段ボールハウスで暮らすのはさぞかし大変だろうな、とそう思った。