たのしかった夏休みも終わり、
今日からたのしい新学期。
長かった夏休みが終わり、
新学期が始まった日の教室の、
こういう感じが好きだ。
でも、今年の新学期はこうらしい。
▼「
始業式は全員マスク」
「新型インフルエンザの感染が拡大する中、県内の多くの小、中学校で1日、2学期の始業式が行われた。 佐賀市の小中一貫校芙蓉校(小学生111人、中学生62人)では、すべての児童・生徒と教職員が学校にいる間じゅうマスクを着け、始業式は体育館に集合せずに校内放送で行った。マスク着用は少なくとも今週末まで続けるという。緒方俊昭校長は「みんなの日に焼けた顔を見られないのは残念です。うがいや手洗いを行い、マスクにも慣れてください」と呼びかけた。小学校低学年のクラスでは、担任教諭がマスクの着け方などを指導した。県教委によると、特別支援学校などを含む県内の市町立、県立の小中高校のうち、56校の計108人がインフルエンザA型陽性と診断され、この日、欠席した。佐賀市や武雄市、江北町などの教委は保護者に対し、子どもの体温を登校前に測るよう要請。伊万里市教委は市立小、中学校24校の児童・生徒に5枚ずつ、計約2万6500枚のマスクを準備し、各校に配備した。」(2009年9月2日 読売新聞)
マスクについては、こういう意見もある。
▼「
非発病者が感染目的にマスクを着用することの効果について」
「マスク着用時間内だけ、呼吸器にウイルスが侵入することを防止することは可能と考えられるが、接触感染、空気感染を完全に防ぐことは不可能である。十分な手洗い、そしてマスク着脱の際、表面に付着している可能性あるウイルスに汚染しないように注意、そして十分な洗顔、洗髪等と併用して、初めて効果が発揮されると考えられる。」
「米国医学研究所委員会(The Institute of Medicine)」の結論(2006年4月)
http://www.iom.edu/CMS/3740/32033/34200.aspx
「パンデミックに際してマスクが効果を持つという根拠はない。マスクを着用する効果を信じて、パンデミックの期間、家庭に留まらず外出する市民が増えることが懸念される。インフルエンザの感染経路は次の3通りである。
・手を介して感染(接触感染):患者がクシャミをした際、口を手で被って、その手でドアのノブを触る。そこを他人が触れる。
・ウイルスを含んだ飛沫物による感染(飛沫感染):患者がクシャミや咳を直接空間に向かってした場合、ウイルスを含んだ大きな粒子が周辺に飛び散る。
・微小粒子による感染(飛沫核による感染、空気感染):長時間空中に漂い続ける微小粒子による感染。
これらの3感染経路のどの部分をブロックしたなら、最も効果があるかは誰も分かっていない。」