「パンデミックに際して
マスクが効果を持つ
という根拠はない。」
(米国医学研究所委員会報告書)
だとしても、自分の手でこしらえたり、自分の考えで選んだ、さまざまな色やかたちのマスクをしてると、「自分の身は自分でまもる」という、自主独立とDIYの気構えができる。病は気からである。とりわけ「生政治」(*)の時代にあっては、こういう危機の時こそ、パニックに陥らず、自己の「生」の管理をたやすく権力に委ねないようにしたいものだ。ということで、自家製のマスクをつくろうと思った。最近よく目にする「遮断率99.9%」のハイテク・マスクでも、「結論」として、罹患防止効果は万全ではない(ただし罹患者が人に伝染さないようにする効果はある)ようなので、このさい、ローテクでもノーテクでもいいから、自分の好きな素材と好きなデザインのマスクをしようと思った。
▼「生政治」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
「現代社会の支配体系の特徴として、例えば政府等の国家が市民を支配する際に、単に法制度等を個人に課すだけではなく、市民一人ひとりが心から服従するようになってきたとして、個人への支配の方法が、これまでの「政治」から、ひとりひとりの「生」にまで及ぶようになった。これを「生政治学(Bio-politics)」という。」
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[追記] 耳が痛くなくても、これはいやだなぁ。
「アース製薬は2日、顔に直接張って使うマスク「ウィルガード バイラマスク」を5日から発売すると発表した。肌に密着するため、鼻やほおの周囲などにすき間ができやすい従来のマスクと比べてウイルスなどの侵入や飛散を防ぐ効果が高いという。マスクは米メーカーが開発し、昨年3月から現地で発売している。裏面の粘着シールで鼻から下半分に張り付けて使う。耳にかけるバンドがないため、耳が痛くならず、顔のサイズに関係なく使用できる。値段は1枚入り900円、5枚入り4,250円となる予定で200万~300万枚の販売を見込んでいる。」