「恐怖はつねに無知から生まれる」
(ラルフ・エマーソン)
というので、500ページ近くある
この本を、かなりとばしながらも
ざっくり読んでみた。
▼アルフレッド・クロスビー
「史上最悪のインフルエンザ
~忘れられたパンデミック」
(みすず書房)
そしたら、ますます不安になってきた。でも、そういう不安につけこんで、ろくなことをしかねないのが国家や企業なので、くれぐれも気をつけよう。ちなみに、この本でいちばんこわかったのはやはり、大都市でのインフルエンザの蔓延が「グラン・ギニョール的カオス(=グロテスクで猟奇的な地獄のような混沌)」をひきおこすところ。都会はおそろしい。あと、おかしかったのは「反マスク同盟」。