(その1)
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「日本以外のギャラリーの回答:2. マーケットの状況」
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「日本のギャラリーの回答:2. マーケットの状況について」
「100%減」ってのがすごい。リーマンショック以前のアート・ビジネスがなんだったのかが、これでよくわかる。アートシーンが好調だったのではなく、好調な投機マネーがアートに流れ込んできてただけのことだったのだろう。「売り抜け」できた作家やギャラリーはよかっただろうが、バチもんをつかまされた投機家やコレクターは気の毒だ。これから美術史のなかで、「リーマン時代のバブルアート」という"しるし"をつけてみられる作品がでてくるのは必至である。ドリーム・イズ・オーバーである。これにこりて、まっとうなアートがリバイバルすることを願いたい。
以上、「美術手帖」ではなく、「ARTit」によるアンケート結果でした。
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(その2)
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「GEISAI#13@三芳」
「場所はカイカイキキの新しい工場、埼玉県三芳町。コンセプトby『節約してでも開催するぞ!』です。とにかく金のかからないようにしていままで出続けて来た大大大赤字に歯止めをかけ等身大のGEISAIに戻る、、、と。GEISAI♯1は全部手造りでした。いろいろ文句言われたけれど、でも、全身全霊でやって、次、又次!と繋げて来ました。いままで、出来る限りのウェルメイドなオーガナイズや他イベントとは違ったクオリティを目指して来ましたがアートバブルもクラッシュしましたし、無理が出来なくなりました。なので、、、元に戻って手造りでやろうと。出展料金はあんまり変わりませんが、今までが過剰品質だったので、その辺はご理解の程、お願い出来れば有り難いな、、、と。大赤字が赤字になるだけっちゃあ、それだけなのですが、、、。。。今回は審査員、いません。そして、出展ブース数は約200ブースのみ。だから、ここからのデヴューはあくまでも本人達の発信力。どうですか?全く違ったGEISAI。「死ぬまで芸術やりますか?」=「Yes we can ! もちろん!!」どんな境遇でもやり続ける事。人間の表現の根源を問う、今回のGEISAI。あえて、ナンバーズとしてみました!みなさん、いかがでしょうか???」(ちあまん - 村上隆)
結果として、「芸術起業論」は「持続可能なアートフォーム」ではなかったということか。
とにかく状況は一転した。GEISAIの方には、いちおう、がんばれ、と、いってみるけど、
みなさんは、いかがでしょうか?(あなきすと - イルコモンズ)