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▼ダミアン・ハースト作「神の愛に仕えて(笑)」
("FOR THE LOVE OF GOD, LAUGH") (2007年製造)
神とは金のことである。金融資本主義の来たるべき運命とその末路にたむけられた、
悪趣味芸術の申し子ダミアンの「メメント・モリ(=死を想え)」的作品、あるいは呪詛。
21世紀初頭のアートバブル期における「呪われた傑作」にして「確信犯的駄作」。
たとえば、この写真を表紙にして、「アートバブルは終わった」という特集号をいまだに
日本の美術批評誌(つまり「美術手帖」のこと)が組まない(組めない?)のが不思議。
それとも「美術批評も終わった」のだろうか。
もし原稿依頼がきたら、書くことは決めてる。文字数制限が何文字だろうと、
そんなことは関係なく、ただ、
お し ま い (さて、気をとりなおして、次にいこう。)
とだけ書いて、あとは全部白紙の「コンセプチュアル・レヴュー」あるいは「確信犯的駄文」。
もちろん、規定の原稿料は、ダミアンがそうしたように、耳をそろえて全額もらう。もっとも、
ダミアンのこの作品は、50,000,000ポンド(約12,000,000,000円)で、原稿料は、
その2,000,000分の1以下だけど、重要なのはまんまと金をせしめること。あるいは、
文化的収奪。
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[追記] そのダミアン、最近はこんな絵を描いてるらしい。ベーコン?
http://www.artdaily.org/index.asp?int_sec=2&int_new=32422