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▼「さよならG8- Time To Say Goodbye G8 PV」(2008年) ▼「G8からG20時代へ 新興国の発言力、一段と」 「G20サミットの定例化が決まり、世界的な経済問題を議論し調整する中心的な場は、主要8カ国のG8からG20に移る。国際通貨基金(IMF)の議決権シェアでも新興・途上国の比率が上昇。中国など新興国の発言力が一段と高まりそうだ。一方で、意見調整がより難しくなる恐れもある。オバマ米大統領は記者会見で、これからは「G20がリードする」と述べた。G20には中国のほか、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカなども参加する。」(2009年9月27日 日経ネット) 去年つくったビデオに書きこんだ「G8を過去の歴史にしよう」「追悼 G8(1975-2008)」というフレーズが、これでほぼ現実のものになった。依然として「サミット体制」は存続するとしても、ともかくこれでG8は終わった。これまでG8に反対してきたアクティヴィストたち、アナーキストたち、エコロジストたち、そして、オルター・グローバリゼーション・ムーブメントにかかわっている、すべての人たちとともに、「これはまだ勝利ではないが、しかし、私たちは勝ちそうだ(WE WIN)」とよろこびあいたい。たとえ、それがおおげさにみえたとしても、やはり、いちいち、よろこびたい。シアトルのときのように、そして、アウトノミストの娘たちのように。 「再生産労働のほんの一瞬の寸断、あるいは、断続する生の時間のほんの一瞬にも、アウトノミストは、そこに大げさな価値を見いだしていちいち喜ぶ。このくだりから、極東の小娘らが不遜にもまねるようになったのは、この世界にある人びとの、いかなるささいな振る舞いをも、挙措をも、変革の兆し、いや、変革そのものと見いだす視点、いちいちよろこぶ態度だったかもしれません。世界の片隅でおこるどんなことをも、居ながらにして掬いとる、抜け目ないアウトノミストの娘たちは、グローバリゼーションの予期せぬ結果として、増殖しつづけ、ますます複雑となり、かろうじて結合し、抜け目なく世界を凝視しつづけています。」(松本麻里「極東のアウトノミストの娘たち」) ところで、アナーキスト人類学者のデイヴィッド・グレーバーはこう書いている。 「直接行動運動が直面している最大の問題は、自分たちが勝利したときに何を行うべきか分からないことである。奇妙なことを述べているように思われるかも知れない。私たちの多くは最近別段勝利したと感じていないからである。大部分のアナキストは、今日、グローバルジャスティス運動はなんだかプツッと止まってしまったようだと感じている。」 であるならば、なおさらのこと、勝利しつつあることを抜け目なくよろこび、それを大いに表現するべきだと思う。望ましい未来を先取りして示すことが「予示的な政治」なら、いまが、それを示すときだと思う。ということで、オルター・グローバリゼーション・ムーブメントが勝ちつつあることを祝って、「NO G8 ACTION JAPAN」のポスターをここにかかげたい。「NO G8 ACTION JAPAN」が勝った!やったー! ![]() テレビのどのチャンネルをまわしたって、「オルター・グローバリゼーション・ムーブメントが勝ちつつあります」なんて、スポーツ・ニュースみたいに教えてくれるニュース番組はないのだから、自分たちで「勝った」と宣言し、自分たちでニュースを伝えあい、自分たちでよろこびを表現しよう。世界が変わらないなんて誰が云った?世界はちゃんとこうやって変わる。変えようとする人たちがいる限り、かならず変わる。 ▼「クラウン・アーミー解放 - A Clown Army Released」 (2008年) このビデオのロールにでてくるグループの人たちみんなと勝利ををよろこびあいたい。 やったぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! [追記] 「私たちはまず、私たちの夢が、実際に目に見える物理的な現実になるような社会秩序を目標として予感し、先取りすることが必要なのです。」(ヨーゼフ・ボイス「芸術と社会」)
by illcommonz
| 2009-09-28 19:25
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