NO SPACE、NO CHOICE、NO JOB。居場所がない、選択肢がない、仕事がない。グローバリズムの時代の「奪われ続けた20年」の後にやってくる、これからの10年は「反撃の時代」になるんじゃないかと、そんな予感がしている。いま、世界のあちらこちらで「反撃開始のサイレン」が静かに鳴りはじめてる気がする。サイレンは、いつも突然鳴りはじめ、反撃は、いつも思わぬところからやってくる、まさに、この映像のように。もう孤独じゃない、もうテロはない、金がすべてじゃない、そして、「NO」は、もういらない。「これはまちがってる」と思ったら、「まちがってない」と思うものを、ぼくら、自分/たちでつくる。「これはおかしい」と思ったら、「おかしくないもの」を、ぼくら、自分/たちで考える。「これは変だ」と思ったら、「変ではないもの」を、ぼくら、自分/たちで分かち合う。「NO」は「GO」の合図だ。もう、「NO」にふりまわされずに、ぼくら、自分でやる、自分たちでやる。DO IT OURSELVES の世界のはじまり。いまは、まだ散発的に、でも、やがて、あらゆる場所でサイレンが、鳴る。