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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼社会彫刻はアートによる野外ボランティア活動ではない
▼社会彫刻はアートによる野外ボランティア活動ではない_d0017381_16295487.jpg















【訂正】
10月12日の
まちがいです。
▼「RERCLAIM THE TOLERANCE/社会彫刻としてのADG
アサヒ・アートスクエアAAF学校・第6回:アクティビズムと芸術+ワークショップ
[日時] 2009年10月12日(祝) 14:00-18:30 (270分)
[場所] アサヒ・スーパードライ・ホール5階(東京都墨田区吾妻橋1-23-1)

 「シアトル以後の「新しいアナーキズム」(デヴィッド・グレーバー)の「複数の特徴」である「非暴力、協働、戦術の多様性、ブロック・システム、予示的政治、コモンズ、合意形成、直接民主主義」などを、ドラムサークルを通じて体験するワークショップ。セプテンバーイレヴン以後、奪われ続けてきた寛容さと寛ぎをとりもどすための「社会彫刻」の創造。「群れ」のメディアとしての「ドラムサークル」の提示。(ファシリテーター:イルコモンズ)」

【ご注意】 このワークショップには政治的内容がふくまれています。

今回はADGを270分(4時間半)やります。詳細はAAFのサイトまで。

【配布資料】
▼イルコモンズ編「ADG(アナーキストドラムギャザリング)のためのテキスト」

▼社会彫刻はアートによる野外ボランティア活動ではない_d0017381_1631293.jpg
「現代文明の世界は非常に不公平に分配された物質的な繁栄を獲得しようとあせりにあせって、民衆の芸術を全く抑圧してしまったということなのである。言葉を換えていうならば、民衆の大部分は芸術に参与していないのだ。(...) これだけでなく、もっと悪いことがある。民衆のために民衆によってつくられた芸術をなくしてしまったために、彼らは労働に本来あるべき慰安をうしなってしまったということだ。それは彼らが昔は持っていた慰安であり、今後も常に持っておくべき慰安である。それは労働自体の力で自分の思想を同胞に伝える機会に接する喜びにほかならぬ」ウィリアム・モリス「芸術と社会主義」

「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りに、ちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は、人の世よりもなお住みにくかろう。越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろげ)て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」夏目漱石「草枕」

「Q:芸術家がお金によって堕落しないようにするにはどうしたらよいのですか?
A:現在の芸術は資本主義社会の中で貨幣によって乱用され、多くの若い人々に誘惑的に働いています。(...) 私から忠告させてもらえば、現在の体制を変えなければならないということです。そのためにわれわれは、お互いにむすびつき、連帯しなければなりません。そのために多くの人々、多くのグループを集めなければなりません。そして今とは違ったことをしなければなりません。ただ選挙によって何らかの政党を選び、それによって現在の体制を結果的に擁護するというようなことでは駄目なのです。逆にまったく直接的で民主主義的な工作をしなければなりません。」ヨーゼフ・ボイス「対話集会」

「市場は、市場の力は、ありとあらゆる潜勢力を呑み込み、それらの潜勢力が特異なものになる可能性を、それらが誰かまたは何かにとって価値を持つ可能性を、奪い去る。それらが生産する可能性を奪い去る。創造性は抜き取られる。市場という大きな循環装置が、主観性(主体性)の無を生産している。尺度も希望もなく、方向もリズムも失って、発狂しつづけるメリーゴーラウンドは回転し続けているんだからね。これ以上にないほど凄まじいザッピングで、千ものチャンネルを次々と映しだすテレビ画面のようだよ。イメージが破壊されるばかりでなく、想像力も破壊される。もはや記憶もない。」アントニオ・ネグリ「ポスト近代について」

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▼イルコモンズ編「社会彫刻はアートによる野外ボランティア活動ではない
~反体制アートNPO法人は可能か?」

▼社会彫刻はアートによる野外ボランティア活動ではない_d0017381_16302731.jpg
「すべての人間が芸術家であるということは、すべての人間に本当の能力があるということです。なにも音楽をつくったりする必要はないのです。例えば、今日の現代的な飛行機に乗り込みますと、この飛行機を作るためにどれほどの発明の才能が必要であったか、どれほどの創造力、クリエィティヴな力が必要であったかということがすぐに解ると思います。その意味ですべての人間が芸術家だと私は言っているのです。昔のドイツ語の表現ですが、医学を医術、農業を栽培術といったりしましたが、その術(クンスト)が必要なわけです。もちろん芸術でもその術を使わなければなりません。いわゆる現代の近代以降は芸術の概念を非常に高度な精神行為に美化してしまいました。昔は芸術という言葉はもっと技術とかの概念に近いもので、日常的に使えるということを本能的に予感できる言葉でした。その意味で芸術大学とか、あるいは画廊とかいうろくでもない、けつの穴みたなところで営まれているものだけが芸術だと思ってはならないわけです。」ヨーゼフ・ボイス「草月ホール対話集会」
by illcommonz | 2009-10-09 16:34
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