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いる・こもんず 【普通名詞】 01| ありふれて変なもの 02| 扱いにこまる共有物 03| 分けても減らぬもの 04| 存在とは常に複数で他と共にあり、狂えば狂うほど調子がよくなる
はじめに、ふた、ありき

イルコモンズ編
見よ ぼくら
四人称複数
イルコモンズの旗
(Amazon.comで
大絶版廃刊中)
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▼バンクシー 対 美術新潮

▼「バンクシー 対 ブリストル市立美術館」展

 「BANKSYの凱旋展。徹底した匿名主義で、メディアへの露出も、過去にいちど覆面インタヴューに応じたきり。製作現場を目撃されたこともないし、本名や出身地についても黙秘をつづけるこの正体不明の人物を、ブリストルの人びとはホームタウンヒーローをみなしているらしい。ブリストル市立美術館の全面協力をえて極秘裏に準備された今展では、名画パロディやアニマトロニクスの動くオブジェなど約100点を展示。乾いたユーモア、屈折した知性、痛快なアナーキズムが随所に発揮されていて、楽しめる。6月下旬、壁画が汚損され、メディアがこれを美術品破壊として報道したのをみると、いまやバンクシー本人がセレブ、もしくは打倒されるべき権威とみなされつつあるらしい。それは致し方ないところだけど、美術という安全地帯に逃げ込んだりせず、これまでどおり腕白ぶりを貫いてほしい。」(前橋重二「世界一有名な悪戯芸術家、バンクシーが地元美術館で大暴れ」)

 この記事は「美術手帖」、あ、まちがった。「美術手帖」ではなく「芸術新潮」に載ったふるいレヴュー記事。もう一度、まちがえないように書いておくと、これは「美術手帖」ではなく、「芸術新潮」の2009年8月号に載った記事。ちなみに同じ月の「美術手帖」の特集はというと、「伊勢神宮」だった。「え、それは「芸術新潮」のまちがいじゃないの?」と思われるかもしれないが、まちがいではない。「美術手帖」2009年8月号の特集は「伊勢神宮」である。さらに、ウォルト・ディズニーのパートナーだった「メアリ・ブレア展」もスペシャル・フューチャーされている。それに対し、「芸術新潮」の方はというと、「トミー・ウンゲラー」の特集号で、イルコモンズの好きな(そして。ちびこもんずも大好きな)「すてきな3人ぐみ」などの絵本作家として知られるウンゲラーの知られざるダークな側面をフューチャーした好企画だった。

▼バンクシー 対 美術新潮_d0017381_13261560.jpg
▼「美術手帖 対 芸術新潮 2009年8月の変」

 それはさておき、「いまやBANKSYもセレブだ」ということは、誰もが口にしたくなる、云わずもがな、なことなので、スルーするとして、ブリストルでの展示はというと、悪口が思いつかないくらい、文句なしに、すばらしいものだった。あ~あ、いつになったら、日本でみれるのか、バンクシー、あ~あ。


▼「バンンクシー対ブリストル美術館」展

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[追記]
「バンクシーはウンゲラーの本にでてくる三人ぐみみたいに、すてきだね。
 ねぇ、そう思わない、ちびもこんず?」


▼「バンクシー、ディズニーランドにゆく」(2006年)

バンクシーにジェラシーを感じるのは、こどもたちもバンクシーが好きだというところ。
うぅぅん、くやしい。
by illcommonz | 2009-10-16 13:30
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