はじめに、ふた、ありき
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福岡のひがつうしんさんが、「招待券」のお返しに、「アクティヴィズム3.0」の感想をブログに書いてくれました。
----ここから---- ▼ひがつうしん 「あらゆるものがアートであり、アクティヴィズムであり、メディアである現在と未来の世界」 以前ちょっと触れましたが、ヨコハマ国際映像祭に参加中のイルコモンズこと小田マサノリさんのブログhttp://illcomm.exblog.jp/10434387/に呼応して、改めて展示の感想を。現在「remo+いるといらとそのなかまたち」として(「いる」がイルコモンズです。)新港ピアで「アクティヴィズム3.0(仮称)~リーマン・ショック以後の世界の「新しい反資本主義の表現者」たち」展を開催中。 小田さんを知ったのは、4年くらい前に福岡で映像やテキストを使った勉強会みたいなものに参加した時でした。絵を描いたり見たりするのが好きだったのが、「はて?」と立ちどまってしまい、アートに対する漠然とした疑問が湧いていた時だったので、「アートとは何か?」「社会とは?」「デモクラシーとは?」等について語られたそのイベントは、まさに!なものだった。アートが持つ力について悶々としていた中で(今もしていますが爆)、「社会」とか「政治」とか、そういうものとのつながりというか、もっと広く、生きていく行く中でのアートの立ち位置というか、うまく言えませんがそのようなものを考えていく、思考のきっかけを与えてくれたのでした。 今回の展示もまさにそのような「思考のきっかけ」になるもの。多分「映像祭」のようなイベントに行く人って限られていて、映画好きだったり、アート好きだったりだと思うんですが、そういう人はもちろん、アートとかそんなの全然興味ない人、近所の人、通りすがりの人、にとっても、会場に行ってこれをバーンを見せられると、思考がいろんな方向に広がるのではないでしょうか。今回の展示では、「世界中の(そして日本の)さまざまなメディアを使った新しい社会運動 (=アクティヴィズム)の「現在」と「未来」」が紹介されています。 「映像はもちろんのこと、音楽、グラフィティ、手芸、ブログ、自転車、デモ、料理、ジン、園芸、フライヤー、裁縫、DIYワークショップ、買物、キャンプ、電子工作、パフォーマンス、出版など、ジャンルを超えた、さまざまなメディアを組みあわせた多様な表現がおこなわれています。そこではアートも例外ではありません。アクティヴィズムにとって、アートとその展示方法は、数多くあるメディアのうちのひとつなのです。」 「わたしたちは、この状況に「メディアする身体(からだ)」を見いだします。例えば、「映像メディア」を考えるとき、映像だけでなく、「あらゆるものがメディアである」ととらえることなしに、新しいイメージをつくりだすことはできません。自らメディアを手に表現するときに、自然と身についてくる読み書き能力(メディア・リテラシー)こそが、いまわたしたちに必要なものではないでしょうか。(「ごあいさつ」より)」 個人的に一番興味深かったのは「G8 2008をめぐる映像+音、あるいは集団的創造のプロセス」。反G8サミットデモの様子を15台のビデオカメラで撮影したものを、15台のモニターで同時に流している。同じ時間・違う場所のそれぞれの表現。。他にも、会期中は参加型のいろんな活動が行われていてるので、是非行ってみてください!・・・と、そこで、チケットプレゼントのお知らせです笑。 感想をブログに書くことで、小田さんからチケットを頂けたので、「行く!」という方は連絡ください。遠方の方でもOK、送料負担します。このチケットで他会場も入場可。なお期間は、10月31日(土)-11月29日 (日)11:00-19:00(土/日/祝 10:00-19:00)。ヨコハマ国際映像祭http://www.ifamy.jp/ 「小田マサノリ/イルコモンズ:元・現代美術家、アナーキスト人類学、メディア・アクティヴィスト。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員、中央大学文学部兼任講師。1989年から1996年にかけて文化人類学者として東アフリカでフィールドワークを行う。帰国後「日本ゼロ年」展 (1999年)「横浜トリエンナーレ」(2001年)などに出品。トリエンナーレ開催中に起きた9.11に対し同展が無反応だったことに抗議して展示を中断。一年後の2002年9月11日「去年、トリエンナーレで」展最終日に「現代美術家廃業宣言」を行う。2003年、米英軍のイラク攻撃に抗議し、椹木野衣らとともに「殺す・な」を立ちあげる。以後、イルコモンズ名義で様々な社会運動にコミットするかたわら、アクティヴィズムをテーマにしたワークショップ、執筆、デザイン、映像制作を活発に行う。2008年、大阪市立近代美術館で「イルコモンズの回顧と展望(仮称)」を開催。同年、洞爺湖サミットに反対するデモにおいて「デモ隊を扇動した」容疑で逮捕・勾留(後に不起訴処分)。同年、EXIT ART(ニューヨーク)で開催された「サインズ・オブ・チェンジ」展に出品。現在、デモクラシーをテーマにしたアート・アクティヴィズムの展覧会を準備中(※現在「ヨコハマ国際映像祭」で開催中)。著述に「見よぼくら四人称複数イルコモンズの旗」(「現代思想」03年2月号) 「〈帝国〉のアートと反資本主義の表現者たち」(「VOL」第3号)、「アクティヴィズムの回顧と展望」(「図書新聞」09年2月14日号)など多数。著書なし。(小田さんのブログより)」 この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。 ----ここまで---- という具合に「クリエイティヴ・コモンズ・ライセンス」つきのブログ記事なので、「無断転載」とか「無断引用」とか、そういう堅苦しい但し書きをつけずに、書いたもの・書かれたものを、こんなんふうに、のびのびと共有できます。はじめはちょっと面倒くさそうに思えるかもしれませんが、やってみると簡単だし、便利です。なにより、これをきっかけに、「クリエイティヴ・コモンズ」があたりまえのものになる「コピーライト革命後の世界」に一足先にふれることができます。 「いるといらとそのなかまたち」の公式ブログの方では、無条件に招待券を分け合う分配方式のギフト・プロジェクトもはじめましたが、がんこなイルコモンズは、一度云い出したらきかないので、「イルコモンズのふた。」では引き続き、「クリエイティヴ・コモンズ・ライセンス」つきのコメントや感想と交換に招待券をさしあげる互酬式のギフト・プロジェクトを続けます(詳しくはこちら)。というのは、それによって「クリエイティヴ・コモンズ・ライセンス」がひろまることを願っているからです。そしてさらにこれから先、自分たちも身のまわりで「地域通貨」が普及しはじめたとき、地域通貨と交換できるモノを何ひとつ持ってなくても、「魂の労働」としての文章やことば(あるいは歌やアートやおはなし)とひきかえに何かモノを手に入れられるようになればいいなと、そう思っているからです。招待券と感想文の交換が、そのための予行演習になればと思ってます。
by illcommonz
| 2009-11-17 03:06
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