このごろは眠れない おかをひいては眠れない
夜空の下では眠れない ゆり起こされては眠れない
高田渡「生活の柄」
その後の知らせによると、
いるといらのともだち二人も拘束されてたそうです。
ふたりとも12時間拘束されていたそうです。
ふたりが帰ってきたら、1,000人近い人たちが
いったいどんな理由で、どんなふうに拘束され、
コペンハーゲンの寒い夜の空の下、
冷たい地面の上に放り置かれていたのか、
話をきいてみようと思います。
「COP15、気候問題での国連の限界が浮き彫りに」
「国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、同協定に「留意する」との決議を採択して閉幕。交渉決裂は回避した格好だが、コンセンサスに依存せざるを得ない国連の限界も浮き彫りになった。コペンハーゲン協定では、産業革命前からの気温上昇を摂氏2度未満に抑えるとの目標が設定されたが、達成に向けた具体的方策については言及しなかった。また、途上国支援に年間1000億ドルを拠出する計画も盛り込まれたが、その方法も詳細は触れられていない。さらに、温室効果ガス排出削減目標の数値決定も将来に先送りされた。」(「ロイター通信」 2009年12月20日)
12月19日、COP15は「コペンハーゲン協定」の全会一致での採択を断念し、同協定に「留意する」との決議を採択して閉幕(
2009年 ロイター/Christian Charisius)
居眠りしたまま「断念」し、居眠りしながら「留意」する政府関係機関の代表たち。
こんな代表たちにまかせておけないと考えたからこそ、多くの人たちあがったというのに、
そんな人たちの両手をしばりあげて、眠らせないでおくというのは、どういうことなのだろう。
眠りこんでいる者や眠りこまされている者たちを目覚めさせるな、ということなのだろうか?