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![]() ※画像をクリックすると大きくなります。 ▼アフィニティ・グループ 提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 「アフィニティ・グループ(英語表記:affinity group)とは、直接行動で共に行動する少数の活動家(通常3人から20人ほど)の小さな集団。アフィニティ・グループは上下関係や序列のない方法で組織され、通常は合意形成を用いて、しばしば信頼関係のある友人同士やその他の気の合う人々で構成されている。これらの方法は敏感で柔軟、脱中心化した組織の仕方を提供する。アフィニティ・グループは共有されたイデオロギー(例:アナキズム)、ある問題への共有された関心(例:反原発)、あるいは共通の活動、役割、スキル(例:streets medic)に基づいて作られる。アフィニティ・グループのメンバーシップは誰にでも開かれている場合と限られている場合の両方があるが、後者の方が一般的である。」 「シアトル以後のアクティヴィズム」の大きな特徴のひとつは、名前のある組織やNPOだけでなく、無数のちいさなアフィニティ・グループとそのネットワークからできているところにある。アフィニティ・グループは、アクティヴィズム以外の趣味や遊びや人生のたのしみ(音楽、食事、映画、読書、工作、手芸、おしゃべり、旅などなど)でつながっているグループなので、直接行動やデモがない時でも、あるいはそれが終わった後でも、持続的なつながりやつきあいが続く。世界はすぐには変わらないのだから、持続的であることは大切で、また、持続するにはたのしみが欠かせない。アクティヴィズム以外の共通の話題や関心があるので、「話し合い」とも呼べない、くだけた会話や、「会議」や「議論」とも呼べない、個人的な相談や話が気楽にできる。知らないことでも遠慮せずにたずねあえる。秘密や厳密さではなく親密さを共有するグループだから仲がよい。仲がよいだけでなく、ちいさなグループだからこそできる直接民主主義的なつきあいを尊重し、自由であること・平等であること・自発的であることを優先する。アフィニティ・グループには登録も手続きもない会費もない。小さなグループなので権力争いもなければ内部分裂もない。そんなことをしても、たのしみやよろこびが減るだけだし、そもそも分裂したり分派するほどの数がいない。アフィニティ・グループは、ケーキを分けあうように、なんでもよく分けあう。人数が少ないので分けるのも簡単である。集まるためにわざわざ場所を借りたりしなくても、人数が少ないので、誰かの家に全員が集まることができる。おもしろいことを思いついたら、手続きや承認を経なくても、すぐその場で実行できるし、飽きたらすぐやめる。そして、よく笑う。ばかげた会話の中から、思わぬアイデアや愉快な思いつきが生まれることもある。趣味を通じた知識や経験をそれぞれすこしづつ持ってるので、それがすこしづつ役に立つし、グループのために役立たせることができるのがうれしい。気をはらずに「ぼくら」や「私たち」とく口にできるのは気分がいいし、それはちょっとたのもしくもある。ちいさなアフィニティ・グループならではのちいさな連帯。なにかしたいけど、なにをしてよいかわからないなら、まずアフィニティ・グループをつくってみるとよいかもしれない。なにをするかはアフィニティ・グループできめればいい。アフィニティ・グループをつくることからはじまるアクティヴィズム。なにもしなくても、それまで存在しなかったアフィニティ・グループをつくったのだから、もうすでになにかしたのだし、ひとりのときとは行動や視点もかわる、世界の見方もかわる。こないだは、いるといらとそのなかまたちでキャンプをした。あしたはみんなで映画をみにゆく。みるのは映画「キャピタリズム」。ひとりでみにいくよりずっとたのしいだろうし、見終わった後はまた、しばらく話がつきないと思う。 [追記] このアフィニティ・グループに、ネットワークやサイトを介したヴァーチャルな地縁だけでなく、いつでも自転車でいったり来たりできるようなローカルな地縁的つながりが加わったら、もっと活動がアクティヴになるような気がする。
by illcommonz
| 2009-12-22 15:23
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